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2009年6月13日 (土)

「重力ピエロ」 自分で考えろ

遺伝か、環境か?
劇中でも語られていたように、ある人の人間性を形成するのは、遺伝因子なのか、それとも環境因子なのかという問いに対して諸説あります。
本作を観ていて、もう一つの問いが浮かびました。
人生を決めるのは、運命か、意志か?

伊坂幸太郎さん原作の映画(「アヒルと鴨のコインロッカー」や「Sweet Rain 死神の精度」、「フィッシュストーリー」)は過去の出来事がその未来の出来事に影響を与えているということを、時間軸を巧妙に構成して描き、その因果を解き明かしていくストーリーが一種のミステリーのようであるところが共通しています。
これらの作品の過去と未来の因果というところだけに注目してしまうと、人生というのは運命であると語っているように思えます。
けれど実は伊坂作品のテーマは、人生というのは運命ではなく意志である、ということだと思います。
「Sweet Rain 死神の精度」の死神千葉にしても、「フィッシュストーリー」の雅史にしても、彼らが意志で運命を選択しているのです。

本作「重力ピエロ」はまさに、人生を決めるのは意志であるということを描いています。
自分の人間性が遺伝に因るものだけだとしたら、人生というのは運命論になってしまいます。
泉水も春は実の兄弟ではありません。
けれども大きな愛情を持って育ててくれた両親により、家族の強い絆を持っています。
ただ彼らそれぞれの心にとげのように刺さっているのは、春の出生に関わる過去の悲劇です。
家族とは、血によるものなのか、それまでの積み重ねてきた愛情によるものなのか。
つまり家族は、遺伝に因るのか、環境に因るものなのかという冒頭の問いに繋がります。
春は傍から見たら忌まわしい「運命の子」のように見えるのかもしれないですが、家族にとっては正志と梨江子という両親の意志によって生まれ、愛情深く泉水とともに育てられた子供なのです。
そして春がとっていた不可解な行動も、道徳観の欠如した本当の父親の遺伝によるものではなく、彼が自分の出生、そして家族のことを考えに考えた末、春が自分の意志で決定したことであるということがわかります。
彼らの父親である正志は、春が生まれるときに「どうしたらいいか」と神に問うたと言います。
その問いに神は「自分で考えろ」と言ったと彼は語ります。
ほんとに神が言ったかどうかというは問題ではなく、正志が自分の運命を彼の意志で選んだということが重要なのです。
自分の意志で選ぶということは、その先の人生に対して責任とともに、愛情というものが芽生えるのだと思います。
人生への愛情は、やはりそれを豊かにするのでしょう。
いかに過酷であろうとも、人生を運命だとへんに物わかりよく納得してしまうのは、投げ出してしまうことなのかもしれません。
考えて自分の意志で選んでいるからこそ、人生は受け入れられるのかもしれません。
意志を持つということは、彼らの家族を見ていればたいへん厳しいものであることは伝わってきます。
けれどもとても満ち足りたものであることも伝わってきました。
タイトルにある「重力」というのは、人を縛りつけるもの(血や遺伝、運命など)を表しているのでしょう。
そのようなしがらみから自由になれるのは、なりゆきにまかせない強い意志であり、それに裏打ちされた愛情なのですよね。
映画を見終わってそのタイトルが包含している意味合いがわかりました。

原作小説「重力ピエロ」の記事はこちら→
「アヒルと鴨のコインロッカー」の記事はこちら→
「Sweet Rain 死神の精度」の記事はこちら→
「フィッシュストーリー」の記事はこちら→

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コメント

ノルウェーまだ〜むさん、こんばんは!

原作は読んでいないのですが、役柄と主演二人の俳優さんはとてもぴったりしていましたよね。
重力っていうのは、地球上にいれば当たり前にあってそれに縛られるのも当たり前なんですが、縛られて当たり前のことって実はそうそうないんですよね。
自由になるのはやはり意志なんだと思います。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年2月15日 (月) 22時14分

はらやんさん、こんにちは☆
ずーっと気になっていて、ようやく見られた映画です。
キャスティングがぴったりで、素晴らしい映画だったと思います。
なるほど重力は、血のつながりなど人を縛るものということなのですね!
納得しました。
そういったことから解き放たれて、彼らの意思で人生を決定していくっていう事が大切なのですね☆

投稿: ノルウェーまだ~む | 2010年2月15日 (月) 00時52分

祐。さん、はじめまして!
お褒めの言葉いただき、嬉しいです。

たぶんことの大小はあるにせよ、誰にもとても辛いことというのはあると思います。
それを諾々と諦めてしまうのではなく、自分で決める、納得するというのが、よりよい人生を歩むことにつながるのでしょうね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年6月14日 (日) 14時45分

始めまして。レビューが素敵だったのでコメントいたしました。 この映画は観終わって「面白かった」と軽々と云えない作品でした。経験したこともなく身近に同様の人たちがいるでもないのですが、どこかに同じ境遇の人たちはいるはず。絵空事では終わらない作品でした。

>「重力」というのは、人を縛りつけるもの(血や遺伝、運命など)を表しているのでしょう。
「常識」も重力でしょうね。人生何かと常識とぶつかることが有ります。でも、その常識で生活が守られていることも事実。 難儀です。

投稿: 祐。 | 2009年6月14日 (日) 07時27分

rose_chocolatさん、こんにちは!

