「スパイダーウィックの謎」 いけないと言われるとやりたくなるもの
フレディ・ハイモアくん主演で、家の裏に妖精が出てくるお話だということで、「アーサーとミニモイの不思議の国」と似ているのでは?と思いつつ、観に行ってきました。
いい加減、ファンタジー映画は飽和状態になっているような気もしますが、「パンズ・ラビリンス」のように個性的な作品も登場するので、やはり観ておかないということで。
本作、ファンタジーであることには間違いないですが、「アーサーとミニモイの不思議な国」というよりはスピルバーグが製作した「グーニーズ」とか「グレムリン」を思い浮かべました。
特に「グレムリン」は作品のテーマは似ているかもしれません。
「グレムリン」はご存知のように、かわいらしい不思議な生物モグワイを育てるとき「水に濡らしてはいけない」などのルールを破ってしまい、たいへんな騒動が巻き起こるというお話。
本作も「見てはいけない」と注意書きが書いてある本を、少年ジャレッドが好奇心で読んでしまうことから騒ぎが起こります。
その本を狙って悪い妖精たちが、ジャレッドと彼の家族を襲います。
この妖精たちとの攻防が、怖いようでちょっとドタバタな感じがしていて、この雰囲気がなんだか「グレムリン」に似ているような感じがするんですよね。
「やってはいけない」と言われてしまうと、やってみたくなるものなんです、人間って。
考えてみれば、昔話やおとぎ話というものには、やってはいけないというルール(禁忌)があるのにも関わらず、好奇心に負けた人々が悲劇に合うというのはよくある話です。
「鶴の恩返し」では機織りを覗いてははいけないと言われたのに覗いてしまいますし、日本神話のイザナギの黄泉比良坂の話も禁忌破りですね。
様々な物語には、人間と人間でない他のものの間にはそれぞれの領域があり、そこには守るべきルールがあるというパターンが多いように思います。
それを必ずと言っていいほど人間側が破る。
その理由は欲だったり、好奇心(これも知的な欲と言える)だったりします。
いわゆる動物が生きるための本能に基づく欲ではなく、人間の欲というものは、必要以上のものを求める欲だと言えるでしょう。
それが人間が文明等を発展させるエンジンとなったのでしょうが、それは人間以外のもの、他の生物や自然へのダメージを伴うという側面があると思います。
たぶん昔話にあるルール破りとその応報というエピソードというのは、人間の意識が自身の欲望の危険な側面を無意識的に分かっているということを表しているのかもしれません。
発展というものには常識を破るということが大事で、その能力を持つことが人間をここまで発展させてきた。
でも際限がないルール破りはいつしかしっぺ返しを受ける。
そういう戒めが昔話にはあるのかもしれません。
だから本作もそうですが、ルール破りの物語はちょっと怖い。
手痛いしっぺ返しを受けるかもしれないと、人はどこかでわかっているから。
その怖さがわかるうちは、まだ人間は大丈夫かもしれない。
でも人間が無神経にルールを破ってしまうようになったら、本作のようにきのこのサークルを突破されて大きなしっぺ返しを受けてしまうかもしれません。
フレディ・ハイモア主演「アーサーとミニモイの不思議な国」の記事はこちら→
| 固定リンク
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「スパイダーウィックの謎」 いけないと言われるとやりたくなるもの:
» [映画]スパイダーウィックの謎 [落とし穴には気をつけろ!]
古びた屋敷で、ジャレッド(フレディ・ハイモア)が「決して読んではいけない」と書いてある本を見つけて読んだことから、ジャレッドと家族がその本=妖精図鑑を狙う邪悪な妖精たちと戦うことになる話。
いやー、予想外に面白かったです さすがは最近のCG技術、妖精たちが素晴らしくリアル(?)です。ボガードとかゴブリンとか、他のファンタジー映画でもよく見るけれど、イギリスの妖精ってグロいのが多いよねー。人間に友好的とは限らないし 家での戦いのシーンは、ちらっとグレムリンを思い出しましたよ。
この話は、両親の離婚... [続きを読む]
受信: 2008年5月 4日 (日) 23時48分
» 【2008-107】スパイダーウィックの謎 [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
人気ブログランキングの順位は?
さあ、覚悟を決めろ!
その「謎」に挑め!!
