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2009年8月12日 (水)

本 「阪急電車」

僕の好きな作家の一人であります有川浩さん。
有川浩さん好きの他のブロガーさんが最も好きな作品と書いていらっしゃったのを読んで、本作「阪急電車」を読んでみました。
阪急今津線を舞台にして、停車駅でのエピソードが、いくつも引き継がれながらいく構成がとてもおもしろかったです。
小さな出来事が、すれ違ったときの何気ない一言が、なにか別の人に影響を与え、そしてまたその人の行動が影響を与え・・・。
バトンタッチをしていくように物語はガタゴトと進んでいきます。
往路のエピソードで登場した人物の、半年後のエピソードが復路でまた語られていきます。
そのエピソードには甘い話、苦い話といろいろな味があります。
苦い話もあっても、有川さんの作品に出てくる登場人物というのは、基本的に素直で真っ当な人々なので、読んでいてもなにかほっこりとさせてくれるところがあります。
彼ら彼女らは真っ当というよりは、そう、極めて常識的な人たちなんですよね。
常識的な人々が出てきて物語になるっていうことは、それだけ非常識な人も多いってことかもしれませんね。
本作にも登場する非常識な人々というのは、自分でも「いるいるそんな人!」と言いたくなるようなタイプの人でした。
しかし、この物語に登場する非常識な人っていうのは日常的に見かけるけますが、本作の征志とユキのような運命の出会いは日常的にはほんとないなあ・・・。
東京の通勤のギューギューの満員電車じゃ、そんな出会いは望むべくもないか・・・。

「阪急電車」有川浩著 幻冬舍 ハードカバー ISBN978-4-344-01450-3

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恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車・・・・ 「宝塚駅、征志運命の女性に出会う。宝塚南口駅、翔子呪いの願をかける。逆瀬川駅、時江、犬を飼おうと思う。小林駅・・・・」 すごく面白かったです!!!!! 電車の中ですれ違う人たち、みんなにドラマ... [続きを読む]

受信: 2009年8月18日 (火) 11時20分

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「阪急電車」/有川 浩(幻冬舎刊)   その本のタイトルから親近感があって読みたかった本。 やっと読めました これは阪急今津線の西宮北口駅〜宝塚駅の8つの駅のわずか所要時間14分足らずのミニ路線。 この区間の8つの駅に繰り広げられる1往復16話からなる物語。     西宮北口駅門戸厄神甲東園仁川小林逆瀬川宝塚南口宝塚 著者の有川さんが実際大学時代に今津線沿線に下宿していたそうで、思い入れの強い路線なのだそうだ。 たまたま乗り合わせた電車の中で何組かの新し... [続きを読む]

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脱帽。 もうね、なんていうかね、上手く言葉に出来ないけどさ~。この著者様って、私の琴線にがっつり触れるようなお話ばっかり書いてくれるわー。なんでっ!?もう、降参です。白旗を両手で振ります、振りまくります。・・・ばったり。... [続きを読む]

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うふ、うふふ・・・{%heart3_a%} 有川浩さんですよ。 水無月・R大絶賛、「萌えの神」と崇める有川さんの新作ですよ!今回も、萌えですよ! はちきんな女の子もわんさか出てきますよ。 そしてまた、水無月・Rは白旗を上げるのでございますよ。 有川さんの『阪急電車』、 まっとうなレビューを求められる方は、ここで回れ右してください!水無月・R、今回も人格崩壊バージョン(しかもロング)でお送りしま~ッす!... [続きを読む]

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ローカル電車の中のドラマ            * * * * * * * * 阪急電車今津線を舞台に繰り広げられる、連作短編集。 宝塚駅から西宮北口駅まで駅は8つ。 まず往路で乗客となる様々な人に焦点を当てていきます。 よく図書館で見かける女性と隣り合...... [続きを読む]

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JUGEMテーマ:読書感想文nbsp; nbsp;  阪急宝塚駅から西宮北口駅までの往復のストーリー。 nbsp;  人生、負けるが勝ちということもあります。 nbsp;  彼を寝足られたOLの打ち入り後に出会った老婆の言葉は nbsp;  会心の一撃ですね。短編だけどストーリーは、繋がっていて人と 人の絆は、面白かったです。 nbsp; nbsp... [続きを読む]

受信: 2012年3月30日 (金) 22時14分

» 阪急電車 [本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]]
 関西に住んどるんなら、 「阪急電車」を知らへん人はおらんやろけど、関西の大手私鉄の「阪急電鉄」が走らしとる電車や。阪急電車が走っとるの路線のひとつに「今津線」いうの ... [続きを読む]

受信: 2012年4月 1日 (日) 10時30分

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