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2009年7月12日 (日)

「蟹工船(2009)」 イメージせよ、行動せよ

昨年からワーキング・プアや派遣切りなどの社会的問題の影響によって、ベストセラーとなった小林多喜二の「蟹工船」。
劣悪な環境で働かされ、資本家に搾取されている労働者たち。
そういうものだと諦めていた労働者たちですが、人間的に扱ってもらうことを掲げストライキに踏み切ります。
確かに昨今は格差社会と言われていますが、「蟹工船」で描かれている労働者たちの姿は、現代の働く人々の姿とダブります。
だからこそ80年もたったのにも関わらずベストセラーとなったのでしょう。
「蟹工船」はプロレタリア文学の代表作とされますが、僕は歴史の授業で習っただけでしっかりと読んだことはありません。
ですが、今回の映画も基本的なストーリーラインは原作に忠実であるように思えました。
プロレタリア文学という言い方は、なにか資本主義に対する社会主義・共産主義といった政治的イデオロギー的な感じがします。
当然、原作の小説が書かれた時代というのはそういう政治的な意味合いも当然込められていたでしょう。
けれども本作映画が描いているのは、そういう政治的イデオロギーなものではないと受け止めました。
思想的なイデオロギーで言えば、本作が描いているのは自由主義であると思います。
こちらの自由主義と対するのは全体主義・独裁主義であると思います。
よく資本主義VS社会主義・共産主義、自由主義VS全体主義・独裁主義という言い方をするので、これらの対立軸は混同しがちですが、全く別ものです。
舞台となる時代の日本は資本主義でありかつ全体主義な国家であったわけです。
労働者たちは社会主義・共産主義を求めたわけではなく、自由であることを求めたのです。
あの時代自由であるための政治的な受け皿は社会主義・共産主義しかなく、プロレタリア文学という呼び方をされたのでしょう。
その後、理想と言われた社会主義・共産主義も全体主義化もしくは独裁化を歩み、本当の意味での自由はなくなり、その後崩壊していったというのは歴史が語っている通りです。
ソ連など東側諸国の崩壊により、資本主義が買ったと言われます。
確かに資本主義の方が現状はうまく機能するでしょう。
けれども個々の人々がほんとうに自由であるかと言われれば、現代の資本主義国家においてもそうとは言い切れないような気がします。
自由主義を標榜している国であるにも関わらず、国会議員の二世問題等がまじめに議論されていたりするわけですが、持てる者しか国を動かす立場になれないようになってしまった今の時代は、原作小説が書かれた80年前と変わっていないのかもしれません。
ただ本作映画がテーマにしているのは、自由主義をもっとパーソナルな問題にしています。
このような時勢になっているのは体制の問題もありますが、現状を是としているのは、個人が自分の人生について真面目に考えないようになっているのではないかと。
イメージせよ、と本作は語りかけます。
自分がどうなりたいか、イメージしろと。
なりゆきまかせにしない。
行動せよ、本作は言います。
なりたい自分があるなら、一歩踏み出せと。
これは政治的イデオロギーではありません。
資本主義にせよ、社会・共産主義にせよ、強要され、それに従うだけならば、自由ではないのです。
自分の行く末を考え、自分で道を選ぶ。
それがほんとうの自由主義。
大切なのは個人個人が自分の人生を選ぶという行為なのかもしれません。

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コメント

ときおさん、こんにちは!

