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2009年5月 3日 (日)

「GOEMON」 監督のスタイルが強く表れている

一般的にはあまり評判の宜しくない「CASSHERN」の紀里谷和明監督の最新作です。
「CASSHERN」は個人的には世間で言われるほど悪い作品ではないとは思っています(アニメ版をほとんど観ていないということもありますが)。
紀里谷監督は写真家であるので映像に対して並々ならぬこだわりがあることは評価できるでしょう。
ただその分、ストーリー展開がやや強引であるということ、キャラクターの描き方が浅いというところは確かにあると思います。
紀里谷監督はインタビューなどを読むと、いかにもアーティスト然としたところ、平たく言えば「君たちにはわかんないと思うけど」的な物言いをすることがあるので、そのあたりが反感をもたれやすいような気がします。
「GOEMON」のインタビューなどを読んでもちょっとそういうところあるので、これは損していると思うんですよね。

さて本作「GOEMON」ですが、前作でのストーリー展開における強引さみたいなものはずいぶん改善されていると思いました。
とは言っても途中かなりダレる時間帯があり、このあたりはまだまだ演出家としては未成熟な感じを受けました。
またキャラクターの深みみたいなものもまだ少なく、特に主人公石川五右衛門についてはその内面をもう少し描いてもよいのではないかと思いました。
どうしても作り込んだ映像なので、キャラクターまで作り物感が出てしまうので、このあたりの匙加減は必要でしょう。
脚本のアイデアとしては、有名な五右衛門の「釜茹での刑」を新たな解釈をしているのがなかなかにおもしろかったです。
このシーンの霧隠才蔵をやっている大沢たかおさんの演技もかなり良かったです。
脚本におけるキャラクターの深みは足りない感じがありましたが、大沢たかおさん、また奥田瑛二さんの演技でかなり救われるところもあったように思えます。

さて映像についてですが、これはなかなかに見応えあります。
紀里谷監督の提示する戦国時代の世界というのがかなり独特なので、これを受け入れられるかどうかというのがそもそもありますが、写真家として独自のスタイルのある世界観が出ているので、これは個人的には問題ないように思えました。
これはさまざまな文化のごった煮のような世界観で、「ブレードランナー」のような感じにさらに時間的にも色々な時代が混ぜ合わされたような感じがします。
ハイコントラストの映像は、作り物めいていて安っぽいと感じて好き嫌いが分かれるような感じがありますが、これも監督のスタイルなのでよしでしょう。
全編このスタイルを押し通しているので、これは監督のこだわりなのだと思います。
アクションシーンはかなりスピード感があるリズムがよい演出でした。
このあたりはハリウッド的でもあり、なかなか他の日本人の演出家にはない個性だと思います。

良くも悪くも紀里谷監督のこだわりとスタイルが出されている作品で、これが好きか嫌いかというところで評価が分かれる作品だと思います。

紀里谷監督作品「CASSHERN」の記事はこちら→

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コメント

makiさん、こんにちは!

映画としての見せ方は前作よりは格段にあがっていますよね。
エンターテイメントに割り切って見せようとしたのは正解だったと思います。
映像のセンスとしても彼独自のものを持っていますので、このあたりが今後も出していってくれればいいなと思いました。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年3月11日 (木) 06時12分

こんにちは、遅くなりましたが
トラックバックありがとうございました
やはりこちらからのエコーはブログの相性上できないようなので、コメントで変えさせていただきますね

私としては、なかなか良かったように思いました。試写会でみにいったのですが、確かにゲーム画面のような映像で目は少し疲れてしまいますが個性といえば個性ですし、考えて作られていた世界観という意味では合っていたとも思います
キャシャーンでの賛否両論のときから比べると、かなり監督としてのレベルもあがっていると思いました
ただやはり好き嫌いはどうしてもある監督さんですね、独自の世界を作り上げてその中にはいっていけるかどうか、だと思いますが…
私は、嫌いではありません。

投稿: maki | 2010年3月 9日 (火) 14時24分

ノルウェーまだ〜むさん、こんにちは!

