« 本 「カラフル」 | トップページ | 本 「法華経入門」 »

2009年7月 5日 (日)

「レスラー」 エンジンが燃え尽きるそのときまで

80年代に活躍したレスラー、ランディ。
彼の生き様は曲がることのできない車をひたすらに運転し続けるかのよう。
途中で降りることなどもできはしません。
エンジンが焼き切れるまで、走り続けなくてはなりません。
そんな生き様には何か悲哀を感じます。
彼の生き方は決して僕自身がそう生きてみたいと思うようなものではありません。
生きることに不器用なランディは、自分の道をただ真っすぐ真っすぐ走っていくことしかできません。
それは救いのない一本道です。
最後に残るのはエンジンが焼き切れたスクラップだけでしょう。
現実の世界には「ロッキー」のようなファンタジーはないのです。
そんなことはみんな知っている。
けれど、だからこそ、彼を観に来ている観客は、彼にファンタジーを観たいと思うのでしょう。
自分にはそんな生き方はできないから。
現実はそんなに甘くはないから。
みんなどこかで簡単にスムーズに運転できる道を選んでしまうのです。
だからこそ、ずっと一本道を走り続けるランディを憧れを持って見つめているのです。
プロレスが段取りがあるショーであるということなどは関係がないのです。
観客は彼の試合を観に来ているのではないのかもしれません。
彼の生き様を観に来ているかもしれません。
観客が自分ではそんな一本気な生き方できないと、とうにあきらめているファンタジーをファンタジーだと知りつつ、ランディは背負って走り続けるのです。
彼を観にくる人々のその想いこそが彼のガソリンであるから。
それが彼が背負ってしまった荷であるから。
最後まで。
とことん最後まで。
エンジンが燃え尽きるそのときまで。
彼は、走り続ける。

にほんブログ村 映画ブログへ

|

« 本 「カラフル」 | トップページ | 本 「法華経入門」 »

コメント

zebraさん、こんばんは!

本作のランディは不器用さが出ていて、ミッキー・ローク本人ともかぶって見えました。
「ホーム・ボーイ」は観たことないのです。
今度機会がありましたら観てみますね。

投稿: はらやん | 2011年9月23日 (金) 22時14分

はじめまして はらやんさん

レスラー人生もピークを過ぎ、娘とは絶縁状態、ステロイドの影響で心臓は弱っているありさまの中年レスラー ランディー。
せっかく 親子関係を修復するチャンスだったのに娘さんとの約束すっぽかすのは さすがにマズイよ~(´Ц`)

 マリサ演じるストリッパーのキャシディのトップレスにTバック姿で踊る姿はとってもキレイでしたよ。

自分には「この場所しかない」不器用な生き方しかできないランディーは やはり 悲しい男です。

あっ、そうそうはらやんさん・・・同じミッキー・ロークの主演の「ホーム・ボーイ」という'88年の映画 知っていますか?

 こちらは、ロークが アメリカ各地を渡り歩く流れ者ボクサーのジョニー役です。元妻のデボラ・フューアーと共演しています

 これ以上説明するとネタバレになりますので 省略しますが レスラーのランディーとはまた違った男の不器用さを「ホーム・ボーイ」のジョニーは持っています。

 「レスラー」と「ホーム・ボーイ」 ともにミッキー・ロークの主演で、ふたりの不器用な男が主人公 ランディーとジョニー

 ふたつの作品を比べながら見るのも 悪くないですよ

投稿: zebra | 2011年9月23日 (金) 09時58分

TB有り難うございます。

同日に何作かのTBだからでしょうか…。
原因が不明ですが当方からのTBが通りませんでしたが、
記事は大切に反映させて頂きます。

今後とも宜しくお願い致します。

投稿: 象のロケット | 2009年10月16日 (金) 21時12分

kiraさん、こんにちは!

