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2009年3月29日 (日)

「フロスト×ニクソン」 言葉の拳闘

昨日観た「ウォッチメン」にもニクソンが出てましたが、こちらの作品「フロスト×ニクソン」はタイトルにもあるようにニクソンと、彼にインタビューを行ったフロストが主人公になります。
ニクソンと言えば、ウォーターゲート事件がまずは頭に浮かびますが、中国との国交正常化を行ったり、ベトナム戦争から撤退したり等の業績も大きい政治家です。
なんとなくロッキード事件で逮捕された日本の田中角栄氏とイメージがかぶるんですよね。
同じ時期に国のトップでしたし、ともに中国国交正常化を行ったけれども、その後、疑惑のためにその地位を降りたというところも同じで因縁めいたものも感じます。
フロストという人物についてはまったく知らず、予備知識ゼロでした。
本作で描かれるインタビューは、アメリカでは伝説的らしいですが、そういうことがあったのもまったく知りませんでした。

二人の間の合計4回に渡るインタビューは、まさに決闘といった感じがしました。
決闘というより拳闘(ボクシング)の試合を見ているようでした。
1ラウンド目は、若き挑戦者が先制パンチを食らわせたけれど、その後はベテランの絶え間ないパンチを浴びているようなイメージ。
日本の政治家がテレビ番組に出て話をしているとき、いつもイライラするのです。
質問をはぐらかしたり、自分が言いたいことの方に勝手に解釈をしてダラダラと話すところが、その原因。
これはアメリカでも変わらないようですね。
本作のニクソンの話を聞いていると、途中で口が挟みにくい話し方をしているんですよね。
センテンスが終わるときに息継ぎをせず、そのまま話し続け、途中で息継ぎをするようなイメージ。
普通、口を挟む時は、センテンスとセンテンスの間を狙いますから、これは非常にインタビュアーはやりずらそうな話し方です。
これも彼が長い政治生活で身につけたスキルなのでしょうか。
フロストVSニクソンのインタビューという名の試合は、2ラウンド、3ラウンドとともにニクソンの圧勝に終わります。
まさにフロストは手も足も出せない状態になっていました。

最終ラウンドの前に、フロストは思いもかけぬニクソンからの電話を受けます。
これは多分にフィクションだと思われますが、その後のフロストの大逆転に繋がる彼ら二人の生き方というものを表している会話になっています。
ニクソンもフロストも、片や政治の世界、片やショービズの世界で、長年生き残りをかけた戦いを続けてきました。
彼らが考えてきたことは、勝ち上がっていくということです。
まさに永遠に続くトーナメント戦を戦い続けてきたという感じがします。
もともと彼らはそれぞれの世界で生きることを決めたとき、目標や夢のようなものがあったことでしょう。
けれども、延々と続く戦いの中で、いつしかその目標が、勝ち残ることに変わっていってしまったのかもしれません。
特にニクソンは政治家を志した限りは最初は国民のためという気持ちがなかったわけはありません。
しかしいつしか国民というものが目に入らなくなってしまっていました。
フロストがニクソンに「過ち(ウォーターゲート事件のこと)」について「国民に対しては?」と質問します。
これは「国民に対して謝罪の意志はあるのか?」という意味です。
そのときニクソンの答えまでしばらく間があきます。
ニクソンは、その質問によってもともと持っていた「国民のため」の職務についていた意味を、改めて思ったのだと思います。
自身が生き残らねばという強迫観念にも似た意識によって、心の隅に追いやられていた理想がそのときまたクローズアップされたのです。
そのとき大柄に描かれていたニクソンの体すら、小さく縮んだように見えました。

ロン・ハワード監督は実話をベースにした物語がとてもうまいですよね。
実話がもつリアリティのある力強さと、フィクションのもつ物語性みたいなものをうまく融合させるのが、うまいような気がします。
「天使と悪魔」もほどなく公開ですが、こちらの出来はいかがでしょうか?

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コメント

moriyuhさん、こんばんは!

アメリカとかは実際に起こった事件の生々しい記憶が残っているのに映画にしちゃうケースが多いですよね。
日本だといろんなところに気を使ってなかなかできなかったりしますが。
このあたりアメリカはオープンなのかなあ。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年6月13日 (日) 19時21分

はらやんさま

再びTBありがとうございました。

>最終ラウンドの前に、フロストは思いもかけぬニクソンからの電話を受けます。
これは多分にフィクションだと思われますが、その後のフロストの大逆転に繋がる彼ら二人の生き方というものを表している会話になっています。


最近、このような暴露っぽいものが多いですね。
レビューをかいてはいませんが、グリーンゾーンなども同様かと?

