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2009年4月 4日 (土)

「フィッシュストーリー」 想いはいつか誰かに届く

「アヒルと鴨のコインロッカー」と同じく、伊坂幸太郎さん原作、中村義洋さん監督の本作「フィッシュストーリー」を観てきました。
「アヒルと鴨のコインロッカー」は好きな作品なので、期待大でした。
過去と現在が絡まりながら描かれ、これらがどのように収まるんだろうと思わせ、最後にピタリとピースが嵌る感じは「アヒルと鴨のコインロッカー」を思わせるようなところがありました。
本作は「アヒルと鴨のコインロッカー」のようなびっくりするような種明かしというわけではないのですが、最後にちゃんとジグゾーパズルが完成するような気持ちよさはあります。
「フィッシュストーリー」の方がよりおとぎ話的というかファンタジー的なところがあるように思いますが、観終わった後のなにか切ないような、そして希望が見えるような、観後感は共通していたような気がします。
これは中村監督の持ち味なんでしょうね。
こういうテイストは好きです。

バタフライ効果を思わせるような、過去の些細な出来事が、ゆくゆくは人類を救うことに繋がっていきます。
些細な出来事とは、音楽に情熱をかけるバンドメンバーのささやかな想いと現状に対する抵抗がこめられたパンクロック。
彼らが曲に込めた想いはすぐには誰にも伝わらない。
けれどいつかはその想いは誰かに届くと思って彼らは演奏しました。
目先の結果がすぐにでないと、人は自分がやっていることがとても無意味に思えてしまいます。
だから段々と人は現状を打破する気持ちを失って、長いものに巻かれていくようになってしまいます。
けれど厳しい現状だと諦めてしまっては、個々の人にも、人類にも未来はなくなってしまうのかもしれません。
レコード会社に首を言い渡されそうになろうとも、歌いたい曲を演奏した「逆鱗」のメンバーの勇気。
臆病でいつも逃げてばかりいた雅史が運命の女性と出会った時に振り絞った勇気。
シージャッカーに撃たれても正義を貫こうとする瀬川の勇気。
曲に込めた想いと勇気はその形を変えながら、さまざまな人に伝わり、また勇気を生み出していきます。
些細な勇気は、いつかは誰かに伝わり、でも確実に大きな勇気に育っていく。
「フィッシュストーリー」というのは「ほら話」という意味だったんですね。
知らなかったです。
とてもおとぎ話的な「ほら話」でしたが、勇気と希望を与えてくれる「ほら話」でした。

伊坂幸太郎原作、中村義洋監督作品「アヒルと鴨のコインロッカー」の記事はこちら→

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コメント

sakuraiさん、こんばんは!

原作、お読みになっているんですねー。
短編ということで、映画の方はずいぶん膨らませているのかな。
伊藤君はいまだにチビノリダーのイメージがありますが、最近はこういうかっこいい役もはまってきましたよね。
>「正義の味方」
あそこまで技がなくても、子供には心には正義の心を持って育ってほしいですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年6月 3日 (水) 21時20分

本は短編で、するっと終わるんですが、あたしにはちょっと余計な逸話と、冗長な感じがしたかな・・。
音楽は最高でした。
イメージ通り。よかった。
伊藤君も今まで見た中で、一番かっこえかった。
あとは未來君でしたね。
うちの子も、今から『正義の味方』にしようと画策してます。。。。

投稿: sakurai | 2009年6月 3日 (水) 20時13分

hitoさん、こんばんは!

「アヒルと鴨」はそれまで前提としていたことがひっくり返るところが見事でしたよね。
本作はそれぞれのエピソードが実は関連していることであるというところが非常にうまく構成されていました。
こういうのは中村監督はうまいですね。

逆鱗の歌、特に最後のレコーディングのところは彼らの魂が入っている感じがありましたよね。
その魂が入っていたからこそ、その想いは知らない人にも伝わっていったのですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年4月 7日 (火) 22時09分

こんにちは~

こちらからのTBが反映されないようです、すいません。

アヒルと鴨ほどの爽快さはなかったですが、全体が繋がっていく様子は巧かったですよね~♪
楽しみました!

何度か聴くうちにとても耳に馴染んできてとてもいい曲に思えてきました。
逆鱗のレコーディングシーンはゾクゾクでした!

投稿: hito | 2009年4月 6日 (月) 18時52分

kiraさん、こんにちは!

そうですねー、伊坂作品と中村監督は相性がいいように僕も思います。
積み重ねられるエピソードに出てくる登場人物が、それぞれにまっすぐで、いい気持ちで見終えることができました。
また中村監督には伊坂作品の映画を撮ってほしいです。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年4月 5日 (日) 06時36分

rose_chocolatさん、こんばんは!

伊坂幸太郎作品と、中村監督は相性がいい感じがしますね。
本作はキャラクターがそれぞれまっすぐなところが良かった。
なんだか観ていてほっとします。
音楽も良かったですよね。
彼らの歌詞の意味のギミックは伊坂作品の味わいがありました(原作にもあるのかな)。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年4月 4日 (土) 23時07分

こんばんは!
TB,有難うございます♪

この作品で、やっぱり中村監督は井坂作品との相性がいいんだなーと、
私的には思いました~。
逆鱗の最後のレコーディング~居酒屋のメンバーの会話のシーン、
そこから繋がっていくちいさなエピソード。
全部がなんだか好き
いろんな正義の味方、あってもいいですよね!

投稿: kira | 2009年4月 4日 (土) 22時22分

中村作品って自分には当たりハズレが大きすぎるんで(!)、いつも怖々と観るんですけど、これはよかった。みんないい味出してましたね。
そしてやっぱり音楽がいいと映画が引き締まります。逆麟カッコよかったー

投稿: rose_chocolat | 2009年4月 4日 (土) 21時08分

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