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2009年8月 2日 (日)

「ゆれる」 「檻」の囚われ人

「ディア・ドクター」の記事を書いたとき、同じ西川美和監督の「ゆれる」を未見と書いたら、みなさまから「良いよ!」とお薦めいただいたので、さっそく観てみました。
みなさんがお薦めしてくれるのがわかりました。
本作、とても良かったです。

「ディア・ドクター」を観たときにも思ったのですが、西川監督は物語の登場人物の気持ちについて、台詞やNAなどでいちいち細かく説明をしないんですよね。
「ディア・ドクター」の時にrose_chocolatさんからもコメントいただきましたが、何気ない情景描写で登場人物の心理をさりげなく暗示しているんです。
なのでその登場人物が何を思っているのか、感じているのかというのを、観ている僕たちが想像する余白があるんですよね。
なので本作は登場人物についていろいろな解釈ができるように思えます。
本作で深いキャラクターだと思ったのは、主人公猛(オダギリジョーさん)ではなく、その兄の稔(香川照之さん)でした。
真面目で、やさしくて、正直で、と誰にも言われる稔。
彼が何を思い、どうしてそのような行動をしたのか、僕なりに想像しました。

<ラストに触れるところがあるのでここから先は注意です>

稔と猛の生まれ故郷は、山梨のそれほど大きくない町。
家業のガソリンスタンドは稔が継ぎ、猛は飛び出すように家を出て東京でカメラマンをやっています。
猛はその町がいやでいやしょうがなかったのでしょう。
ずっとつまらない人生を送ってしまいそうな気がして。
けれどもそれは兄の稔が、家を継いでくれたからこそできたことでもあったわけです。
稔もそのような変化のない人生を好んで歩みたいと思ったわけではないように思われます。
時々、うちに秘めた不満が爆発するかのようなところからそれが窺われます。
けれど惰性だったり、踏ん切りがつかなかったりといったことがあって、仕方がないと思って人生を歩んできたように思いました。
なんとなく期待される「いい人」であらねばならないと思ってきているような感じがしました。
そんなときに起きた「事件」。
猛の視点で、稔の事件の裁判が語られて、猛の兄を思う気持ちとその生き方を否定する気持ち、そして自分自身の罪の意識と保身の意識との「ゆれる」気持ちを描いていきます。
けれど稔からすればその「事件」は千載一遇のチャンスであったのではないかと思いました。
彼は「檻」に囚われた人であったのです。
その「檻」とは生まれ故郷であり、家業のガソリンスタンドであり、老いが見え始めている親であります。
もっと別の可能性もあったかもしれないのに、いつの間にか「檻」に囚われている。
稔からすれば、その「檻」から早くに脱出した弟は、憎しみの対象ですらあったかもしれません。
けれどこの「事件」は稔を囲っている「檻」から脱出するための鍵となります。
自分をつなぎ止めていた鎖は、「事件」によって断ち切られる。
故郷との鎖も、家業との鎖も、家族との鎖も。
自分が犯していない罪を償うために7年間監獄の中で暮らすということも、実は稔にとってはどうということもなかったのかもしれません。
なぜなら収監されなければ、ずっとこれからも自分を閉じ込めている「檻」から脱出できなかったであろうからです。
いつの間にかその「檻」に閉じ込められたまま、老いて死んでいく。
たった7年間という気持ちであったかもしれません。
ラストで稔がバスに乗り込む時の表情がとても印象深く思えました。
やっと自由になれるという喜びがそこには感じられました。

なんというか、こういう風に想像させさせてくれる余白を持たせてくれる西川美和監督は素晴らしい。
こうなったら「蛇イチゴ」も観なくては。

西川美和監督作品「ディア・ドクター」の記事はこちら→

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コメント

ななさん、こんにちは!

>「行間を読ませる」
まさにそんな感じですね!
どちらかというと邦画はわかりやすい方向ばかりになってきてますが、おっしゃるような「行間を読ませる」映画も見たいです。
なかなかお客さんが入りにくいタイプの映画ではありますが、西川さんにはがんばって作っていってほしいです。

投稿: はらやん(管理人) | 2011年6月 4日 (土) 07時14分

お久しぶりです。

西川監督って,「行間を読ませる」監督さんでは
邦画界ではトップクラスだと私的には思ってるんですが
老成した男性の監督さんではなく
若い女性監督さんと知ってますます感嘆しましたね。
もちろん女性ならではの細やかな感性も十分に発揮されているのですが
ここまで人間性を深くえぐってみせる作品は
やはりその強烈さにおいては男性的なものも感じてしまいます。
知性と感性・・・どちらも素晴らしく作品に投影されている監督さんですね。
そして「ディア・ドクター」でも感じましたが
香川照彦さんの演技はやっぱり素晴らしいですよね。

投稿: なな | 2011年6月 4日 (土) 02時28分

Nakajiさん、こんばんは!

