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2009年9月19日 (土)

「カムイ外伝」 酷い、酷すぎる

「酷い、酷すぎる」
これは劇中で惨殺された村人たちを前にカムイがつぶやいた台詞でした。
本作を見終えて席を立ったときに思い浮かんだ、この作品についての僕の感想はまさに同じ言葉でした。

松竹がかなり力を入れて宣伝もしていましたし、時代劇、なかでも忍者ものというのは好きなジャンルなので、今年の時代劇秋の陣の中では最も期待していた作品でもありました。
役者としての才能を開花させている松山ケンイチさん主演ということもありましたし。
しかし、その期待ははかなく散ってしまいました。
酷い出来となってしまった本作、いくつかそのポイントがあります。
まずはストーリーの構成が壊れています。
前半の奇ヶ島のパートと後半の渡衆のパートがほぼ別物と言っていいほどに分断されていました。
後半に入ると半兵衛、スガルのエピソードにまったくフォーカスされません。
唯一スガルの娘サヤカとカムイの心の交流は後半にも続きますが、スガルが抜け忍であった話などはどこかへいってしまったかのよう。
後半のエピソードに登場する不動も、前半とはまったく関係がない人物であるために立ち位置がよくわからない。
半兵衛を捕えた藩主についても後半はほとんど登場せず、ラストに唐突に現れるだけ。
別のエピソードであるがために、登場人物の心情の描き込みも中途半端でほとんど感情移入ができません。
原作を読んでいないのでわからないのですが、もともとは別のエピソードだったのでしょうか。
けれども映画として成立させるためには、ひとつの作品として構成し直すべきであると思います。
加えて説明的なナレーション、モノローグの多用も気になりました。
これは脚本上最初からあったのか、最後の演出で入ったのかわかりませんが、これらの説明が入ることにより一気に熱も冷めてしまいます。
海底のシーンでのカムイのモノローグ「そうだ砂を掘ればいいんだ」なんていうのは、見てればわかるってと突っ込みたくなりました。

あと演出もよいとは思えませんでした。
主演の松山ケンイチさんはカメレオン俳優と呼ばれることもあるように、役になりきるタイプの俳優さんだと思います。
ですから彼が演じる役というのは、個性際立った役の方が合うと思うのです。
ですが、本作の主人公であるカムイというキャラクターはどうにもつかみようがありません。
忍びの組織に怒りを持っているのか。
渇望するように自由を求めているのか。
乾いたようなものの見方をするのか。
抜け忍という設定であるカムイというキャラクターは、いくらでも膨らましようがあるわけです。
逃亡の果てに心を閉ざしてしまっているといったようなことすら、そのキャラクターの個性になるわけです。
ですが、本作のカムイには何かそのような個性は感じられません。
なんだか普通の青年です。
これだったらあえて松山ケンイチさんを起用する必然性を感じません。

次に忍者アクションについて。
まったりとした殺陣・演出が、忍者ものに求められるスピード感を驚くほどに削いでいます。
ワイヤーを使ってのアクロバティックなアクションはいいのですが、じっくりと見せたいのかやけにゆっくりと動いているのです。
「グリーン・ディスティニー」「HERO」などワイヤーアクションを駆使した作品はいくつもありますが、これは緩急のテンポを計算したアクションになっているのです。
ですが本作はずっとまったり。
加えてやたらとスローモーションを使うので、さらにスピード感が落ちていきます。
予告編の方がテンポがあっておもしろかった・・・。

普段映画を観ている時はなにかしらいいところを拾うつもりでいるのですが、本作はまったくそれがありませんでした。
久しぶりに「デビルマン」級の作品に出会ったという感じがしました。
今年の自分的ワースト映画ランキングに入ること、決定です。

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コメント

漫画の実写化、アニメの実写化でも傑作はあると思うのですが、本作は練り切れていないまま映画にしちゃった感じがしますね。

投稿: はらやん | 2013年6月29日 (土) 22時20分

実写版は酷いものが多いですけれど、カムイはテレビアニメが傑作ですので、作る必要はないかと・・・

投稿: | 2013年6月27日 (木) 18時07分

ノルウェーまだ〜むさん、こんにちは!

