「サンシャイン・クリーニング」 「負け組」って何?
なんで自分ばっかりこんな目に合うんだろう・・・。
隣の芝生を見れば青々として見え、自分はと言えばすっかり「負け組」な感じ・・・。
というのは誰しも一度や二度は思ったりするのではないでしょうか。
主人公ローズもそんな一人。
ハイスクール時代はチアリーダーで活躍していたものの、その後はシングルマザーとなってしまい、元恋人と不倫中。
家族はと言えば、トラブルメーカーの妹、ちょっと変わった感じのある息子、一攫千金を夢見て怪しげな商売に勤しむ父親と、やっかいごとばかり。
そして母親はローズが幼いときに自殺しているのです。
「私は強い」と鏡に向かって気合いを入れているものの、時々泣き出しそうになるローズ。
息子の学費を捻出しなくてはいけないために一念発起し始めた仕事は、犯罪現場や自殺現場のクリーニング。
当然のことながらそんな現場は実際に僕は見たことないですが、相当にたいへんなお仕事であろうというのは想像できます。
誰もやりたがらない仕事であるからそのフィーはやはり高いし、自分でいろいろと工夫をして仕事をしていくことにローズはワクワクした気持ちを持ち始めます。
ローズの家族はというと先に書いたように、世間的には変わっている人、困り者といった感じ。
ローズ自身は真面目で一生懸命に思いやりもある人だけれど、その境遇はやはりちょっと後ろめたいところもあります。
そういう点で世間的にはすっかり落伍者、言わば「負け組」な感じなわけです。
でも「負け組」って、いったいなんなんでしょう。
他の人と違っているということはなんか悪いことなんでしょうか。
そもそも誰が「勝ち負け」なんて決めているのでしょう。
それは社会が作っている雰囲気、イメージ以上のものではないと思います。
こういう生活をしているのがいいと、いつの間にか作られたイメージ。
そのイメージにそぐわなければ、なんか「負け組」にされてしまうという恐さをみんなが持っているような気がします。
実はそのイメージですら、固定的な価値観ではなく、とても移ろいやすいものなんです。
例えば、この日本ではつい最近(といっても10年くらい前)までは独身で優雅に暮らすっていうのがトレンディ(古っ!)とされていました。
けれども今となっては結婚して子供をもって暮らすっていうのが、いいとされているわけです。
だからみんな慌てて「婚カツ」に精を出すわけなんですが、これも何か絶対的な価値というよりは、世間が作っているイメージに踊らされているような気がします。
ローズ自身も家族も、世間から見たらちょっと外れている人たち。
だからといって「負け組」なんでしょうか。
たぶん「負け組」っていうのは自分で思ってしまった時点でそうなってしまうんでしょうね。
本作で重要なキャラクターはウィンストンだと思います。
彼は片腕の障害者で、あまり世間に馴染みのないクリーニング向けの卸店をやっていて、模型作りが趣味な、やはり世間から見たらちょっと変わっている部類に入りそうな人です。
けれど彼からはなにか「負け組」な臭いというのを不思議と感じません。
片腕であるということすら、自分の個性として受け入れられている強さのようなものがあるように見えます。
「負け組」と感じるというのは、世間一般の価値から外れている自分自身を貶めているということなのかもしれません。
世間と違っていたってそれはいいじゃない。
そういう強さ、前向きさがあるほうが人生は豊かなのでしょう。
変わり者の孫に、ローズの父親は「おまえは特別だ」と言います。
違っているということもそれは個性。
自分の境遇とか自分ではどうしようもないっていうことはあります。
それをウダウダ言ってただけでは変わるわけではありません。
違っていることを前向きにとらえて生きていく。
それだけで人生の見え方は違って見えるような気がします。
主演のエイミー・アダムス、いいですねえ。
この人の太陽のような笑顔が好きです。
「魔法にかけられて」で初めて知りましたが、これから注目したいと思います。
エイミー・アダムス主演「魔法にかけられて」の記事はこちら→

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□作品オフィシャルサイト 「サンシャイン・クリーニング」□監督 クリスティン・ジェフズ □脚本 ミーガン・ホリー □キャスト エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、アラン・アーキン、ジェイソン・スペヴァック、スティーヴ・ザーン、メアリー・リン・ライスカブ、クリフトン・コリンズ・Jr、エリック・クリスチャン・オルセン、ケヴィン・チャップマン
■鑑賞日 7月19日(日)■劇場 109CINEMAS川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想> あ... [続きを読む]
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3年前の「リトル・ミス・サンシャイン」のプロデューサーチームが
再び結集して作られた作品です。
オリジナルストーリーである本作は、ある家族のハートフルなお話でした。
何をやっても上手くいかない姉妹、そして父親の3人。
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息子を私立の学校に行かせる為には、お金が必要。
「大金を稼げる」という理由だけで始めた事件現場のクリーニング業。
そこから家族に転機が訪れます。
いい映画でした~~~
私の人生、こん... [続きを読む]
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» サンシャイン・クリーニング [Diarydiary!]
