本 「浅見光彦殺人事件」
ミステリー小説初心者の頃、読みやすかったのでいろいろ内田康夫氏の浅見光彦シリーズはいろいろ読みました。
いわゆるご当地もののミステリーが多いので、テレビの2時間ドラマによくなっていますよね。
ミステリーとしては読みやすい分、あっと驚くことがないので、段々もの足りなくなってあまり読まなくなってしまいました。
その中でもずっとタイトルが気になっていたのが、本作「浅見光彦殺人事件」。
いつもと違う趣向かと気になりつつも、いろいろ他のこのシリーズを読んでからの方が驚きも多かろうとずっと後回しにしていました。
で、読み始めたのですが、最初の方でこのタイトルの意味合い、トリックなども察しがついてしまいます・・・。
結果も予想通りで・・・。
やっぱりもの足りない感じはするんですよね。
このシリーズは、ミステリー初心者のための入門か、出張の際の車内で気軽に読めるといった感じに向いているのかも。
ミステリーをいろいろ読んでいる方は満足できないかもしれないです。
浅見光彦シリーズ「秋田殺人事件」の記事はこちら→
「浅見光彦殺人事件」内田康夫著 角川書店 文庫 ISBN4-160727-2
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