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2009年6月27日 (土)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 Beautiful World

素晴らしかった!
久しぶりに映画を観て、鳥肌がたつ経験をしました。
公開前はマリという新キャラクターが登場するということくらいしか情報がなく、大きく物語はオリジナルから変わっていくであろうと予想していました。
マリは本作冒頭から登場し、この物語が以前の「エヴァンゲリオン」とは異なるというサインにはなっていたと思います。
ですので全く異なるストーリー展開になるかと思いましたが、本作の中で語られるエピソードは旧作「エヴァンゲリオン」の中でも印象深いものが活かされていました。
宇宙空間からネルフ本部を目指して落下してくる使徒を、シンジ、アスカ、レイの三人で撃滅するエピソード。
エヴァ参号機が使徒化してしまうエピソード。
綾波レイの特攻攻撃のエピソード。
ただし一見同じように見えるエピソードも新劇場版の新しいストーリー、新しいメッセージのために巧みに再構築されています。

新劇場版が旧作と異なる最も大きな点は、シンジ、アスカ、レイという三人のキャラクターの「世界」へのスタンスです。
旧シリーズでは彼らエヴァンゲリオンのパイロットの少年少女は、それぞれに世界・世間からの疎外感、そして孤独感を感じています。
シンジは父親に捨てられたという孤独感。
アスカは自分の力のみしか頼れないという孤独感。
レイは人とは異なるものとしての孤独感。
旧シリーズのキャラクターは激しいほどの「世界」への拒否感が感じられます。
それがあの最終回に繋がるわけです。
しかし新劇場版の三人も旧シリーズ同様の疎外感・孤独感を持っていますが、彼らは彼らなりに自分以外の人間とコミュニケーションをとろうと行動をしようとする気持ちをもっています。
アスカやレイのためにお弁当をつくるシンジ。
シンジのために慣れない料理をしようとするアスカ、そしてレイ。
旧シリーズにはないこれらのエピソードが、新劇場版の三人の世の中へのスタンスが変わっていることを如実に表しています。
誰かを好きになる気持ち。
その誰かを守りたいという気持ち。
「ありがとう」と言える気持ち。
そういう気持ちを三人は持って、そして自ら戦いの場にでていくことを選択するのです。
レイとシンジを思いやり、参号機のテストパイロットに志願するアスカ。
シンジを守るために自爆を選ぶレイ。
そしてレイを守るために、一度降りたヱヴァンゲリヲンに搭乗することを選ぶシンジ。
誰かに命じられたからというのではなく、彼ら自身が選んだのです。
旧シリーズではアスカの「気持ち悪い」という台詞が印象的でした。
これは人と繋がることが自分を侵されるような気持ちになるということであったのでしょう。
けれども本作ではレイの「ポカポカしてくる」という台詞がとても心に残ります。
人と気持ちが通じ合うこと、それがとても幸せな気持ちであることということを言っているわけです。
旧作から新劇場版へ、彼ら三人はコミュニケーションを拒否するのではなく、繋がろうと大きく変わっているのです。

「大人になれ」とゲンドウはシンジに言います。
自分の願いを叶えるためには誰かを利用することを厭わない。
それほど強い覚悟がなければ、自分の願いを叶えることはできないとゲンドウは言いたかったのでしょうか。
確かに「世界」は理想論で語れるほど優しいものではありません。
過酷であると言ってもいいでしょう。
だからゲンドウの言うことも一理あるかもしれません。
そのような大人たちの存在があるからか、旧シリーズではシンジの「大人になること」への拒否感というものを強く感じました。
けれどもずっと子供でいることを世の中が許してくれるわけはなく、それをわかっているからこそシンジは「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」と繰り返し唱えながら戦っていたわけです。
新劇場版では子供たちは、旧シリーズのように子供のままでいようとするのではなく、ゲンドウたちのような旧世代の大人ではなく、新しい時代の大人になろうとしているように思えました。
自分の願いとともに、相手を想うことができる、そんな大人に。

旧シリーズにおける「人類補完計画」。
人間と人間は究極的には理解し合えない。
人は傷つけ合ってしまう存在である。
すべての人が幸せになるためには、個というものを捨て去り、一にならなければならない。
これが碇ゲンドウが考える「人類補完計画」です。
けれども新劇場版においてはそのような大人の考えを越え、子供たちは必死で想いを繋げていこうとします。
自分も幸せになり、相手も幸せになる。
ゲンドウが推進する「人類補完計画」とは異なる答えを、彼らが導きだそうとしているように思えました。

本作最後のタイトルロールでは前作に引き続き、宇多田ヒカルさんの「Beautiful World」が流れます。

 もしも願い一つだけ叶うなら
 君の側で眠らせて どんな場所でもいいよ
 Beautiful World
 迷わず君だけを見つめている

これはまさに新劇場版の主題そのものを歌っている歌詞です。
そのテーマをこのように表現した宇多田ヒカルさんも素晴らしいし、だからこそ庵野監督も再びこの歌を主題歌にしたのでしょう。

彼ら三人は想う人の隣で幸せに過ごせる世界を目指しています。
彼らの「Beautiful World」が新劇場版の最後で実現することを、僕も願いたいと思います。

本作でのアスカには衝撃を受けてしまいましたが、予告で出ていたのでちょっとホッとしました。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」の記事はこちら→

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コメント

hideakifujiさん、こんにちは!