映像は紀里谷監督は個性的で国際的に通用するものを持っていますよね。
「CASSHERN」はストーリーなどがやや独りよがりなところを感じたのですが、本作ではそういうところもずいぶんと低減されていたような気がします
海外での評価はどうなんでしょうね?

投稿: はらやん(管理人) | 2009年10月25日 (日) 06時13分

はらやんさん、こんにちは☆
久しぶりに痛快なエンターテイメントを見た気がしました。
紀里谷監督は、ずっとこのスタイルを通していって、そのうち世界の紀里谷になっていくのだろうと、確信してしまいました。
やはり多くの監督が生まれるこの時代に、独自性を打ち出せているのって、数少ないと思うのです。
色々な意味で日本人離れした感性ですよね。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2009年10月24日 (土) 02時18分

ヨメさん、こんにちは!

「CASHERN」のときよりも格段に上手になっているような気がしました。
あちらはちょっとひとりよがりな感じがあるように思いましたが、本作は観客に見せるということを意識しているような感じを受けました。
ビジュアル的にはとても個性がある方なので、構成力・演出がもっと進化していくならば、注目したい監督ですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年5月30日 (土) 17時18分

はらやんさん、こんにちは。
やっぱりどうしても「CASSHERN」と比べちゃいますが、エンターテイメント性があがっていて結構楽しめました。
石川五右衛門の生い立ちや釜茹での真相などが斬新な解釈で描かれていて面白かったです。
今後の作品もやっぱり気になっちゃうかもです。

投稿: ヨメ | 2009年5月30日 (土) 11時41分

シムウナさん、こんにちは!

今日改めて「CASSHERN」を見ましたが、それよりは数段脚本が良くなってきてますね。
観客の方を見るようになった気がします。
映像に関してはゲームっぽくもありますが、紀里谷監督のスタイルなのかなと思っています。
ここまで作り込む人もいないと思うので、今後も期待したいと思います。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年5月10日 (日) 17時57分

sakuraiさん、こんにちは!

確かに最後の合戦はSWでしたねー。
紀里谷監督はずいぶん映画を見せることに慣れてきたような気がしました。
今日改めて「CASSHERN」を観たのですが、やはり「うーん観客を置いてきぼりだな」と再確認。
それに比べればこちらの作品はずいぶんと観客のことを考えるようになっているような気がしました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年5月10日 (日) 14時53分

TB有難うございました。
時代考証や既成概念を取り除いた建築様式や
衣装に目が奪われるほど綺麗なシーンも多々ありましたが
戦闘シーンではゲームのCG映像?と思えるほどの
ギャップもありました。
ただ、邦画では珍しい映像手法なのでぜひ、次回作も
果敢にチャレンジしてほしいですね。
前作よりは脚本がよくなった思いますが…

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!

投稿: シムウナ | 2009年5月10日 (日) 10時14分

ノラネコさん、こんにちは!

お話は思いのほかしっかりとしていましたよね。
あとは映像の感覚ですが、これは僕も個性だと思います。
アクションシーンなどもけっこう見応えはありました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年5月10日 (日) 09時43分

話は・・・・とわかってても見ちゃった、映画館に行ってしまったと言う時点で、キリヤの勝ちかなっと。
見てやっぱ、あたしとは合わねえ、と思いましたが、映画館に行ってしまいましたから。
戦いは、どうしても帝国軍VS反乱軍に見えてしまいました・・・。

投稿: sakurai | 2009年5月 9日 (土) 09時51分

私は前作の「キャシャーン」が全然ダメだったもので、全く期待していなかったのが良かったのか、予想外に面白かったです。
何よりも、今回はちゃんと話があるので観やすかった!(笑
まあ突っ込もうと思えばいくらでも突っ込める映画ですけど、ここまで開き直られると、突っ込むのも野暮と思えてきます。
今の時代にあって、この個性は十分ありではないでしょうか。

投稿: ノラネコ | 2009年5月 9日 (土) 00時05分

メビウスさん、こんばんは!

