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2008年12月27日 (土)

本 「スティーブ・ジョブズの流儀」

スティーブ・ジョブズと言えば、アップルのCEOとして多くの人が知っているでしょう。
アップルはMacintosh(最近はiPodと言った方がわかりやすいか)を製造しているメーカーです。
大学でデザインをやっていたのですが、そのとき学校で初めてMacintoshと出会い、衝撃を受けたものです。
「これからはデザインはコンピューターだ、Macintoshだ」と思いました。
それほどまでに画期的だったのです。
ちょうど僕が学校の先生の手伝いをしていたとき使っていたのは、MS-DOSのコンピューター。
一日中数字を打ち込んで、それを計算してアウトプットしたものをまた打ち込んで、みたいなことをやっていました。
画面に出てくるのはよくわからないコマンドばかり(言われた通りに作業していただけなので、まったくコマンドを理解していなかったのです)。
それがMacintoshではフォルダがあって、ファイルがあって、そしてゴミ箱まであって。
ゴミ箱にファイルを入れたら「捨てた」ことになるなんて!
今でこそ当たり前になっているGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)ですが、それを初めて見た時の衝撃は忘れられません。
それから会社に入ってデザインワークにMacintoshを導入を行い、また二年目のボーナスで自宅用に購入(本体、モニタ、プリンタをいれてしめて80万・・・ひぇー)しました。
ちなみにそのときのハードディスク容量は1GB。
当時はこれでもかなり奮発したという感じでした。
現在のメモリースティックよりも全然少ない・・・。
それから何台か購入し、いまもブログはMacintoshで書いてます。

そのMacintosh、そして最近のiPodを世に送り出した人物がアップルの創業者であり、現CEOであるスティーブ・ジョブズなわけです。
そのキャラクターはかなり個性的で、そのイノベーティブな経営については多くの本で語られています。
本著はそのスティーブ・ジョブズの仕事の仕方を、今までの彼の実績を踏まえつつ、解説しているものです。
今までのジョブズの仕事というのは、Macの雑誌を10数年にも渡り購読しているので、本著は読んでも新しい発見というのはありませんでした。
一応ビジネス本らしいので、各章の最後にジョブズの仕事を踏まえた教訓めいたものが掲載されています。
ただこれがまったく使えない・・・。
これはジョブズの仕事をまとめただけであって、普通の人が応用できるような普遍的なアドバイスになっていないんですよね。
これではビジネス書としてはどうだろう・・・?
ジョブズの人となりを知るには、読みやすいし、まあいいかと思いますけれど。
ただジョブズのユニークさを知りたい方はもっとおもしろい本もありますし。
ビジネス書としては内容が薄いなあと思った次第です。

「スティーブ・ジョブズの流儀」リーアンダー・ケイ二ー著 ランダムハウス講談社 ハードカバー ISBN978-4-270-00421-0

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