「幻影師アイゼンハイム」 ミステリーとしてはどうか?
昨年公開されたエドワート・ノートン主演の作品。
舞台となっているのは19世紀末のウィーンで、人々を驚かせるイリュージョンを見せる幻影師(奇術師)アイゼンハイムと公爵令嬢とのラブストーリーです。
映像は映画黎明期のようなレトロなテイストがあって趣があります。
公開時にも驚きのラストといった感じで喧伝されていたと思いますが、最後の10分くらいがその種明かしがあります。
本作をミステリーとして観ると、ややラストについては乱暴なような気がしました。
事件を追う警察官が最後にその真相に気づくということでフラッシュバックのように種明かしをするのですが、ちょっとバタバタとしているような気がします。
物語の途中で真相のヒントとか伏線の仕込みがそれほどきちんとされていないように思えます。
それがあった上で、ラストに種明かしがされ、その巧みさがわかるということならば良いのですが、そうはなっていなかったような気がします。
事件自体もその目的自体は中盤くらいで察せられるので、その真相がわかってもそれほどの衝撃も受けません。
どちらかというとこれは脚本というよりも演出・編集の問題のような気がしますけれども。
本作についてはミステリーとして観るよりも、やはりラブストーリーとして観た方がいいのかもしれません。
それでももう少しこちらについても登場人物の感情などがはっきりとしているともっと良かったような気がします。
出演者が比較的表情が乏しげな演技をしていたように思いました(これは事件の真相をはっきりとさせないための計算かもしれませんが)。
19世紀末のウィーンを舞台にした雰囲気自体は良かったので、ややミステリーとしてもラブストーリーとしてもやや残念な出来かなとは思いました。
エドワード・ノートン主演「インクレディブル・ハルク」の記事はこちら→
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「The Illusionist」2006 USA/チェコ・リパブリック
天才イリュージニストと公爵令嬢の禁断の愛を描いたサスペンス・ラヴ・ドラマ。
幻影師アイゼンハイムに「ファイト・クラブ/1999」のエドワード・ノートン。
ソフィーに「エリザベスタウン」のジェシカ・ビール。
警部ウイルに「サイドウエイ/2004」のポール・ジアマッティ。
皇太子レオポルドに「ホリデイ/2006」
「パリ、ジュテーム/2006」のルーファス・シーウェル。
監督、脚本はニール・バーガー。
原作はピ... [続きを読む]
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幻影師アイゼンハイムに「ファイト・クラブ/1999」のエドワード・ノートン。
ソフィーに「エリザベスタウン」のジェシカ・ビール。
警部ウイルに「サイドウエイ/2004」のポール・ジアマッティ。
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先週「王様のブランチ」近日公開ミニシアターで紹介された「幻影師アイゼンハイム」
ナンじゃこのタイトル?と思ってみていたら・・・エドワード・ノートン主演、マジシャンの話・・・
えぇー!この映画知ってる〜{/m_0151/}
「イルージョニスト」ってタイトルじゃなかったっけ?
なんと、昨年3月始めてのヨーロッパ・イタリア旅行{/m_0146/}に行った時、
アリタリア航空機の中で見た映画じゃない?!
十数時間、映画を見まくるぞ〜{/m_0086/}と意気込んで、
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6月17日(火) 19:35~ チネ1 料金:0円(チネチッタTAKE5ポイント使用) パンフレット:600円 『幻影師アイゼンハイム』公式サイト マジシャンが復讐する映画だと一方的に思っていた。当たらずとも遠からずだけど、やっぱり全然違った。 予備知識はゼロで見たほうがいいよ。 ということで、... [続きを読む]
受信: 2009年1月11日 (日) 12時40分
» 幻影師アイゼンハイム [小部屋日記]
The Illusionist(2006/アメリカ=チェコ)【劇場公開】
監督・脚本: ニール・バーカー
出演:エドワード・ノートン/ポール・ジアマッティ/ジェシカ・ビール/ルーファス・シーウェル/エドワード・マーサン/ジェイク・ウッド
すべてを欺いても手に入れたいもの、
それは君。
楽しみにしていた作品。
ピューリッツァー賞受賞作家のスティーブン・ミルハウザー原作。
19世紀末のウィーンに現れた幻影師をめぐるミステリーラブロマンス。全米ロングラン大ヒット話題作。
story
魅惑的なイリ... [続きを読む]
受信: 2009年1月11日 (日) 21時21分
» 幻影師アイゼンハイム [映画通信みるみる]
(今回は、ネタバレ的にお話します。)
あざやかでしたな。
魔術で美女が胴切りでまっぷたつというのがありますよね。
でも誰も死んだ... [続きを読む]
受信: 2009年1月12日 (月) 02時59分
» ★ 『幻影師アイゼンハイム』 [映画の感想文日記]
2006年、Fox, THE ILLUSIONIST.
