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2009年10月31日 (土)

「母なる証明」 ミステリーとして、人間ドラマとして第一級

ミステリーとして、そして人間ドラマとして第一級の作品として仕上がっています。
ミステリーの醍醐味というのは、誰が(Who?)どうして(Why?)どうやって(How?)行ったのかという事件の謎を解き明かしていく過程にあります。
読む者、観る者の予想をいかに裏切り、その結末にて事件の全貌を明らかにできるのか、ミステリーの評価になると言っていいでしょう。
かつてコナン・ドイルやエラリー・クイーンなどの時代においては、事件の種明かしのプロセスの一番の注目点は、「How?」でした。
そう、「トリック」ですね。
普通だと成立しない事件(密室とか、アリバイがあるとか)の謎を徐々に解き明かしていくプロセスにミステリーの魅力がありました。
しかしミステリーというジャンルができてから、様々な人が数々のトリックを考えてきたため、「トリック」の種明かしというだけでは、読者や観客に驚きを与えることができなくなってきたのです。
本作もミステリーと言っていいと思います。
誰も殺人事件の記憶がないほどに小さな町で女子高生が殺害される事件が起きます。
その犯人として、トジュンという青年が拘束されます。
彼は知的障害があるのか無垢と言っていいような心の持ち主。
現場の近くにいたという状況証拠があり、また自白を本人が認めたため、犯人として逮捕されます。
トジュンを溺愛する母は息子が犯人ではないということを証明するために、独自に真犯人を探そうとします。
本当にトジュンが犯人なのか?
そうでないならば、真犯人は誰なのか?
どうして被害者は殺されたのか?
いくつもの謎が提示されます。
トジュンの母が真犯人を探す過程で、次第にその謎が明らかにされていきます。
ここの過程で明らかにされていくのは、さきほど書いたような「トリック」ではありません。
明らかにされていくのは、人間というものの内面、それは自分でも気づかないような奥の奥にある記憶。
そのプロセスにおいて、犯人の内面、被害者の内面、そして犯人を追うトジュンの母の内面が、タマネギの皮が剥けていくように一枚一枚はがされその芯が明らかにされていきます。
かつてのミステリーの探偵(シャーロック・ホームズなど)はある意味、部外者であり、事件に対しては超越的な視点持っていました。
ミステリーという物語においては、探偵はミステリーを解決する「装置」と言ってもいいのです。
本作においては、謎を明らかにしていこうとする者は、自分の内面に抱えているものも解き明かしていくのです。
つまりは本作においては謎を明らかにする者は「装置」などではなく、確かに「人間」として描かれているのです。
そういう意味で冒頭で書いたように本作は第一級の「ミステリー」であり「人間ドラマ」であると思うのです。
さすが、ポン・ジュノ監督といったところでしょう。
ミステリー好きにも、ヒューマンドラマ好きにもお薦めできる作品です。

主演のキム・ヘジャは韓国では有名なベテラン女優さんとのこと。
僕は初めて観ると思うのですが、一見普通のおばさん(失礼!)に見えるのですが、やはり存在感が違います。
またトジュン役のウォンビンの作品も観るのは初めてでした。
ただの甘いマスクで韓流おばさまの好きなイケメンだと思っていたのですが(これまた失礼!)、かなり難しい役柄をとても上手に演じていました。
これから要注目したいと思います。

ポン・ジュノ監督作品「グエムル -漢江の怪物-」の記事はこちら→

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コメント

sakuraiさん、こんにちは!

こちらは観るとかなりの衝撃度ですよね。
僕は昨年のベストテンに入れてます。
特に母親の方は心情的にも感じるところは強いでしょうね。
僕はウォンビンは初めてだったのですが、やはりずっとアイドル的な人だと思っていました。
けれど本作はかなりの難役だと思うのですが、しっかりと彼でなくてはできないような表現にしていたと思います。
今後は注目していきたいです。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年1月31日 (日) 10時00分

これはこっちに来るかどうか、微妙だったのですが、いやーー、見れて重畳、重畳。
見た甲斐がありました。
春から、ものすごい衝撃でした。

あたしはミステリーの要素よりも、母としても覚悟を迫られたような気分を味わった感じでしたわ。
ウォンビン!!いいでしょ!
まあ、あのお顔ですから、アイドル的な扱いを受けてしまうのですが、彼が請け負う役を見ると、なかなか泥臭い、人間味あふれる役が多いんですよね。
お久しぶりで、それも満足だったのですが、これからもまた楽しみです。

投稿: sakurai | 2010年1月30日 (土) 20時47分

ななさん、こんばんは!

