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2008年5月10日 (土)

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」 すべては自分の成功のために

主人公ダニエル・プレインヴューは劇中の中でこう語っています。
「自分は競争心が強い」
彼にとっては自分がすべて。
彼は周りの存在、モノでも人でも、それはすべて自分の成功のための道具ととらえている節があります。
愛する息子であっても。
彼が息子を愛していなかったとは思わない。
息子が油井の火事に巻き込まれた時、必死に助けようとしたのはやはり愛していたからだと思います。
けれども彼の愛というのは、その前提として自分の味方であり、自分にとって役に立つだろうという意識があった上でのものだと想像できます。
息子H.W.が聴覚を失った時、心配し看病する気持ちは本物だったでしょう。
けれどもその障害が治る見込みがつかず、後継者となりえないとわかり、彼にとって重荷となったとき、彼は愛していた息子ですら遠ざけてしまいます。
彼にとって息子でさえも、役に立つか立たないかということが、愛を超えてしまうのです。
息子がダニエルの元に戻ってきた時、彼は喜びますが、彼は聞こえぬ息子に対して言葉で話します。
H.W.の妻となる女性は彼の幼なじみですが、結婚式のシーンでは手話でお互いに会話をしています。
これはほんの1シーンなのですが重要で、H.W.の妻は彼とコミュニケートするために手話を学んだとうかがえます。
それは彼を愛するがゆえの気持ちからだと思われます。
けれどもそれに対して、しばらく後のシーンでダニエルとH.W.が対立するシーンがありますが、そこではダニエルは息子に対して、手話の通訳を介して激論します。
つまり彼は手話を扱えないわけです。
息子が聴覚を失って十年以上はたっているというのに。
ダニエルにとっては手話を学ぶ必要性を感じなかったということでしょう。
H.W.は彼の成功にとってはもう重要な存在ではなくなってしまっていたから。
愛する存在であれば、彼とコミュニケートするために、彼の妻と同じように手話を学びたくなるのが自然な気持ちだと思いますが、彼はそのような気にはならなかった。
ダニエルにとっては、愛するということよりも、やはり自分の成功というものが重要だったのでしょう。
息子は役に立たない存在から、敵になるかもしれない存在になるかもしれないとわかったとき、激しくダニエルは怒ります。
ここからも彼は自分の成功、利益という視点でしか物事を見れない人物だとわかります。

劇中、ダニエルと激しく対立する人物が新興宗教の伝導師イーライ。
二人が対立するのは、似た者同士であったからだと思います。
ダニエルは俗世間の物質的な世界での成功を目指していました。
イーライは人の心的世界での支配を目指していました。
どちらも自分の成功には手段を選ばない激しい気質を持っています。
だからこそ彼らはお互いに憎み合っていたのでしょう。
彼らがどれだけ成功への妄執があったかというのは、憎んでいる相手に対して頭を下げることすら成功のためには厭わないという行動からも窺えます。

老いてダニエルは大きな邸宅に住み、富も名声も手に入れたように思います。
けれどもそこには愛するものは存在せず、たった一人だけ。
憎んでいる相手を、足下にひれふせさせた時、彼の心には満足感があったかと思います。
けれどもその後、彼は何を感じて生きていくのでしょうか。
彼は死すとき満足して死ねるのでしょうか。

さすがダニエル・デイ=ルイスはアカデミー主演男優賞を受賞しただけあって、もの凄い存在感があります。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」も迫力ありましたが、彼は他の俳優には真似ができないほどの圧倒的な存在感がありますね。

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コメント

jazzyoba0083さん、こんばんは!

お褒めの言葉いただきましてありがとうございます。
本作は観た時、けっこう衝撃を受けて考えたので、つらつらと書いてしまいました。
こちら観た後に同じ監督の「マグノリア」を観ましたが、こちらも同じように人間の深い部分を描いている傑作でした。
なかなか深くて、観るのにもエネルギーがいりますけれども(笑)。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年5月31日 (日) 18時56分

はらやんさん、連続コメント失礼します。
はらやんさんの感想、いいですねえ。とても勉強に
なります。特にメアリーは手話を覚え、ダニエルは
覚えない。なんて自己中心な人間なんだろう!(怒)
結局ダニエルは自分を中心に地球は回り、周囲の人間は
そのための踏み台しかない、でも、当たり前の反動と
して、彼を愛する人、信じる人は誰もいない。それが
人生でいいのか!と問うているようですね。
深い読み、恐れ入りました。また勉強させて頂きます。

投稿: jazzyoba0083 | 2009年5月31日 (日) 18時28分

michiさん、こんばんは!