ニール・バーガー監督。
(なぜこの映画がこんな日付の位置にあるかというと、ある違法な犯罪行為によるためです。自宅のモニターで見ました。劇場公開時にはちゃんと映画... [続きを読む]
受信: 2009年1月12日 (月) 11時53分
» 「幻影師アイゼンハイム」 [It's a wonderful cinema]
2006年/アメリカ・チェコ
監督/ニール・バーガー
出演/エドワード・ノートン
ポール・ジアマッティ
ジェシカ・ビール
ルーファス・シーウェル
エドワード・ノートン渾身の一作!久しぶりに彼をスクリーンで観ました。やっぱりうまい俳優だなあ、と思いましたね。
19世紀末のウィーンに現れたアイゼンハイムという名の幻影師。ある日彼は舞台で幼馴染のソフィと再会する。皇太子の婚約者として注目されていた彼女だったが、アイゼンハイムと逢瀬を重ねる。しか... [続きを読む]
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☆公式サイト☆19世紀末のウィーンを舞台に、見事なイリュージョンで人々を魅了した天才幻影師と、皇太子との結婚を控えた公爵令嬢の禁断の愛を描いたラブストーリー。ピューリッツァー賞受賞作家スティーヴン・ミルハウザーの短編を新鋭監督ニール・バーカーが映画化。魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧。しかし、アイゼンハイムとソ... [続きを読む]
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受信: 2009年1月27日 (火) 21時40分
» 「幻影師アイゼンハイム」 [☆ EL JARDIN SECRETO ☆]
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「すべてを欺いても
手に入れたいもの、
それは君。」
このキャッチが
ピッタリくるような
内容でした。
一人の天才幻影師と
公爵令嬢の純愛の物語です。
19世紀末のウィーン。
若き天才幻影術師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)は、
町中で絶大な人気を誇っていた。
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» 映画 【幻影師アイゼンハイム】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「幻影師アイゼンハイム」
ピューリッツァー賞受賞作家スティーヴン・ミルハウザーの短編を新鋭監督ニール・バーカーが映画化。
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» 幻影師アイゼンハイム [こんな映画見ました〜]
『幻影師アイゼンハイム 』
---THE ILLUSIONIST---
2006年(アメリカ)
監督:ニール・バーガー
出演:演: エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ 、ジェシカ・ビール
19世紀末、ハプスブルグ帝国終末期のウィーン。
イリュージョンが見せ物として隆盛を誇る中、天才と評され絶大な人気を集める幻影師、アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。
ある日、評判を聞きつけた皇太子レオポルドが観覧に訪れる。
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受信: 2009年1月29日 (木) 23時08分
» 幻影師 アイゼンハイム [シャーロットの涙]
目に見えるものだけが全てではない。 [続きを読む]
受信: 2009年1月31日 (土) 11時52分
» ☆『幻影師アイゼンハイム』☆ [〜青いそよ風が吹く街角〜]
2006年:アメリカ+チェコ合作映画、スティーヴン・ミルハウザー原作、ニール・バーガー監督&脚本、エドワード・ノートン主演。
≪DVD観賞≫ [続きを読む]
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あらすじ19世紀末。幻影師アイゼンハイムは、皇太子と婚約した幼なじみソフィと再会した。ほどなく彼女は謎の死を遂げ・・・。感想このハンドパワー見破れるか?『プレステージ』... [続きを読む]
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コメント
ミチさん、こんばんは!
19世紀末のヨーロッパの雰囲気はいい感じででていましたよね。
そうですねー、こちらはミステリーというよりはラブストーリーでしたね。
トリックの妙味みたいなものを期待しちゃったので、ちょっとあれっという感じをもってしまいました。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年1月30日 (金) 22時01分
こんにちは♪
これは邦題のつけ方の成功例でしょうね~。
「プレステージ」の派手さにはかないませんが、これはこれで雰囲気があったように思います。
どちらかというとラブストーリーの方に重点があったような気がします。
投稿: ミチ | 2009年1月29日 (木) 19時37分
ひろちゃんさん、こんにちは!
他のブロガーさんの昨年のランキングを見たら、本作を上位にあげている方も多くて観てみました。
勝手に違う方向のイメージ(もっとトリッキーなミステリー)を持っていたので、ちょっと拍子抜けをしてしまいました。
あの時代の雰囲気はいい感じで出ていましたよね。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年1月17日 (土) 15時50分
こちらにも~♪
私もこの作品、すごく期待していたのですが
映像とか雰囲気は良かったのですが、キャストも好きなのですが、はらやんんが言われるように、「ミステリーとしてもあラブストーリーとしてもやや残念な出来」と思いました(^^ゞ
投稿: ひろちゃん | 2009年1月15日 (木) 22時20分
kinoさん、こんにちは!
確かにマジックとかファンタジーとして本作は観た方がいいかもしれないですね、
どうもミステリー好きなので、ミステリー視点で観てしまったので、トリックのところとかが気になってしまいました。
映像とかは美しくて良かったですよね。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年1月12日 (月) 15時31分
アイマックさん、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
そうなんとなーくラストの落しどころはわかってしまったのすよね。
ただ伏線がそれほど丁寧に張っていたわけではないので、「実はそうだったのか!」というようなことはなく、ミステリーとしてはちょっとずるいなあとは思いました。
あの時代の雰囲気とかはよくでていて、よかったですよね。
劇場のシーンとかは幻想的な感じもありいい雰囲気でした。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年1月12日 (月) 12時59分
こんばんは。
幻影師という日本語タイトルがピッタリで好きでした。
映画そのものを、魔術にしてしまったという大きな仕掛けにびっくりだったので、これは、私は気に入りました。
投稿: kino | 2009年1月12日 (月) 02時58分
こんばんは!
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします〜
種明かし、ほんとバタバタしてましたね、
私も中盤でなんとなくオチがわかってしまったので、あまり驚きはなかったですよ。
でも全体の雰囲気はよく出ていてそこは楽しめました。
投稿: アイマック | 2009年1月11日 (日) 21時26分
ひらりんさん、こんばんは!
ひらりんさんも今年に入ってからご覧になったんですね。
僕も他の方の昨年のランキングでけっこう上位にいたので、興味を持ってみてみました。
そのため、ちょっと期待度が高くなってしまったかもしれません。
もっとびっくりするかと思ってしまいました。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年1月10日 (土) 07時39分
新年早々、トラックバックを付け間違えてしまったようですみませんでした。
この作品は・・・
一世一代のラブ・イリュージョン・・・って感じで、
ひらりん的には楽しめました>
投稿: ひらりん | 2009年1月 8日 (木) 01時13分