「釜茹で」の新解釈はおもしろいアイデアだったと思います。
有名な「絶景かな、絶景かな」もうまく活きていましたし。
この場面の大沢たかおさんはなかなかカッコ良かったです。
佐藤健さん、出てましたね。
公開中の「電王」は良太郎というより、もう一人のライダーの方がキーパーソンでしたからね、
出番ないのは、仕方ないかな。
「ROOKIES」ありますし、今や売れっ子ですからね。
水嶋ヒロさんもそうですが、最近ライダー出身の子が大活躍で嬉しいです。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年5月 6日 (水) 00時09分

はらやんさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

茹釜の刑や本能寺の変は色んな方が知ってるので、その有名な出来事を監督の独特な解釈でもって描いてる辺りは、エンタメとしても面白かったんじゃないかと思いますね~。
キャスティングとかも豪華でしたし、何気に幼少の才蔵を佐藤健くんが演じてた辺り『おっ♪』と反応してしまった自分w・・・でもこんな所でチョイ役するくらいなら電王でチョイした方が良かったんじゃないの?とも思ってしまいました(汗

投稿: メビウス | 2009年5月 5日 (火) 19時48分

たいむさん、こんにちは!

映像的には紀里谷監督の趣味の世界ですよね。
ゲームみたいというところもありますが、この感じで全体を統一したイメージにしているので、違和感はありませんでした。
好き嫌いというのはどうしてもでてきてしまうと思いますけれど。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年5月 5日 (火) 09時45分

こんにちは。
やっぱり趣味の世界で、それをどこまで一般人が許容できるか、って感じの映画ですよね。
私も「CASSHERN」の評価も低くないですし、割り切ってすっかり楽しんじゃいました。
深く考えないのがきっよ良いんですよね、どうせ私にはわかんないし(笑)

投稿: たいむ | 2009年5月 4日 (月) 20時05分

KLYさん、こんばんは!

芸術家肌の監督さんのように見えるので(作っているのはムチャエンターテイメントですが)、わかる人だけわかればいいという感じでしょうね。
日本で個性の強い作品を作ろうとすると、そのくらいの気概がないとできないのかもしれません。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年5月 3日 (日) 21時40分

ああ、

>君たちにはわかんないと思うけど

なるほど、これは本人が意図してかどうかはわからないですが、作品に良く現れてる気がしますねぇ。着いて来る人だけ着いてくればいいって思ってるんじゃないかと思いましたもん。
私は着いて行くつもりはサラサラないですけど、この手の映像表現が大好きだったので、結構楽しめました。^^

投稿: KLY | 2009年5月 3日 (日) 21時08分

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受信: 2009年5月11日 (月) 12時46分

» GOEMON☆独り言 [黒猫のうたた寝]
監督紀里谷和明・・・あ、なるほどね(笑)と予告観てすぐに納得しちゃいました。だって『GOEMON』も『CASSHERN』も映像感覚同じキャラクターの感覚もそっくりなんだもん。でも時代劇なのよね・・・戦国時代のでも、その無国籍感覚あふれる映像とファッションにやられちゃって... [続きを読む]

受信: 2009年5月14日 (木) 02時06分

» 「GOEMON」財界お坊ちゃまの虚と実 [再出発日記]
心配していたほどひどくなかった。なんと最後まで眠らないで興味深く見ることが出来た。そうか、この人は結局こういう人だったんだ、と判ったような気がした。作品は人なり監督:紀里谷和明出演:江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊...... [続きを読む]

受信: 2009年5月17日 (日) 11時44分

» GOEMON [ルナのシネマ缶]
桃山時代と西洋の中世とアジア文化が 合体したような不思議な世界で、 ちょっと目がチカチカするような 派手な映像美でした。 ストーリーもかなり飛んでて でも、それなりに面白かったです。 まあ随分と織田信長が 神聖化されてるから、 紀里谷監督は、信長ファンなのかも・・・ 織田信長(中村橋之助)を暗殺した明智光秀が討伐され、 豊臣秀吉(奥田瑛二)が天下を取った時代。 世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。 そこに、超人的な身体能力を武器に金持ちから金品を盗み、 貧し... [続きを読む]