西川監督、いいですよね。
若い方なのに、人の心の奥にあるものを描くのがとても上手だと思います。
それも饒舌というのではなく、観ている人に感じさせるというか・・・。
観客ひとりひとりが違う受け止め方ができるような懐の深さを感じます。
「ディア・ドクター」も良かったですよ。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年8月15日 (土) 23時26分

こんにちは♪
TBありがとうございました。

この作品はかなり好きです。
西川美和監督は本当にすばらしいと思いました。

富山でやっと、『ディア・ドクター』がはいり
楽しみにしております♪
Nakajiも『蛇イチゴ』は観てないんですよ。。いつか観たいです♪

投稿: Nakaji | 2009年8月15日 (土) 22時58分

真紅さん、こんにちは!
どうもココログとFC2は相性悪いようですね。
僕の方からも時々TB入らないことがあります。

みなさんが絶賛するの、よくわかりました。
人の心の裏側っていうのは、たぶん自分自身でも意識できないことってあると思うんですよね。
稔も猛も、それまでは兄弟どおしではなんとなくうまくやれてるっていう感じはお互いに持っていたと思うんです。
なにかがきっかけで鬱屈しているものは爆発してしまったりするんですよね。
なんというかこういう気持ちみたいなものを若い監督がすっと撮ってしまうところに西川監督の才能を感じてしまいました。
彼女自身とても繊細で内省的な人なのではないかなと思いました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年8月14日 (金) 09時39分

ミチさん、こんばんは!

みなさんにお薦めいただいたので、観てみました。
早く観れば良かった・・・。
西川監督の作品はとても物語に余白があるので、観る人や観た時によっていろいろな解釈ができる懐深い感じがありますよね。
こうなったら「蛇イチゴ」も観なくてはいけないですね!

投稿: はらやん(管理人) | 2009年8月12日 (水) 21時23分

はらやんさん、こんにちは!
こちらからTBできないのがもどかしいのですが、コメント失礼します。
『ディア・ドクター』の記事で本作を未見、と書かれていたので、観られたらどんな感想を持たれるのかな、と思っていました。
この映画は絶賛される方も多いのですが、嫌う方は徹底的に嫌う印象です。
(私を含め)絶賛派が多いので、否定的な意見は目立ちませんが・・。
多分、人間の悪意や心の裏側を描くことに生理的な嫌悪を抱かれる方も少なからずいらっしゃるのではないかな、と思っています。
その辺り、『ディア・ドクター』ではかなりソフトになっていた印象でした。
『蛇イチゴ』は私も観てないんですよ。。いつか観たいです!

投稿: 真紅 | 2009年8月11日 (火) 22時49分

「ゆれる」ご覧になったんですね!
主演俳優のファンということを差し引いても、凄く好きな作品です。
見るたびに最後の解釈も変わってきますし、とても深い作品だと思います。
「蛇イチゴ」も面白いですよ!

投稿: ミチ | 2009年8月11日 (火) 00時01分

rose_chocolatさん、こんにちは!
お薦めいただいた本作、観ましたよ。
とても良かったです。

確かに「澱」ってありますよね、気がつかないうちに。
コンプレックスみたいなものでしょうが。
西川監督は台詞だとくどくどしくなってしまうこういうものを、感じさせてくれますよね。
実に上手に描く方です。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年8月 7日 (金) 14時48分

もうこの映画から3年も経ったなんて信じられなくて、ついこないだのようです。3年前って今とは違う忙しさで、精神的にもシビアで、そんな中でもこれだけはどうしても観たくて、時間作って観に行った記憶があります。それは本当に正解で、自分が映画を鑑賞する上でも大きく影響を与える1本となりました。

この映画に関しては溜息しか出て来ない見事さ。。 なんですよね。
目指すものはいつも上へ上へとなのだけど、それを追っている間に得られなかったものが他にあるとすると、人はそれを持っている他人に対して、どろどろとした感情を知らずのうちに引きずっている。そんなこと思っているなんて絶対に自分は認めないんだけど。
そこのあたりの、何とも言い表せない「澱」の部分を、こんなにうまく出せるなんて、と、鑑賞当時はしばらく考えてしまいました。
・・・ って、もうこの映画に関しては、話し出したら止まんないかも(笑

話は変わりますが、「ディア・ドクター」の原作本がどうしても気になって読んじゃいました。 これもある意味凄かった。 また感想書くのにしばらく悩みそうです(笑) はらやんさんはどうして本とか映画とか、ささーっと書けるんだろう? いつも思うんですがすごい!