子供のように夢を追い続けるというのは、できそうでなかなか大人になるとできないですよね。
夢か人生かを選ばなくてはいけない場合もあって、だいたいは後者を選んでしまうものです。
でも前者を選んでいる人には何か憧れみたいなものを感じてしまいます。
本作でのランディもそんな感じがしました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年10月14日 (水) 07時56分

ずっと子供のような男性って、
どうしようもないけど、またその魅力はなんともいえない、
どうにも惹かれるものがありますね。
これこそ、大人のドラマだ!って感じで、
おちゃめな男を描いてるに過ぎないのに、、いい作品でした

投稿: kira | 2009年10月13日 (火) 21時26分

ミチさん、こんばんは!

あまりにランディの生き方が不器用で、切ない感じでしたよね。
変わらなくてはいけない、変われるんじゃないか・・・と悶々としている彼の姿は、誰でもちょっとは同じように思うところがありますよね。
結局変われなかったりすることも切ない・・・。
けど彼は変われないことを納得していたようなのが、慰めだったような気がします。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年9月 2日 (水) 22時31分

こんにちは♪
ランディのいろんな姿を見るだけで泣けてしまいました。
実際彼が夫だったら愛想を尽かすと思うのですが・・・。
エンドロールのブルース・スプリングスティーンの歌も感動的でした。

投稿: ミチ | 2009年9月 1日 (火) 23時33分

rose_chocolatさん、こんばんは!

ハッピーエンドとは言いがたいラスト。
けれどあまりに不器用なランディの生き様は、なにか感じ入るところはあります。
生きるのが巧くなって知らず知らずのうちに器用さを身につけていくうちに、ランディのようなまっすぐさというのは何かうらやましい感じもありますね。

投稿: はらやん | 2009年7月10日 (金) 23時41分

何かこの映画、ずどーんと来てしまいました。 結末はないのにね。
ミッキー・ローク自身も、「失うものは何もない」境遇にあったのかもしれません。 そういう意味ではこれは彼そのものの映画。 突っ走ってみたいけど、手放すことができない人は男性は多いから、彼のような人生にどこか憧れみたいなのがあるんじゃないですか?

逆に女性は、キャシディ的生き方って、どうしようもなくなったらできちゃったりするのかも(職業は別としてw)しれないですね。 ランディと割り切ってつき合う姿にはそういう信念を感じました。

投稿: rose_chocolat | 2009年7月 9日 (木) 21時47分

まりっぺさん、こんばんは!

何もなかったかもしれません。
やりたいこと、やれなかったことをも越えて、燃え尽きたという到達点だったような気がします。

投稿: はらやん | 2009年7月 9日 (木) 19時45分

彼が走り続けた先には何があったのでしょうかね。

投稿: まりっぺ | 2009年7月 7日 (火) 10時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「レスラー」 エンジンが燃え尽きるそのときまで:

» 「レスラー」 [みんなシネマいいのに!]
 子供の頃、世の中で一番強いのはプロレスラーだと思っていた。 プロレスがゴールデ [続きを読む]

受信: 2009年7月 5日 (日) 21時23分

» レスラー [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
 『人生は過酷である、ゆえに美しい。』  コチラの「レスラー」は、80年代に人気を博したスター時代から人生のどん底をなめた主演のミッキー・ロークが、自身の人生とオーバーラップするような老レスラーを演じ話題となり、全世界の映画賞54冠に輝いた6/13公開のR-15指....... [続きを読む]

受信: 2009年7月 5日 (日) 21時30分

» レスラー/ミッキー・ローク [カノンな日々]
ミッキー・ロークの映画をスクリーンで観るのはかなり久しぶりです。DVDでは観てるんですけどスクリーンでとなるとさっぱり記憶がないんですよね。ヴェネチア国際映画祭では見事に金獅子賞に輝き、アカデミー賞授賞式では主演男優賞を受賞したショーン・ペンに壇上から敬意を...... [続きを読む]