観ちゃいましたか〜。
僕はけっこう期待して行ったので、がっかり度が激しかったです。
まだ〜むさんが覚悟して観てもそれ以上下だったということですね。
なんだかまとまりがなくてイライラしちゃいました。
松ケンがもったいないです・・・。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年4月20日 (火) 16時00分

はらやんさん、こんばんわ☆
皆さんの酷評を胸に刻んで、心して見たつもりが、想像以上に酷い作品でした。
まさに、「酷い・酷すぎる・・・・」ですねっ!
私もまったり感が、非常にイライラしました。
松ケンがせっかく頑張っているのに、残念です。
「デビルマン」級です。確かに・・・

投稿: ノルウェーまだ~む | 2010年4月20日 (火) 07時18分

コメしていただいた方へ

そうですね、僕も途中でずいぶんと物語の断絶感を感じました。
なにか違う作品をくっつけているような違和感と言いましょうか。
おっしゃるとおり、監督も何がやりたいかわからなくなったような印象を受けました。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年4月16日 (金) 17時37分

この作品の、原作は素晴らしい作品だと思いますが映画を拝見した所、疑心暗鬼に陥りました。
まず問題提起が意味不透明 観客に何を伝えようとしているのかが、わけがわかりません。起承転結の法則をまるっきり、無視して作品を構成したのではないでしょうか?
この監督さんも、自分が何をやっているのか
途中見失っていたのではないでしょうか?
映画中に溜息が出てしまいました。
自分の顔を2時間見続けるより酷い作品でした。とにかく支離滅裂な作品です。
原作の方がとても可哀想で仕方がありません。

投稿: | 2010年4月16日 (金) 00時15分

sakuraiさん、こんばんは!

そうなんですよー、かなり期待しちゃっていました。
忍者ものってジャンルは好きなんです。
小説ですが、山田風太郎さんの忍法帖などはほとんど読んでしまいました。
そういう忍者ものの印象がありますから、期待度も高くなっちゃっているんですよね。
ですが、カムイは読んでなかったんですよねー。
知ったのは子供のころですが、子供心になんとなく怖いイメージがあったんです。
絵の感じが大人っぽかったからでしょうか。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年10月 8日 (木) 21時08分

期待度高かったんですねえ。
あたしは、いろんな評判を聞いて、覚悟していったとこがあるので、まあ、こんなもんだろう・・と思った。
でも、それほどひどい・・とは思いませんでした。
さすがにCGはちょっと・・と思いましたが、殺陣は本物だったし、松ケンはそれなりにはまってたし。
はらやんさんが原作を読んでないというのは、ちょっと意外。
物語は、ほとんど原作どおりで、あまりにも原作通りだったモンで、拍子抜けです。
まあ、もともとストーリーで見せる物語ではないので、唐突に感じるかもしれませんが、結構な世界観は出てたと思いました。

投稿: sakurai | 2009年10月 6日 (火) 15時41分

でくのぼうさん、こんばんは!

崔監督はこういうタイプのアクション映画はほとんどやっていないですからね。
観客の期待と、監督やりたいことがあまりしっくりといかなかったのかもしれませんね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年10月 3日 (土) 17時51分

「崔洋一監督に対して、期待度が多すぎた」という映画。

投稿: でくのぼう | 2009年10月 1日 (木) 00時47分

たいむさん、こんばんは!

カムイのキャラクターがやはり深みがなかったかなあ。
松ケンじゃもったいない感じでした。
もっと背負っているものとかの重さとか出ているとよかったのだけれど。
脚本も演出もちぐはぐな感じがしました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月26日 (土) 21時42分

うんうん、カムイの内面をはっきりさせた演出が欲しかったですよね。
実際、熱いモノは全て内に秘めるキャラなのかもしれないけれど、映画ではモノログもないから口数が少なく、変わらない表情ではどうにも伝わりにくいです。


役者はそろっているのに、、、と勿体なかった!

