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2009年9月27日 (日)

本 「奈落のエレベーター」

木下半太さんの「悪夢のエレベーター」の続編になります。
木下さんの作品には「悪夢の観覧車」「悪夢のドライブ」などがあり、これらは「悪夢シリーズ」と呼ばれたりしてますが、基本的には別の話になっています(多少のクロスオーバーはありますが)。
それで本作「奈落のエレベーター」ですが、これは「悪夢のエレベーター」の正当な続編。
「悪夢のエレベーター」のラスト直後から物語は展開します。
言うなれば「ダイ・ハード」が「ダイ・ハード2」になったという感じでしょうか。
何が言いたいかというと、「ダイ・ハード」は限られた空間(ビルの中)でのノンストップアクション、そして「ダイ・ハード2」はその限定空間というのを取っ払いながらもやはりノンストップであるところは変わらないという意味です。
本作「奈落のエレベーター」は前作のエレベーターの中だけとういう限定空間の枠組みをやはり取っ払っています。
けれどもノンストップサスペンスであるということは変わらない。
次から次へと登場人物に苦難が襲いかかり、それを知恵と勇気と偶然と、成り行き任せでクリアしていくというのはやはりページを繰る手が止まらなくなるような魅力があります。
こちらの作品はやはり前作「悪夢のエレベーター」を読んでからの方がいいかと思いますので、ご興味ある方は是非前作も読んでみてください。

前作「悪夢のエレベーター」の小説の紹介記事の時、映画になったらおもしろいと書いたのですが、やはり同じようなことを考える人はいるもので、映画化されて今度の10月から公開ですね。
監督は堀部圭亮さん。
もともとお笑いタレントで最近は「やさぐれぱんだ」を演出されています。
脱線しますが、「やさぐれぱんだ」は超おもしろいのでお薦めです(堺雅人さん、生瀬勝久さん出演!)。
この方なら「悪夢のエレベーター」の映画もおもしろいに違いありません。
期待しながら待っていたいと思います。

前作「悪夢のエレベーター」の記事はこちら→
続編「悪夢のギャンブルマンション」の記事はこちら→

「奈落のエレベーター」木下半太著 幻冬舍 文庫 ISBN978-4-344-41357-3

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コメント

Agehaさん、こんばんは!

念願の映画化ですねー。
すごい楽しみです!
そうか、内野さんがサブちゃんですか。
それなら彼が主役なのかもしれないですねー。
確かにずっとエレベーターの中だけだと映画的にはつらいから、「奈落」も込みかも。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月29日 (火) 22時54分

映画になりゃいいのにな~がホントに実現しましたね。(笑)

舞台劇が映画になるのは「キサラギ」も
そうだったから妙に期待してしまいます。

原作「悪夢のエレベーター」では
基本、佐藤VS・・・だったはずで
メインはコイツだったはずなんですが
映画「悪夢のエレベーター」は
ポスターを見る限りでは
内野さんが演じる「三郎」がセンターに来てる。
・・・コレって「奈落のエレベーター」も
込みなんでしょうかね???

投稿: Ageha | 2009年9月28日 (月) 11時35分

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ハイ、Agehaです。10月になっちゃいました。 私事ですが、今月ホントに見たい映画が多すぎて大変。( ̄□ ̄;) えっと先日まで貼り付けていたブログパーツを数日前にチェンジしたんですが この「奈落のエレベーター」は今はっつけてるものの関連作で 今月中旬公開になる「... [続きを読む]

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