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2008年7月27日 (日)

「ニュー・シネマ・パラダイス」 人生を経るに従い感じ方が変わる作品

大学生になってから本格的に映画に夢中になりました。
学生時代は東京には住んでなかったため全国ロードショー公開の大作しか見ていませんでしたが、いろいろな映画を幅広く観るようになったのもこの頃。
おりしも単館ものと呼ばれるジャンルも定着してきた時でした。
「ニュー・シネマ・パラダイス」はそんなときに観た映画でした。

僕がはじめて観たのは先に書いたように大学生のとき、120分程度の尺の劇場公開版と現在は呼ばれているバージョン。
次に社会人になってから、150分のオリジナル版が再びシネスイッチで上映され、観に行きました。
そして今回ディレクターズカット版(3時間弱)を観賞しました。
本作は初めて観た時から好きで、観る度ごとに心を動かされます。
でも毎回その心を揺さぶられるポイントが異なります。
特にラストのキスシーンを繋いだフィルムをトトが観る場面は、その意味合いがバージョンによってかなり変わってくると思います。

初めて観たバージョン(劇場公開版)は、僕の記憶ではトトの子供時代がほとんどで最後の占めていたと思います。
ラストシーンで流れるキスシーンのフィフムはトトが幼い頃、アルフレードににねだったもの。
そのときアルフレードはフィルムをトトにあげるけれど、それは自分が大事に保管してやると言います。
アルフレードの死後、渡されたそのフィルムはずっとアルフレードが大事にしまっておいたものでした。
この作品ではラストのシーンの意味合いは、ずっと故郷を離れていたトトが、父親のようであったアルフレードの愛情を感じるというものだったと思います。
二度目に観たオリジナル版では劇場公開版で大幅にカットされていた青年期のシーンが増えています。
青年時代のトトは、生涯一の恋の相手エレナと出会います。
彼女と恋に落ちますが、彼女の両親の反対、自身の徴兵により彼女と引き裂かれてしまいます。
徴兵後、故郷に戻ってきたトトは彼女の姿を見つけることはできませんでした。
トトは恋に破れた失意の中、夢を叶えるためのローマへの旅立ちます。
このバージョンではラストシーンの意味が大きく変わり、劇場公開版の意味合いに、初恋の相手と叶えることのできなかった恋をトトが思い返すという要素が加わります。
フィルムに映し出される数々のキスに、トトは初めての、そして一度だけの恋、エレナへの思いを重ね褪せて観たのでしょう。
そしてディレクターズカット版。
こちらではトトは中年期にエレナと再会し、一晩だけ結ばれます。
このバージョンでもさらにラストシーンの意味合いは変化します。
オリジナル版でも明らかになっていますが、エレナとトトが最後の日に出会えなかったのは、アルフレードがエレナの伝言を伝えなかったからでした。
アルフレードはトトの映画にかける想いや才能を信じていました。
彼にはチャンスが必要だと考えていました。
そのためには小さな村を出なくていはいけない。
アルフレードはそのためにはエレナとの恋におぼれてはいけないと思ったのです。
トトがローマに旅立つ日、アルフレードはトトにこう言います。
「ノスタルジーに惑わされるな」
自分の夢をしっかりと持ち、過去ではなく、未来を見よという意味でしょう。
ディレクターズカット版ではトトがエレナと一度だけ結ばれたことにより、かえって二人の関係が過去のものであるという印象が強くなります。
またアルフレードは人生は映画とは違い、過酷なものだというようなことも言います。
彼はトトがどこかでエレナか、仕事かを選ばなければならない局面になることになるということを気づいていたのでしょう。
けれどもトトは若く、それらを選ぶことができないことにもアルフレードは気づいていた。
そこでトトが傷つき、二つともを失わせてしまうわけにはいかないとアルフレードは思ったのでしょう。
彼はトトの夢を叶えるために、嘘をついたのです。
このバージョンにおいては、ラストの往年の映画のキスシーンの場面は、アルフレードの上記のようなトトへの想い、配慮を強く印象づけることになりました。
劇場公開版がトトの子供時代へのノスタルジーが、オリジナル版がトトの青年時代へのノスタルジーが中心だったのに対し、ディレクターズカット版はアルフレードのトトへの愛情みたいなものが強く感じられるものになっていたと思います。
編集によってこんなに印象が変わる作品というのも珍しいのではないでしょうか。
どれがいいとか悪いではなく、どのバージョンでも少し異なる視点での感動があるのは間違いありません。

