「ペネロピ」 呪いを作るのは僕たちの心だ
一族にかけられた呪いによって名家の娘ペネロピ(クリスティーナ・リッチ)は豚の鼻と耳を持って生まれてきてしまいます。
名家の息子と結婚すればその呪いは解けるという言い伝えを信じ、母親はペネロピの相手を見つけるべく日々お見合いのセッティングに余念がありません。
呪いをかけられた娘が、愛する人と出会ってその呪いが解け、めでたしめでたしというというおとぎ話のようなストーリーかと思いきや、生き方などを考えさせられる好印象の作品でした。
今までに京極夏彦さんの作品のレビューのところでも書いていますが、「呪いをかける」という行為は相手の心にある強迫観念を植え付けてしまうことと言えます。
「呪い」の言葉は「あれをするべし」「あれをしてはいけない」といったような縛りを相手に与えるのです。
呪いをうけた人間は次第に考えも行動も縛られてしまいます。
その呪縛こそが「呪い」なのです。
また「呪い」は自分が自身にかけてしまうこともあります。
「どうせ自分は醜いから」「自分は人に好かれないから」という思い込みも一種の「呪い」と言っていいかもしれません。
そういうマイナスにとられる(と自分が思い込んでいる)要素(目に見えるものでも、精神的なものでも)というのは、人には見せたくない、言いたくないものです。
けれどもそのマイナスな要素というのも、実際は自分が思っているほどに他人は気にしていないことだったりもするのですよね。
またそういうことというのは、自分が隠そうとすれば隠そうとするほど、余計に恥ずかしくなってしまうものです。
その人が恥ずかしいと思ってしまうことによって、意外にも他人から見るとそれは恥ずかしいことに見えるんです。
逆に堂々としていると、それは見ている側は欠点などには見えないのです。
それが愛嬌に見えるくらいに。
たとえば太っているということはネガティブに見えがちですが、男女問わずそれを愛嬌にしている人もいます。
また一昔前はオタクというのもネガティブに見えましたが、堂々とアニメ好きとか言っていたりするとそれは格好悪いことでもなんでもなかったりするわけです。
ようは相手に恥ずかしいと思われると思っている自分の気持ちこそが、恥ずかしいことなんだなと相手に思わせてしまうんですよね。
この作品の中でペネロピの「呪い」を解いたのは、王子様のキスでもなく、愛する人との結婚でもありません。
彼女自身が、彼女自身を堂々と認められた時、彼女の「呪い」は解けたのです。
醜いとか美しいとかそんな基準ではなくって、丸々自身の存在を肯定できることが「呪い」を解く術なんですよね。
劇中ラストでペネロピの生徒の一人が「呪いを作るのは僕たちの心だ」と言いますが、これはまさにそのとおりだと思います。
目が大きくて派手な顔立ちのクリスティーナ・リッチがペネロペ役にぴったりでした。
あれだけ目鼻立ちがはっきりしていないと、あの豚鼻で可愛らしく見せるのは難しいでしょうね。
見ている間にペネロピの豚鼻顔もキュートに見えてきて、呪いが解けた後の顔だともの足りなく感じたりもして(笑)。
「ウォンテッド」に出ていたジェームズ・マカヴォイはこういう役の方が合いますね。
どなたかのブログで、ジェームズ・マカヴォイを評してイギリスの堺雅人と書いていらっしゃいましたが、この作品を観て、なるほどその通りと思いました。
悲しそうに笑ったりするところなどは、ほんと堺雅人さんみたいです。
顔立ちは全然違うんですけれどね。
演技の雰囲気が似ているのかなあ。
ジェームズ・マカヴォイ主演「ウォンテッド」の記事はこちら→

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» ペネロピ [映画鑑賞★日記・・・]
【PENELOPE】2008/03/01公開製作国:イギリス/アメリカ監督:マーク・パランスキー出演:クリスティナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ、キャサリン・オハラ、ピーター・ディンクレイジ、リース・ウィザースプーン
好きになりたい。
豚の鼻を持って生まれてきた私は夢....... [続きを読む]
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» 「ペネロピ」 [It's a wonderful cinema]
2006年/イギリス
監督/マーク・パランスキー
出演/クリスティーナ・リッチ
ジェームズ・マカヴォイ
リース・ウィザースプーン
昨年のGTFで予告を観て以来半年間、ずーっと観たかった作品。ようやく観ることができたのですが、想像通り、面白かった!