深い作品でしたよね。
最初からどこに着地するのかわからない、居心地の悪い感じがあって。
これは不快感になるギリギリのところなんですけれど、不思議に嫌悪感ではないのですよね。
誰でも自分の中にあるかもしれない闇の部分を感じながらも、見ないようにしているような感じと言いましょうか。
そういう意味でフューマンドラマとして深い作品であるなあと思います。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年1月11日 (月) 22時44分

TBありがとうございました。

殺人事件の謎の解き明かしとともに
母とトジュン,被害者の高校生とその周囲の人間たち,
彼らの抱えている秘密や心の闇の部分が
少しずつ明らかになっていく過程は
鳥肌がたつくらい見事でした。
ひとの心はどこまでも深くて
自分自身にも認識できてない禁断の部屋もあるから
監督はあえて真相をクリアにせずに
いろんな解釈を観客に許していましたね。
私もトジュンはすべて覚えているか,もしくは
思いだしてもそれを忘れたふりをしているのでは?と思いました。
ウォンビンさんは「秋の童話」とかの王子キャラとは大違いで
この作品では演技力で勝負していましたね。

投稿: なな | 2010年1月11日 (月) 22時01分

湘南ボーイさん、こんにちは!

すみません、僕はおっしゃっている2時間ドラマを存じ上げないもので・・・。
書いていただいたあらすじを見ると、「母なる証明」とはかなりストーリーが違うような気がします。
母親が息子のために犯人探しをするという点は同じのようですが。
本作については映画のための監督のポン・ジュノと脚本家パク・ウンギョの完全オリジナル脚本になっています。
僕は偶然の一致のような気がします。
お役に立っていないですが、よろしくお願いいたします。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 8日 (日) 05時13分

今話題の「母なる証明」ですが、以前日本のテレビで2時間ドラマで見たことがあります。ストーリ(あらすじ)も「母なる証明」とそっくりです。息子の無実を晴らすために奔走しますが、最後は息子の友達の証言で
真実を知ることになります。殺人ですが過失致死というべきでしょう。セックスの最中に女(恋人)がより恍惚感を得るために首を絞めてほしいということでその結果死んでしまう。ラストが衝撃(息子が犯人)でしたので頭に残っています。

今調べているのですが、残念ながら放映時期、出演者が思い出せません。もしよければ教えていただければ幸いです。

また監督のポン・ジュノが原案(原作ではない)となっていますが、原作者はいるのですか?
私がテレビで観たのも原作からの脚本なんですかね?

長くなりましたが気になりコメントさせていただきました。


投稿: 湘南ボーイ | 2009年11月 7日 (土) 23時29分

オリーブリーさん、こんにちは!

そうですねー、人の心の中にある醜い面、美しい面が両方描かれていた作品でした。
人の心の奥底ではそれらもカオスになっているのかもしれませんね。
あの母親は以前の記憶にこれからも苛まれていくのだと思います。
それが彼女が背負ってしまった十字架なのでしょうね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 7日 (土) 07時46分

はらやんさん、こんばんは。
TBありがとうございます。
何度か送りましたがこの記事には無理のようです(泣)

仰るようにトリックなどではなく、人間に潜むあらゆる心理面が引き出されていましたね。
トジュンの記憶が蘇る度に、母の鍼は増えるのでしょうか。

投稿: オリーブリー | 2009年11月 6日 (金) 20時35分

にゃむばななさん、こんばんは!