つらつらと上記のように分析っぽく書いていますが、実は編集などよりも、その作品を観たとき自分がどのような状態であったかというのが、作品への印象が変わるような気もしています。
初めて劇場公開版を観たときは学生の時。
まだ10代で社会の厳しさや、深い恋愛なども知らぬ頃でした。
そういう時にディレクターズカット版を観ても、あまりよくわからなかったかもしれません。
そのときは子供時代へのノスタルジーというのがわかりやすかったのだと思います。
そしてオリジナル版は社会人になってから。
仕事にも恋にも悩み多き頃。
失恋なども何度も経験しているわけで、そのとき観たオリジナル版には恋人を失ったトトの姿に共感をしたりもしました。
そして今。
多少は人生経験も積んできたこのとき、ディレクターズカット版を観ると、アルフレードのトトの人生への配慮というものが強く心に響きます。
憎まれようとも、トトのことを想い、彼が傷つかず成功することを考えている。
そういう愛情に気づくことができる年になったということでしょうか。

「ニュー・シネマ・パラダイス」、人生を経るに従い、感じ方も変わっていく映画です。
次はアルフレードの年くらいになったら、またこの映画を観てみたいと思います。
きっとそのときはまた感じ方が違っているのだろうと思います。

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コメント

rose_chocolatさん、こんばんは!

そうなんですよ、こちらの作品は日本で公開されたので3バージョンあるんですよ。
この3バージョン、観終わった後の余韻がけっこう違うのですよね。
特に劇場版とその他では大人になってからのトトについての描写の量が違います。
ですので「これ違う!」っていうのはわかる気がします。

すみません、古い記事へのコメントはアップされるまで時間がかかっちゃいます。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年12月 4日 (土) 10時08分

ん? ↓の小米花さんじゃないけど
TBつかない (^-^;

投稿: rose_chocolat | 2010年12月 4日 (土) 09時24分

TBどうもです。 この頃ってかなり忙しく、映画からほとんど
遠ざかってましたね。
今思うと観ておけばよかったーって作品も多いし。
午前十時の映画祭はそういう意味でかなり満足してます。
これ、劇場で観終わったあとに他のお客さんが
「自分が観たのとは違う!」 って言ってたんで何かな? と思ったんだけど、
ディレクターズ・カットがあるんだ。 どうせならそっちをTOHOでもやってほしいよね。
アマデウスはディレクターズ・カットだったのに。

ということでついついここでディレクターズ・カットのネタ読んでしまいましたが(笑)
それはそれでよさそうですよね。
これは観た時の年代によっても感想変わりそうです。

投稿: rose_chocolat | 2010年12月 4日 (土) 09時21分

小米花さん、こんばんは!

けっこうこの作品は編集によって印象が変わるんですよね。
長いバージョンは確かに観るのに気を入れないと踏ん切りつかないのですけれど、けっこういいですよ。
是非一度ご覧になってください。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年1月 5日 (火) 20時47分

今年も宜しくお願いいたします。
いつもTBをありがとうございます。
コメントなかなか出来ず、読み逃げてばかりでスミマセン。<(_ _)>
でも、いつも映画にお詳しい感想を楽しませていただいてます。

