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2009年11月 1日 (日)

「風が強く吹いている」 俺は強さだと思う

基本的にこういう青春スポーツものには弱いのです。
その題材があの箱根駅伝ですから。
リアルな箱根駅伝も十分にドラマチックなのに(日テレのドラマチックにしようしようとする演出には辟易しますが)、それがドラマになったら心の琴線触れまくりです。
ご存知のように駅伝という種目は、他の陸上競技が究極の個人力の戦いであることに対し、チームで襷を繋いでゆくというチームでの戦いであるということが大きな違いです。
そして本作でも台詞でありましたが、確かに駅伝はチームで戦うのだけれど、ある区間を走るのはやはり一人であるのですよね。
つまりは駅伝はチームとしての総合力、そしてやはり究極の個人力も求められる競技なんですよね。
走っているそのとき、選手は誰の力も借りることはできません。
そしてそれを見守る仲間もいくら手を貸したくても、貸すことはできません。
長距離選手に求められるものはという問いにハイジ(小出恵介さん)はこう自問自答します。
「俺は強さだと思う」
そう、必要なのは「強さ」です。
それではその「強さ」はどこからわき出してくるものなのでしょう。
それは日々積み重ねてきた地道な練習により作り上げられた肉体かもしれません。
その練習をやり遂げた自信かもしれません。
そして駅伝競技においては、やはり「仲間」の存在もその強さの源泉になるのだと思います。
こう書くとものすごくベタなのですが、ほんと「仲間」の存在というのは力を与えてくれる者なのです。
物語の中でもカケル(林遣都さん)のかつてのチームメイトが登場しますが、彼らの大学は個人同士の戦いを勝ち残ってこそやっとチームに参加できるのです。
そのチームにあるのは、仲間ではなくライバル。
その緊張感がパワーを与えてくれるのかもしれないですけれど、ほんとうの強さは「仲間」がいてくれることにより生まれると思います。
自分に襷を渡してくれた仲間、そして自分が襷を渡そうとする仲間。
大げさな言い方をすれば、繋ぎ繋ぐ彼らがいてくれるということが、襷を橋渡しするという自分の役割を自覚させてくれるのです。
人間とは弱いものです。
ああ、ダメだと思うこともしばしば。
自分だけしか関わらないことであれば、諦めても自分が辛いだけ。
でも駅伝という競技は、自分が諦めるということが、仲間たちにも諦めさせるということに繋がります。
だからこそ襷は重い。
そしてその重さを支えられる心の強さが駅伝の選手には必要なのです。
でもその重さは自分だけで支えなくてもよいものなのです。
みんなで想いの重さを支える。
支え合う。
やはりそういうことが描かれる物語を観るとジンときてしまうのです。

この題材を選んだ時点で映画としては心に触れる作品が作れるであろうと思います。
ただしっかり観ると、やや演出的には物語と素材に頼りすぎていると思われるような感じもします。
演出としては凡庸だったかな・・・。
出演者の方々は良かったですね。
小出恵介さんは若いのに包容力があり、ある種達観したようなものの見方をするハイジにぴったりとしていたような気がします。
ハイジという男はなにか迷いがない、ブレない強さみたいなものを感じるキャラクターでした。
そして天才ランナーであるカケルを演じる林遣都さんも良かった。
彼は今までもダイビングとかボクシングとかスポーツをやる役柄が多かったですが、本作でもそのランナーぷりは見事でした。
ほんとうのランナーのような美しい走り方でした。
林さんの体を動かすことのセンスには天賦のものを感じます。

今日から11月・・・。
もう2ヶ月で今年も終わりですねえ。
箱根駅伝も、もうそこまで来ているんですね。
今年はどんなドラマが展開するのでしょうか。

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コメント

苗坊さん、こんにちは!