投稿: たいむ | 2009年9月26日 (土) 13時09分

ノラネコさん、こんばんは!

おおーっ、ノラネコさんもご存知でしたか「カムイの剣」。
名作だと思うのですが、知名度があまり高くないんですよねー。
忍者の表現などは斬新ですよね。
忍者ものっていうと若い時にみた「カムイの剣」の衝撃が強くって、これ以上のものを期待してしまうんですよ。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月24日 (木) 19時59分

まあクドカンが個性を全開にしていたら、それはそれで原作ファン総スカンになるのは目に見えていたので、なかなか難しいところです。
そもそもこういう原作物に、作家性の強いライターを起用するのが疑問ではあるのですが。
「カムイの剣」は大好きなアニメですよ。
カムイはカムイでも、白土三平とは全然関係ないですけど、りんたろうのベストじゃないかとおもってます。
けれん味たっぷりの映像表現なんて、今観ても結構斬新だったと思います。

投稿: ノラネコ | 2009年9月24日 (木) 00時06分

ノラネコさん、こんにちは!

うー、期待度下げていけばよかった・・・。
やはり忍者ものということで気合い入れてしまったんですよね。
クドカンはらしさが出ていない感じがしました。
彼でなくてもよかったかも。
ザック・スナイダーのカムイ、良さそうですねえ。
カムイと言えばずいぶん前になるのですけれど、角川のアニメで「カムイの剣」という作品があったのご存知ですか?
矢野徹さん原作でりんたろうさん監督の忍者ものなんですが、これがけっこういいのですよ。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月23日 (水) 09時37分

ケントさん、こんばんは。

僕は本作について期待度が高かっただけに、がっかり度も大きかったです。
たぶん一番の原因は脚本と演出にあると思います。
制作者が何がしたかったのかが伝わってこなかったのです。
松山ケンイチさんなど出演者それぞれは良かったと思うのですが・・・。
原作自体を否定しているわけではありませんので、念のために。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月22日 (火) 23時42分

私はかなり期待値を下げていたので、ある意味予想通り、それほど酷いとまでは思わなかったです。
まあクドカンは映画じゃない方が生きますね。
何かやはり畑違いの人たちがが、ちょっとずれた事をやってるという印象です。
どうせやるならもっと徹底的に劇画にしちゃったほうが良かったでしょうね。
ザック・スナイダーに撮って欲しくなりました(笑

投稿: ノラネコ | 2009年9月22日 (火) 23時07分

むごい、むご過ぎる酷評ばかりで悲しいです。

投稿: ケント | 2009年9月22日 (火) 20時49分

ノルウェーまだ〜むさん、こんにちは!

すみません〜、期待を削ぐようなことを書いていて。
僕的にはダメだったんですけれど、一意見ですから・・・。
ロンドンの映画祭でかかるというのはスゴいですねえ。
本作は松ケンはいいんですよー
やはり脚本と演出かなあ。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月21日 (月) 17時17分

アイマックさん、こんにちは!

そうなんですよ、何が言いたかったんだろうと思ってしまいました。
映像的にも不満点もありましたし・・・。
うーん。
松ケンなどは今までやっていなかったアクションに果敢に挑んでいて評価したいですが、いかんせんストーリーがダメなので、もったいなかったですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月21日 (月) 07時29分

はらやんさん、こんばんは☆
うわー、ショックです。
大好きな松ケン映画が、ロンドン国際映画祭でも観られるということで、今チケットを撮るのに必死なのですが、そんなに酷いですかぁー?
予告の時から、一瞬不安ではありましたが、映像にこだわりすぎて内容がおろそかになっているようですね。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2009年9月21日 (月) 07時19分

こんばんは!
テーマがよくわからなかったですよね。
ナレーションもなんか場違いな気もしました。
ワイヤーアクションはいらなかったし、CGがちょっと・・
キャストはよかったので、もったいない気がしましたね。

投稿: アイマック | 2009年9月20日 (日) 23時04分

KLYさん、こんにちは!