その世界は、すぐそこに・・・
[続きを読む]
受信: 2008年5月 5日 (月) 02時20分
» ★スパイダーウィックの謎(2008)★ [CinemaCollection]
THESPIDERWICKCHRONICLESその世界は、すぐそこに…上映時間96分製作国アメリカ公開情報劇場公開(パラマウント)初公開年月2008/04/26ジャンルアドベンチャー/ファミリー/ファンタジー【解説】世界的ベストセラー・シリーズを「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ...... [続きを読む]
受信: 2008年5月 5日 (月) 13時34分
» スパイダーウィックの謎 [映画通の部屋]
「スパイダーウィックの謎」THE SPIDERWICK CHRONICLES/製 [続きを読む]
受信: 2008年5月 5日 (月) 21時20分
» ★「スパイダーウィックの謎」 [ひらりん的映画ブログ]
今週の平日休みは、九段会館にて試写会。
先月の「燃えよ!ピンポン」に続いて、シネトレさんところで招待状をゲット。
月イチのペースで当たってくれると嬉しいね・・・
来月も!!!よろしくでーーーす。... [続きを読む]
受信: 2008年5月 6日 (火) 03時50分
» 『スパイダーウィックの謎』('08初鑑賞62・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆★- (5段階評価で 3.5)
5月2日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター5にて 21:40の回を鑑賞。{%エンジェルハートhdeco%} [続きを読む]
受信: 2008年5月 6日 (火) 12時51分
» スパイダーウィックの謎 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
数ヶ月前に、本屋さんの店頭にズラリと並んでいた原作本を子どもに買わされた。 『スパイダーウィック家の謎』(第1巻〜第5巻)面白かったらしく喜んで一気読みし、オマケに『アーサー・スパイダーウィックの妖精図鑑』まで買わされた で・・・映画公開を楽しみにしていたようだ。私にも読んだら?と薦められたが・・・なんと1巻で挫折「許して。ママは子ども向けのファンタジーが読めない体なのよ・・・でも映画は観たいわ、それも字幕版で(自分本位・汗)」バチが当たったのか、吹き替え版で鑑賞(字幕版は夜のみ上映なんだもの... [続きを読む]
受信: 2008年5月 6日 (火) 14時13分
» 『スパイダーウィックの謎』 [唐揚げ大好き!]
その世界は、すぐそこに・・・
■森にかこまれた大きな屋敷――そこは、スパイダーウィック家の屋敷。双子の少年ジャレッドとサイモン、そしてマロリーの3人姉弟は、大叔母さんが所有するこの屋敷にやって来た。両親が別れて、母親と新たな生活を送るために。ある... [続きを読む]
受信: 2008年5月 6日 (火) 17時30分
» スパイダーウィックの謎(吹き替え版) [銅版画制作の日々]
4月29日の祝日、MOVX京都にて鑑賞。実は仕事で利用者さんと行きました。なので吹き替え版です。混雑が予想されるので、早めに映画館へチケットを購入に行きましたが、意外にもシアターはまばらな状態・・・・・。良かった
希望される映画には結構限定があり、まず邦画は駄目らしい!しかもアクションやスペクタクルなものを好むという方です。そして吹き替え版がいいということで。なかなかありませんよね。結局この「スパイダーウィックの謎」が希望に近いものでした。
どうかな?なんて心... [続きを読む]
受信: 2008年5月 7日 (水) 12時54分
» 劇場鑑賞「スパイダーウィックの謎」 [日々“是”精進!]
遅ればせながら「スパイダーウィックの謎」を鑑賞してきました字幕版が上映していないので吹き替え版での鑑賞秘密の書に導かれた少年たちが邪悪な妖精たちに立ち向かうアドベンチャー。人気ファンタジー小説の映画化。妖精との戦いを通して、本にまつわる謎を解き明かし、...... [続きを読む]
受信: 2008年5月 8日 (木) 14時05分
» スパイダーウィックの謎/フレディ・ハイモア [カノンな日々]
予告編が劇場でかかりだした最初の頃ってダークネスな印象を受ける作品だったのに、公開日が近づくにつれて子供向け仕様になっちゃって、観る気満々だったのがおかげでややテンション下降気味なんだけど、それでもこの手のお話は大好物なので、やっぱり期待しちゃうのでした....... [続きを読む]
受信: 2008年5月 8日 (木) 21時44分
» スパイダーウィックの謎 2008-25 [観たよ〜ん〜]
「スパイダーウィックの謎」を観てきました〜♪
両親が離婚し、NYからオバサンが住んでた森のお屋敷に引っ越してきた長女マロリー(サラ・ボルジャー)と双子の弟ジャレッド、サイモン(フレディ・ハイモア:二役)の兄弟。大叔父さんの部屋に隠されていた、謎の本を発見する。その本には『決して読んではならない』という警告文が貼ってあったが、イラズラ者のジャレッドは本を開いて読んでしまう・・・
人気Blogランキング
↑
押せば、妖精が見えるようになるかも!?