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Penelope(2006/イギリス=アメリカ)【DVD】
監督: マーク・パランスキー
出演: クリスティーナ・リッチ/ジェームズ・マカヴォイ/キャサリン・オハラ/リチャード・E・グラント/ピーター・ディンクレイジ
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story
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=== ペネロピ(PENELOPE) ===
[[attached(1,center)]]2006年(イギリス)
監督:マーク・パランスキー 製作:リース・ウィザースプーン他 ■ [http://www.penelope-movie.com/ 公式HP]
出演:クリスティーナ・リッチ、ジェイムス・マカヴォイ、キャ..... [続きを読む]
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コメント
Mさん、こんばんは!
主演の二人がかわいかったですよね。
ほんとおとぎ話っていう感じがありました。
ジェームズ・マカヴォイはこういう不器用な役は似合いますよね。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年11月14日 (土) 23時44分
こんばんは、TB有難うございました^^
本当にクリスティーナ・リッチは豚鼻
でも十分すぎるほどキュートでしたね。
マカヴォイくんもかっこよくて、紫や緑
を効果的に使った、英国のおとぎ話っ
ぽい雰囲気も好きでした。
投稿: M | 2009年11月14日 (土) 21時43分
由香さん、こんばんは!
クリスティーナ・リッチは目がパッチリとして派手な感じなので、あのくらいのお鼻でも妙にバランスがとれて見えてしまいました。
それよりもやはりペネロピ本人が前向きな感じなので、そういう見かけ上の欠点も気にならなくなったのかもしれませんね。
投稿: はらやん(管理人) | 2008年12月13日 (土) 17時44分
こんにちは♪
TBありがとうございました。
コチラからのTBが上手く反映されないようです。申し訳ありません!
『ペネロピの豚鼻顔もキュートに見えてきて、呪いが解けた後の顔だともの足りなく感じたりもして(笑)。』
私もそう思いました!(笑)
呪いがとけた瞬間、「あれれ?普通かも?!」って思いましたもの~(笑)
投稿: 由香 | 2008年12月13日 (土) 15時56分
ななさん、こんにちは!
ジェームズ・マカヴォイはマッチョ風の「ウォンテッド」より断然こっちの方がいいですね。
さびしげな笑顔に女性は母性本能をくすぐられるんだろうなあ。
クリスティーナ・リッチはもともとパッチリおめめのはっきりとした顔立ちなので、ああいう豚鼻でもなんか違和感ありませんでしたね。
豚鼻じゃなくなったとき、もの足りないと思ったくらいでした。
いいお話でしたよね。
投稿: はらやん(管理人) | 2008年10月11日 (土) 13時54分
こんにちは
私もこれを最近やっと見て「ウォンテッド」より
よほどこっち系の方がマカヴォイにはハマってると思いました。
イギリスの「堺雅人」・・・なるほど。
可愛らしく,哀愁も漂うあの笑顔の雰囲気が似てますね。
豚鼻がめちゃ似合っていたクリスティーナといい
とってもかわいいカップルでした。
投稿: なな | 2008年10月11日 (土) 11時21分
コブタさん、こんにちは!
おとぎ話にありがちな結末でないところが良かったですね。
それがとても現実の生活にも通じるテーマで。
自分自身を否定してしまうことというのは、それこそが自分を縛ってしまうものなんですよね。
いいところも悪いところも含めてそれが自分だと、ある意味カミングアウトしてしまうということは、自由になることなんですよね。
自分の悪いところを認めるというのは、なかなか難しいですが、それができれば、もっと前向きになれるんですよね。
そんなことが伝わってくる映画でした。
投稿: はらやん(管理人) | 2008年10月 2日 (木) 09時44分
moriyuhさん、こんにちは!
古い記事はどうも反映が遅くなってしまうようなんです。
最近ココログはとても調子悪いし・・・。
ご迷惑をおかけしてすみません。
「ウォンテッド」の時はアンジーにばかり気がいってそれほど印象残らなかったのですが、こちらのジェームズ・マカヴォイは良かったですね。
女性に人気あるのもわかる感じがします。
根はいい人なのに、ちょっと斜に構えたりしているところなんかが、かまいたくなる感じがあるのかなあ。
投稿: はらやん(管理人) | 2008年10月 2日 (木) 09時05分
コチラ、、コブタとしては外せない作品で映画館で鑑賞してきたものです~
そして大好きな作品になりました
私も呪いをとくのが、自分自身というオチがとても好きでした!