やはり原作を読まなくてはいけないでうねー。
読んだ方はイメージ通りという方が多いですよね。
運命というのは、あきらめてなりゆきまかせにするものではなく、「自分で考えて」自分なりの最前の決定をするというのが大切なのでしょうね。

投稿: はらやん | 2009年6月14日 (日) 06時57分

たいむさん、こんばんは!

なにせ重力の井戸ですから(笑)。
強い意志と深い愛情があればその縛りから抜け出せる。
深いタイトルだなあと思いました。

伊坂作品の映画化はハズレが少ないような気がします。
テーマが映画向きなのかな。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年6月13日 (土) 22時54分

珍しく原作を読んでから映画観た作品です。 この映画、本当に冒頭の場面から原作そのものの風景だったのでかなり感動してしまいました。 
メッセージを伝えるのは確かに原作の方が適してますが、それにいかに近づけるかってことへの苦労の跡も分かる感じ。 お時間ありましたら読んでみて下さい。

運命だから・・・ ってすぐ人間は嘆いたり落ち込んだりするけど、見方を変えると、意外と運命も悪いことばかりじゃないって思えるものなのかもしれませんね。

投稿: rose_chocolat | 2009年6月13日 (土) 22時34分

ひろちゃんさん、こんばんは!

僕もひろちゃんさんがあげていた場面は好きです。
ほんとうにやさしいということは、強いってことなんですよね。
運命に流されるじゃなくて、自分で選ぶ。
だからこその強さなんでしょう。

ニガテなのは東野さんですねー。
でも最近のガリレオシリーズはけっこう好きです。
伊坂さんの作品「アヒルと鴨のコインロッカー」しか読んでいないんですよ。
映画を観て「重力ピエロ」も読みたくなりました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年6月13日 (土) 21時37分

こんにちは。
地球の重力は様々なものを縛りますねぇ(笑)
強い意思は最期まで成し遂げないとですから大変なことですが、家族愛で支えあった彼らは本当に「最強の家族」でしたね。

伊坂作品は、映画で見るほうが私は好きです。

投稿: たいむ | 2009年6月13日 (土) 15時58分

こちらにもお邪魔しま~す♪

自分で考えろと神様が本当に言ったのかは
わかりませんが、「神様が自分で考えろと言った。
だから、春は俺の子だ」「俺たちは最強の家族だ」と言う
台詞が、シーンが好きです(T^T)

はらやんさんが書かれていますが、「なりゆきにまかせない強い意志であり、それに裏打ちされた愛情を感じた」シーンでもありました。
以前、はらやんさんは伊坂さんはちょっと苦手とか言われてませんでしたか?(東野さんだったかな?(^^ゞ)
勘違いだったらすみません(^^ゞ
今回は原作は読まれましたか?

投稿: ひろちゃん | 2009年6月13日 (土) 02時01分

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受信: 2011年8月16日 (火) 18時32分

» 重力ピエロ [映画!That' s Entertainment]
●「重力ピエロ」 2009 日本 アスミック・エース、「重力ピエロ」製作委員会、119分。 監督:森 淳一 企画・脚本:相沢友子  原作:伊坂幸太郎 出演:加瀬亮 岡田将正 小日向文世 吉高由里子 渡部篤郎 鈴木京香ほか <感想> このところドップリ浸かっている伊坂幸太郎の映像作品を初めて観た。あのどこか 村上春樹にもにた世界をどう映像化するのだろう、と興味津々で見始めた。 原作は、とても面白く読んだ。特に弟の春のキャラクターが際立っていたのだが、 この映画では岡田将生が、実によ... [続きを読む]

受信: 2011年9月23日 (金) 21時10分

» 「重力ピエロ」(2009・日) [ほぼ映画感想、ときどき舞台レビュー]
伊坂幸太郎原作の映画「重力ピエロ」を観ました。 映画館でのリバイバル上映です。 未だ残っているオフィシャルサイトを見ると、 この原作も又「映像化不可能」って言われていたんですね。 うむむ、同じ伊坂作品の「アヒルと鴨のコインロッカー」についちゃ 「映像化不可能」のキャッチコピーはすごく納得いくんだけど。 これはどの辺りがそう言われたのだろう? 映画を観た後に軽く原作を立ち読み流し読みしただけでは 判別がつかなかったが。 ちなみに、私は伊坂作品はほとんど読んではおりません。 でもこれだけ短期間にい... [続きを読む]

受信: 2013年4月28日 (日) 20時29分

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