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2008年5月 6日 (火)

「ステルス」 快楽的なスピード感

先日観た「NEXT -ネクスト-」がいまいちな出来だったのでがっかりしてしまったのですが、唯一よかったのはジェシカ・ビールが出ていたところ。
セクシーな方で、けっこう好きな女優さんだったりします。
ということで、思い出したようにジェシカ・ビールが出演している「ステルス」をDVDで観賞です。

あんまり世間的には評判はよくない本作ですが、僕は好きだったりします。
ストーリー的には細かなツッコミを入れる余地はかなりあるのは承知しているのですが、そのマイナスを補うほどの航空アクションシーンがお気に入りなんです。
この映画の航空シーンは最近のSFXのメカニックアクションでよくあるような、グルグルとカメラが動くいかにもCGで作りましたというのとは違うんですよね。
あくまでもありそうなリアルさ加減にこだわっている気がします。
例えば何気ない空母への着艦シーンなども、”タロン”という架空の戦闘機なのですからCGであるはずなのですが、このあたりがとても自然。
「トップガン」などの実際の海軍機F14を撮影したのとあまり変わらないリアルさ加減がとてもカッコいい。
空中戦や地上攻撃のシーン等でも、カメラのブレ、ピンぼけ、フレームアウト等を再現したCGが、ほんとに空中撮影をしているような感じが出ています。
また、リアルさだけでを追いかけているのではなく、「スターウォーズ」を思い出させる”エディ”とのドックファイトや、無人空中補給船(空飛ぶセルフガソリンスタンドですね)のシーン等は、映画的に迫力のある魅せる画作りになっていて、これも観ていて引き込まれます。
これらの航空シーンがBGMのロックにのって描かれることによるスピード感は、かなり快楽的でもあります。
突っ走るスピード感というのはなんだか本能的に興奮を呼び起こすものですよね。
ジェシカ・ビールのいやらしすぎないセクシーさ(ストーリーとはあまり関係ない水着姿あり)だったり、航空アクションの激しいスピード感が、オトコの興奮を誘うのでしょうか、この映画は観終わって、いい映画を観たというのとは違う、満足感みたいなものを感じたりするんですよね。

ジェシカ・ビール出演「NEXT -ネクスト-」の記事はこちら→

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コメント

SOARさん、こんばんは!
はじめまして!

ストーリーはよくあるパターンなのですが、航空シーンはとてもいいですよね!
>実機の空撮映像よりリアルに見える
発艦・着艦シーンなどは痺れます。
お話があれなんで、映画としてでなく航空シーンだけつないで観たくなるくらいですよー。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年5月 7日 (水) 23時39分

はじめまして。いつもTBありがとうございます。
とかく酷評されがちな本作ですが、航空機の映像表現に関してはここ最近の映画の中では掛け値なしにトップクラスだと思ってます。
実機の空撮映像よりリアルに見える・・・まあそれはおかしいんですけど、そんな感じなんですよね。
劇場で観たときものすごく得した気分になったことを思い出しました。
その当時の古い記事で恐縮ですがTBさせて頂きます!

投稿: SOAR | 2008年5月 6日 (火) 20時13分

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