《サンシャイン・クリーニング》 2008年 アメリカ映画 - 原題 -SUNSH [続きを読む]
受信: 2009年11月 9日 (月) 19時31分
» サンシャイン・クリーニング [C'est joli〜ここちいい毎日を〜]
サンシャイン・クリーニング’08:米
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2010年11本目
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でもちょっと過度な期待をしすぎました
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あ、でもよかったところはまだありますよ
あまり説明しすぎていないところです
観てればわかるところをあえてセリフとかで説明し... [続きを読む]
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受信: 2010年3月17日 (水) 03時00分
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映画を見る会のクールビューティのオススメ作品です。
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「リトル・ミス・サンシャイン
」は好きな作品だったので、
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ローズは30代半ばのシングルマザー。
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受信: 2010年3月30日 (火) 00時42分
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6.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)
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結果は・・・
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何て言うか・・・
いわゆるハリウッドスタイルとは違うスタンスで作りきってるところが良いんですよね〜、この作品の場合。
て、普段はヨーロッパ映画を観て「ワタクシ、ハリウッド志向なのでどーも・・・」とか言ってるくせに・・・
ま、確... [続きを読む]
受信: 2010年5月 5日 (水) 03時05分
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【SUNSHINE CLEANING】 2009/07/11公開 アメリカ PG-12 92分監督:クリスティン・ジェフズ出演:エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、ジェイソン・スペヴァック、メアリー・リン・ライスカブ、クリフトン・コリンズ・Jr、エリック・クリスチャン・オルセン、ケヴィ...... [続きを読む]
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受信: 2010年9月 5日 (日) 14時02分
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受信: 2012年7月14日 (土) 16時44分
» サンシャイン・クリーニング [rambling rose]
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コメント
SOARさん、こんばんは!
自分で「負け」と思った時に「負ける」んですよね。
あまり他と比較などせずに、自分らしいっていうのがいいな。
ローズはやりたいことが見つかってよかった。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年8月 1日 (土) 21時23分
人を評価する上で「勝ち負け」は客観的にわかりやすいんですよね。問題は世間一般の価値観で勝ちと負けの線が引かれることだと思います。
彼女たちもその線引きでは「負け」になるのでしょう。
でも本人たちには自分が「負け」であることは感じていても、それが惨めなことだとは少しも思ってないわけで、そこからくる前向きな姿勢はとても気持ちよかったです。
投稿: SOAR | 2009年8月 1日 (土) 14時34分
rose_chocolatさん、こんばんは!
「負け」とか「勝ち」とか誰が決めてるんだという感じはありますよね。
どうしても人と比べたくなってしまうものですが、そればかりだとやはり幸せな気持ちにはなれないような気がします。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月28日 (火) 21時06分
KLLYさん、こんばんは!
そうですねー、比べる相手にはきりがないですよね。
勝ち負けではなくって、それぞれの違いはそれでいいって思えるようになると幸せなんですけれどね。
「成功」ってことが「善」とみるアメリカなどでは、なかなか難しいものの見方なのかもしれません。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月28日 (火) 20時41分
好きなジャンルの映画なんですが、少々ラストを観客に投げすぎちゃってたように感じちゃいました。
『ディア・ドクター』くらいの補正があるとよかったのですが。
私はこの映画は、鑑賞したあとで、「負け組」とかっていうコピーがついているのを知りました。 このコピーはちょっといただけないですね。 そもそも、他人を「あなたは負けてる」と言っている時点で、何だかなあと思っちゃうんだけど。 一生懸命に生きている人に対して失礼だよね。
投稿: rose_chocolat | 2009年7月27日 (月) 18時28分
>自分自身を貶めているということなのかもしれません。
そういうことなんです。負け組ってことは何に対して負けているのかってことで、当然対象物があるはずなんですね。でも比べる対象となる人なんて地球上に60億人いるわけで、即ちまるで意味がないというに等しいんですよ。
だから結局ローズが望んでいたのは人より幸せになりたいってことではなく、人と自分を見比べて自分のことを惨めだと思わない自分でいたいってことなんでしょうね。その気持ちはとても良く解るし共感できました。エイミーの好演に拍手!^^
投稿: KLY | 2009年7月27日 (月) 00時55分