受信: 2009年7月 5日 (日) 23時10分

» レスラー [LOVE Cinemas 調布]
主演のミッキー・ロークと共演のマリサ・トメイの双方がアカデミー賞主演男優賞と助演女優賞にノミネートされた作品です。ちなみにゴールデングローブ賞では主演男優賞を獲得。ミッキー・ローク久々の返り咲きでした。監督は『レクイエム・フォー・ドリーム』、『ファウンテン 永遠につづく愛』のダーレン・アロノフスキー。ずいぶん前に前売券を購入し待ってましたがやっと公開されました!... [続きを読む]

受信: 2009年7月 5日 (日) 23時39分

» 映画「レスラー」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:THE WRESTLER プロレス好きで、落ちぶれて体はボロボロでもリンングに上がり続け、生活は苦しくスーパーでアルバイトをしながらも部屋代さえ払えない、そんな男の物語・・・ つい最近の衝撃的なニュース、それは2009年6月13日のこと、既に満身創痍の体調不良ながらも... [続きを読む]

受信: 2009年7月 5日 (日) 23時54分

» エメラルドグリーンの男 [MESCALINE DRIVE]
2009年6月13日。日付が変わる間際、テレビ番組を見ていたら画面上部をニューステロップが流れた。そ... [続きを読む]

受信: 2009年7月 6日 (月) 16時19分

» レスラー [C note]
ずいぶん前に観てたんだけど、エヴァに興奮しすぎて遅なりますた[E:sweat02 [続きを読む]

受信: 2009年7月 6日 (月) 16時38分

» レスラー     試写会にて鑑賞 [レンタルだけど映画好き]
人生は過酷である、ゆえに美しい。 世界が泣いた!不器用なまでに”自分の生き場所”を求め続けた男の感動作 2008年 アメリカ  日本公開日2009/06/13 監督 ダーレン・アロノフスキー 脚本 ロバート・シーゲル 出演 ミッキー・ローク/マリサ・トメイ/エヴァン・レイチ... [続きを読む]

受信: 2009年7月 6日 (月) 22時37分

» レスラー [日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~]
ザ・ラムのニックネームで知られるかつては人気を極めたプロレスラー、ランディは、今は落ち目でドサ回りの興行で、何とか、レスラーを続けています。けれど、それでは、生活できず、スーパーでアルバイトをしていますが、それでも、家賃は滞納しがち。ある日、ステロ... [続きを読む]

受信: 2009年7月 6日 (月) 22時52分

» THE WRESTLER 《レスラー》 [銅版画制作の日々]
ミッキー・ローク、復活! 人生は過酷である、ゆえに美しい。 6月19日、京都シネマにて鑑賞。ミッキー・ロークの久々の主演作品「レスラー」です。アメリカ本国での配給さえ決まっていなかった無名の低予算映画だったそうで。それが、2008年のヴェネチア国際映画祭で大旋風を起こしたのがというので驚きです。そしてその主演の中年レスラーを演じたのがあのミッキー・ローク。1970年代後半から80年代のミッキーは数々の作品に出演して、人気俳優として活躍していました。「エンゼル・ハート」が結構好きな作品でしたね。9... [続きを読む]

受信: 2009年7月 6日 (月) 23時53分

» レスラー [映画] [映画鑑賞★日記・・・]
原題:THE WRESTLER公開:2009/06/13製作国:アメリカR-15上映時間:109分鑑賞日:2009/06/13監督:ダーレン・アロノフスキー出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド人生は過酷である、ゆえに美しい。+あらすじ+かつては人気を極めたものの今...... [続きを読む]

受信: 2009年7月 7日 (火) 10時07分

» レビュー:レスラー [シネコンバイトまりっぺの映画レビュー日記]
[ドキュメント風ドラマ][プロレス][ロートル物][流血][乳見せ・性描写][実写][洋画][スコープ][R15] 不器用度:★★★★☆ もがき度:★★★☆☆ 監督: ダーレン・アロノフスキー 出演: ミッキー・ローク、 マリサ・トメイ、 エヴァン・レイチェル・ウッド ...... [続きを読む]

