« 本 「容疑者Xの献身」 | トップページ | 2008年を振り返って<映画> »

2008年12月29日 (月)

「永遠のこどもたち」 幸せは主観

2008年の劇場観賞の最後となるのは、本作「永遠のこどもたち」。
ギレルモ・デル・トロが制作をしているからか、観賞後の感覚が「パンズ・ラビリンス」が似ていました。

<今回かなりネタばれなので、ご注意>

決してハッピーエンドではないラスト。
ただアンハッピーエンドでもありません。
客観的に観ている僕たちはあのような終わり方は、バットエンドに見えます。
けれど、なにが幸せで、なにが幸せでないのか。
幸せというものは本人の主観で変わるものなのでしょう。
主人公ラウラにとって、愛する子供を失うことこそが不幸。
どこに行ったかわからない我が子を捜し続けているのは彼女にとってはつらいこと。
そしてその行方が知れ、失踪の真実がわかったとき、その後にずっと彼女は不幸を背負い続けなければならなくなります。
だから愛する子供や幼い頃の友達といっしょにずっと暮らせるあの終わり方は、ラウラにとっては幸せなのかもしれません。
彼女の表情はそれまでの我が子を捜して狂乱しているようになっている時に比べ、とても穏やかで満ち足りたように見えました。
生と死、幸と不幸。
「生きているってすばらしい」なんて言い切れるほど能天気でもないですし、「生は苦界」と言うほどに冷めてもいません。
生や死が、幸せか不幸かなんてばっさりと断じれるものではないのでしょう。
やはり幸せかどうかは、本人が、自分がどう感じられるか、どう見るかというものなのかもしれませんん。
ラウラ本人にとって幸せなのであれば、やはりこのラストはハッピーエンドなのだと思います。
このあたりの感覚が「パンズ・ラビリンス」を彷彿させます。
このようなスピリチュアルな感じというのは、スペイン系の民族に共通しているバックグラウンドなのかなあ。

怖い部分がある映画だとまったく予備知識がなく観賞したため、途中かなりビビらされました。

ギレルモ・デル・トロ監督「パンズ・ラビリンス」の記事はこちら→

にほんブログ村 映画ブログへ

|

« 本 「容疑者Xの献身」 | トップページ | 2008年を振り返って<映画> »

コメント

ノルウェーまだ〜むさん、こんばんは!

そう、この作品って観賞後の余韻が独特ですよね。
「パンズラビリンス」なども共通したテイストですが、恐くて悲劇に見えるのだろうけれども、本人にとっては幸せな結末だったのかな、って感じるところが。
同じ出来事でも本人と周囲の人の感じ方って違い、幸せ自体が主観なのだよなと思った作品でした。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年12月20日 (月) 20時35分

はらやんさん、こんばんわ☆
私も予備知識なく(今更ですが)怖いけどいい作品と言う程度で見たので、そりゃあもう飛び上がるくらい怖い思いをしました。
でも本当に深い愛で、ラストは感動で涙が溢れましたね。
私はハッピーエンドに感じました。

投稿: ノルウェーまだ~む | 2010年12月20日 (月) 02時59分

ひろちゃんさん、こんにちは!

そうなんですよ、途中ちょっとビクビクしておりました・・・。
グロいのがなかったので、大丈夫でしたけれど。
「パンズ・ラビリンス」もそうですが、怖いシーンを目で見せる怖さというよりは、なんだか日常のすぐ側に隠れている恐怖みたいなものが出ていましたよね。
こちらの作品はお子さんがいらっしゃる方は、やはりさらに怖さみたいなものを感じられるでしょうね。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年1月17日 (土) 14時29分

はらやんさん、こんばんは^^
ホラーの認識がなかったと言うはらやんさん、
それでは、かなりビビらされたのでは?(笑)

ホラーは苦手ですが、ブロガーの皆様の評価が
良かったので、頑張って観に行きました(笑)
かなり驚かされましたが、グロイところが
なくて良かったです。

私は母親で男の子がいるので、ラウラの気持ちは
痛いほど伝わってきたのですが、パンズ~同様
ラストが苦手なのかもしれません・・・

ただ、はらやんさんのレビューを読んで、
ラウラにとっては、幸せなハッピーエンドなのだと思うようにしました(笑)

幸せは、人が決めるものではなく、主観
ですよね(^_-)-☆

投稿: ひろちゃん | 2009年1月15日 (木) 22時14分

rose_chocolatさん、こんにちは!