Blog人気ランキングに参... [続きを読む]
受信: 2008年5月 9日 (金) 07時05分
» スパイダーウィックの謎(映画館) [ひるめし。]
さあ、覚悟を決めろ!その「謎」に挑め!! [続きを読む]
受信: 2008年5月 9日 (金) 10時25分
» 映画「スパイダーウィックの謎」 [興味津々な日々]
映画「スパイダーウィックの謎」の口コミを集めてみました。 [続きを読む]
受信: 2008年5月 9日 (金) 22時49分
» 危険!その本を開くな! [CINECHANの映画感想]
115「スパイダーウィックの謎」(アメリカ)
双子の兄弟ジャレッドとサイモン、姉のマロリーは両親の夫婦関係が悪化したことから、母親ヘレンに連れられ、森の奥にひっそりと建つ一軒の古い屋敷に引っ越してくる。そこはかつて、消息不明のアーサー・スパイダーウィック大叔父やその娘である叔母のルシンダが住んでいた。
しかしこの屋敷に着くとすぐに次々と不思議な現象が起きる。そしてジャレッドたちは壁の中に隠されていたリフトを見つける。ジャレッドはそれに乗って屋根裏部屋へと行き、〝決して読んではいけな...... [続きを読む]
受信: 2008年5月10日 (土) 16時51分
» スパイダーウィックの謎 [映画鑑賞★日記・・・]
【THE SPIDERWICK CHRONICLES】吹替版2008/04/26公開(04/26鑑賞)製作国:アメリカ監督:マーク・ウォーターズ原作:ホリー・ブラック(作)『スパイダーウィック家の謎』(文渓堂刊) トニー・ディテルリッジ(絵)出演:フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、...... [続きを読む]
受信: 2008年5月10日 (土) 22時11分
» 正統ファンタジー「スパイダーウィックの謎」 [再出発日記]
監督:マーク・ウォーターズ出演:フレディ・ハイモア,サラ・ボルガー,メアリー・ルイーズ・パーカー,ニック・ノルティ看病から開放されて半年振りにレイトショーを観にいった。ところが今は特別見たい映画がない。ノラネコさんが案外高い評価をつけていたので、それに...... [続きを読む]
受信: 2008年5月11日 (日) 18時33分
» スパイダーウィックの謎 [Lovely Cinema]
JUGEMテーマ:映画館でみました!
監督:マーク・ウォーターズ
出演:フレディ・ハイモア(サイモン/ジャレット)
サラ・ボルジャー(マロリー)
メアリー・ルイーズ・パーカー(ヘレン)
ニック・ノルティ(マルガラス)
ジョーン・プロウライト(ルシンダ叔母)
デヴィッド・ストラザーン(アーサー・スパイダーウィック)
はちみつ、おいしぃーっ!