ほんとさすがポン・ジュノですよね。
最初の踊りは戸惑いましたが、それをああいう形で回収するとは・・・。
人っていうのは愛と憎しみとが心の奥底で混沌としているということを見事に描いている作品でした。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 3日 (火) 22時41分

謎を明らかにした先に、人間の闇の部分までも明らかにされるくだりはすさまじかったです。

特にOPのあの母親の踊りがああいうふうに後半に繋がっていくとは・・・。

さすがはポン・ジュノ監督!

投稿: にゃむばなな | 2009年11月 3日 (火) 20時26分

みやこさん、はじめまして!

韓国のこの手のドラマって、おっしゃるようにヘビーなところがあるので、尻込みするところもあるんですが、見始めるとググッと引き込まれていくパワーがありますよね。
特にポン・ジュノ監督はそんな感じがします。
キム・ヘジャは僕はほとんど初めて観るのですが、見かけと違って(失礼!)存在感のある女優さんでした。
彼女の存在はこの作品では大きいですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 2日 (月) 20時57分

はらやんさん はじめまして。
昨日、TBだけですみませんでした。
よろしくお願いします。

>第一級の「ミステリー」であり「人間ドラマ」
確かに、そうでした。
それに、韓国のお家芸(と勝手に解釈します)のおどろおどろしい作風って日本では無いですよね。
ウォンビンというより、やはりキム・ヘジャさん有りきの作品でした。

投稿: みやこ | 2009年11月 2日 (月) 11時12分

KLYさん、こんばんは!

”母の愛”が愛なのか罪滅ぼしなのかわからなくなっていくところに人間の奥深さを描いているように思えました。
そもそも愛も憎しみも一人の人間の中では混じり合った感情であるということが、トジュンにしても、その母親にしても、そして被害者の少女にしてもあって、そういうところがえぐり出す力に感心しました。
キム・ヘジャさん、存在感がありましたよね。
狂気とも言っていい迫力を出していたように思います。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 1日 (日) 19時06分

私は個人的には『殺人の追憶』よりこちらですね。
母の愛が狂気を帯びていく様子が克明に描かれつつ、
ラストの鍼とダンス。狂気を帯びようが“母の愛”
は“母の愛”であり、その前には殺人による良心の
呵責、即ち己すらもない。
はらやんさんの仰るとおり、キム・ヘジャさんは
申し訳ないけど見た目そこらのおばさんですよね。^^;
でもあの圧倒的な存在感と演技力。魅せられました。

投稿: KLY | 2009年11月 1日 (日) 18時26分

ノラネコさ、こんにちは!

ほんと凄みがありましたよね。
あのダンスは僕も戸惑いました。
踊りは昔のゴーゴーみたいな感じでしたが、表情が踊りに反して空虚な感じがありました。
それがああいうふうに繋がるとは・・・。
唸りますねー。

うーん、トジュンは覚えていたかなあ・・・。
トジュンも母親に愛情と憎しみの両方を持っていたような感じがありましたが、そこまで作為的であったかどうか・・・。
面談室の印象からか「ゆれる」を思い出してしまいました。
肉親ならではの愛情と憎しみのアンビバレントな感情は通じるところがあるような気がします。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 1日 (日) 14時21分

いや凄い映画でした。
ポン・ジュノ作品では「殺人の追憶」を越えないまでも、かなり迫ったと思います。
冒頭の踊りではかなり戸惑いましたが、アレがあんなふうにラストにつながるとは!
ところで、私はトジュンは本当は全部覚えていたのじゃないかと思っているのですが、どう思われましたか?

投稿: ノラネコ | 2009年10月31日 (土) 23時44分

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» 母なる証明 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」で世界の注目を浴びたポン・ジュノ監督が、殺人の罪を着せられた息子を救うため奔走する母親の姿を通じて、母と子の究極の愛を描く。 TV「宮/Love in palace」のキム・ヘジャと、5年ぶりに俳優業に復帰した「マイ・ブラザー」の...... [続きを読む]