昨年末ギリギリで観ました。
この作品はお子さんがいる方はいろいろ感じるところがあるでしょうね。
特に母親の方は。
身を切られるような辛さみたいなものがあるのでしょう。
子供いない僕が言ってもあまり説得力がないのですが・・・。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年1月 1日 (木) 12時35分

これご覧になったんですね。第3位に入れました。ホラーの要素もあったけど、自分にとってすごく衝撃的で。。。 試写会が終わってもしばらく放心状態でしたね。

最後に子どもたちと一緒に遊んでいるラウラがとても幸せそうに見えたのが、彼女の中では夢ではなかったのなら、救われますよね。

投稿: rose_chocolat | 2008年12月31日 (水) 20時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「永遠のこどもたち」 幸せは主観:

» 『永遠のこどもたち』 [ラムの大通り]
(原題:EI Orfanato) ----『永遠の子供』って ピーターパンなんかに使われる言葉だよね。 このポスターからは そんなイメージがまったく伝わらないけど…。 「実はもっとショッキングなのもあるんだけどね…。 原題は『孤児院』。 日本の配給や宣伝サイドはホラー色を払拭しようと、 子供たちが庭で『だるまさんが転んだ』みたいな遊びをしているヴィジュアルとともに このピュアな日本語タイトルで女性の映画観客を誘引しようとしているみたいだね」 ----でも実際はかなり不気味なわけ? 「不気味という言... [続きを読む]

受信: 2008年12月30日 (火) 10時48分

» 映画「永遠のこどもたち」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:EI Orfanato ウノ、ドス、トレス、チョコラーテ・イングレス、いわゆる日本のだるまさんがころんだと同じで、鬼ごっこ遊び~障害を持つ子供に対するイジメと母親の愛~ とあるスペインの海辺に建つ古い孤児院、仲良くだるまさんがころんだ遊びする子供... [続きを読む]

受信: 2008年12月30日 (火) 13時27分

» 永遠のこどもたち [今宵、サムソン・マスマスラーオの映画座で]
    = 『永遠のこどもたち』  (2007) = 海辺に建つ、古い孤児院で育った少女ラウラ(べレン・ルエダ)。 30年後、その懐かしい館を、障害をもつ子供たちのためのホームにしたいと買い取り、医師である夫カルロスと、7歳の息子シモンとともに移り住む。 遊び相手のいないシモンは、空想上の友達をつくることに夢中になっていた。 ホームのオープンを控えたパーティの日、シモンが、忽然と姿を消してしまう・・。 警察も加わっての捜索も実を結ばず、その一方で、オカルトめい..... [続きを読む]

受信: 2008年12月30日 (火) 14時40分

» 永遠のこどもたち/EL ORFANATO/THE ORPHANAGE [我想一個人映画美的女人blog]
『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督がプロデュースのミステリーサスペンス。 スペインで大ヒットを記録、 今年のアカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表に選ばれた作品{/kirakira/} 今年観られる映画ももうわずか。 20日公開作品は駆け込みでいっぱい。その中でかなり楽しみだったのがこれ。 事前知識といえば、上に書いた3、4つの事のみ。 あとはなーんにも知らないで鑑賞。 日本ではホラー苦手な人が多いから宣伝する時はなるべくラブストーリーだとか 感動だとかを強調することが多い。... [続きを読む]

受信: 2008年12月30日 (火) 18時58分

» 『永遠のこどもたち』 (2007)/スペイン・メキシコ [NiceOne!!]
原題:ELORFANATO/THEORPHANAGE監督:J・A・バヨーナ出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン、マベル・リベラ試写会場 : 一ツ橋ホール(2008年12月20日公開)公式サイトはこちら。<Story>海辺にある...... [続きを読む]

受信: 2008年12月31日 (水) 20時48分

» 「永遠のこどもたち」 [ヨーロッパ映画を観よう!]
「El Orfanato」...aka「The Orphanage」 2007 メキシコ/スペイン 子供をなくした母親の狂気とも思える姿を描いたミステリアス・サスペンス・ホラー。 ラウラに「美しすぎる母/2007」のベレン・ルエダ。 ラウラの夫カルロスにフェルナンド・カヨ。 息子シモンにロジェール・プリンセプ。 霊媒師に「ドクトル・ジバゴ/1965」「トーク・トゥ・ハー/2002」のジェラルディン・チャップリン。 監督はスペイン人のフアン・アントニオ・バヨナ。 孤児院で暮ら... [続きを読む]

