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2009年5月30日 (土)

「チョコレート・ファイター」 ストレス解消にはもってこい

GW明けから仕事がモーレツに忙しくてやや疲れ気味・・・。
ここはいっちょ気合いが入りそうな映画ということで、「チョコレート・ファイター」を観てきました。
疲れている時はスカッとするアクション映画がやっぱりなによりの薬なのです。
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督には「マッハ!」の超絶生身アクションで度肝を抜かれたのですが、本作でもそのフルコンタクト精神は健在でした。
最近のワイヤーアクションやCGに見慣れていると、こういう生身アクションというのは迫力が別次元に感じられます。
本作の主人公はゼンという少女。
少女だからといって、ピンゲーオ監督の生身アクションに妥協はありません。
ゼンが次々と繰り出すハイキック、ヒジ撃ち、ヒザ蹴りのコンビネーションは華麗と言っていいほど。
それもそのはず、ゼンを演じるヤーニン・ウィサミタナン(愛称ジージャー)はテコンドーの黒帯を持っていて、バンコクでのユース大会で金メダルを取ったことのある経歴だとか。
強くって、しかもかわいい。
小野真弓さんとか池脇千鶴さん系の、そこらへんにいそうだけど実はなかなかいない素朴な感じのかわいらしさがある方ですね。
実はゼンという役柄は、先天的に脳に障害がありながらも、卓越した運動能力、一度観た技を習得できるという能力を持つという難しい役。
自閉症のような演技が必要とされていましたが、ジージャーは新人とは思えないほど非常に上手に演じていました。
演技力もあって、しかもかわいい(くどい!)
一気にファンになってしまいました。

ジージャーの方に話がいってしまいました。
本作はアクション映画としても見所満載です。
ゼンはパワーでは圧倒的に男性に比べて負けるというハンデを、小柄な体ならではの俊敏さ、女性ならではの柔軟さで埋め合わせます。
トリッキーな動きを織り交ぜるアクションはジャッキー・チェンを彷彿とさせますが、彼よりもより華麗でシャープな感じがありますね。
アクションの見せ場としては大きく4つのパートがありますが、どこも見応えあります。
特に最後のビルの壁面でのアクションは、ジャッキーアクションの進化版といった感じがあります。
階段を上ったり、壁をつたって降りたり、ジャンプしたりといった壁全面をフルに使ったアクションはクレイジークライマーか、ドンキーコングかと(古いなあ)思ってしまいました。
特にお気に入りの技は、背中から看板にあたってその跳ね返りを利用してキックを決めるというもの。
こういうトリッキーな技というのは決まるとかっこいいですよねえ。
そういえば「ストリート・ファイター」のガイルのムーンサルト・キックみたいな技もやっていたなあ。

ばっちりストレス解消できました。
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督、そしてジージャーheart01、ありがとうございます!
続編お願いします!

プラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品「マッハ!」の記事はこちら→

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