「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 一方聞いて沙汰するな
昨年の最後の観賞はシャンテでしたが、今年の最初も同じくシャンテで。
「エリザベス」とか「ブーリン家の姉妹」とかイギリスの歴史物も最近は観るようになり、ちょっとは彼の国の歴史にも詳しくなったかな・・・。
と思っていたら、本作も最初の方は時代背景や人物背景に知識がなかったので、やや催眠状態に・・・。
ですが、ヴィクトリアとアルバートが結婚してからは俄然目がパッチリとしました。
パッチリとしたのは二人の愛ということだけではなくて、観ながら統治システムということについて考えたからでした。
権力が集中している王政というのは、その頂点に立つ王が賢明であるならば優れたシステムと言えます。何故ならば様々な決断をするに際し、その決定のスピードが速いということ、そしてその推進力が強いということがあります。
一昨年の自民党末期をみればわかるように、議会制民主主義というのはあのような状況になると空転し、様々な重要なことが決まらないまま、時が過ぎていくという事態となります。
けれども王政は王が暗愚であったり、また経験が少ない場合にはこのシステムは悪い方向に振れます。
それは権力が集中しているだけあって、社会に破壊的なダメージを与えます。
そういう点で、権力者にはすべての情報が等しく入らなくてはいけませんが、結局は側近にいいように情報操作されてしまうわけです。
これは本作でもヴィクトリアが王位に就いたときの様子で描かれています。
本作を観ながら、一昨年のNHK大河ドラマ「篤姫」を思い出しました。
篤姫の場合は女王ではなく、どちらかというと本作でのアルバートのような立場ではありますが。
「篤姫」の物語の中で、彼女の母が「一方聞いて沙汰するな」ということを篤姫に教える場面があります。
対立する意見の両方をの言い分をきちんと聞いて判断せよ、ということなのですが、これが実際にはなかなか難しい。
統治者本人がそういう気があったとしても、双方の意見をきちんと聞ける状態にできるかどうかというのが難しいのです。
本作ラストではヴィクトリアとアルバートが共同統治を行ったと出ます。
女王一人の判断ではなく、重要な懸案についてはアルバートと共に解決の方法を見つけ出したということでしょう。
こちらも「篤姫」での将軍家定と篤姫の関係を思い出しました。
この統治システムというのは、王政の問題だけではなくて、現在の会社組織などにも言えるでしょう。
ワンマン社長の会社というのは王政と同じようなところがあります。
いくら優れた社長でもすべての情報を把握するのは難しい。
公平に情報を集める仕組みを作る、そしてできれば同等に意見を交換できるボードメンバーがいるということが望ましいですね。
全然、本作のテーマとは異なる視点で作品を観てしまいました。
こういう見方もあるということで・・・。

| 固定リンク
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 一方聞いて沙汰するな:
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [LOVE Cinemas 調布]
19世紀イギリスの黄金時代を築き、様々な権謀術数渦めく王室に身を置きながらもアルバート公との愛を成就させたヴィクトリア女王の若かりし頃を描いた歴史恋愛ドラマ。主演は『プラダを着た悪魔』のエミルーブラント。共演に『プライドと偏見』のルパート・フレンド。ほかにポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソンらが出演している。プロデューサーは『ギャング・オブ・ニューヨーク』のマーティン・スコセッシ。... [続きを読む]
受信: 2010年1月 2日 (土) 22時20分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 (試写会) [風に吹かれて]
政略結婚のはすが
結婚公式サイト http://victo [続きを読む]
受信: 2010年1月 3日 (日) 09時44分
» 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」絢爛豪華な舞台の生身の人間の孤独 [soramove]
「ヴィクトリア女王 世紀の愛 」★★★★オススメ
エミリー・ブラント、ルパード・フレンド、ポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソン出演
ジャン=マルク・ヴァレ監督、102分 、 2009年12月26日公開、2006年
(原題:THE YOUNG VICTORIA)
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
「イギリスを「太陽の沈まない帝国」と呼ばれるまでにした、... [続きを読む]
受信: 2010年1月 3日 (日) 11時52分
» 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 [ヨーロッパ映画を観よう!]