コンプレックスって、確かに自分で自分にかける呪いに近い所ありますよね!
荒唐無稽なようで、誰もが共感できるそんな切り口が流石だと思ってしまいました!
投稿: コブタです! | 2008年9月29日 (月) 21時33分
kiraさん、こんばんは!
ジェームズ・マカヴォイよかったですよね。
ちょっとやさぐれていましたけれど、繊細な感じが彼にあっていましたね。
ペネロピのママをやっていた女優さん、こういう役が似合ってますね(僕は「ビートル・ジュース」が印象に残っています)。
メルヘンかと思っていたら、けっこう生き方とか考えさせらるメッセージも合ったなかなかの良作でした。
投稿: はらやん(管理人) | 2008年9月29日 (月) 21時09分
こんばんは。
TBありがとうございました。
なんだか時差があるようですが、TBできているようで安心致しました。
コチラも・・・そのうち。
>どなたかのブログで、ジェームズ・マカヴォイを評してイギリスの堺雅人と書いていらっしゃいましたが、この作品を観て、なるほどその通りと思いました。
悲しそうに笑ったりするところなどは、ほんと堺雅人さんみたいです。
いいえて妙ですね。たしかに言われてみれば、なるほど!と思ってしまい、ストーリーと関係ないところに反応してしまい、すみません。
マカヴォイさんは、wantedの最初ではすごく情けない感じが似合っていますよね?
この作品ではある意味、強気?って感じましたが、何よりペネロピが可愛すぎて、キャラがたちませんでしたね…。
投稿: moriyuh | 2008年9月29日 (月) 00時33分
こんばんは!
なんとも云えない素敵な雰囲気の作品でしたよね♪
この作品で、ちょっとヤサグレたマカヴォイくんに惹かれました~
魔女や、ノロイという言葉も違和感なく受け入れられる
素敵なキャストも良かったですし、(特にママが好き!)
解りやすいメッセージもあって、
年齢を問わず色んな世代に共感を持って楽しめるのではないかと思えますね。
お気に入りの童話のような1本になりました♪
投稿: kira | 2008年9月28日 (日) 20時37分
ひろちゃんさん、こんにちは!
そうですねー、僕もこういう役の方がマカヴォイは似合うような気がします。
あの微妙な表情とかね。
僕もこの映画は現代のおとぎ話みたいなストーリーかと思っていました。
けれど観てみると、自分をどう受け入れ前向きに生きていくかという物語で、なかなか考えさせられる映画でした。
一見ファンタジーに見えて、現代的なテーマの映画でしたね。
投稿: はらやん(管理人) | 2008年9月28日 (日) 06時43分
こちらにも~~♪
やはり、マカヴォイはこういう役のほうが
似合いますよね(^_-)-☆
私も何人かのかたのブログで、堺雅人って書いて
あったのを読んだような気がしますが、
なるほどって思いました^^
この作品、実はたいした期待もしないで観たの
ですが(笑)、かわいい映画、単なるファンタジー
と言うだけでなく、大切なメッセージも感じて
生き方も考えさせてくれて、私も大好きな作品と
なりました^^
自分を好きな時もありますし、自分が嫌いな時も
ある私です(笑)
投稿: ひろちゃん | 2008年9月28日 (日) 00時30分
rose_chocolatさん、こんばんは!
そう、堺さんに例えるのは言い得て妙ですよね。
僕もなるほど!と思いました。
なかなか自分を好きになるのは難しいですよね。
僕自身でも自分を好きとまでは言えなくて。
こんな自分が嫌いじゃないくらいではいたいですねえ。
投稿: はらやん(管理人) | 2008年9月27日 (土) 22時08分
こんばんは^^
>ジェームズ・マカヴォイを評してイギリスの堺雅人
うわー、それって格言みたいですよね。まさにどんぴしゃ。
タムナスさんみたいにほんわかした役もできて、脅し利かせる役もできて。堺さんみたい。というか堺さんがマカヴォイみたい!? 笑
誰が何と言おうと自分自身を好きになるって案外難しいことかもしれません。あの人がこう言った、常識的にはこうだから・・・。 何と多くの「ご意見」と闘わないといけないのかって思うこともあります。それでも自分に自信が持てれば、素晴らしいことですね。
投稿: rose_chocolat | 2008年9月27日 (土) 21時25分