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2008年2月16日 (土)

「L change the WorLd」 もっと頭を使ってほしい

「デスノート」からのスピンオフ企画で探偵”L”の最後の23日間を描く作品です。
「デスノート」は原作からファンで、映画もなかなかいい出来だと思っているので、本作も楽しみにしていました。
特に彼以外は考えられないほどハマり役となった松山ケンイチさんの”L”が主人公ということで期待度もあがっていました。
けれどもその期待は見事に裏切られたという感じを受けます。
出来としてはかなり悲惨なものだったと言わざるをえません(僕の中では「デビルマン」級と言ってもいい)。
そしてそのために「デスノート」という作品(L篇までの原作と映画)の良さというものを再確認できたとも言えます。

本作は「デスノート」でも人気のあったキャラクター”L”を主人公にした作品です。
「デスノート」のもう一人の主役、夜神月は前作で死に、「キラ事件」も解決しているため、本作に登場させることはできません。
よって”L”だけの一人主人公となるのは仕方がないことと制作者は判断したのだと思いますが、これが間違いだったのかもしれません。
”L”は奇妙キテレツな行動をとる変人ではあるけれど、その頭脳は常人離れしており、そして常識にとらわれない自由な発想を繰り広げられる人物です。
そうでなければ”死神”が関わる事件など解決できようもありません。
けれどもその”常人離れ”した思考力というのは、彼と同等レベルの登場人物がいることにより、その凄さというのが際立っていたのだということがわかります。
その相手が前作までの夜神月でした。
読者や観客が及びもつかないような先の先まで読み切り、天才同士が相手の手を読もうとする頭脳戦が「デスノート」の魅力の一つであったわけです。
けれども本作では月がいなくなり、一人主人公となった”L”がその才能を競い合う相手は登場しません。
役柄として本作でそれが期待されているのは”K”であるのでしょうが、彼女の仕掛ける事件はあまりに杜撰で場当たり的であるため、”L”の天才的な頭脳が際立つような場面はなかったように思えます。
また”K”(そしてその周りの素人くさいテロリストたち)が事件を起こす理由も、非常に偏ったものの見方によるため、まるで共感性はありません。
夜神月も極端で偏ったものの見方をする人物でありましたが、その天才性、そして世の中が結果として良くなるのなら支配されてもいいと思ってしまいそうな庶民の心理みたいなものをとりこんでいたところが恐ろしくもあり、新しくもありました。
そのような悪魔的な才能がある月がいたからこそ、”L”は輝けたのだと言えます。
それに対し”K”というキャラクターはあまりにもお粗末な人物像であり、”L”の相手役にしては役足らずと言っていいでしょう。

もう一つ「デスノート」の魅力だったのは、あり得ないルールに従った論理の組み立てのおもしろさでした。
基本的にミステリーというのは、現実としての制約(空間的、時間的)に基づき、それの常識を覆すようなトリックや仕掛けで、非常識なことを起こすというところにおもしろさがあります。
「デスノート」では通常の常識に加え、そこに新たに「死神のノート」に規定された、常識の制約とそして拡張が施されました。
そのルールは物語の当初はまだわからず、ルールが見えないところでの推理の組み立てというのは展開されます。
”L”の凄さというのは、常人が必ず縛られる常識(死神などいない、文字で人の名前を書いたら人が死ぬなんてありえない等)でさえ、論理的に説明ができればそれを疑うことができるという能力です。
常識さえ疑える能力というのが”L”の最大の力と言っていいでしょう。
それが本作ではまるで活かされていない。
恐ろしいバイオテロが相手とはいえ、それらはすべて常識の範囲内で繰り広げられる事件です。
”L”が走ったなどというのが本作では話題になっていますが、そんな肉体労働をせず頭脳のみで解決するのが彼の魅力なのです。
映画としてはありきたりな事件を本作の中心に据えたのは、”L”にふさわしい事件を制作者側が考えつかなかったという気がしてなりません。
”当たる”のが見えているキャラクターを手に入れたために、安易なアイデアで止まってしまった感じがします。
制作者にはもっと頭を使ってほしかった。

脚本的にもあげれば数えきれないほどの破綻や安易さがあったように思えます。
例えばワクチンを開発する博士が、愛娘をワクチン(またはウィルス)をもたせるようなことをするのか?とか一研究員(K)がテレビのワイドショーでウィルスの保菌者を実名で探すように言うなんてことがあるわけがないとか。
あまりの適当さにだんだんと脱力していきました。

本作は”L”という希有なキャラクターを見つけてしまった制作サイドが、そのキャラクターの魅力の本質をつかむことなく、二匹目の泥鰌を狙い制作してしまった映画という感じがしてなりません。
表面的なキャラクター人気に頼った作品作りは、ファンに裏切られたという感じを与え、その作品ブランドを傷つけてしまうが故に、結果的には制作サイドにもメリットはないように思います。
ハリウッド映画が安易なもの作りによりレベルの低下が問われている中、好調であった邦画もこのような安易な作品作りを続ければ、また観客の劇場離れを招くような危惧があるように思えます。

「DEATH NOTE デスノート <前編>」の記事はこちら→
「デスノート the Last name」の記事はこちら→

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コメント

シムウナさん、こんばんは!