受信: 2009年5月17日 (日) 23時31分

» GOEMON [Sweetパラダイス]
健くんが出るということで「GOEMON」観て来ました出番が少ないのが残念です青年期を演じた健くん健くん、かっこいいよ〜演技もいいね〜もっとアクションシーンが見たかったです健くんファンは必見ですよー映像がCGだわ動きが人間離れしてるよ〜スケール大なところが面白...... [続きを読む]

受信: 2009年5月22日 (金) 14時42分

» GOEMON [愛猫レオンとシネマな毎日]
「CASSHERN」の紀里谷和明監督の最新作は時代劇です。 戦国の世、豊臣秀吉政権下の大泥棒、石川五右衛門が主人公です。 もう、驚きの連続でした! ケレン色あふれる色彩で、豪華絢爛。 アクションシーンは、スピード感がハンパじゃないし、 衣装は和洋折衷で、鎧は中世の騎士のようだし、 でも、登場人物は有名な歴史上の人物たち、だから時代劇には間違いない。 歴史上の人物における、歴史上の史実(つまりは結果)は変わってないけど・・・ 新しい解釈を加えて、既成概念を壊すような奇想天外なス... [続きを読む]

受信: 2009年5月23日 (土) 23時04分

» 402: GOEMON [さくらの映画スイッチ]
いかに生きるべきなのか・・・ (悩) わけわからん ^^♪ [続きを読む]

受信: 2009年5月24日 (日) 20時20分

» GOEMON [欧風]
5月1日、109シネマズ富谷での映画観賞、1本目に観たのが、「ヤッターマン」。 2本目に観たのが、「GOEMON」。「CASSHERN」を作った宇多田の元夫が監督。なのでコナンと迷ったけど、ま、とりあえず映像が凄そうなんで観ることに。 話としては、天下の大泥棒石川五右衛門。ひょんな事から戦国時代の権力争いに巻き込まれ...というような感じ。 感想としては、面白かった(^-^)/。やっぱり映像が凄いね~。独特の感じで、日本じゃないみたい。私としてはこっちの方がいいな。今回は話も面白か... [続きを読む]

受信: 2009年5月25日 (月) 20時50分

» GOEMON [ダイターンクラッシュ!!]
5月8日(金) 21:15~ チネ12 料金:1200円(レイトショー) パンフレット:900円(買っていない) 『GOEMON』公式サイト 始まって20秒で「早く終わらないかな。」と思わせた物凄い作品「CASSHERN」。「デビルマン」のおかげで、その年のワースト1を取らずにすんだ作品だが、監督の紀里谷が性懲りも無く映画を撮ったという。罵倒する気満々で劇場に乗り込んだ。 なんと、そんなに酷くない。それなりに観れる作品に仕上がっていた。かなり成長の後が見受けられる。喜ばしいことなのか、悲しむべ... [続きを読む]

受信: 2009年5月26日 (火) 03時53分

» GOEMON [to Heart]
製作年度 2008年 上映時間 128分 監督 紀里谷和明 出演 江口洋介/大沢たかお/広末涼子/ゴリ/要潤/玉山鉄二/チェ・ホンマン/深澤嵐/福田麻由子/広田亮平/田辺季正/佐藤健/中村橋之助/寺島進/平幹二朗/伊武雅刀/奥田瑛二 紀里谷和明が約5年ぶりに放つエンターテインメント超大作。 {/book_mov/}1582年。天下統一目前の織田信長が明智光秀の謀反に遭い本能寺にて非業の死を遂げた。その悲報を受け、信長の右腕・豊臣秀吉はすぐさま光秀を討ってとり主君の無念を晴らすとともに、自ら天下統... [続きを読む]

受信: 2009年5月28日 (木) 00時04分

» 「GOEMON」 [大きな栗の木の下で]
2009年 日本 監督:紀里谷和明 出演:江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二、要潤、玉山鉄二、チェ・ホンマン、佐田真由美、福田麻由子、佐藤健 【内容】 1852年、豊臣政権下。世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌..... [続きを読む]

