これは観たくなる予告編-1 「NINE」
こちらのブログでは映画については観賞後に感想を掲載してきました。
先日思いつきで、今年年末(10年冬ね)に公開される「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の予告についての記事を書いたところ、思いのほかアクセスがあってちょっと驚きました。
そこで、ふと思いました。
映画好きの方は、どうやって観る映画を決めているのでしょう?
雑誌記事やテレビCM?
ホームページやブログ?
自分を顧みると、劇場で観る予告編で、「観たい!」と思うことが圧倒的に多いのですよね。
たぶん劇場に足を運ぶ映画好きの方ほどそうなのではないでしょうか。
ということで新年も始まりましたし、新企画ということで「これは観たくなる予告編」というのをやってみたいと思います(計画性なく思いつきなのですけど)。
予告編というのは単純に本編のいいところを繋げばいいってものではないと思います。
いかにその映画のコンセプトや雰囲気をコンパクトに、かつ印象的に伝えるか?
おもしろそうに見せなければいけないけれど、全部見せちゃいけない。
僕も自分の会社の広告を担当しているのでわかるのですが、これはけっこう難しいのです。
と前段はここだけにして。
今回ご紹介するのは、「NINE」です。
「シカゴ」のロブ・マーシャル監督で、ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティアール、ペネロペ・クルス、ジョディ・リンチ、ニコール・キッドマンなど錚々たるメンバー出演のミュージカルです。
予告編は2分30秒ほどですが、中盤からついている音楽はスローなテンポで入り、それが激しく情熱的に変わります。
ミュージカル映画らしく予告編も曲にあわせた絶妙な編集をしているので、曲の調子にあわせて映像も激しく展開されます。
音楽が盛り上がるとともに豪華な出演者たちのカット、きらびやかなセット、またダンスシーンが畳み掛けるように映し出されこの映画がドラマチックになることを予感させてくれます。
予告編の最後、音楽がジャジャジャン!と終わるところで、「NINE」とタイトルが出ます。
観たいぞ、これは!と思ってしまいます。
これぞ「これは観たくなる予告編」ですね。
英語版の予告編も観てみましたが、全く編集は同じですね。
日本語版は字幕を入れ、キャスティングやコピーを入れているだけ。
やはりミュージカル映画で編集のセンスが問われますから、編集はきちんと大元で作ったものを全世界的に使っているのでしょうか。
こちら英語版の予告編です(埋め込みできないのでYouTubeでご覧ください)。
こんな調子で本企画、やっていきたいと思います。
僕が気に入った予告編を観た時にということになりますので、不定期になりますが、よろしくお願いします。
これは観たくなる予告編-0 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の記事はこちら→
↑「ヤマト」については0番にさせていただきました。
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コメント
NAOさん、こんばんは!
うん、豪勢ですよね。
やはりミュージカルというのは華やかでなければなりません。
そう、予告はけっこう難しいと思います。
全部見せてしまうと本編でもの足らなくさせてしまいますし。
逆にワクワクさせられることもありますよね。
そういう予告の魅力に触れられればと思います。
投稿: はらやん(管理人) | 2010年1月 7日 (木) 20時07分
こんにちは~はらやんさん。
「NINE」、先日映画館で予告編を観ましたが
さらに観たい度が高まりましたね。
音楽と言い、あの豪華な女優さんの共演は
やはり観たいという気持ちにさせてくれます。
確かにこの予告編のつくりは巧かったと思います。
逆に、予告編ですべてを出し切った、と思わせる映画もありますよね。^^;
ここ数年ではジェット・リー主演の「英雄~HERO」の予告編はひどかった印象を受けます。
予告編の見どころ=その映画の見どころすべてだったような気が・・・。^^;;;
投稿: NAO | 2010年1月 6日 (水) 13時20分