「The Young Victoria」 2009 UK/USA
ヴィクトリア女王に「プラダを着た悪魔/2006」「ジェイン・オースティンの読書会/2007」 「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「サンシャイン・クリーニング/2008」のエミリー・ブラント。
プリンス・アルバートに「プライドと偏見/2005」「縞模様のパジャマの少年/2008」のルパート・フレンド。
メルバーン卿に「ダ・ヴィンチ・コード/2006」「リリィ、はちみつ色の秘密/2008」のポール・ベタニー。
ケン... [続きを読む]
受信: 2010年1月 3日 (日) 18時20分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛@映画 [たび☆めし☆うま BLOG]
11月の試写にて。世界中が憧れる“理想のカップル”、ヴィクトリア女王とアルバート王子。二人の愛を育てたのは、知られざる幾多の波乱だった─。イギリスを最強の国家に導いた女王の、愛と真実の物語。英国王室の堅苦しさに対して、王女ヴィクトリアの天真爛漫さが微笑まし...... [続きを読む]
受信: 2010年1月 3日 (日) 18時25分
» *ヴィクトリア女王 世紀の愛* [Cartouche]
{{{ ***STORY***
18世紀の英国。ウィリアム王の姪ヴィクトリアは王位継承者として権力争いの真っ只中にいた。実母であるケント公爵夫人でさえ野望を抱く愛人のコンロイと共に娘を操ろうとするが、。ヴィクトリアは断固として摂政政治を拒否する。18歳で即位した年若い新女王が頼りにしたのは首相のメルバーン卿だった。さらに、政略結婚を企むベルギー国王が従弟のアルバートを送り込むが、2人は互いに一目で恋に落ちるのだった。 gooより}}}
イギリ..... [続きを読む]
受信: 2010年1月 3日 (日) 22時14分
» 『ヴィクトリア女王世紀の愛』(2009)/イギリス・アメリカ [NiceOne!!]
原題:THEYOUNGVICTORIA監督:ジャン=マルク・ヴァレ出演:エミリー・ブラント、ルパート・フレンド、ミランダ・リチャードソン、ポール・ベタニー、ジム・ブロードベント観賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>18世紀の英国。ウィリアム...... [続きを読む]
受信: 2010年1月 3日 (日) 23時33分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [象のロケット]
19世紀、イギリス。 病を抱えるウィリアム国王の王位継承者は、姪に当たるヴィクトリア。 彼女の母親ケント公爵夫人は個人秘書の言うままに、娘に摂政政治を承認させようとしていた。 一方、ヴィクトリアの叔父・ベルギー国王レオポルドは、“次期女王の夫”候補として甥のアルバートをドイツから呼び寄せ、イギリスに送り込んでくる…。 華麗なる王朝ラブストーリー。... [続きを読む]
受信: 2010年1月 6日 (水) 09時28分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [心のままに映画の風景]
19世紀イギリス。
ウィリアム国王の姪ヴィクトリア(エミリー・ブラント)は、筆頭の王位継承者として息苦しい生活を強いられていた。
次期... [続きを読む]
受信: 2010年1月 9日 (土) 13時22分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛/エミリー・ブラント [カノンな日々]
ヴィクトリア朝と呼ばれるイギリス帝国の輝かしい時代を築いたヴィクトリア女王の愛と真実を描く物語です。異国の女王の人物伝ももちろん興味あるところですが劇場予告編では19世紀のイギリス文化を再現する素晴らしい装飾品にも魅せられて、ぜひ観たいなと思っていた作品で...... [続きを読む]
受信: 2010年1月11日 (月) 17時18分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [ルナのシネマ缶]
「太陽の沈まない帝国」と
呼ばれたイギリスの黄金時代を
築いたヴィクトリア女王の
若き日々を描いた歴史ドラマ。
英国王室モノって
結構好きなのよねぇー。
エミリー・ブラントは
以外と良かったです。
19世紀の英国。
ウィリアム王の姪ヴィクトリア(エミリー・ブラント)は
王位継承者として権力争いの真っ只中にいた。
18歳で即位した年若い新女王が頼りにしたのは
首相のメルバーン卿だった。