受信: 2009年7月 7日 (火) 10時14分

» ★★★ 『レスラー』 [映画の感想文日記]
2008年。アメリカ。The Wrestler.   ダーレン・アロノフスキー監督・製作。  ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞作、しかし、どうもあやしい、ヴェネチア映画祭といえば過去にゴダールの『カルメンという名の女』が金獅子賞をベル... [続きを読む]

受信: 2009年7月 8日 (水) 23時56分

» 『レスラー』 (2008)/アメリカ [NiceOne!!]
原題:THEWRESTLER監督:ダーレン・アロノフスキー出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド試写会場 : ヤクルトホール公式サイトはこちら。<Story>“ザ・ラム”のニックネームで知られ、かつては人気を極めたものの今では落ち目...... [続きを読む]

受信: 2009年7月 9日 (木) 21時38分

» レスラー [そーれりぽーと]
『ファウンテン』はがっかりだったけど、『π』も『レクイエム・フォー・ドリーム』も大好きなので、ミッキー・ロークにはあまり期待せずにダーレン・アロノフスキー監督作ってところに惹かれて『レスラー』を観てきました。 ★★★★★ 整形で崩れきったミッキー・ロークの顔が痛々しく、以前から考えると想像も出来ないくらいに膨れ上がった巨体も合わせて年老いたプロレス界の元スターって役に見た目がハマり過ぎていて、落ちぶれた感を誘いまくり。 元セックスシンボルだったとは思えない変わり果てた様子が、這い上がりたくてもその... [続きを読む]

受信: 2009年7月 9日 (木) 23時52分

» レスラー [ともやの映画大好きっ!]
(原題:THE WRESTLER) 【2008年・アメリカ/フランス】試写で鑑賞(★★★★☆) 2008年ゴールデン・グローブ賞・主演男優賞&主題歌賞受賞。 2008年英国アカデミー賞・主演男優賞受賞。 2008年ヴェネチア国際映画賞・金獅子賞受賞。 2008年インディペンデント・スピリット賞・作品賞&主演男優賞&撮影賞受賞。 2008年放送映画批評家協会賞・歌曲賞受賞などなど、他にも世界中の映画賞を総なめ。 かつて栄光のスポットライトを浴びた人気プロレスラーの孤独な後半生を描いたヒューマンドラマ... [続きを読む]

受信: 2009年7月10日 (金) 02時49分

» 『レスラー』(@「シネマのすき間」) [ラムの大通り]
(原題:The Wrestler) -----今日は『レスラー』。 これはぼくがずっと前から楽しみにしていた映画。 だって、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたばかりか、 主演があのミッキー・ローク。 ダーレン・アロノフスキー監督ニコラス・ケージでなら撮影していいよと スタジオから言われたのを、 ミッキー・ロークにこだわったというんだから、 ファンでなくても興味がわいちゃうよね。 ミッキー・ロークって、 日本では、猫パンチとまで言われたボクシングの試合で男を下げて それ以来、人気もキャリアも急降... [続きを読む]

受信: 2009年7月10日 (金) 23時28分

» 「レスラー」 [ヨーロッパ映画を観よう!]
「The Wrestler」 2008 USA/フランス ランディ・ロビンソンに「白いドレスの女 /1981」「 ナインハーフ /1985」「エンゼル・ハート /1987」「 レインメーカー/1997」のミッキー・ローク。 キャシディに「アルフィー/2004」「その土曜日、7時58分/2007」「さよなら。いつかわかること/2007」のマリサ・トメイ。 ステファニーに「アクロス・ザ・ユニバース/2007」のエヴァン・レイチェル・ウッド。  監督は「π /1997」「レクイエム・フォー・... [続きを読む]

受信: 2009年7月11日 (土) 00時11分

» それでも闘う理由がある。『レスラー』 [水曜日のシネマ日記]
20年間現役を続けるひとりのプロレスラーの物語です。 [続きを読む]