3時間のオリジナル版は未見なのです。
なんとなく見る気がしていなかったのですが
はらやんさんの記事を読んで、見たいと思いました。

この記事のTBが反映されないようです。
何度も試したので重複で反映されたら
削除してくださいませ。

投稿: 小米花 | 2010年1月 4日 (月) 23時42分

せつらさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

こちらも何年にかにいっぺん観たくなるんですよね。
ラストでトトがキスシーンを編集したフィルムを観るシーンではいつも泣いてしまいます。
まさに不朽の名作で、時代が経っても見続けられる映画だと思います。

投稿: はらやん(管理人) | 2010年1月 2日 (土) 20時59分

はらやんさん明けましておめでとうございます。

私がこの作品を鑑賞したのは3年前が初めてでした。
それまでこの作品の評判はテレビ番組や他のブロガーさん
の記事などで知ってはいたのですが
作品を見て見ると映画が好きだという純粋にして単純な
心になんだか初めて気づかされたという感じがしました。
それまでの映画好きという心がこの作品を見て今までの
感情とはまた違う映画の持つすばらしさと魅力の
奥深さに気づかされました。
本当に不朽の名作ですね

投稿: せつら | 2010年1月 2日 (土) 09時12分

madmaxさん、こんにちは!

劇場公開版はエレナとの関係があまり描かれていなかったんですよ。
ですので中年の男が幼い頃を思い出すというような話になっていましたが(これでも十分感動的であった)、やはりエレナとの関係が描かれているバージョンのほうがより深さがあったと思います。
アルフレードがエレナのメッセージを渡さなかった理由など、何か切なく、だからこそラストのフィルムを観ているトトの感情が痛いほどに伝わってくるのです。
やはり名作ですよね。

投稿: はらやん | 2009年9月27日 (日) 05時37分

大好きな作品です。が、あまりバージョン毎の違いを意識してませんでした。おそらくビデオで見ることが多くて、はじめからスペシャル版を見てたからかなぁなんて思ってます。

私が最初に見たのは、おそらく高校生の頃ではないかなぁ。あまりピンとこない映画でした。なんであんなにつらい思いをトトにさせるんでしょう?が、最後は素晴らしかった。

そして何日だったか、100日でしたか、彼女の家の前で何日も、雨の日も風の日も待ち続けたトト。彼女が振り返ってくれるまで…。そして、なぜか最後の日に諦めて…というか止めてしまいます。私にはなんとなく彼の気持ちが分かるんです。自分が彼女のことをどれだけ愛せたのか・・・現実には成就しなかった。けど自分の心の中ではそれが実現するどころか、百倍にもなって返ってきます。

アルフレードは、セルロースのフィルムの発火で、失明します。彼は映画を見ることができなくなりました。でも、彼は心の中で何倍にも創造を膨らまして映画を楽しむことができたのです。

よく言いますね、故郷は遠きにあって思うもの。おそらく、日本人感覚だと、もののあわれ、諸行無常の感覚と無縁ではない。が、おそらく監督ジョゼッペ・トルナトーレ(だっけ?)は、それを、映画の中で発明、発見しなければならなかったのでしょう・・・この点は憶測ですが。

私はこれを「思い出効果」と呼んでます。失われたものが多いほど、得られるものもまた多い。単純ですが、結構真理です。そして、おそらく映画ストーリー上、この効果を知る位置にあったのがアレフレードだったわけですね。そしてそれをトトに実践するのです。・・・ストーリー上は面白いけど、映像となってアクチャル感で見てしまった私はどうしても納得いかなかったのですね、若い頃。

そして最後、トトは失われたフィルムを見て、アルフレ-ドの書かれなかった遺言、失われたストーリーの断片を見る・・・とまぁ、私の解釈です。この発想は、監督の他の作品にも見られます。私は、素晴らしい監督だと思ってます。

特に私は彼の「legend of 1900」が大好きです。・・・最後、なんて素晴らしい哲学的な悲哀をもってくるんだろうって涙しました。
またきますね。では。

投稿: madmax | 2009年9月26日 (土) 15時04分

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