また、政略結婚を企むベルギー国王が甥の
アルバート(ルパート・フレンド)を送り込むが... [続きを読む]
受信: 2010年1月11日 (月) 23時59分
» 10-07「ヴィクトリア女王 世紀の愛」(イギリス・アメリカ) [CINECHANの映画感想]
あなたの代わりは誰もいない
19世紀のイギリス。ウィリアム国王の姪ヴィクトリアは、筆頭の王位継承者として幼い頃から常に厳重な警護と監視の下に置かれ、息苦しい生活を強いられてきた。そして、いよいよ国王が病に倒れると、ヴィクトリアを巡る権力争いは一層激しさを増していく。
ベルギー国王レオポルドの命を受けてヴィクトリアに近づいたアルバートも、そんな次期女王の夫の座を狙う一人に過ぎなかった。ところが、ヴィクトリアの美しさに心を奪われたアルバートは、自分の気持ちを正直に打ち明けたことで、かえ...... [続きを読む]
受信: 2010年1月15日 (金) 00時31分
» 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 [It's a wonderful cinema]
2009年/イギリス、アメリカ
監督/ジャン=マルク・ヴァレ
出演/エミリー・ブラント
ルパート・フレンド
ようやく今年の1本目。2週間以上映画を観ないなんて、ここ数年なかったこと。ホント、観れるようになって良かった・・・(感涙)。
19世紀、イギリスを「太陽の沈まぬ国」と呼ばれる最強国家に導いたヴィクトリア女王の若い頃のお話。原題は「THE YOUNG VICTORIA」。
次期女王の座が約束されているヴィクトリア(エミリー・ブラント)だが、父が早く亡... [続きを読む]
受信: 2010年1月24日 (日) 01時24分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [だらだら無気力ブログ]
19世紀、イギリス黄金時代を築いたヴィクトリア女王の若き日の愛の軌跡を 描いた歴史大河ドラマ。19世紀のイギリス。国王ウィリアム4世の姪ヴィクトリアは、国王に子が いないために次期王位継承者の筆頭として幼いころから常に厳重な警護と監視 下におかれ、自由のな..... [続きを読む]
受信: 2010年1月24日 (日) 23時01分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009)THE YOUNG VICTORIA [銅版画制作の日々]
京都シネマにて初日に鑑賞。
18歳で即位し、英国を最強の国家に導いた若き女王。その愛と真実の物語。この国と、あなたを守る。
初日から大入り満員。100席ちょいのシアターも半分以上埋まっていました。人気あるのかな?こういう王室物って。。。。。お恥ずかしい話ですが、イギリスの王と言うと、エリザベス1世しか思いつきませんでした。そうそうヴィクトリア女王もいたんですよね。エリザベス1世の場合ですが、王位に巡っては陰謀や愛憎が渦巻くというかなりややこしい話でしたが。ヴィクトリアにおいては、誕生時から王位を... [続きを読む]
受信: 2010年2月 7日 (日) 10時49分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [eclipse的な独り言]
観てきました。観るペース上げてきました。コスチューム劇は我妻が結構好きなのです。(2月7日 静岡シネギャラリーにて鑑賞) [続きを読む]
受信: 2010年2月10日 (水) 08時56分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [りらの感想日記♪]
【ヴィクトリア女王 世紀の愛】 ★★★☆ 映画(6)ストーリー 19世紀のイギリス。ウィリアム国王の姪ヴィクトリア(エミリー・ブラント)は、 [続きを読む]
受信: 2010年2月14日 (日) 19時43分
» 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』'09・英・米 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ]
あらすじ18世紀の英国。ウィリアム王の姪ヴィクトリアは王位継承者として権力争いの真っ只中にいた。実母であるケント公爵夫人は、愛人のコンロイと共に娘を操ろうとするが・・・。感想本年度アカデミー賞美術賞衣装デザイン賞メイクアップ賞ノミネート目を奪われる絢爛...... [続きを読む]
受信: 2010年3月 9日 (火) 21時54分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [Diarydiary!]