受信: 2009年7月11日 (土) 10時51分

» レスラー [ダイターンクラッシュ!!]
6月16日(火) 19:45~ TOHOシネマズ シャンテ1 料金:1300円(シネマイレージデー) パンフレット:700円(買っていない) 『レスラー』公式サイト 三沢光晴追悼会(会社のオッサン4人。)で痛飲した翌日の鑑賞。 ネコパンチ事件から凋落してしまった役者ミッキー・ロークが、落ちぶれたプロレスのスーパースターを演じ、まるで彼の人生のようだとまで揶揄された映画「レスラー」。 しかし、この作品のおかげでアカデミー主演男優賞にノミネートされるまでの復活をとげた。 何と製作サイドは、ニコラ... [続きを読む]

受信: 2009年7月11日 (土) 15時37分

» レスラー [メルブロ]
レスラー 267本目 2009-27 上映時間 1時間49分 監督 ダーレン・アロノフスキー 出演 ミッキー・ローク  マリサ・トメイ エバン・レイチェル・ウッド 会場 TOHOシネマズ シャンテ 評価 7点(10点満点)  ミッキー・ロークの56歳とは思えないレスラー....... [続きを読む]

受信: 2009年7月11日 (土) 18時21分

» レスラー [5125年映画の旅]
一世を風靡した人気レスラー、ランディ・ラム・ロビンソン。しかしそれは20年も前の話。年老いたランディは、衰えた身体に鞭打って現役を続けていた。しかし試合の後、ランディは心臓発作で倒れてしまう。バイパス手術で一命は取り留めたものの、医者からはプロレスを引...... [続きを読む]

受信: 2009年7月11日 (土) 21時28分

» 「レスラー」 [☆ EL JARDIN SECRETO ☆]
華やかなスポットライトの先に待ち受ける世界。プロレスラーは年齢を相当に重ねてもできてしまう商売である。だから大概は、本作の主人公ランディのようにリングに上り続ける。老いの恐怖と焦りはおそらく誰もが感じていることだろう。子供のころ見ていた全日本プロレス中...... [続きを読む]

受信: 2009年7月12日 (日) 06時16分

» レスラー [CASA GALARINA]
★★★★☆ 2008年/アメリカ 監督/ダーレン・アロノフスキー <京都シネマにて鑑賞> 「無様でもいい。けなげに一生懸命に生きてゆく」 [続きを読む]

受信: 2009年7月12日 (日) 15時36分

» レスラー  [いとし・こいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~]
レスラー   原題:THE WRESTLER   6/5(金)@一ツ橋ホール 人気レスラーだったランディも、今ではスーパーでアルバイトをしながらかろうじてプロレスを続けている。 そんなある日、長年に渡るステロイド使用がたたりランディは心臓発作を起こしてしま... [続きを読む]

受信: 2009年7月12日 (日) 23時20分

» レスラー ▲90 [レザボアCATs]
'08年、アメリカ・フランス原題:The Wrestler監督:ダーレン・アロノフスキー製作:スコット・フランクリン製作総指揮:バンサン・マラバル、アニエス・メントル、ジェニファー・ロス脚本:ロバート・シーゲル美術:ティム・グライムス撮影:マリス・アルベルチ音楽:クリン...... [続きを読む]

受信: 2009年7月13日 (月) 18時49分

» レスラー  THE WRESTLER [映画の話でコーヒーブレイク]
ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞受賞を始め、アカデミー賞ノミネート、 全世界の映画賞54冠に輝いた今年最高のヒューマンドラマの呼び声高く、 ミッキー・ローク久々の主演映画ときたら見ないわけにはいきません。 その上「王様のブランチ」映画コーナーで、リリ子さんの涙ぐみながらの解説と予告編を見て、 私も泣いてしまいました{/hiyob_uru/} ま、まずい、予告編で泣いてたら本編みたらどうなるの???号泣ってことになるかもしれん。 いい年をして映画館で目と鼻真っ赤は、恥かしい・・・。 でもDVDまで待... [続きを読む]

受信: 2009年7月14日 (火) 00時41分

» レスラー [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
かつて栄光を味わい、今はすべてを失った男。誰もが避けることのできない老いと孤独、そして愛と葛藤を超え、自分が最も輝ける舞台へ__このギリギリの生きざまが今、熱く胸を打つ! 物語:“ザ・ラム”のニックネームで知られ、かつては人気を極めたものの今では落ち目...... [続きを読む]