[:ペン:]予告メモ
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
ジョージルーカス... [続きを読む]
受信: 2008年5月11日 (日) 20時21分
» 「スパイダーウィックの謎」(2008) [choroねえさんの「シネマ・ノート」]
{{{:
出演:フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、メアリー=ルイーズ・パーカー
ニック・ノルティ、ジョーン・プロウライト、デヴィッド・ストラザーン
声の出演:セス・ローゲン、マーティン・ショート
監督:マーク・ウォーターズ
原作:ホリー・ブラック(作) 『スパイダーウィック家の謎』(文渓堂刊)
トニー・ディテルリッジ(絵)
脚本:キャリー・カークパトリック、デヴィッド・バレンバウム、ジョン・セイルズ
音楽:ジェームズ・ホーナー
原..... [続きを読む]
受信: 2008年5月12日 (月) 23時27分
» 『スパイダーウィックの謎』(2008) [【徒然なるままに・・・】]
両親が離婚することになり、大叔母が所有する森の中の屋敷へと越してきたマロリー、双子のジャレッドとサイモンの3人姉弟は、母親と新たな暮らしを始めることになった。屋根裏に隠された部屋でジャレッドは、封印された一冊の不思議な本を発見する。著者の名前はアーサー・スパイダーウィック、行方不明になった彼らの大叔父で、そこには「決して読んではならない」というメモが挟まれていた。しかし好奇心に駆られたジャレッドはその封印を解いてしまう。その本には空想上の産物だと思われていた様々な妖精のことが記されていたのだが、その... [続きを読む]
受信: 2008年5月18日 (日) 18時34分
» スパイダーウィックの謎 [欧風]
GW中の映画9本観まくり、4/30は、109シネマズ富谷で「あの空をおぼえてる」、[続きを読む]
受信: 2008年5月21日 (水) 21時05分
» スパイダーウィックの謎 観てきました。 [よしなしごと]
よく行く映画館のポイントサービスが大幅変更。僕にとっては年間3万円くらいの値上げです。かなりショック!と言うわけで今回はスパイダーウィックの謎です。 [続きを読む]
受信: 2008年5月25日 (日) 01時17分
» 「スパイダーウィックの謎」試写会観てきました♪ [りんたろうの☆きときと日記☆]
☆「スパイダーウィックの謎」
監督: マーク・ウォーターズ
出演:フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、メアリー=ルイーズ・パーカー、ニック・ノルティ、ジョーン・プロウライト、デヴィッド・ストラザーン
両親が離婚し、母親と共にNYから新たな生活を始めるため、森に囲まれたスパイダーウィック家の屋敷へとやって来た双子の少年ジャレッドとサイモン、そしてマロリーの3人姉弟。
ある日、人一倍好奇心旺盛なジャレッドは、屋根裏の隠し部屋からある“謎の書”を発見する。
その書には、かつてそれを記した大叔父ア... [続きを読む]
受信: 2008年5月25日 (日) 22時41分
» スパイダーウィックの謎 [りらの感想日記♪]
【スパイダーウィックの謎】 (11) ★★★☆ 2008/04/26 ストーリー 双子の兄弟ジャレッド(フレディ・ハイモア)とサイモン、そし [続きを読む]
受信: 2008年5月27日 (火) 23時05分
» スパイダーウィックの謎 [ルナのシネマ缶]
見てはいけない!と言われると
余計見たくなるのが
人間の心情ですからねぇ〜。
まして、子供なら
なおさら見たくなってしまいます。
だから、たいていの場合、
読んではいけない本は
読んでしまいますよね〜(笑)
両親が離婚して、母親と森の奥の古い屋敷に引っ越してきた
姉のマロリー(サラ・ボルジャー)と、
双子の弟ジャレッドとサイモン(フレディ・ハイモアの二役)。
ジャレッドは、この生活に納得できず、不思議な物音の謎を探るうちに
大叔父の秘密の屋根裏部屋を見つける。
そこで『... [続きを読む]
受信: 2008年6月19日 (木) 23時24分
» スパイダーウィックの謎 [caramelの映画日記]
【鑑賞】日比谷スカラ座
【日本公開日】2008年4月26日
【製作年/製作国】2008/アメリカ
【監督】マーク・ウォーターズ
【出演】フレディ・ハイモア/サラ・ボルジャー/メアリー=ルイーズ・パーカー/ニック・ノルティ/デヴィッド・ストラザーン/ジョーン・プロ...... [続きを読む]
受信: 2008年7月13日 (日) 15時55分
» ≪スパイダーウィックの謎≫ [日々のつぶやき]
監督:マーク・ウォーターズ
出演:フレディ・ハイモア、ニック・ノルティ、メアリー・ルイーズ・パーカー、サラ・ボルジャー
その世界は、すぐそこに・・・
「離婚で田舎の古い家にやってきた母親と双子の兄弟ジャレッドとサイモン、姉のマロリー。
昔大... [続きを読む]
受信: 2009年7月22日 (水) 12時22分
» 映画『スパイダーウィックの謎』(お薦め度★★★) [erabu]
監督、マーク=ウォーターズ。脚本、カーリー=カークパトリック、デヴィッド=バレン [続きを読む]
受信: 2010年2月15日 (月) 21時24分
» スパイダーウィックの謎ー吹き替え版ー [晴れたらいいね〜]
予告で、なんとな〜くピンとくるものがあって前売り券を購入していたんですよね〜。なのにだ!字幕Ver.が、吹替えにおされて小さくなっての上映。これから、移り気なアタシのために ... [続きを読む]
受信: 2011年5月 3日 (火) 00時16分
コメント
makiさん、こんばんは!