そうですよね、プレインビューとイーライはお互いの中に同じものを見ていたのでしょうね。
二人とも自分が成功するためには手段を選ばないということを自覚し、相手にもそれを感じたのでしょう。
けれど成功したとしてもそれが幸せな生き方かどうかわからないですが・・・。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年12月 8日 (月) 23時13分

TBありがとうございました。

私も、プレインビューがイーライに冷たく、
酷い仕打ちばかりしていたのは
彼に自分の姿を重ね、同属嫌悪らしきものを感じていたのだと思いました。
そして、何に対しても、誰に対しても根本的に損得勘定があると、
“満足”することはないんだろうなと
プレインビューを観ていて思いました。

投稿: michi | 2008年12月 8日 (月) 01時37分

なななさん、こんにちは!

ダニエルは望んでいたものを手にしたけれど、それが幸せだったかどうかは、わからないですね・・・。
満足できたと思っているかもしれないし、あのあと空しくなるのかもしれないし・・・。
そのあたりを観る側に余白として残しているのも、この映画が深いところかもしれません。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年5月18日 (日) 15時01分

コブタさん、こんにちは!

>プレインヴューの中で描く親子関係、家族関係しか求めていないんですよね
そうですね、彼は自分と同じように考える息子が欲しかったから、あんなに一生懸命に育てていたのかもしれません。
でもそれが望めなくなったと彼が思った時、彼の中で息子はいなくなったも同然だったのでしょうね。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年5月17日 (土) 18時17分

スワロさん、こんにちは!
寒かったり、暑かったり、気温が変わるので、風邪をひく一歩手前です・・・。

ダニエルという人は愛情がないわけではないと思うんですよね。
でも、それが自分の成功というものと競合したとき、彼は間違いなく成功の方を選んでしまう人間なんだと思います。
彼がむかえた晩年を、彼自身が満足しているかどうかは、描かれていませんでしたが、これは受け手によっていろいろ考えられるという余地を残したということかもしれません。

投稿: はらやん | 2008年5月17日 (土) 07時29分

はらやんさん♪
お返事遅くなってしまってすみません。

それまでの過程からダニエルは息子を少なからずも愛していたと思っていたので、私も息子と手話で話さないダニエルに「あれ?」と思いました。
それはダニエルが息子に対する気持ちが最大限に表されていたんですね!納得です。
でも少しは彼も最終的には寂しかったんじゃないのかなーって思うのです。
あの呑んだくれの姿は、彼が望んだものだけどあれでよかったのかなって思いました。

投稿: ななな | 2008年5月16日 (金) 11時54分

オリーブリーさん、こんばんは!

考えれば考えるほど、この映画は深いですね。
たぶんダニエルも息子に愛情はなかったわけではないと思います。
ただ愛情というのはあるかないかとどっちかいうものではない感じがしていて、ダニエルにとっては愛情よりも自分に成功に役に立つか立たないかということのほうが優先順位が高くなってしまっているということだと感じました。
だからダニエル自身にとって敵ではない状態であれば、彼はその人を愛するのではないかと思いました。

投稿: はらやん | 2008年5月14日 (水) 22時24分

こんにちは!
手話、私もなんで覚えないの?と思いましたが、私の父になんか似たところがあるんですよね。
彼にとっての愛というのは、一般とはかなり違うものですよね。
プレインヴューって孤独を愛するようで、実はとても孤独には弱い、かといって自分から他者に歩みよるという事の出来ない不器用な男に見えました。
またプレインヴューの中で描く親子関係、家族関係しか求めていないんですよね。
それが狂うと拒絶してしまう。
彼が愛していた息子というのは、無心にプレインヴューを愛しそして自分と同じ言葉で語り合える存在で、聴覚を失った段階で彼の息子ではなくなってしまったという感じなのでしょうね~

投稿: コブタです! | 2008年5月14日 (水) 08時24分

はらやんさん、こんばんは!
昨日今日とありえなくらいの寒さでしたね。
今日、思わず出先でカーディガンを買いました・・・

>彼の愛というのは、その前提として自分の味方であり、
>自分にとって役に立つだろうという意識があった上でのものだと想像できます
なるほど。
ダニエルは口数が少なく、物語の進め方も説明が少なくかなり客観性を保っていたので
この作品からダニエルという人物を完全に把握するのは難解ですね。
公式サイトなどには「ダニエルは人間嫌い」と
バシっと書かれてしまっており、そういう節は作品からうかがえますが
そう断定してしまうにはあまりにも簡単すぎる気がしてしまって。
たしかに手話を覚えないダニエルからH・Wに対する無関心が伺えましたが
それでも独りぼっちになったダニエルが酒におぼれた姿を見たら
愛情の施し方を知らなかっただけじゃないか・・・
と思いたいのはスワロのエゴかな・・・(苦笑)

投稿: swallow tail | 2008年5月13日 (火) 19時41分

ノラネコさん、こんばんは!