投稿: rose_chocolat | 2009年8月 3日 (月) 22時59分

kiraさん、こんばんは!

なんとなく重そうな話だったので、劇場公開のときはスルーしちゃっていたのですが、観に行けばよかった・・・。
人のほんとうの気持ちっていうのは、自分自身でもわからないくらいに奥の奥にあるっていう感じがしました。
だから自分でもわからずに心がゆれてしまうんでしょうね。
「ディア・ドクター」もそうでしたが、西川監督はそういう葛藤を描くのがじょうずな感じがします。

投稿: はらやん | 2009年8月 2日 (日) 22時50分

こんばんは~☆
「ディアドクター」は1日1回の上映になってしまい、
DVDになりそうです~。
ゆれるは良かったですよね。
兄弟間のもつ、なんともいえない感情が伝わってきて、
これは邦画の中でも好きな作品の上位に位置していますscissors
私はかなりキャストに左右されるんですが、「蛇イチゴ」感想を楽しみにしています♪

投稿: kira | 2009年8月 2日 (日) 21時54分

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受信: 2010年3月23日 (火) 03時21分

» ゆれる(日本) [映画でココロの筋トレ]
23日(金)、「ゆれる」の試写会に行ってきました。 2006年カンヌ国際映画祭 監督週間正式出品作品だって。 ( → 公式HP  ) 出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、新井浩文、真木よう子 上映時間:119分 オダギリジョーは、東京で成功した... [続きを読む]

受信: 2010年8月29日 (日) 15時09分

» ゆれる [★★むらの映画鑑賞メモ★★]
作品情報 タイトル:ゆれる 制作:2006年・日本 監督:西川美和 出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、新井浩文、真木よう子 あらすじ:東京でカメラマンとして成功している猛(オダギリジョー)は母の一周忌で帰省する。彼は実家のガソリンスタンドを継いだ独身の兄の稔(香川照之)や、そこで働く幼なじみの智恵子(真木よう子)と再会し、3人で近くの渓谷に行くことにする。猛が単独行動している間に、稔と渓谷にかかる吊り橋の上にいた智恵子が転落する。 ...... [続きを読む]

受信: 2011年2月13日 (日) 15時05分

» ★ 『ゆれる』 [映画の感想文日記]
2006年、シネカノン、   西川美和監督・原案・脚本。  オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、新井浩文、真木よう子、木村祐一、ピエ... [続きを読む]

受信: 2011年5月28日 (土) 19時50分

» ゆれる [虎猫の気まぐれシネマ日記]
あの橋を渡るまでは 兄弟でした・・・・。 鑑賞中,何度も鳥肌がたった。香川照之と,オダギリジョーの,息詰まるような演技バトル。作品中に描かれる,人間の心の中に秘められた深い謎と闇。・・・・間違いなく,これまで観た中でも最高と思える邦画のひとつ。兄弟間に存在するライバル意識や嫉妬心は,やっかいなものだ... [続きを読む]

受信: 2011年6月 4日 (土) 02時30分

» ゆれる [A Day In The Life]
映画館で観るつもりでしたが、その機会を逸して、 DVD発売と同時に買い、家で観賞した作品。 あの橋を渡るまでは兄弟でした。 というフレーズではじまる予告が印象的でした。 キャスト 売れっ子カメラマンの弟早川猛(たける)役に、オダギリ・ジョー 一方、地方に... [続きを読む]

受信: 2011年8月 7日 (日) 11時33分

» 『ゆれる』 [映画大陸]
 揺れる〜想い〜♪ 体じゅう〜感じて〜♪  ・・・なんていきなりZARDの実に懐かしい曲から入ってしまいました。  昔はよくラジオから流れていた曲ですよね。今、ZARDって活動 ... [続きを読む]

受信: 2012年1月16日 (月) 22時58分

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