最近のテレビのスポーツ中継はみんな過剰な演出が鼻につきますよね。
NHKですらそういうところありますからね。
やり過ぎるとちょっと嘘くさくなる感じがします。
小説や映画はやはり人にしっかりと焦点をあてていくので、ドラマチックになるのは自然かなとは思います。

投稿: はらやん | 2012年5月13日 (日) 05時53分

私もテレビの無意味なドラマティック演出には辟易しています。今年なんて10区で3位と4位の順位が入れ替わっていたのに全く取り上げてくれませんでした。1位はダントツでそこまで取る必要がないだろうに。
しをんさんの書かれた箱根駅伝は素晴らしかったです。
映画もまたしかり。ただ、最後の演出がまたドラマティックすぎてそこが物凄く残念でしたが。

投稿: 苗坊 | 2012年5月12日 (土) 21時30分

sakuraiさん、こんばんは!

そうなんですよね、スポーツものにはやはり心の琴線に触れるものがありますよね。
林遣都くんの走りは素人っぽくなかったですよね。
箱根駅伝にでているほんとの長距離選手のように見えました。

>都大路に行きますよ
おお、すごい!
出身校だと応援にも熱が入っちゃいますよね。
そういえばうちの会社にも箱根駅伝に出た人がいます。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月19日 (木) 21時39分

あたしもとっても弱いです。
スポーツと、映画は、万国共通!!いいもんはいいですよね。
うちの高校は、今年、県大会で優勝したので、都大路に行きますよ!
でも、うちの県は、駅伝弱小県なんで、いつも40位台をうろうろしてるんですが、まじかにあの走りを見ると、背筋がぞくっとします。
いいっすよ、やっぱ。
とにかく林君の走りに惚れました。
あの走りはマジに素晴らしい。
ぶれない走りは、彼のキャラにもぴったりでしたね。
次のどんな役するのか、楽しみです。

投稿: sakurai | 2009年11月19日 (木) 08時15分

KLYさん、こんばんは!

テーマとしては王道ですよね。
王道だからこそ普遍的で心に響くというところでしょうか。
本作はキャラクターがそれぞれに魅力的であるところもよかったです。
あんまりやりすぎると極めてマンガ的になるところですが、出演者たちが堅実に演じていたので、地に足がついた作品になっていたと思います。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 5日 (木) 19時51分

>この題材を選んだ時点で

そうなんですよ。この作品はテーマと設定が全てだと思うんですよね。
演出に物足りなさは感じますけど、逆にいわゆる典型的な青春スポ根
モノとしては、他に演出のしようもないというか、どうしても限られ
てきちゃうんで、もうそこは目を瞑ってました。
ま、それでもこの手の作品はどうしても惹かれるものがあるんだよなぁ。(笑)

投稿: KLY | 2009年11月 3日 (火) 23時43分

たいむさん、こんにちは!

学生のときとか仕事でもチームでやることを経験しているとこういう作品にはグッときますよね。
そのときの団結感とかを思い出すからかな。
ライバルって人のことを見ると、自分のことだけを考えるわけですが、仲間と見れば相手のことも考えるんですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 2日 (月) 22時36分

こんにちは!
私もこの手の作品に弱いです。
自分自身が団体球技をしていて、しかも伝統(強豪)校で、さらに自分の学年だけ人極端に人数が少なくて・・・なんて体験をしてきたせいもありますが。

仲間って良いですよね。
人数が少なかったこともあって、私は「ライバル」ではなく「仲間」の方の意識が強く、なんだか懐かしかったです。

投稿: たいむ | 2009年11月 2日 (月) 22時04分

rose_chocolatさん、こんにちは!

演出的にはそれほど強いものを感じなかったですよね。
題材と出演者が良かったので、救われているような気がしました。
原作を買いましたカー。
僕も読んでみようかな・・・。
林さんはまさにしなやかという印象でしたよね。
マッチョではなく無駄なところがないという感じでしょうか。
こういう役は彼は似合いますよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 1日 (日) 16時11分

仰るとおり、
>演出としては凡庸だったかな・・・
なんですよね。
原作は一応買ったんで読む予定なんですが、案外細かそうなので、これを2時間枠で映画にするのは難しそうです。

『バッテリー』ではすごく細すぎた林くんですが、今回の筋肉質っぷりはランナー向きでしたね。
全体的にすごく真面目に作られた映画って感じがしました。

投稿: rose_chocolat | 2009年11月 1日 (日) 15時27分

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