ポール・ダノも凄い演技でしたよね。
僕は初めて観た俳優さんでしたが、ダニエル・デイ=ルイスの存在感に負けないくらいの熱演。
ダニエルがイーライに一度負け、膝をついたとき。
そしてイーライがダニエルに助けを乞うとき。
二人が対決するその場面は、鬼気迫るという言葉がふさわしかったように思えました。
こういう重いテイストの映画にここまで引き込まれるとは思わなかったです。

投稿: はらやん | 2008年5月12日 (月) 20時54分

はらやんさん、こんばんは。
TB、ありがとうございました。
FCからココログさんへTBが送れない状況なので、
こちらだけで失礼します。

>彼の愛というのは、その前提として自分の味方であり、自分にとって役に立つだろうという意識があった上でのものだと想像できます。

この映画を観て少しもやもやとしていたものが、
はらやんさんの記事を読ませて頂き晴れたような気がします。
確かに、ダニエルは最後まで手話を学ばなかったようで、
親であれば必ず頑張って習得するだろうにと思ったら、
実はそんな経緯があったとは、
何とも残念と言うか悲しいと言うか、、、
それでもせめて彼なりの愛はあったと、まだ思ってあげたいのですが(苦笑)

投稿: オリーブリー | 2008年5月12日 (月) 19時27分

ダニエルはある意味究極のジコチューなんでしょうね。
決して友達にはなりたくないタイプだけど、ビジネス的な利害が一致したら凄く頼りになるかも。
ダニエル・デイ=ルイスに注目が集まりがちですけど、イーライのポール・ダノも相当に凄い。
圧巻の演技合戦でした。
物語的には神学的な要素が多く見られて、私は実は「2001年宇宙の旅」をずっと連想してました。

投稿: ノラネコ | 2008年5月12日 (月) 00時25分

えいさん、こんばんは!

H.W.が戻ってきたところから、大人になるところは、ダニエルという人物をとらえるにはけっこうポイントだなと思いました。
ダニエルとH.W.の対決のところで、ダニエルが放った言葉は本心だと思います。
彼にとっては息子ですら、自分の前に立ちはだかる存在になった時、敵になるんでしょう。
彼の生き様が強烈で、決して善人とは言えないですが、なにかその人物に引き込まれました。
ダニエル・デイ=ルイスは、主演男優賞にふさわしい演技だったと思います。

投稿: はらやん | 2008年5月11日 (日) 20時17分

こんにちは。

なるほど。手話がキーワードですね。
そこに言及されたレビューは初めて拝見しました。

これからもよろしくお願いします。

投稿: えい | 2008年5月11日 (日) 19時51分

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作品情報 タイトル:ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 制作:2007年・アメリカ 監督:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:ダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ、ケヴィン・J・オコナー、キアラン・ハインズ、ディロン・フレイジャー あらすじ: 石油ブームに沸く20世紀初頭のカリフォルニア。鉱山労働者のプレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、石油が沸く源泉があるという情報を耳にする。息子(ディロン・フリーシャー)とともに石油採掘事業に乗り出したプレインビューは、異様なまでの欲望で富と権力を手にしていく... [続きを読む]

受信: 2011年7月27日 (水) 09時04分

» ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [象のロケット]
一攫千金を夢見るダニエル・プレインビューは山師の石油屋。 相棒は幼い一人息子H.W.。 ある青年の情報で、石油を掘り当て、莫大な財産を手にするが…。 アメリカン・ドリームの闇をえぐる、ヒューマン大河ドラマ。 ≪欲望と言う名の黒い血が、彼を<怪物>に変えていく…。≫... [続きを読む]

受信: 2011年8月17日 (水) 21時43分

» ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [rambling rose]
PTA監督、デイ=ルイス主演の話題作を観て来ました。が・・(感想UP) [続きを読む]

受信: 2013年3月16日 (土) 21時45分

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