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2008年5月 3日 (土)

「カンフーくん」 子供が見る目はそれほど低くない

先週観た「少林少女」があまりな出来だったので、こっちはどうかなと比べてみたくなり「カンフーくん」を観てきました。
こちらの小田監督の作品「笑う大天使」はあまりおもしろいとは思わなかったので、スルーするつもりだったのですけれど・・・。

期待もあまりしていなかったので、がっかり度合いは「少林少女」ほどではなかったのですが、おもしろいというわけではありません。
シネカノンで上映しているので、大人が観てもそこそこ満足できる作品かと思いきや、かなり低年齢層向けに作っているんですね。
子供ターゲットのため、ストーリーはとてもオーソドックスで単純なので、大人が観て満足というのにはちょっと厳しい。
もう少し「カンフーくん」のアクションが観れたら満足できたのかもしれなかったですが、それほどでもなく。
劇場にはお子様連れも何組かいらっしゃいましたが、つまらなかったのか途中で出て行ってしまう家族や、眠そうだった子も・・・。
「電王」のときとはえらい違いです。
あからさまに子供向けに作った映画というのは、実は子供から観てもつまらなかったりするんですよね。
大人が「キミたちはこのくらいでしょ」と大人目線で作ってたりするのは、けっこう子供はわかったりするものだと思うんです。
この映画、そういうところがあったのではないでしょうか。
子供が見る目はそれほど低くないと思います。

小田一生監督作品「笑う大天使」の記事はこちら→

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コメント

ノルウェーまだ〜むさん、こんにちは!

最近の子供たちのこの映画の受け止め方はどうなのでしょうね。
僕が観た劇場ではいまいちな感じでした。
子供たちでも普通にジャッキーの昔のカンフー映画でも楽しめたりしそうな気がします。
「少林少女」はがっかりでした・・・。
僕もけっこう期待して観に行ったのですが、チャウ・シンチーのオリジナルには遠く及びませんでした。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年5月 6日 (火) 07時10分

こんにちは~
大人目線の子供向け映画っていうのは、なるほどそうかもしれませんね。
最近の子供は目も肥えていますからね~
様々な突っ込みどころは、それがどうも、子供には気にならないみたいですが…
「少林少女」はがっかりなのですか?期待していたのに…

投稿: ノルウェーまだ~む | 2008年5月 5日 (月) 16時19分

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