受信: 2009年7月15日 (水) 03時51分

» 「レスラー」 [prisoner's BLOG]
主人公の必殺技・ラム・ジャムって、ダイビング・ヘッドバットではないか。ダイナマイト・キッドは今生きてるのか? 最近の三沢光晴の死亡事故もあるし、まだ40代・50代でステロイドの副作用の心臓発作で死ぬ選手がぞろぞろいるのを考えると、ああいう「痛ましさ」を当人の生き方だけに還元するのには抵抗を覚える。業界の構造的な問題もあるだろうし、よりエスカレートした試合を求めるファンだって、その構造のうちに入っているだろう。そのファンが主人公にとってすべてっていうマイクパフォーマンスにやや違和感を覚える。 試合前... [続きを読む]

受信: 2009年7月28日 (火) 07時05分

» 「レスラー」痛い作品 [再出発日記]
「俺にとって痛いのは 外の世界だけさ」監督:ダーレン・アロノフスキー出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド勘違いしていた。過去の栄光にすがった落ち目のレスラーの話かと思っていた。たとえば今はほとんど試合もなくて再起をかけて...... [続きを読む]

受信: 2009年7月29日 (水) 18時35分

» 「レスラー」祝!ミッキー・ローク完全復活!! [シネマ親父の“日々是妄言”]
[ミッキー・ローク] ブログ村キーワード  ミッキー・ローク完全復活!“第66回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞”“第65回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞”ほか世界の映画祭で受賞多数の感動作「レスラー」(日活)。何で、アカデミーはノミネート止まりだったのか?非常に残念!  ランディ(ミッキー・ローク)は、“ザ・ラム(=お羊)”のニックネームで知られるプロレスラー。かつては、マジソン・スクエア・ガーデンを満杯にしたこともある人気レスラーだったが、年老いて盛りを過ぎた今は、地方のドサ廻... [続きを読む]

受信: 2009年8月 2日 (日) 00時52分

» 「レスラー」 [てんびんthe LIFE]
「レスラー」試写会 ヤクルトホールで鑑賞 久しぶりの試写会です。 この作品、数々の賞を撮ってミッキー・ローク復活だとか言われていますが、個人的にミッキー・ローク苦手みたいです。 どうも猫パンチ以来、そういうイメージが付いちゃって興味はあるんだけど興味がないみたいな。 猫パンチで騒がれちゃったことが彼の俳優としてのイメージ全部壊しちゃって、人間的にどうよって問題。 仕事とか自分とかちょっと勘違いしちゃったんだな、この人。 ってずーっと思ってて、それでも出演作品は結構沢山みているんだけど... [続きを読む]

受信: 2009年8月 3日 (月) 19時26分

» レスラー [たにぐちまさひろWEBLOG]
“俺は最低の人間で孤独だ。自業自得なんだが・・・。だが、お前には嫌われたくない。” ダーレン・アロノフスキー監督&ミッキー・ローク主演、2008年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作“レスラー”を観ました。(H21.7.25(土)メトロ劇場にて観賞) かつての人気レスラーだったランディ・ザ・ラムも50代半ば。スーパーマーケットの惣菜売場で働きながら、現役生活を続けていた。しかし、試合後、突然倒れ、心臓バイパス手術を受けることに。 引き際を悟ったランディは、再び家庭を持とうと、馴染みの風俗店で... [続きを読む]

受信: 2009年8月14日 (金) 23時10分

» レスラー [to Heart]
人生は過酷である、ゆえに美しい。 原題 THE WRESTLER 製作年度 2008年 上映時間 109分 映倫 R-15 監督 ダーレン・アロノフスキー 主題歌 ブルース・スプリングスティーン 出演 ミッキー・ローク/マリサ・トメイ/エヴァン・レイチェル・ウッド/マーク・マーゴリス ミッキー・ロークが、かつて栄光のスポットライトを浴びた人気プロレスラーの孤独な後半生を、自らの波瀾万丈の俳優人生と重ね合わせて哀愁いっぱいに熱演し賞賛された感動の人生ドラマ。 {/book_mov/}かつては人... [続きを読む]