《ヴィクトリア女王 世紀の愛》 2009年 イギリス/アメリカ映画 - 原題 - [続きを読む]
受信: 2010年3月23日 (火) 19時45分
» ヴィクトリア女王/世紀の愛 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
19世紀、イギリスを「太陽の沈まぬ国」と呼ばれる最強国家に導いたヴィクトリア。国と、愛する人に人生を捧げた美しき女王の、知られざる真実の物語。
物語:18世紀の英国。ウィリアム王の姪ヴィクトリアは王位継承者として権力争いの真っ只中にいた。
実母であるケン...... [続きを読む]
受信: 2010年4月 1日 (木) 16時23分
» 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」の衣装デザインでサンディ・パウエルがアカデミー賞 [映画雑記・COLOR of CINEMA]
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」でサンディ・パウエルが「恋におちたシェイクスピア」「アビエイター」に続いて第82回アカデミー賞で衣装デザイン賞、3度目の受賞となりました。 ちなみに「ベルベット・ゴールド... [続きを読む]
受信: 2010年4月 5日 (月) 09時11分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [C'est joli〜ここちいい毎日を〜]
ヴィクトリア女王 世紀の愛 '09:イギリス◆原題:THE YOUNG VICTORIA ◆監督:ジャン=マルク・ヴァレ ◆出演:エミリー・ブラント、ルパート・フレンド、ミランダ・リチャードソン、ポール・ベタニー、ジム・ブロードベント ◆STORY◆18世紀の英国。ウィリアム王の姪ヴィクト....... [続きを読む]
受信: 2010年6月10日 (木) 13時55分
» 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」(THE YOUNG VICTORIA) [シネマ・ワンダーランド]
英国のヴィクトリア女王(1819~1901年)の若き日の恋愛や政争スキャンダルなどを描いた歴史ドラマ「ヴィクトリア女王 世紀の愛」(2009年、英米、102分、ジャン・マルク・ヴァレ監督)この映画はヴィクトリアとベルギー国王の甥(おい)であるアルバートとの間のピュアな愛の軌跡を中心に、若くして女王となったヴィクトリアを待ち受ける様々な試練を描写する。主演は「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラント。本作は第82回オスカーで衣装デザイン賞を受賞した。... [続きを読む]
受信: 2010年7月25日 (日) 16時45分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [映画鑑賞★日記・・・]
【THE YOUNG VICTORIA】 2009/12/26公開 イギリス/アメリカ 102分監督:ジャン=マルク・ヴァレ出演:エミリー・ブラント、ルパート・フレンド、ポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソン、ジム・ブロードベント、トーマス・クレッチマン、マーク・ストロング18歳で即位....... [続きを読む]
受信: 2010年7月25日 (日) 18時14分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~]
19世紀のイギリス。ヴィクトリアは、国王、ジョージⅣ世の弟であるケント公の娘として生まれますが、生後8カ月でケント公は死去。ヴィクトリアが10歳の時、ジョージⅣ世は子どもがいないまま亡くなり、その弟のウィリアムⅣ世が王位を継ぎます。ウィリアムⅣ世にも子どもがなく、... [続きを読む]
受信: 2010年8月28日 (土) 01時19分
» 映画『ヴィクトリア女王世紀の愛』を観て [KINTYRE’SDIARY]
9-66.ヴィクトリア女王世紀の愛■原題:TheYoungVictoria■製作年・国:2009年、イギリス・アメリカ■上映時間:102分■鑑賞日:12月28日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷)■予... [続きを読む]
受信: 2010年8月28日 (土) 14時15分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [I am invincible !]