ブッシュ政権の謝罪とは言わないまでも…なんとなくアメリカ=いいひと?もいるんだよ。を演出したいのかな?と思ってしまいますね。

投稿: moriyuh | 2010年6月13日 (日) 10時37分

sakuraiさん、こんにちは!

ニクソンは最後がウォーターゲート事件ですから、いまいちイメージは良くないですよね。
でもいろいろな実績もあるわけなので、その点は評価しなくてはいけないかなと思います。
でも事実を口にせずイメージだけを良くするというのはやはりおかしいので、sakuraiさんがおっしゃるようにあそこで引導を引き渡されて良かったような気もします。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年6月 6日 (土) 16時35分

本当に実話ベースの話を描くのがうまいですね。
ぜひ、オリジナルの脚本でも見てみたいと思ってるのですが。
やはりニクソンというと、いいイメージはなかったですね。たぶん、それは有能な政治家だったかだと思います。
でも、改めて考えると、こうやって引導を渡してもらって、よかったんじゃないでしょうかね。
きっとフロストには、「若造、やるなあ」という思いを抱いていたんでしょうね。

投稿: sakurai | 2009年6月 4日 (木) 22時55分

ノラネコさん、こんにちは!

ロン・ハワードは「アポロ13」といい、実話をもとんしたストーリーが得意ですよね。
フロストが放った最後のラッキーパンチを食らったニクソンの顔が印象的でした。
それまでの作られた笑顔ではなく、ニクソンの心情がストレートにでたような感じで。
それを容赦なく映してしまうテレビという存在も凄みも感じました。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年4月11日 (土) 06時47分

なかなかの力作でしたね。
二人の対決は確かに言葉を使ったボクシングの様でした。
たった一言、たった一瞬の表情がすべてを決める、テレビと言うメディアの凄さ、怖さが良く出ていました。
ロン・ハワードはやはり実録物が一番面白いです。

投稿: ノラネコ | 2009年4月11日 (土) 00時33分

にゃむばななさん、こんばんは!

二人とも清濁合わせ呑むようなところがあったのでしょうね。
やはり失脚するときの”過ち”で、それまでの業績がふっ飛んでしまった印象はありますよね。
ニクソンにしても国を思っていたと思いますが、それを実現する自分たちというのを守らなければという方向に気持ちが向いてしまったのが、良くなかったのでしょうか。
トップに上り詰めると誰しもそうなりがちですので、なかなか難しいですけれど。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年3月31日 (火) 22時08分

ニクソン元大統領と田中角栄元首相のイメージが被るのは私も同じです。
偉大な業績は知られているのに、それよりも悪名の方が高い不思議な指導者ですもんね。

日本では田中角栄氏にこういうようなインタビューをしたという逸話はないんでしょうか?

投稿: にゃむばなな | 2009年3月31日 (火) 21時35分

rose_chocolatさんこんばんは~。
メインの2人が素晴らしい演技だったのは言うまでもないのですが、個人的にケヴィン・ベーコンの存在がとても光っていたように感じました。
ニクソンを心から敬愛彼の存在がないと、単なる善と悪の二元論になってしまっていたと思うんですよね。
年齢と共にとても味のある俳優になったなぁって思います。

投稿: KLY | 2009年3月30日 (月) 00時33分

rose_chocolatさん、こんばんは!

政治家の討論会とかってのらりくらりとしていて、イライラしてしまってダメなんですよね。
日本でいうと福田さんとか。
はぐらかさずにきちんと答えて、とか思っちゃいます。
そういうノラクラ戦法に、ずばっと切り込んでくれるジャーナリストも日本は少ないですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年3月29日 (日) 22時58分

もうちょっと退屈なのかなと思ってたんですが、かなり面白く観れました。
党首討論とか、TVでの討論会も日本にはあるけど、あんな風にのらりくらりと煙に巻くことができて初めて政治家(政治屋?)として一人前なのかなって思いますね。逃げ切れて一人前、みたいな。
だから決定打をお見舞いできたのはフロストの大金星ですね。

投稿: rose_chocolat | 2009年3月29日 (日) 21時31分

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受信: 2012年3月22日 (木) 22時05分

» フロスト×ニクソン [あーうぃ だにぇっと]
監督・製作: ロン・ハワード キャスト デビット・フロスト☆マイケル・シーン リチャード・ニクソン☆フランク・ランジェラ ジャック・ブレナン☆ケヴィン・ベーコン キャロライン・クッシング☆レベッカ・ホール スイフティー・リザール☆トビー・ジョーンズ ジョン・バート☆マシュー・マクファディン ボブ・ゼルニック☆オリヴァー・プラット ジェームズ・レストン☆サム・ロックウェル 他 3/28(土)、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー (c)200...... [続きを読む]

受信: 2012年8月14日 (火) 17時12分

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