受信: 2009年10月13日 (火) 21時20分

» レスラー [paseri部屋]
「レスラー」(2008)を観ました。監督:ダーレン・アロノフスキー出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド<内容>“ザ・ラム”のニックネームで知られ、かつては人気を極めたものの今では落ち目でドサ廻りの興業に出場しているレスラー、...... [続きを読む]

受信: 2010年2月13日 (土) 16時44分

» DVD:レスラー The Wrestler 命かけても貫き通す「男の意地」の美学。 [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞など、なかなかの評判作。 だったので、お土産DVDシリーズの1つとして頼んだ。 (日本では、1月中旬にリリース) まず驚きは、主演のミッキー・ローク。 あのカッコマンが、このような姿に! そしてもう一つの驚きは、マーサ・トメイ。 好きな女優だっただけに、今回の役はチョッと悲しい。。。。。 まさか! ストリッパー役とは。 さてストーリーは、 80年代に人気レスラーだったランディ。 その現在の姿は。。。。。 スーパーでアルバイトをしながら、辛うじて「男の意地」... [続きを読む]

受信: 2010年2月13日 (土) 21時11分

» 「レスラー」(THE WRESTLER) [シネマ・ワンダーランド]
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」「ナイン・ハーフ」「エンゼル・ハート」などの作品に出演し、主に80年代に活躍した米俳優、ミッキー・ローク主演のヒューマン・ドラマ「レスラー」(2008年、米、109分、ダーレン・アロノフスキー監督、R-15指定)。この映画は、M・ロークがかつて、脚光を浴びた人気プロレスラーの孤独な後半生を自らの役者人生と重ね合わせながら、哀愁に満ちたものとして描いている。本作はベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、オスカーでは主演男優賞や助演女優賞にノミネートされた。... [続きを読む]

受信: 2010年2月21日 (日) 03時15分

» mini review 10443「レスラー」★★★★★★★☆☆☆ [サーカスな日々]
自らの生き様を貫き通す中年プロレスラー役がミッキー・ロークのはまり役となり、数々の映画賞に輝いたエネルギッシュで感動的な人間ドラマ。監督は『π』『ファウンテン 永遠つづく愛』のダーレン・アロノフスキー。主人公の一人娘には『アクロス・ザ・ユニバース』のエヴァン・レイチェル・ウッドがふんし、主人公が好意を寄せるストリッパーを『いとこのビニー』のマリサ・トメイが演じる。栄光の光と影、落ちてもなお失わない尊厳を体現するミッキー・ロークの名演に、大きく心を揺さぶられる。[もっと詳しく] ミッキー・ロークの復... [続きを読む]

受信: 2010年2月23日 (火) 23時21分

» レスラー [ぶっちゃけ…独り言?]
5.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。) 着実にスターへの階段を登っていたのに、たった一回の過ち、たった一発の猫パンチによって全てを失ってしまったミッキー・ロークの復活作で御座います。 評判が良かったので結構期待して観たんですけどね〜。 う〜ん・・・まぁまぁ。 出だしは上々、かなり良作な予感だったのですが・・・ そこからが・・・ 山なし谷なし、とまでは言わないまでも、結局ラストまで盛り上がりを欠いてしまったかなぁ〜と。 途中、まんまと中ダルミ気味になっちゃって観てい... [続きを読む]

受信: 2010年5月 9日 (日) 03時46分

» レスラー [映画、言いたい放題!]
ミッキー・ロークが話題になった映画です。 明るい内容ではないと聞いていたので、 体調とか、観るタイミングを伺っていたら いつまで経っても、、、という状況に。f(^^;) いかん、いかん。 かつては“ザ・ラム”のニックネームで 一世を風靡したレスラー、ランディ。... [続きを読む]