そうなんですよねー、ダメな点をあげるときりがない感じがあります。
やはり根本は脚本と演出の問題かと思われます。
どうしてこんなんなっちゃんたんでしょう・・・。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月20日 (日) 16時52分

ぶっちゃけストーリーが面白くなかったなと。(笑)やっぱり15回分のお話を2時間で語るには無理がありますね、とにかくゴールを目指してレールの上をひた走ってる感じでした。驚きとか感動とか全然ないんだもん。^^;
ワイヤーも同じく頂けません。というか私は時代劇にワイヤー不要だと思ってるんです。日本には昔から殺陣師という素晴らしいアクションの達人がいるんですから。忍者映画なんてそれこそ腐るほどある訳で、下手糞なワイヤー使うぐらいならいらないとすら思うんです。
そして致命的なVFX。VFXってハリウッド並みにお金掛けないと、中途半端だとひたすらチープですね。という訳で松ケンが役にはまるかどうかはさておき、それ以前に演出がダメ=監督が失敗かなと。(苦笑)

投稿: KLY | 2009年9月20日 (日) 00時39分

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受信: 2009年9月30日 (水) 21時57分

» 【カムイ外伝】 [じゅずじの旦那]
生き抜け!  まずは来訪記念のポチッ[:ひらめき:] [:next:] blogRanking[:右斜め上:]【あらすじ】貧しさゆえに幼くして忍びの世界に足を踏み入れたカムイは、強靱な意志と優れた忍術を身につけて成長する。しかし、理不尽な殺戮に明け暮れ、厳しい掟に縛られた年月を経た後、自ら選んだ世界を捨てる覚悟を決める。それは即ち裏切り者として追われる身となることだった。逃亡を続けるカムイは、偶然命を救った漁師の半兵衛一家のもとに身を寄せるが、半兵衛の妻は抜忍として身を潜めるかつての仲間スガルだった... [続きを読む]

受信: 2009年10月 1日 (木) 12時09分

» 【カムイ外伝】 [日々のつぶやき]
監督:崔洋一 出演:松山ケンイチ、小雪、伊藤英明、大後寿々花、小林薫、土屋アンナ、佐藤浩市    カムイは闘う。ただ生き抜くために-。 「忍から抜けた抜け忍、追われるカムイは将軍の馬の足を切り落とした男半兵衛を追って男の村に流れ着いた。そこには... [続きを読む]

受信: 2009年10月 1日 (木) 15時22分

» [映画『カムイ外伝』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
☆遅ればせながら、観て来ましたよ^^    ◇  私は、『カムイ伝』は小難しいので読んでいないが、『カムイ外伝』は、昔から愛読していた。  でも、途中から、絵が漫画調から劇画調になったのが気に食わなくて、劇画調になってからの四巻以降は古本屋に売ってしまった。  でも、「変移抜刀霞斬り」が破られる物語は、劇画調になってからなんだよね。  予告編で「変移抜刀霞斬り」や「飯綱落し」は再現されているのが分かったけど、「変移抜刀霞斬り」が見切られた後にカムイが開発する「十文字霞崩し」は見られるのでし... [続きを読む]

受信: 2009年10月 2日 (金) 00時25分

» カムイ外伝 [Sweetパラダイス]
忍大好きなさくらこはカムイ外伝を見てきましたいつものクドカン節はどこ?こういうのもうたまにはいいかも松ケンがかっこいいもうかっこよすぎるあまりのかっこよさにメロメロに松ケンのは・だ・かカムイ外伝の見所は…カムイとサヤカの恋模様でしょうかねやっぱりNARUTO...... [続きを読む]

