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2009年9月 6日 (日)

本 「WebPRのしかけ方」

こうやって趣味の映画や読書のブログをやっていたりしますが、時折急にアクセス数が上がったりする日があります。
それは以前書いた映画がテレビで再放送している日であったり、アクセス数の多い他のブログからリンクをしていただいていたりということだったりするわけです。
そこで感じるのはWebの情報発信というのは、単体だけで成立しているのではなく、他の様々なメディア(これは既存のマスメディア、そしてWebメディア含め)との関係性で語られるべきものであるということです。
というより既存メディアを含めたコミュニケーションを全体として設計していかなければならないという時代に入ったということだと思います。
IMCということが語られて久しいですが、これを実際にしっかりとできている企業は少ないのではないでしょうか。
こちらのブログを度々ご覧になっている方はご存知だろうと思いますが、僕は仕事はメーカーで広告担当をしています。
最近は既存メディアを使った広告、自社HP、インターネット広告等の手法でIMC的なこともしていますが、やはり広告という手法では消費者へのコミュニケーションが十分だと思えなくなってきています。
そこで注目しているのが、広報・PR活動です。
自分の会社を含めて、だいたい企業の広報活動というのは、問い合わせに対する対応であったり、プレスリリースを出したりという消極的な活動しか出来ていないような気がします。
けれど以前より戦略的にもっと積極的に広報をしていくというやり方があるのではないかと思っています。
でもそこそこの規模の企業であると、広告セクションと広報セクションというのが別であって、そしてまた事業セクションもからみつつ、戦略的な仕掛けがある広報というのはなかなかやりにくい状況なのではないでしょうか(経営のトップダウンが強い会社などは別だと思いますが)。
そういう中で最近注目をしているのが、こちらの本で紹介されているWebPRです。
さきほど消費者へのコミュニケーションが従来の広告だけだと不十分だと書きましたが、その一つの要因は消費者の目が肥え、広告という情報に対して昔のように丸まる信じるということがなくなったということがあります。
また世の中にあるいくつもの商品というのは消費者の基本的な満足を得るレベルにはどれもなっているということです。
ですから発売する商品というのはさらに複雑になりがちです。
消費者に提供するそのような商品を説明するには、広告という手法だけでは時間や場所が足りず、説明不足になりがちです。
まず消費者にはその商品が必要だと思えるような状況、空気というものを感じてもらう必要があります。
それを醸成するには広報という手法がいいのではないかと思えるのです。
ただ従来の広報には欠けている点があります。
それはその効果が計りにくいということです。
いろいろな仕掛けをしたとしてもそれが結果的に話題性の喚起や商品の購入に繋がっているかと判断する指標がありません。
ですのでおのずと戦略的にしかけていくということができなかったわけです。
けれどもWebという新しいグランドが出現した現在、そこでの活動は指標化しやすくなっています。
PV数やTB数、コメントなどブログをやっている方ならおなじみのこれらの数字は、企業にとっても広報活動の成果を見るための指標になります。
もちろん、既存の広告が効かないのでWebPRにするべきと言っているわけではありません。
既存メディアは今でも相当な伝達力を持っています。
それら広告活動とPR活動を戦略的ストーリーをもって全体を組み立てていくということが必要な気がしています。
WebPRという手法は、今後一度チャレンジしてみたいと思っています。

「WebPRのしかけ方」太田滋著 インプレスジャパン ソフトカバー ISBN978-4-8443-2722-6

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コメント

ノラネコさん、こんにちは!

そうそう、アレなんでこんなにアクセスきているの?ってことありますよね。
Web上でのつながりはなかなかあなどれないなあと思います。
プロモーションに使うのもじゃじゃ馬ならしみたいな感じで難しいですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月12日 (土) 15時07分

確かに突然とんでもない数のアクセスがあったりしますねえ。
最近不思議だったのは、先月の半ばぐらいに「ハードキャンディー」で検索してくる人が急増て、ある日なんて1000件近くになってたんです。
テレビ放送があったわけでもないし、何か類似の事件があったわけでもないし、何でだったのか、いまだに謎です。

投稿: ノラネコ | 2009年9月 8日 (火) 00時15分

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