確かに彼はあまり売るということには興味がない方のようですね。
先日「破」の鶴巻監督のインタビューを読んだ時にあったのですが、庵野総監督はずっとどちらかというと自分の観たいものを作りたいという感じだったということです。
でも今回「破」から観客が観たいものというを意識していたようだということでした。
だから今回の作品はポジティンブに、そしてエンターテイメント性もかなり上がっているということなのかもしれません。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年8月 1日 (土) 06時10分

僕のコメントは庵野監督について…
GAINAXの黎明期からアニメーターとして新集団を発展させてきた重要人物ですね
ただ庵野監督はアニメファン世代から発生した種類の監督さんでアニメをビジネスとしてよりかはコンテンツの魅力の観点から作品作りに携わっているのが見え見えでした
一概には商業主義には走らず、SF性とか 新世代に突入しつつあるアニメ界の責任 そんなものばかりかあの監督の頭の中にあるのです

ガイナックスの初作品 オネアミスの翼はエヴァの原点です 庵野監督はアニメーターとしてCGとしか見えない凝った画面構成をわざわざ根性の手描きでやっておられました

僕はどちらかと言うと 庵野監督の新企画を早く見たい気がします
ただエブァの新劇場版は映像のクオリティにおいて度肝を抜かれてしまう勢いを感じてしまいました

投稿: hideakifuji | 2009年7月29日 (水) 22時54分

inunekoさん、こんにちは!

そういう説もあるんですねー。
「破」では最後に包帯に包まれ保護されているアスカが映っていたので、あれは本人であるとおもいますが(というより思いたい)。
でもそうやっていろいろ解釈できるのが、エヴァのおもしろいところですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月19日 (日) 06時30分

おじゃまします。
昨日、式波惣流別人説を聞いてビックリしてるとこです。アイパッチのアスカは旧劇場版ラストで目に包帯を巻いてる方だ、と。あたるかどうかはさておき、こういう想像を聞いて頭がクラクラするのも楽しくてしょうがありません。

投稿: inuneko | 2009年7月18日 (土) 21時53分

たいむさん、こんにちは!

Zガンダムって、実は劇場版観ていないんですよ。
TVの終わり方が大嫌いだったもので・・・。
そうかけっこう違うなら機会があったら観てみようかなあ。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月 5日 (日) 05時44分

まりっぺさん、こんばんは!

いやー、このままアスカが出てこないのかと思っちゃいましたよ。
ちょいと安心です。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月 4日 (土) 23時06分

マサルさん、こんばんは!

以前のエヴァはとても厭世的な感じがしたんですよ。
なんというか大人になりたくない子供というか。
でも今回は大人になること、人と繋がることというのを前向きに語りたいという感じが伝わってきました。
僕はご結婚して監督ご本人の私生活がとっても幸せになったのだろうなあと感じたりしました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月 4日 (土) 20時23分

こんにちは(^^)
話はぶっ飛びますが、「Zガンダム」が劇場版ではあの結末になり、しかもテーマを「愛」とした富野監督の変化を、今回のヱヴァによって庵野監督から感じるような気がしてます。

繰り返しの物語ならば、細胞単位での前世の記憶が同じ過ちを繰り返さないようにしてるのかなーなんて思って見てますが、まだまだ折り返し地点、油断は禁物かな?(^^)

投稿: たいむ | 2009年7月 4日 (土) 19時42分

シムウナさん、こんにちは!

ハッピーエンドになりそうな予感はありますねー。
そうは問屋が卸さないかもしれないですが・・・。
しかし旧シリーズと同じようなエピソードを織り込みつつ、新しい物語を構築している本作はすばらしい出来でした。
Qが早く観たいですが、また2年待たなければいけないですかねー。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年7月 4日 (土) 17時20分