受信: 2009年10月 2日 (金) 21時56分

» カムイ外伝 [たにぐちまさひろWEBLOG]
“どこが違うんじゃ?うちらとお前らはどう違うんじゃ?” 白土三平原作、松山ケンイチ主演“カムイ外伝”を観てきました。(H21.9.19(土)福井コロナシネマワールドにて観賞)江戸時代初期。出自ゆえに陰湿な差別を受け続けたカムイは、ミクモとともに村を捨て伊賀衆に拾われ忍となるものの、無情な殺戮に嫌気し抜忍となる。しかし、ミクモ達かつての忍仲間は、追っ手として、カムイの命を狙うことに。 逃れる途中、松山五万石の領主・水谷軍兵衛の愛馬を斬りつけ逃亡中の漁師・半兵衛と出会い行動をともにすることになる... [続きを読む]

受信: 2009年10月 3日 (土) 23時30分

» カムイ外伝 [映画通の部屋]
「カムイ外伝」 製作:2008年、日本 120分 監督:崔洋一 脚本:崔洋一、宮 [続きを読む]

受信: 2009年10月 4日 (日) 19時13分

» カムイ外伝 [まぁず、なにやってんだか]
昨日公開されたばかりの「カムイ外伝」を観てきました。 松山ケンイチさんのファンなら、楽しめそうです・・・。なかなかイケメン男子の褌姿などは拝めませんから。 ワイヤーアクション(か?)はバンバン出るし、CGだとわかりやすいシーン、なにがいいたいのかイマイチわからないストーリー・・・な映画でした。 やっぱり私は宮藤官九郎さんの脚本とは感性が合わないみたいです。 私の大好きな佐藤浩市さんは、かなりオカシナ殿役で、あぁ~、もったいない。キャストがみんな和風の顔立ちで薄汚れた顔色なのに、ひとり... [続きを読む]

受信: 2009年10月 4日 (日) 19時59分

» カムイ外伝 [やっぱり邦画好き…]
一世を風靡した白土三平の傑作漫画「カムイ外伝」が、崔洋一監督(『クイール』『血と骨』)の手により、ついに実写映画化。忍者の掟を破り、組織を追われた抜忍、カムイ。これは、時... [続きを読む]

受信: 2009年10月 5日 (月) 09時39分

» 『カムイ外伝』 ('09初鑑賞126・劇場) [みはいる・BのB]
☆★--- (5段階評価で 1.5) 9月19日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 13:20の回を鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2009年10月 5日 (月) 20時20分

» カムイ外伝 [Peaceナ、ワタシ!]
- 生き抜け!- 『カムイ外伝』を観てきました。 伝説のベストセラーコミック衝撃の映画化! 日本映画最高のスタッフとキャストによる超大作! …と宣伝しまくりですが、原作は未読のワタシ…えぇそうです! 松ケン目当てで観てきました・笑 色々な方のレビュー評価があまり高くなかったので(グロいとか書いてあったし)一瞬「どうしようかな~?」とひるんだのですが、公開前に旦那に「これ観るの~?」と聞かれ「ケンイチくんよ! (当然じゃん! ←というニュアンスを含む・笑)」と豪語し、更に「頑張ってね」と言わ... [続きを読む]

受信: 2009年10月17日 (土) 13時44分

» カムイ外伝 [象のロケット]
抜忍(ぬけにん:忍びを抜けた裏切り者)として、追忍(ついにん:追っ手の忍者)から逃げ続けている剣の達人カムイは、藩主の馬を襲った半兵衛という漁師を助けたことから漁村に身を寄せる。 半兵衛の妻はかつての仲間で抜忍となった“くノ一(くのいち)”のスガルだった。 初めて人の温かさを知るカムイだったが、密告により半兵衛が捕らえられてしまう…。 アクション時代劇。... [続きを読む]