受信: 2009年1月 3日 (土) 00時53分

» 永遠のこどもたち/ベレン・ルエダ [カノンな日々]
昨年のこの時期は近場で上映している作品はほとんど観てしまって観るものがなかったような気がするんだけど、今年はカレンダーの兼ね合いなのか、まだまだ観たい映画が何作品か残ってるんですよね。でもとりあえず年内はあと2作品くらいで締めにしようかなぁと思っていると....... [続きを読む]

受信: 2009年1月 3日 (土) 11時35分

» 「永遠のこどもたち」 [クマの巣]
「永遠のこどもたち」、観ました。 「パンズ・ラビリンス」の製作総指揮がギレルモ・デル・トロのゴシックホラー。養護施設だった屋敷を... [続きを読む]

受信: 2009年1月 4日 (日) 09時02分

» 映画 『永遠のこどもたち』 [きららのきらきら生活]
   ☆公式サイト☆『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロをプロデューサーに迎え製作されたスペイン発のホラー映画。短編映画やミュージックビデオ制作で活躍するJ・A・バヨーナが初の長編監督を務め、主演は『美しすぎる母』のベレン・ルエダ。孤児院で育ったラウラ(ベレン・ルエダ)は、長らく閉鎖されていたその孤児院を買い取り、障害を持つ子どもたちのホームとして再建しようと夫のカルロス(フェルナンド・カヨ)、息子のシモン(ロジェール・プリンセプ)とともに移り住んでいた。だが、シモンは遊び相手のいない寂しさ... [続きを読む]

受信: 2009年1月 4日 (日) 11時24分

» 永遠のこどもたち [そーれりぽーと]
まーた『シックスセンス』を引き合いに出す映画かと思ってたら、こないだ新作映画が公開されたばかりのギレルモ・デル・トロが2007年にプロデュースしたとのこと。 これはひょっとしたらひょっとするんじゃ?と期待を胸に、関西では今週公開の『永遠のこどもたち』を観てきました。 ★★★★★ ヤベー、2009年2週目にして★4つ以上連発して自粛しようかと思ってたところに★5つ。 例によって『シックスセンス』を引き合いに出す映画なので、観終わった後の感情も含めてこの先はネタバレです。 あ、観る前にネタバレ部分を読... [続きを読む]

受信: 2009年1月12日 (月) 13時40分

» 永遠のこどもたち [小部屋日記]
El Orfanato(2007/スペイン=メキシコ)【劇場公開】 監督: J・A・バヨーナ 出演:ベレン・ルエダ/フェルナンド・カヨ/ジェラルディン・チャップリン/ロジェール・プリンセプ/マベル・リベラ/モンセラット・カルージャ 『シックス・センス』以来の衝撃と感動 愛を信じたら、本物の光が見える。 本年度アカデミー賞外国語映画賞 スペイン代表作品。 『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ、プロデュース。 『パンズ・ラビリンス』と『アザーズ』を足して二で割った作品かな。 story ... [続きを読む]

受信: 2009年1月12日 (月) 16時37分

» 「永遠のこどもたち(THE ORPHANAGE)」映画感想 [Wilderlandwandar]
こちらも気になってたけど見そびれてた作品。単館公開だったけど、109で公開になったので10日の土曜日に鑑賞。昨年のベスト [続きを読む]

受信: 2009年1月12日 (月) 21時10分

» 永遠のこどもたち [いとし・こいし ~いとしいこいしいものごとのおぼえがき~]
永遠のこどもたち 2009 1/7@ヒューマントラストシネマ シネアミューズからヒューマントラストシネマに名前が変わってたのが先ず驚き。 ホラーは基本ムリなんだから、観る前からびびり入ってんのに、んなことで驚かせないで欲しかったなーんつってな。... [続きを読む]

受信: 2009年1月13日 (火) 16時48分

» ★永遠のこどもたち(2007)★ [CinemaCollection]
ELORFANATOTHEORPHANAGE愛を信じたら、本物の光が見える。上映時間108分製作国スペイン/メキシコ公開情報劇場公開(シネカノン)初公開年月2008/12/20ジャンルホラー/ドラマ/ミステリー【解説】「パンズ・ラビリンス」「デビルズ・バックボーン」のギレルモ・デル・トロ...... [続きを読む]

