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2008年12月23日 (火)

本 「ルナティカン」

今月、神林長平さんの作品、二作目です。
今までもこちらのブログでも指摘していますし、何人もの評論家の方もおっしゃっているように、神林長平さんの作品は、フィリップ・K・ディックに通じるようなテイストを持っていると思います。
現実と仮想・虚構、生と死、条理と不条理といったような観念が入り乱れるような独特な世界観を持つ作品が多い作家さんです。
そういう意味では一般的にはやや取っ付きにくい感がある方かもしれません(けれどそういうのが好きな方はきっとはまる)。
そんな神林長平作品の中で本作「ルナティカン」は異彩を放っているかもしれません。
なぜかというと、「とても普通だから」です。
神林作品に共通してあるような先にあげた観念論のややこしさみたいなものはほとんどありません(なくはないけど)。
そういう点では受け入れられやすい作品かもしれませんが、神林ファンとしてはややもの足りないところもあります。

神林長平作品「敵は海賊・A級の敵」の記事はこちら→
神林長平作品「ライトジーンの遺産」の記事はこちら→
神林長平作品「あなたの魂に安らぎあれ」の記事はこちら→

「ルナティカン」神林長平著 早川書房 文庫 ISBN4-15-030712-1

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