僕も本作以外のSABU監督の作品は観ていないのでなんとも言えないのですが・・・。
あまりSABU監督は細かい人間描写というのには頓着しないのかなと思いました。
彼の作品はよく「疾走感がある」と言われています。
本作を観てなるほどなあと思いました。
後半のストライキに至るにつれ、段々と走り始めていき、そして止まらないまま映画が終わる。
これが彼のテイストなのだろうと感じました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月27日 (月) 15時31分

 思想的な立場というよりは映画とは
なにかということを書いたつもりです。SABU監督は
絵づくりとかシェール、ポップアート表現はたしかに
才能優れています。彼の前作は観ていないのでわかりませんが。
人間ドラマの描き方が不向きなところが見えてしまう。
前編のほうはまるで子供向けのようにばかばかしさ、見る
大人は耐えられない。後編はしっかりしているがその前後が一致
しないため、これじゃヒットしないだろうなー。
実は私も映画監督になりたっかたのです。
映画を愛しているから。

投稿: ときお | 2009年7月26日 (日) 16時06分

ときおさん、こんにちは!
コメントありがとうございました。

僕は原作も以前の映画化作品も読んでいないので、比べることはできないのですが、これはこれで成立しているような気がしました。
ワーキング・プアなどが問題になっている現在ですが、「蟹工船」当時の様子をリアルに描いても若い人々には共感できないような気がします。
あくまで今の人に受け入れやすいテイストでポップに描くというのは、一つのアプローチの方法かなと思いました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月26日 (日) 07時07分

この間、SABU監督新作映画蟹工船を観に行きました。
しかし、ここまで酷く描く作品は観たことありません。
私は若いときに原作を読んだ記憶ありますが昨年の蟹工船ブームになっていたので再読しました。1953年山村惣監督の蟹工船も観ました。
リアルでおっさん臭いほど演技が光る重圧感と虐げられた労働者たちが起ちあがるシーンは感動そのものです。
 新作ではどうかというと時代無視、どこか懐かしい昭和30年代の日本の面陰を散らす。船内の糞壷はまるで大きな蜂の巣みたい。天井剥がしたようにかなりある配管。作業場にはコンベアを動かす大きい歯車があります。まさにSABU監督らしい演出です。だがお話は原作と違い、飽きれるほど貧乏自慢話や集団自殺?これって誰に観せているのかわかりません。
さすがに途中で帰ると思いました。まあ。最後まで観るのが礼儀でしょう。
前編ではこんな感じで進み、後編にあたりかな?小林多喜二の原作が息吹き返してくるが、行く不明になった二人の漁夫がロシアで救助され、ロシア人たちが踊っている船内で怪しげな中国人が話かけてくる。この台詞は謎説きのようにへんな日本語で説得する場面であるが、笑いさせるところでしょうが私はイライラしてまったわい。戻ってきた二人の漁夫。そのうちのリーダーの漁夫は労働者たちを団結させ、ストライキ突入。要求書を持って浅川監督に渡すのだが、その翌日。駆逐艦の水兵たちに包囲させる?じゃない。
宇宙船のような将軍と一人の水兵でした。突然、浅川監督がリーダーの漁夫の背中にピストルで打ったれてしまう。リーダーの漁夫が叫ぶ。ロシア人や日本人なんて関係ない。みんな、同じ歯車じゃないかと云って死んでいくリーダーの漁夫の役松田龍平くんの演技は素晴らしいかったと思います。
そして、SABU監督も感動したという、彼等は起ち上がった、もう一度というストーリです。だから、前編の方で作業場シーンに労働者の表情のアップ、全体の繰り返しの演出すること。同じアングルではあまりよくない。
蜂の巣のような糞壷シーンも同じアングル。映画なのに舞台を観ている感じ
です。役者の台詞が聞き取りにくいところが多い。映画監督は最低劇作家シェークスピアを読むべし。
 蟹工船は優れたプロレタリアート文学であり
弱い立場の視点で描いたものです。
映画監督選び方が間違ったのでしょう。
文学的知識を持った職人の映画監督ならば
しっかりした蟹工船の映画になったかもしれません。
SABU監督のようなポップアート表現主義は悪く思わないがかえて自己意識が強くなりがち、これはオリジナル作品だったら良いでしょう。
 蟹工船は文学性の高いものであるから、
映画製作担当者は真剣に考える必要ではないでしょうか。

投稿: ときお | 2009年7月23日 (木) 22時05分

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