受信: 2009年1月15日 (木) 22時05分

» 永遠のこどもたち◆◇EL ORFANATO ギレルモ・デル・トロ製作作品その2 [銅版画制作の日々]
 愛を信じたら、本物の光が見える。 ギレルモ・デル・トロ監督、今回は製作者として、この作品に関わっている。スペイン国内でゴヤ賞の7部門を獲得した他、数々の賞に輝いたこの作品ということと、休日というのも重なって大勢のお客さんだった。そういえば、「パンズ・ラビリンス」も衝撃的な作品だったよね。ファンタジーというものの、登場するキャラクターや人物も不気味なものがあって、結末も哀しいものだった。映像美とスペインの歴史的背景も取り入れながら、重厚な作品だった。 いきなりネタバレになるが、今回のこの作品の結... [続きを読む]

受信: 2009年1月17日 (土) 12時34分

» 永遠のこどもたち :大阪ヨーロッパ映画祭 [だらだら無気力ブログ]
『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・ドロをプロデューサーに迎えて 制作されたスペインのホラー映画。アカデミー賞外国語映画賞スペイン代表 作品やゴヤ賞7部門などなど、多くの賞を受賞した作品。孤児院で育ったラウラは、長い間閉鎖されていたその孤児院を買い取..... [続きを読む]

受信: 2009年1月18日 (日) 23時04分

» 「永遠のこどもたち」永遠が見える日 [soramove]
「永遠のこどもたち」★★★★☆ ベレン・ルエダ 、ジェラルディン・チャップリン 、マベル・リベラ 出演 J・A・バヨーナ監督、2008年、スペイン、メキシコ、108分 「何だ、この映画、 途中二度くらい恐怖で 声を出しそうになりながらも、 ラストで映画のタイトルの意味が分かると、 泣かされた」 何という映画。 古い大きな建物を改装して 家族で孤児院をスタートさせようとした矢先、 幼い息子が行方不明となってしまう。 その子供はこの家に越した頃から ... [続きを読む]

受信: 2009年1月23日 (金) 07時35分

» 永遠のこどもたち [ダイターンクラッシュ!!]
1月20日(火) 21:20~ 109シネマズ川崎4 料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:未確認 『永遠のこどもたち』公式サイト 泣けるホラーだと聞いている。 ただ、あまりにスピリチャアル過ぎて、いまいち解釈ができないところも多々あり、評判ほどの感動具合はなかった。 安易な終わり方をしなかったので、好き勝手に解釈できるというのは、それはそれでアリかもしれない。 音を効果的に使うので、ビクッとする箇所も多く、ホラーとして、ある程度の品質を保っている。 お勧め度:☆☆★ ホラー... [続きを読む]

受信: 2009年1月24日 (土) 15時44分

» 「永遠のこどもたち」 [みんなシネマいいのに!]
 「闇の子どもたち」と似たようなタイトルで混乱してしまう。 予告編を見ると、子供 [続きを読む]

受信: 2009年1月25日 (日) 21時52分

» 永遠のこどもたち [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
 『愛を信じたら、本物の光が見える。』  コチラの「永遠のこどもたち」は、12/20公開になったスピリチュアル・ミステリーなのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪2009年初となる映画館での鑑賞作品です。2006年の「ポビーとディンガン」、2007年の「リトル・ミス・サンシ...... [続きを読む]

受信: 2009年1月25日 (日) 23時05分

» 永遠のこどもたち [シャーロットの涙]
ウエンディは歳をとってしまうけど、心はあの頃のままに・・・ [続きを読む]

受信: 2009年2月 9日 (月) 22時24分

» 永遠のこどもたち [future world]
これはすごい! あの「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ製作ということで観たが 期待どおりですね。 サスペンスホラーでありながら哀しくも感動を与える作品ってあったかな・・・ 「シックスセンス」「アザーズ」「パンズ・ラビリンス」のテイストが好きな....... [続きを読む]

受信: 2009年2月21日 (土) 00時57分

» 永遠のこどもたち [Diarydiary!]
《永遠のこどもたち》 2007年 スペイン/メキシコ映画 - 原題 - EL O [続きを読む]