The Young Victoria イギリス国王ウィリアム(ジム・ブロードベント)の王位継承者は、姪のヴィクトリア(エミリー・ブラント)。 彼女は幼い頃から女王となるべく育てられてきたが、王の体調が思わしくなく、成人になる前に王位を継ぐ可能性が高かった。 そのため、未亡…... [続きを読む]
受信: 2010年9月 5日 (日) 10時36分
» ヴィクトリア女王 世紀の愛 [こんな映画見ました〜]
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
---THE YOUNG VICTORIA---
2009年(イギリス/アメリカ)
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演: エミリー・ブラント、ルパート・フレンド、ミランダ・リチャードソン、ジム・ブロードベント、トーマス・クレッチマン、マーク・ストロング
19世紀のイギリス。
ウィリアム国王(ジム・ブロードベント)の姪ヴィクトリア(エミリー・ブラント)は、筆頭の王位継承者として幼い頃から常に厳重な警護と監視の下に置かれ、息苦しい生活を強いられてきた。
そして... [続きを読む]
受信: 2010年9月18日 (土) 21時51分
» 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」ゆかりの地をたずねて [ノルウェー暮らし・イン・London]
イギリスにおいて、その治世が世界中の王室のモデルとなったといわれる、ヴィクトリア朝時代をつくりあげたのが、このヴィクトリア女王。
白いウエディングドレスを世界に広めたというだけでなく、理想のカップルとして人々に愛されたヴィクトリアとアルバートの恋愛物語は、爽やかで清々しく・・・・・... [続きを読む]
受信: 2010年12月16日 (木) 17時45分
» 映画「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 [<花>の本と映画の感想]
ヴィクトリア女王 世紀の愛
監督 ジョン=マルク・ヴァレ
出演 エミリー・ブラント, ルパート・フレンド, ポール・ベタニー, ミランダ・リチャードソン, ジム・ブロードベント
2009年
ヴィクトリア女王 世紀の愛 [DVD]/エ... [続きを読む]
受信: 2011年10月27日 (木) 21時40分
» 映画 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 [英国日記]
ヴィクトリア女王の若いころのお話。
戴冠の少し前から、アルバート公と共同で治世をするようになるまでの
エピソードです。 [続きを読む]
受信: 2012年12月30日 (日) 23時06分
コメント
ノルウェーまだ〜むさん、こんにちは!
確かに女性にしても、男性にしても表に出て行く人を支えてくれる人がいてくれるっていうのは力になりますよね。
他の誰にも離せないような相談事を正直にできるパートナーがいてくれるっていうのはそれだけで安心な気持ちでいられるような気がします。
そういう点でアルバートは彼女にとって最適なパートナーであったのでしょうね。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年12月18日 (土) 05時50分
はらやんさん、こんにちは☆
現在のエリザベス女王もそうですが、やっぱり陰で支ええる男性の精神的なものがしっかりしていないと、こういうう役割は上手くいかないのでしょうね。
そういう意味ではアルバートは年齢はヴィクトリアの1つ下でしたけど、ずっと大人だったのかもしれないです。
投稿: ノルウェーまだ~む | 2010年12月16日 (木) 17時50分
rose_chocolatさん、こんばんは!
そうですねー、男性の方が大人じゃないとダメかもしれないですね。
男ってけっこう精神的にはお子様ですから。
現代でも奥さんの方が収入があったりとかだと、やはり旦那さんはできた人じゃないと厳しいかも。
アルバートはその点、ずいぶんと我慢強く包容力がある人だったのですね。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年1月 4日 (月) 00時07分
若さとプライドが邪魔をして、女王になった当初は周囲の意見が聞けず内政が傾きかけましたが、それを支えたのがアルバートでしたね。
こういうカップルを見るといつも思うんですが、著名人の女性と結婚する男性は、その女性をマネージメントして行った方が、うまくいくような気がします。
投稿: rose_chocolat | 2010年1月 3日 (日) 23時49分