どうもココログは相性の悪いブログが多いようで、TB受け付けできなくて申し訳ないです。
僕もこちら期待度低かったので、楽しめました。
最近のファンタジーはスケールのが大きいのが多いですが、こういうのも楽しいですよね。
フレディ君はまだ子供な感じがしていますよね。
もうけっこう大人な感じですものね。
投稿: はらやん(管理人) | 2009年12月20日 (日) 21時42分
こんばんは♪
トラックバックどうもありがとうございました
何度か試したのですが、トラックバックが
どうしてもエラーを起こしてしまいますので
コメントで失礼致します
あまり期待しないでみたせいであったのか、
なかなか楽しめた作品でした
舞台が、大きく広がらず、あくまで(ほとんどが)箱庭スケールだったのがよかったのかもしれませんね
「してはいけない」といわれてそれをやらずにいられない子供がいるでしょうか(笑)
大人だって好奇心には負けてしまう…
明るくコミカルで、少し馬鹿馬鹿しい部分もあるのが好感がもてました
せっかく二役なんだから、もう少し双子の個性をはっきりしていたらもっとよかったですね
投稿: maki | 2009年12月20日 (日) 21時08分
ノラネコさん、こんばんは!
アンブリンの作品などはこういう感じのもの多かったですよね。
でも最近では珍しくなりました。
僕もファンタジーは食傷気味だったので、あまり期待していなかったのですが、思いのほかおもしろくて。
確かに宣伝はあまり力はいっていなかったですね。
壮大でなければファンタジーはおもしろくないってわけではないのですけれどね。
投稿: はらやん | 2008年5月12日 (月) 21時38分
そうそう、「この本読むべからず」なんて読んでくれって言ってるようなものですよね(笑
まあお約束なんですけど、こういう寓話的な展開の小さなファンタジーて最近少ない気がしていました。
80年代は沢山あったのに。
壮大な異世界ファンタジーには観客がもはや食傷気味だと思うので、この映画ももうちょっと上手く宣伝してほしかったですね。
子供の頃に見たら大いに楽しめる良いファミリー映画だと思うんですけどね。
投稿: ノラネコ | 2008年5月12日 (月) 00時28分
ひろちゃんさん、こんばんは!
こちら、けっこう楽しい作品でしたよね!
今年のGWの映画はいまいちなのが多い中、一番良かったかも。
おとぎ話にあるような禁忌は、人間の無意識のうちの自身への戒めが表れているような気がします。
この作品のジャレッドや、スパイダーウィック氏もそうでしたが、しっぺ返しをくらいそうになってから、気づくものなんですよね。
でもそれに対して、なんとかしようとするのも人間なんですよね。
投稿: はらやん(管理人) | 2008年5月 5日 (月) 21時47分
こんにちは^^
私もファンタジー作品には食傷気味でしたが
フレディ君が主演と言うことで観に行ってきました。
スケールの大きな作品ではなかったのですが
楽しく観る事ができました^^
確かに、見てはいけない、開いてはいけないとか
やってはいけないと言われるとかえって逆のことを
したくなるのが好奇心を持っている人間の行動かも
しれません。とは言え、すべての人間が好奇心に負けて
しまうわけではないのですが・・・
>人間が無神経にルールを破ってしまうようになったら、
本作のようにきのこのサークルを突破されて大きなしっぺ返しを受けてしまうかもしれません。
そうですね・・・ただ、最近のニュースとか見て
いると、大きなしっぺ返しをそのうちに受けるような
気がしちゃいます(ーー;)
投稿: ひろちゃん | 2008年5月 5日 (月) 13時46分