受信: 2009年10月18日 (日) 19時09分

» カムイ外伝 [愛猫レオンとシネマな毎日]
白土三平の傑作コミックの実写化です。 「血と骨」の雀洋一監督とクドカンが共同で脚本を担当してます。 松山ケンイチの”カムイ”は、ヨカッタわぁ~! 忍者走りが上手くって、感心しちゃいました。相当、彼は頑張ったと思いますヨ! でも、ストーリー性はダメダメで、3つのお話を繋ぎ合わせて、 1つの映画に無理矢理しちゃったような感じ。 1つ目は、オープニングの追っ手たちとの戦いのシーン。 2つ目は、スガルの島のシーン。 3つ目は、伊藤英明が出てきた”渡り”の登場からのシーン。 最初... [続きを読む]

受信: 2009年10月20日 (火) 02時32分

» 「カムイ外伝」 [ひきばっちの映画でどうだ!!]
                              「カムイ外伝」 何度か都合が合わずに観れなかった本作をやっと観て参りました! 白土三平の言わずもがなの傑作コミックの映画版であります・・。 監督は、「月はどっちに出ている」「血と骨」の崔洋一。 少々ネタバレ・・・。 徳川の時代、主人公カムイ(松山ケンイチ)は非人の子として生まれ、いわれのない差別と貧しさの中で育ちます・・。 貧しさ故に忍になり、しかし忍の理不尽な殺戮の掟に嫌気がさして抜け忍となります・・。 忍を抜けるとは「死」を意味... [続きを読む]

受信: 2009年11月 4日 (水) 06時00分

» 09-295「カムイ外伝」(日本) [CINECHANの映画感想]
彼が受け入れられる場所はあるのか?  17世紀の日本。すさまじい階級社会の中で最下層の子として生まれたカムイにとって、強くなることが生き抜くための条件だった。はからずも忍びの道へと進んだカムイだったが、やがて自由を求めて忍びの世界を抜け出す。抜忍となったことで、追っ手との終わりのない戦いと逃亡の人生が宿命づけられるカムイ。  そんなある日、カムイは漁師の半兵衛を助けた縁で、彼の家に身を寄せることに。しかし半兵衛の妻スガルは、自らも抜忍だったため、カムイの出現に警戒心を募らせる。対照的に...... [続きを読む]

受信: 2009年11月 8日 (日) 02時03分

» カムイ外伝 [ルナのシネマ缶]
かなり酷評されてるし、 観るつもりはなかったのですが、 松ケン好きな友人に誘われて 観てきちゃいました! まあ、たしかにCGは ひどかったけど、 それなりに・・・って感じで 期待してなかった分 楽しめたかも・・・。 見事な剣の腕前を持つ忍者カムイ(松山ケンイチ)は、 掟にがんじがらめの忍びの世界に嫌気がさして抜け忍となり、 執拗な追忍の手をかわしながら逃亡を続けていた。 ある日、漁師の半兵衛(小林薫)と知り合い、 カムイはその家族に居候することになるのだが、 半兵衛の... [続きを読む]

受信: 2010年1月17日 (日) 22時23分

» mini review 10445「カムイ外伝」★★★★★☆☆☆☆☆ [サーカスな日々]
白土三平原作の傑作コミックを『血と骨』の崔洋一が実写化したアクション娯楽大作。忍びのおきてに背き、たった一人で追っ手から身をかわす不屈の主人公の苦悩と孤独を浮きぼりにする。孤高のヒーローをその抜群のセンスで演じるのは、『L change the WorLd』の松山ケンイチ。ヒロインを『ラスト・ブラッド』の小雪が演じている。人気脚本家、宮藤官九郎と監督が共同で手掛けた脚本からあふれ出す人間味に満ちた物語に圧倒される。[もっと詳しく] 白土三平はもう一度、カムイ伝を本格的に描くことが出来るのだろうか... [続きを読む]

受信: 2010年2月26日 (金) 23時19分

» 「カムイ外伝」 [prisoner's BLOG]
長い原作をまとめるときにありがちなのだけれど、展開が飛躍したり、ムリにナレーションで話を運んだり、人物の出入りが妙にぎくしゃくしている。 木から木をぴょんぴょん飛び移ったりするアクションが原作よりマンガチックに見えてしまう。重力があるのかないのかよくわからない感じ。 動物を殺すところが多い(CG製だけれど)のは、海外に出すときマズくないか。 ハリウッド映画をありがたがることもないけれど、CGを作る時にキャラクターの骨格から筋肉から分析したり実際の動物の動きを観察したりといった徹底ぶりというのは日本... [続きを読む]