受信: 2009年5月30日 (土) 11時17分

» 【GOEMON】 [ココアのお部屋]
GOEMON ←公式サイト 絶景、絶景−−− 劇場予告を見てから すごい映像だなぁって気になってた映画。 [続きを読む]

受信: 2009年5月31日 (日) 12時54分

» 『GOEMON』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「GOEMON」□監督・脚本・原案 紀里谷和明 □脚本 瀧田哲郎 □キャスト 江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、要潤、玉山鉄二、中村橋之助、寺島進、チェ・ホンマン、佐藤江梨子、戸田恵梨香、鶴田真由、りょう、佐田真由美、福田麻由子、小日向文世、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二■鑑賞日 5月31日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 紀里谷監督の前作『CASSHERN』から約5年。 いささか前作は消化不良だったのだが、この映画は巷... [続きを読む]

受信: 2009年6月 9日 (火) 21時30分

» GOEMON [C note]
終わりなき、強者どもの貪欲ウォーズ。 公開されてずいぶん経っちゃいましたけど・・ [続きを読む]

受信: 2009年6月10日 (水) 21時09分

» 映画:GOEMON [よしなしごと]
 ちょっと前、テレビ朝日を見ていると、やたらと「GOEMON 5チャンネル」とうるさく、だいぶ洗脳されてしまいGOEMONを観てきました。 [続きを読む]

受信: 2009年7月 5日 (日) 19時28分

» 映画『GOEMON』 [オタマ・レベルアップ]
映画『GOEMON』を見たよぉ~ メディア 映画 上映時間 128分 製作国 日本 公開情報 劇場公開(松竹=ワーナー) 初公開年月 2009/05/01 ジャンル アクション/アドベンチャー/時代劇 解説・・・ 「CASSHERN」で鮮烈なデビューを飾った紀里谷和明監督の長編2作目。戦国の世を舞台に、大泥棒・石川五右衛門をはじめ歴史上の人気キャラクターたちが繰り広げる奇想天外なストーリーが、時代劇の枠にとらわれない大胆かつ斬新... [続きを読む]

受信: 2009年7月 8日 (水) 21時07分

» 09-147「GOEMON」(日本) [CINECHANの映画感想]
絶景かな、絶景かな  1582年。天下統一目前の織田信長が明智光秀の謀反に遭い本能寺にて非業の死を遂げた。その悲報を受け、信長の右腕・豊臣秀吉はすぐさま光秀を討ってとり主君の無念を晴らすとともに、自ら天下統一を果たし、ここに豊臣の治世が始まった。  しかし、それなりの平安は訪れたものの、格差は広がり、庶民の困窮ぶりはひどくなるばかり。そんな時、彗星のごとく現われた天下の大泥棒・石川五右衛門。金持ちだけを狙って盗みを働き、貧しき者に分け与える義賊行為で一躍庶民のヒーローに。  ある夜、...... [続きを読む]

受信: 2009年7月10日 (金) 00時57分

» 「GOEMON」見事な映像美で全編絶景! [ノルウェー暮らし・イン・London]
すごい!とにかくすごい!! こんなにすごくて、こんなに奇想天外、荒唐無稽でありながら、全てが練りに練って完全無欠な映画は、かつて観たことが無い。 広大なスケール、超越した映像美と、既成概念に捕らわれないストーリー展開は、それでも破綻することなく熱く心を打つのだった。... [続きを読む]

受信: 2009年10月25日 (日) 07時38分

» 「GOEMON」 [prisoner's BLOG]
GOEMON [Blu-ray]ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る ヴィジュアルはCGを縦横無尽に使い、時代劇にローマ史劇を混ぜたりして奇想天外、信長殺しの黒幕は秀吉でしたといった珍説を織り交ぜたりしているが、案外、センスがウェットで爽快感に乏しい。 半ばブルーレイの効果を確かめるために見たようなものだが、32型ではそれほどの違いはなし。 チェ・ホンマンとか蛭子能収の特別出演って、スケールを小さくするだけだと思うのだが、なんでこういうことやりたがるかね。 (☆☆★★★) 本ホー... [続きを読む]