あの予告が無かったら、アスカファンは気が気じゃないですよね。

投稿: まりっぺ | 2009年7月 4日 (土) 10時07分

こんばんはー。

 私は、新たに追加されたセリフ群に「ちょっとひいちゃった」人です。「ポカポカしてくる」とか「大人になれよ」あたりでちょっと恥ずかしさがこみ上げてきてしまって..。でも、その辺は紙一重で、おそらくは「ひいちゃうかシビレるかのまさに瀬戸際」あたりを狙っている感じがしました。そんなわけで、私もその日の心理状況によっては、あるいはもう10年若ければ、もしくは教育業界なんかに勤めていなければ...その他もろもろの自分の実存を形成している要素に今と違いがあれば、シビレまくっていた可能性が高いような気がしています。ひいちゃったのにそう思えるほど、高いクォリティの映像、音声、そしてプロット、世界観だったと思います。

 いずれにしても、次回作が楽しみなのは皆さんど同様です。

投稿: マサル | 2009年7月 1日 (水) 01時24分

TB有難うございました。
2年近く待った結果、ここまで完成度の高い作品を
提供されるとは、興奮の連続でした。
基本のストーリーラインは旧テレビシリーズを
踏襲しているのですが全く別物になっていました。
今回は、シンジ、レイ、アスカの心情の変化が
愛を感じることができるし、陰鬱な旧シリーズとは
異なって、ハッピーエンドになりそうな予感が
しました。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!

投稿: シムウナ | 2009年7月 1日 (水) 01時04分

にゃむばななさん、こんばんは!

エヴァは何度観てもいろいろな見方ができるのが、おもしろいところですよね。
悲劇は起こりうるのだけれど、それを越える希望みたいなものが本作には感じられます。
旧シリーズの息が詰まるような閉塞感とは最も異なるのが、ここだろうと思いました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年6月29日 (月) 20時56分

なるほど~と思いながら拝読させていただきました。

確かに振り返るとレイ、シンジ、アスカの3人が孤独感から逃れようと、繋がりを求めるシーンが多かったですもんね。

こりゃもう一回は見とかんとあきませんね。

投稿: にゃむばなな | 2009年6月28日 (日) 16時00分

KLYさん、こんにちは!

彼ら三人が自ら進むべき道を選んでいくというのが、旧シリーズとの大きな違いでしたね。
なんというか未来に希望が見えるのではないかと感じます。
庵野監督の世界の見方が若いときから変わってきたのではないかなと感じました。
2年は長いですよね。
でもこれだけのクオリティでしたら、待ちます!

投稿: はらやん(管理人) | 2009年6月28日 (日) 14時51分

いやぁ痺れました!すごいもの見せられちゃいましたよね。3人の性格付けがちょこっと変わって、それぞれがそれぞれの目的を持った戦い、主体的な戦いになったからこそ、今までどこか客観視していた私たちを引き込んだんだと思いました。
ひとつだけ言いたいのは次回作も2年待たなきゃならんの?ってことです^^;

投稿: KLY | 2009年6月28日 (日) 11時13分

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受信: 2009年7月19日 (日) 13時49分

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やっと観て来ました【新世紀エヴァンゲリヲン新劇場版:破】ストーリーとスピード感が良かったですなんだ?このワニの骨みたいなのは!?こいつが第3使徒なのかEVA5号機のパイロット真希波・マリ・イラストリアス第3使徒を倒したのにEVA5号機も自爆って何じゃそ...... [続きを読む]

受信: 2009年7月23日 (木) 20時01分

» 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 [みゆみゆの徒然日記]
 最近、地元でやっと公開が始まったエヴァ新劇場版の破を見てきました。序も劇場で見ているのですがちょっと遠出をしてまで見たいというところまではいかず、でも近くでやってるなら見てみようかな(苦笑)というレベルの私です・・・(^^;。  『序』は、TV版を良い感じに焼きなおしているな〜と思ったのですが、『破』に関しては、事前にアスカの名前が惣流から式波に変わっているとか、新キャラが出てくるとか、5号機6号機が出てくるということは知っていたけれど・・・冒頭から「誰これ?何これ?」で、私、ついていけるのかな... [続きを読む]

受信: 2009年12月27日 (日) 21時25分

» エヴァンゲリヲン:破(感想173作目) [別館ヒガシ日記]
破は盆休みにDVDレンタルで鑑賞したが 結論は序よりも内面を重視も良い感じだったよ [続きを読む]

受信: 2010年9月 5日 (日) 11時50分

» 『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 破』'09・日 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじ汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで自ら戦うことを選んだ碇シンジ。大きな運命を託された14歳の少年の物語はここから未知の領域へ突入する・・・。感想UC... [続きを読む]

受信: 2010年11月 7日 (日) 20時16分

» 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 映画レビュー [さも観たかのような映画レビュー]
『 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 』 (2009) 監  督 :庵野秀明、鶴巻和哉、摩砂雪キャスト :緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、宮村優子、山口由里子、立木文彦、 坂本真綾、山寺宏一、石田彰、清...... [続きを読む]

受信: 2011年8月26日 (金) 17時51分

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