受信: 2009年3月 3日 (火) 19時31分

» 永遠のこどもたち [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
古く広大な屋敷で起こる怪事件と、突然消えた我が子の行方を捜す母親の強い愛を描くスペイン製のサスペンス。 製作は、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロー。監督は新人のJ・A・バヨナ。ゴヤ賞で脚本賞ほか7部門を受賞。 物語:海沿いにある、ある孤児院...... [続きを読む]

受信: 2009年3月18日 (水) 02時14分

» 永遠のこどもたち [DVD] [映画鑑賞★日記・・・]
原題:EL ORFANATO公開:2008/12/20製作国:スペイン/メキシコ上映時間:108分監督:J・A・バヨナ出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン、マベル・リベラ、モンセラート・カルーヤ愛を信じたら、本物の光が見....... [続きを読む]

受信: 2009年12月20日 (日) 22時07分

» 永遠のこどもたち [りらの感想日記♪]
【永遠のこどもたち】 ★★★★ DVD(27)ストーリー 海辺に建つ古い孤児院で他の孤児たちと楽しく暮らしていた少女ラウラ。やがて彼女は里親 [続きを読む]

受信: 2009年12月21日 (月) 20時32分

» 345「永遠のこどもたち」(スペイン・メキシコ) [CINECHANの映画感想]
きっと生きていると信じている  海辺に建つ古い孤児院で他の孤児たちと楽しく暮らしていた少女ラウラ。やがて彼女は里親に引き取られ、孤児院を後にする。  30年後、医師である夫カルロスと7歳の息子シモンと共に、再びこの地に戻ってきたラウラ。彼女は閉鎖されていた孤児院を買取り、障害を持つ子どもたちのための施設として再建するため、開園準備を進めていた。そんな中、シモンが空想上の友達を相手に楽しげに遊ぶようになり、かすかな不安を感じ始めるラウラ。  そして、施設の開園を祝うパーティが催された日...... [続きを読む]

受信: 2009年12月29日 (火) 14時50分

» 永遠のこどもたち [Movies 1-800]
El orfanato (2007年) 監督:フアン・アントニオ・バヨナ 出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン 「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ製作のスペイン/メキシコ合作映画で、自身が育った孤児院を新たにオープンさせようとしていた矢先に息子が行方不明となり、必死に探す母親の姿を描く。 「アザーズ」のような雰囲気を漂わせながらも、よくありがちな元病院などを舞台にしたホラー映画の様相も呈しており、序盤は、この先どうなるのかと期待を... [続きを読む]

受信: 2010年1月 4日 (月) 22時00分

» 永遠のこどもたち [うふふ・映画三昧。]
どんなお話かと言うとですね。 タイトルのまんま。です。 子供の頃に死んでしまった少年少女の霊が、ラウラの息子・シモンに 「遊ぼ」 と。 場所は、かつてラウラが育った孤児院。 死んでしまった少年少女の霊とは、ラウラが幼い頃に友達だった子たち。 自分の身に置き換えて観ると、しみじみ怖い話なんですけど、 いまいち、ラウラに感情移入できなくて、遠いトコロから観るハメに(^^; いや、想像したら怖いんですよ? 幼い息子が、目に見えない友達もってるだけで、フツー怖いで... [続きを読む]

受信: 2010年10月 9日 (土) 14時14分

» 『永遠のこどもたち』 ('10初鑑賞141・WOWOW) [みはいる・BのB]
☆☆☆☆- (10段階評価で 8) 10月30日(土) WOWOWのHV放送を録画で鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2010年11月 6日 (土) 17時58分

» 「永遠のこどもたち」久しぶりの恐怖 [ノルウェー暮らし・イン・London]
スピリチュアルな映画なのは知っていた。 だけど、ホラーだったとは! 誰か教えてくれなきゃ・・・・・(汗) しかし久しぶりに見応えのある、怖いけど愛に溢れて、見応えバッチリ素晴らしい作品に出会えた。... [続きを読む]

受信: 2010年12月20日 (月) 02時56分

» 『永遠のこどもたち』 怖いのに感動するなんて・・・ [コナのシネマ・ホリデー]
『パンズ・ラビリンス』(06)を観て以来、軽〜くスペイン映画にハマっています。本作は、そのギレルモ・デル・トロがプロデューサーだったと今頃知り、あらためて鑑賞してみた作品。タイトルからは分からない、ホラー作品らしいのですが... [続きを読む]

受信: 2010年12月24日 (金) 23時43分

« 本 「容疑者Xの献身」 | トップページ | 2008年を振り返って<映画> »