受信: 2010年1月31日 (日) 05時51分

» 『GOEMON』 (2009) [よーじっくのここちいい空間]
 こんな映画だったんだぁ。予告編を見て、知っていたけれど、ここまで徹底しているとは思わなかった。  ちょっと、脱帽ですね。大したものです。何の迷いもなく(?)、真剣に本気で、映画ならではの、ウソをつき通してくれるなんて、嬉しいです。  「お話」は観てのお楽しみとして、この作品に、「何故」「どうして」などの疑問符は、控えるべきかもしれません。作品そのものを、素直に受け止めて楽しまなければ、意味はありません。  まっ、「お話」は、びっくりというほどじゃなくて、着眼点は面白いけど、「う~む、なるほ... [続きを読む]

受信: 2010年3月 2日 (火) 22時55分

» GOEMON [象のロケット]
1582年、豊臣秀吉が政治の実権を握るが庶民の暮らしは相変わらずで、金持ちから盗んだ金を貧しい者に分け与える天下の大泥棒、石川五右衛門が人気を博していた。 ある夜、五右衛門は財宝の中から外国製の青い箱を見つけるが中身が空だったので捨ててしまう。 しかしその箱を探していた石田三成、徳川家康が動き出した…。  スペクタクル時代劇。... [続きを読む]

受信: 2010年3月 4日 (木) 00時07分

» GOEMON [いやいやえん]
露光高めの映像とスタイリッシュな映像美。試写会時の観覧を含めて2回目だからか、映像自体には初めてみたときよりもそう違和感を感じなかったです。試写会の時の記事を読むと恥ずかしさ満点ですが、CASSHERN時よりも完成度は高いと思いますし私は好きですね。 やはり何度見てもCG部分での重量感や人間味がいまいちかけてはいますが、ただ、良い所ついてくるんですよね〜。CASSHERNでもそうですが、「格好良い」を前面に、そういう意味では非常に個人的にグッとくる部分をつついてはきているんです。実のところ... [続きを読む]

受信: 2010年3月 9日 (火) 14時20分

» 「GOEMON」 [心の栄養♪映画と英語のジョーク]
なかなかエキサイティングでファンタスティック・・ [続きを読む]

受信: 2010年3月11日 (木) 11時01分

» GOEMON [晴れたらいいね〜]
このところ、邦画つづきです。好き嫌いが分かれる作品でしょう。私は、意外と嫌いじゃないですね。こんだけ、時代考証も史実もないと楽しむほかないでしょう。中途半端な設定は、不愉快ですが、これはいいと思います。自由な発想は、好きです。それにしても、よくもまぁこ....... [続きを読む]

受信: 2010年3月12日 (金) 20時15分

» GOEMON [晴れたらいいね〜]
このところ、邦画つづきです。好き嫌いが分かれる作品でしょう。私は、意外と嫌いじゃないですね。こんだけ、時代考証も史実もないと楽しむほかないでしょう。中途半端な設定は、不愉快ですが、これはいいと思います。自由な発想は、好きです。それにしても、よくもまぁこん....... [続きを読む]

受信: 2010年3月16日 (火) 00時17分

» GOEMON [にわうたぶろぐ]
 感想書いてるのは5月5日ですが、実際に観に行ったのは5月2日でした。書くの遅いっての。 [続きを読む]

受信: 2010年4月14日 (水) 23時35分

» 《GOEMON》 [日々のつぶやき]
GOEMON [DVD]/江口洋介,大沢たかお,広末涼子 ¥3,980 Amazon.co.jp 監督:紀里谷和明 出演:江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ ちょっと変わった世界観の作品かなーとどうも好みじゃなさそう・・と敬遠していました。 そうそう、なんとなく「スキヤキウエス... [続きを読む]

受信: 2011年6月22日 (水) 15時30分

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