受信: 2010年2月28日 (日) 04時09分

» カムイ外伝 [にわうたぶろぐ]
 本当は公開初日に観に行きたかったのですが昨年のDMCに引き続き主演の松山ケンイチ(と崔監督)が舞台挨拶に来るということで、今日行って参りました。何コレこれじゃ私まるで松山ケンイチのファンみたいじゃない…?うん、まあ嫌いじゃないしどちらかといえば好きだし、そこの所はどうでも良いか。  舞台挨拶は観賞後で、質疑応答なんかあったりして面白かったです。「仙台人は感性が少し違う(=どっか頭がオカシイ)からどんな質問がくるのか楽しみです」と最初にハードルを上げる松ケンは昔と比べて物凄くトークが上手く... [続きを読む]

受信: 2010年4月14日 (水) 23時29分

» 「カムイ外伝」ビッグネームにあぐら [ノルウェー暮らし・イン・London]
ロンドンの国際映画祭に出品された時に、どうしても観たい!!と思ったところ、チケット完売で見られなかった私。 ところが、意外に評判は悪く・・・・・ 引越し準備に明け暮れる毎日に嫌気が差し、禁断症状からちょびちょび細切れに見たこの映画。 細切れでも・・・・問題なしとは、これいかに?... [続きを読む]

受信: 2010年4月20日 (火) 06時56分

» 映画:カムイ外伝 [よしなしごと]
 映画ブログのクセして一ヶ月ぶりの映画の記事です(汗)。最近、見たい映画がなかったもので・・・。と言うわけで久々の映画記事はカムイ外伝です。 [続きを読む]

受信: 2011年4月24日 (日) 17時46分

» カムイ外伝 [本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]]
 松山ケンイチ主演で、白土三平の同名コミックスを実写化した「カムイ外伝」。2009年に公開された映画だ。  「抜忍」を待っているのは死のみという、忍者社会の非常の掟と ... [続きを読む]

受信: 2011年9月 1日 (木) 22時29分

» カムイ外伝 [映画的・絵画的・音楽的]
 吉祥寺で「カムイ外伝」を見てきました。  この作品は、映画評論家の間では総じて評判が悪いものの、昨年10月に出版された法政大学教授・田中優子氏が著した『カムイ伝講義』(小学館)(注)を読んだこともあり、また『ウルトラミラクルラブストーリー』で主演の松山...... [続きを読む]

受信: 2013年10月 6日 (日) 13時24分

» カムイ外伝 [いやいやえん]
原作ファンではありません。評判がかなり悪かったので期待せず観ました。 忍者アクションを再現するにはCGやワイヤーアクションを使わないと出来ないのはわかりますが、スロモを多用したワイヤーアクションには正直辟易してしまいました。あとOPで全てを語ってしまっていて、OPだけで十分なのではとも思ってしまいます。 また抜け忍や追忍になるという裏の事情の恐ろしさや背負うものの重々しさが感じられないというのが一番ダメな部分なのではないでしょうか。ただ単に抜けたよーな印象しか残らなかった。各々事情を抱え... [続きを読む]

受信: 2013年10月 6日 (日) 18時22分

» 映画『カムイ外伝』 [健康への長い道]
 TOHOシネマズ西宮OSにて、19日より上映の『カムイ外伝』。  白土三平の伝説的な名作漫画(最初から最後まできちんと読んだことがない/アニメは全部観たと思う)を、監督・崔洋一、脚本・崔洋一+宮藤官九郎、主演・松山ケンイチで映画化。期待度は高く・・・。  ち…... [続きを読む]

受信: 2013年10月 7日 (月) 18時29分

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