受信: 2010年1月29日 (金) 19時03分

» 映画:母なる証明 信念が揺らいだ時、ヒトはどうするか。 [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
この映画、全くノー・チェックだった。 のだが、先日発表されたキネ旬の2009年ベストランキング10本に食い込み。 朝刊で気になっていたところに、乗った飛行機の機内映画だったのでさっそく(ラッキー) 田舎の農村に住む親子。 父親はおらず、厳しい生活の中、苦労して家庭を切り盛りする母親。 気の毒なのは、一人息子が頼りないこと。 人が良すぎて、騙されることが日常なのだ。 そんな中、起こる事件。 母親はどう立ち向かったか。 感想:確かにベスト10に食い込むだけのことはある。 後半のたたみかけ具合... [続きを読む]

受信: 2010年1月30日 (土) 11時34分

» 母なる証明 [迷宮映画館]
人のもつ闇を、ここまであぶり出されたら、ぐうの音も出ない。 [続きを読む]

受信: 2010年1月30日 (土) 20時41分

» 『母なる証明』 (2009) [よーじっくのここちいい空間]
ラストあたりの20分に、この作品のすべては凝縮されていて、そのラストは、涙とは全く無縁で、不思議に爽やかでした。悲惨にはならないラストの空虚感は、監督が逃げている気もしますが、すべては砕け、風に飛ばされて、土になってしまう儚さが、漂っていました。... [続きを読む]

受信: 2010年2月21日 (日) 21時18分

» 母なる証明 [愛猫レオンとシネマな毎日]
「殺人の追憶」「グエムル」のポン・ジュノ監督の最新作です。 「グエムル/漢江の怪物」は賛否両論でしたが、今作は誰もが認める傑作でしょう! 大都市では、昨年公開されてますので、いろんなベストテンに入ってました。 実は、鑑賞したのは、だいぶ前なんです。 でも、自分の中で消化しきれない程、重くて、レビューを書く気になれず・・・ そのま放置状態でした。 最近になって、やっと重みが薄れてきたので、鑑賞記録として残しておこうと 思い始めたんです。 今作では、「母という怪物」に襲われます。 それも母としての... [続きを読む]

受信: 2010年3月 3日 (水) 22時12分

» 母なる証明 [ケントのたそがれ劇場]
★★★  今頃になってこの作品を映画館で観た。『殺人の追憶』と『グエムル』のポン・ジュノ監督・最新作だし、ネットではかなり評価が高いからである。 母の偉大な愛を称えるような邦題、そしてそれを追従するようなコピー文。「殺人事件の容疑者となった息子を救うため、... [続きを読む]

受信: 2010年3月15日 (月) 12時56分

» 母なる証明 ▲170 [レザボアCATs]
'09年、韓国原題:Mother監督・原案:ポン・ジュノエグゼクティブプロデューサー:ミッキー・リープロデューサー:ソウ・ウォシク、パク・テジョン脚本:パク・ウンギョ、ポン・ジュノ撮影:ホン・クンピョ美術:リュ・ソンヒ音楽:イ・ビョンウキム・ヘジャ  母親ウォンビ....... [続きを読む]

受信: 2010年3月24日 (水) 12時36分

» 母なる証明 [eclipse的な独り言]
 音楽の記事を書きたくても、とても手が回りません。もう少しでボブ・ディラン。GWにはショパン三昧。でもこの映画も恐ろしいほどの傑作なんです。(3月6日 富士シネプレーゴにて鑑賞)... [続きを読む]

受信: 2010年4月 8日 (木) 07時12分

» mini review 10453「母なる証明」★★★★★★★★☆☆ [サーカスな日々]
凄惨な女子高生殺人事件を皮切りに、事件の容疑者となった息子と、息子の無実を信じて真犯人を追う母の姿を追ったサスペンス。監督は『殺人の追憶』などで国際的に評価される名匠ポン・ジュノ。主人公の母を“韓国の母”と称される国民的人気女優キム・ヘジャが演じ、その息子を『ブラザーフッド』のウォンビンが演じている。カンヌ国際映画祭でも絶賛されたポン・ジュノ監督の卓越した演出と、兵役後の復帰第1作となるウォンビンの熱演に注目だ。[もっと詳しく] <病>を背負った「一卵性母子」の哀しさと狂気。 『母なる証明』で... [続きを読む]

