「ユニバーサル・ソルジャー」 わ、若い・・・
なんで今頃こんな映画を観ているんだという感じですが・・・。
先日「その男 ヴァン・ダム」を観て、なんとなくジャン=クロード・ヴァン・ダムの作品が観たくなってしまったんですよね(笑)。
あと年末年始はおもしろいテレビ番組もないですし、こういうB級アクションは気軽に観れますしね。
さてそのヴァン・ダムですが、若いですねえ。
もう19年前の作品ですから当たり前ですけれど。
「その男 ヴァン・ダム」でうらぶれた姿を観た後だけに、若いなあと思ってしまいました。
お話はというと、ヴェトナム戦争時あるアメリカ部隊が全滅の憂き目に遭いました。
しかし男たちの死体はある組織に引き取られ、生化学的な処理をされ、無敵の戦士ユニバーサル・ソルジャーとして甦ったのです。
彼らは脳をコントロールされており、命令に忠実に働く完璧な戦士になっていました。
監督はそのころ売り出し中のローランド・エメリッヒ。
この頃から荒唐無稽な設定が好きなんですね、この方は。
あらためてこの作品を観てみると、お金をあまりかけていないということに気づきます。
お金をかけているのはユニバーサル・ソルジャーの移動基地となっているあのトラックくらいじゃないかしらん。
この後、ローランド・エメリッヒの作品はどんどんお金をかけていく典型的な大バジェットのハリウッド映画になっていくのですが、この頃はまだかわいらしいもんでしたね。
本作ジャン=クロード・ヴァン・ダムの敵役となっているのは、ドルフ・ラングレン。
この方も「あの人は今」って感じもありますが・・・。
「ロッキー3」でスタローンの相手を演じた方ですね。
どうでもいいけどドルフ・ラングレンはオランダの格闘家セーム・シュルツに似ているような気がします。
ヴァン・ダムもラングレンもそれほど演技がうまいとはいえないですが、サイボーグ戦士の役なので、多少演技がダイコンでも気になりません。
うまい配役だと言えば、そう言えるでしょう。
ストーリーとしても今となってはそれほどびっくりするところはなく。
あの頃のマッスルアクション全盛期の頃を思い返すにはいい作品かも知れません。
とはいえ二人の肉弾戦も思いのほか少ないんですよねー。
続編「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」の記事はこちら→
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