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2009年10月31日 (土)

「パイレーツ・ロック」 おかしなおかしな反乱者

イギリス人というと、クイーンズ・イングリッシュを操る格式のあるノーブルなイメージというのがあったりしますが、これはイギリス人の一側面でしかありません。
一億総中流社会の日本と違って(最近はちょっと変わってきていますが)、イギリスは貴族や資本家などの上流社会と、庶民層との間に文化も含めた違いがあるんですよね。
後者の庶民階級というのは上流社会に対する反骨精神みたいなものを持っていて、それがいわゆるイギリス流のブラック・ユーモアや諷刺、そしてロックやパンクなどを生み出してきたわけです。
本作を観るとそのようなイギリス人の特性というのが、よくわかりますよね。

何といっても「ラジオ・ロック」のDJたちとその仲間が、個性豊かで楽しいです。
画面に映っているのはボロ船の船内ばかりなのですが、なんだかとてもカラフルな印象が残ります。
やはりこれは登場人物の多彩さによるものなんでしょうね。
「Fワード」を電波に乗せようとするノリノリのアメリカ人DJ、ザ・カウント。
生き方そのものがロッカーなカリスマDJ、ギャヴィン。
太めで美男子でもないのに何故か女性にモテモテのDJ、デイヴ。
やたらと人が良くて真実の愛を求めるDJ、サイモン。
DJなのに無口な(!)マーク。
くだらない発言(本人はウケると思ってる)がウリでイジラレ役のアンガス、などなど。
彼らの絡み、掛け合いが観ていてとても楽しい。
「ラジオ・ロック」ではなんだか年がら年中、学園祭をやっているようなハイテンションです。
みんなで一緒にばか騒ぎというのは、なんとも言えない高揚感がありますよね。
学生時代のノリを久しぶりに思い出しました。
彼ら「ラジオ・ロック」の面々はノリだけで生きているような感じもありますが、音楽を愛していること、それについてはみんな揺るぎない信念を持っています。
これが冒頭に書いた庶民の反骨精神、そしてロック精神と共通していて、イギリスならではの映画だなあと思いました。
音楽を題材にした作品ですから、洋楽に疎い僕でも知っている曲が多く流れています。
激しいのから、切ないのまで音楽も多彩で楽しいです。
好きな方は尚のこと楽しめるのではないでしょうか。

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コメント

sakuraiさん、こんにちは!

うん、確かにイギリスはシニカルっていう方向というのはわかる気がしますね。
ブラック・ジョークとかはまさにそういう感じですもんね。
サントラは買いました?
僕はすぐに買ってしまいました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年12月23日 (水) 06時19分

楽しかったですね。
音楽は、十二分に楽しみました。
でも、なんか期待してたのと違ってかな。
反骨は反骨ですが、ああ下の方に行ってしまうと、反骨とは、ちいと違うんでないかい・・と。
イギリスの階級社会は、反骨といういよりも、シニカルとか、解離とかの方の雰囲気を感じます。
立ち向かうよりも、違う方向に行くエネルギーの方が強いような気がするなあ。
なんて、勝手に思ってますが。
サントラは買いですね。

投稿: sakurai | 2009年12月22日 (火) 08時43分

ひろちゃんさん、こんばんは!

音楽、良かったですよねー。
映画を観た後、サントラをアマゾンで注文してしまいました。
けど在庫がないのか、まだ届かないのですよ。
映画を観てサントラ買おうとしている人が多いのかな。

個性的なDJたちが楽しかったですよね。
それぞれにエピソードがあって物語としても見応えがありました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 6日 (金) 18時19分

こんばんは^^
個性的なDJたちと激しい曲から切ない曲まで
素敵な音楽、ノリノリで楽しめちゃいました♪

パイレーツと言えばカリビアン(笑)の私なので
この作品もタイトルから期待していましたが
期待以上に面白かったです^^

はらやんさんが言われるようにボロ船なのに
カラフルなイメージだったなあと思ったら
衣装がカラフルだったのかも~と思い出しました(笑)
観終った後ハッピーになる作品って好きです(*^o^*)

投稿: ひろちゃん | 2009年11月 3日 (火) 23時51分

Agehaさん、こんばんは!

楽しい映画でしたよねー。
個性豊かなDJたちが愉快でした。
僕は音楽が疎い方なのですが、それでもけっこう知っている曲があって楽しめました。
サントラ買っちゃおうかなー。
ビートルズがかからなかったのは、お察しのとおり版権の問題のようですよ。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 1日 (日) 21時17分

にゃむばななさん、こんばんは!

ラストはとてもハッピーな気分になれましたよね。
なんでしょうねー、ラジオっていうのはテレビとは違って、リスナー同士も共有感というか仲間意識感ってありますよね。
ラジオのパーソナリティには人柄を感じますよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月 1日 (日) 20時51分

むっちゃ楽しかった。
ビルナイと
フィリップシーモアホフマンの印象が変わる。(笑)

バイト先がバイト先なんで
今の歌はわかる、
80年代なら洋楽もそこそこ聞いてたからわかる。でも劇中の歌をほとんど知らなかったってのが
ちょっと残念。
知ってたらサントラ買いますって。

ところで
レッツダンスは間違いなく80年代ですが
デヴィットボウイがイギリスやからええん?

ビートルズがなかったのはやっぱり規制?

投稿: Ageha | 2009年11月 1日 (日) 20時46分

ラスト、リスナーたちがDJたちを助けにくるシーンは最高に感動しました。
だってあの雰囲気こそ、まさにラジオのオフエアーイベントと同じ雰囲気なんですもん。

あれはラジオ好きにはたまらない瞬間でしたね。

投稿: にゃむばなな | 2009年11月 1日 (日) 20時38分

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