受信: 2010年4月30日 (金) 00時39分

» 母なる証明 [映画鑑賞★日記・・・]
【MOTHER】 2009/10/31公開 韓国 PG12 129分監督:ポン・ジュノ出演:キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ、ユン・ジェムン、チョン・ミソン殺人事件の容疑者となった息子を救うため、真犯人を追う母親の姿を極限まで描く、ヒューマン・ミステリー永遠に失われることのな...... [続きを読む]

受信: 2010年5月22日 (土) 17時41分

» 【映画】母なる証明 [★紅茶屋ロンド★]
<母なる証明 を観ました> 原題:Mother 製作:2009年韓国 ランキング参加中 「グエムル」の監督、ポン・ジュノが手がけるサスペンス。 韓国の国民的人気女優のキム・ヘジャとウォンビンが親子を演じることでも話題となった作品。 ある女子高生が殺害された。その容疑に、貧しく暮らす母子家庭の息子が警察に犯人として拘束されてしまう。息子の無実を信じる母親は、たった一人で事件の真相の探り出すのだが… 予告を見た限りだと、サスペンスとは感じにくく、ちょっと暗い雰囲気の映画だなぁという印象を持っ... [続きを読む]

受信: 2010年9月10日 (金) 20時13分

» 『母なる証明』'09・韓 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじ早くに夫を亡くして以来、一人息子のトジュンと静かに暮らすヘジャ。そんなある日、街で殺人事件が起こりトジュンが容疑者に・・・。感想アジアンフィルムアワード最優秀作... [続きを読む]

受信: 2010年11月10日 (水) 09時23分

» 「母なる証明」母の愛は深海より深い [カサキケイの映画大好き!]
見終わってとても納得させられた作品でした。 母が子を愛する気持ちとはどの様なものか凄まじい程わかる、ラストが俊逸な作品でした。 母と息子、その息子といえば少々知恵遅れで目を放す事が出来ない、それだけに母は息子の事が案じられて仕方がないのです。そんな息子が殺人容疑で捕まってしまう。知恵遅れを良いことに簡単に自白させられてしまうのです。 母は息子を助ける為に事件の真相に迫り、深い闇に踏み込んで行き、その末に手にしたものとは。。。。 ウォンビンが知恵遅れの息子役なのです。秋の童話の時の爽やかさがま... [続きを読む]

受信: 2011年6月20日 (月) 21時20分

» 母なる証明 [さむこの部屋]
女子高生殺人事件の容疑者となった息子と、息子の無実を信じて真犯人を追う母の姿を追ったサスペンス。 監督は『殺人の追憶』などのポン・ジュノ。 ウォンビン、キム・ヘジャ。 ... [続きを読む]

受信: 2011年8月 1日 (月) 01時00分

» 母なる証明 [いやいやえん]
軽度の知的障害を持つトジュンと二人で暮らす母。そんなある日、女子高生が殺される事件が起き、容疑者としてトジュンが逮捕されてしまう。唯一の証拠はトジュンが持っていたゴルフボールが現場で発見されたこと。やる気のない弁護士、捜査を終わらそうとする警察。息子の無実を信じて自ら事件を捜査し始める母親。 冒頭、枯れ野で踊る母親の姿は、滑稽さもあるけれど、何かしらもやもやして嫌な感触を見ている側に与えます。このシーンは後半のあるシーンに繋がってるのですが、実際、この作品はズドンと胸になにか重たいものが落... [続きを読む]

受信: 2012年1月12日 (木) 08時19分

» 母なる証明 [こんな映画見ました〜]
『母なる証明』---MOTHER---2009年(韓国)監督:ポン・ジュノ出演:キム・ヘジャ、ウォンビン 、チン・グ 「殺人の追憶」「グエムル -漢江の怪物-」のポン・ジュノ監督がとある寒村を舞台に、息子の無実を信じてたった一人で真犯人探しに奔走する母親の執念の...... [続きを読む]

受信: 2012年4月 7日 (土) 20時51分

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