受信: 2010年7月21日 (水) 00時29分

» レスラー(感想172作目) [別館ヒガシ日記]
レスラーはWOWOWでし鑑賞したけども 結論は予想より試合の所は少なのは不満だが プロレス大好きから見ると良い感じの内容だよ 内容は20... [続きを読む]

受信: 2010年8月29日 (日) 11時56分

» レスラー [Screen saver☆]
不器用っすね 学生の頃、よくプロレス観にいって 夜中の放送も欠かさず録画してました レスラー スペシャル・エディション [DVD] 昨年の三沢選手の訃報から この映画、気になって… ミ... [続きを読む]

受信: 2010年9月 3日 (金) 17時19分

» 『レスラー』'08・米 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじかつて人気を集めたレスラーのランディは心臓発作のため、医者から引退を勧告される。それをきっかけに、長らく会っていなかった娘のステファニーのもとに向かうが・・・。... [続きを読む]

受信: 2010年9月23日 (木) 17時30分

» 映画レビュー「レスラー」 [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
レスラー スペシャル・エディション [DVD]◆プチレビュー◆自らの生き様を貫き通す中年レスラーの悲哀が感動を呼ぶ。復活したミッキー・ロークが見事だ。 【80点】 ランディは80年代に栄光の頂点を極めたプロレスラー。だが今では人気も肉体も衰えていた。薬の副作用で心....... [続きを読む]

受信: 2010年10月17日 (日) 23時48分

» 《レスラー》 [日々のつぶやき]
監督:ダーレン・アフロノフスキー 出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド   人生は過酷である、ゆえに美しい。 「かつては人気のレスラーだったランディ、今は年老い小さな興業に出場しながら平日はバイトをして食いつなぐ日々... [続きを読む]

受信: 2010年10月30日 (土) 10時50分

» 『レスラー』('10初鑑賞158・WOWOW) [みはいる・BのB]
☆☆☆-- (10段階評価で 6) 12月5日(日) WOWOWのHV放送を録画で鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2010年12月19日 (日) 21時13分

» レスラー [RISING STEEL]
レスラー / THE WRESTLER ミッキー・ロークを完全復活させたこの映画の監督ダーレン・アロノフスキーは鬼才中の鬼才なのです。 今回の「レスラー」で監督の作品は全部見ることが出来ました。 2008...... [続きを読む]

受信: 2011年2月 8日 (火) 11時07分

» 「レスラー」あの素敵だったミッキーが。。。 [カサキケイの映画大好き!]
ミッキー・ロークといえばセクシーだが女たらしで悪い奴、ってイメージでしたが、 この映画では、そんな生活をおくった後の晩年はどうなるのかという、 まるで道徳の教材のような役をやってました。 20年前のトップレスラーもいまや過去の人。 ドサまわりのプロレス興業に出ています、 それでもメーンイベンターをしているのだからそれなりに敬意を払われているので さほど胸は痛みませんが、映画の進行と共に胸が痛んでくるのです。 一世を風靡したレスラーだというのに粗末な部屋の家賃さえ滞納して、 部屋を... [続きを読む]

受信: 2011年6月20日 (月) 21時18分

» レスラー [銀幕大帝α]
THE WRESTLER/08年/米/109分/ドラマ/R-15/劇場公開 監督:ダーレン・アロノフスキー 製作:ダーレン・アロノフスキー 主題歌:ブルース・スプリングスティーン 出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド <ストーリー> 家族、...... [続きを読む]

受信: 2011年6月22日 (水) 00時47分

» レスラー [本と映画、ときどき日常]
監督 ダーレン・アロノフスキー 出演 ミッキー・ローク     マリサ・トメイ     エヴァン・レイチェルウッド 『ブラック・スワン』の監督ということで、はりきって観ました♪ 若き頃の栄光に縛られた老年の現役レスラーの孤独を描いた作品。 ミッキー・ロ...... [続きを読む]

受信: 2013年8月10日 (土) 11時20分

« 本 「カラフル」 | トップページ | 本 「法華経入門」 »