こちらの作品は「DEATH NOTE」の魅力とは何かということを、制作者サイドが前作との違いを出そうとするばかりに見失っていた気がしますね。
息が詰まるような頭脳戦ではなく、ただのホラー映画のようになってしまっていたのが残念です。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年11月 9日 (日) 21時50分

TB有難うございました。
今回の映画は、Lの別の素顔を見せようと
苦心していました。個人的には最強の
知能犯との頭脳戦を期待していたので
がっかりでした。
”ニア”の名前が出たときは驚きましたけど。
「砂時計」ドラマ版のヒロインを演じた佐藤めぐみ
さんの悪役ぶりに・・・ショックでした(笑)
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!

投稿: シムウナ | 2008年11月 9日 (日) 16時33分

コブタさん、こんばんは!

制作者側の「二匹目の泥鰌」的な考え方が見えてしまい、がっかりしてしまいました。
スピンオフを作るのはいいですが、作品やキャラクターに愛情を持って作っていただきたいところです。
松山さんが”L”にハマっているだけに余計に残念でした。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年3月20日 (木) 18時28分

コメントありがとうございました!
私も原作大好きだっただけに、この映画は観てかなりむかついてしまいました。

デスノートの人気のあるうちに作ってしまえーーというノリで作っただけの作品ですよね。
フジテレビ系の作った映画にありがちな、ツッコミ所満載のお馬鹿サスペンスになっていましたね。(恋人はスナイパー、踊る大捜査線と同じくらいしょうもなkったです。)
松山ケンイチさんだけだせば、いけると思ったのでしょうかね?あの奇行だけでなく天才頭脳があってこそのLなのに、、。

投稿: コブタです! | 2008年3月20日 (木) 09時42分

こたえさん、こんにちは!

僕も原作からのファンなので、ついつい思い入れが大きくなって、相当期待していった分、落胆も大きかったです。
新しい監督になって、今まで通りでない側面を出したいという気持ちはわかりますが、それは思い入れがあった上での新解釈でなければならないと思います。
そのような愛情がみじんも感じられず、ただ「違えること」だけを考えていたように思います。
その点が残念でした。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年3月18日 (火) 10時57分

はらやんさん、こんにちは!
「うんうん!」「全くその通り!」と、
はらやんさんの記事を大きく頷きながら拝読させていただきました!
私たちがLに求めているものを、製作者・脚本家・監督の3者とも理解をしていなかったとしか思えない、
せっかくのキャラを全く生かしていない映画で本当にがっかりでした…。
TBさせていただきますね。よろしくお願いします。

投稿: こたえ | 2008年3月17日 (月) 23時46分

まさみさん、こんにちは!

原作にかなり思い入れがあるもので、ついつい熱が入ってしまいました・・・(照)。
松山ケンイチの”L”は、原作ファンとしても他には考えられないほどぴったりのキャスティングだと思います。
なので、今回は余計おしい感じがしました。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年3月 1日 (土) 07時41分

すみません、はらやんさん。。
入力ミスって呼び捨てにしてしまいました(汗)

投稿: まさみ | 2008年2月25日 (月) 21時04分

はらやん、こんばんは。
す、すごく濃い記事、、読み入ってしまいました!

映画の前二作の頭脳戦は本当に高レベルでしたよね。
原作は、一巻と最終巻しか読んでないんですが
(どういう読み方だ;)
頭脳戦もさることながら個人的には結末も納得いくものでした。
このLというキャラクターの魅力をさらに引き出す為にも
全体的にもっと密なストーリー構成だったらよかったですね。。
とはいえこの映画はこの映画で、Lのセリフにやられちゃった私です(^。^*

投稿: まさみ | 2008年2月25日 (月) 21時00分

えいさん、こんばんは!

そうなんですよね、原作はどう展開するか予想もできないながらも、後から読み返すと辻褄があっているというとても巧妙な構成でした。
映画版もそのエッセンスを取り入れて、かなり上手にやっていたように感じましたが、本作はそのようなことはほとんど感じられず、残念でした。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年2月23日 (土) 23時02分

こんばんは。

>”L”にふさわしい事件を制作者側が考えつかなかった

なるほど、この映画のもの足りなさを
一言で言い表すと、
これにつきますね。

漫画の原作は、
その緻密な構成が素晴らしく。
それを越えるには、
原作者のご登場を願うしか
ないということでしょうか。

投稿: えい | 2008年2月23日 (土) 22時27分

たいむさん、こんにちは!

原作好きなもので、ついついアツく・・・(苦笑)。
Lの松山ケンイチさんは他の人は考えられないくらいのハマり役なので、お話の出来の悪さは返す返すも残念です。
安易にキャラクター人気にのって作ってしまったという感じを受けますね。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年2月23日 (土) 17時46分

ノルウェーまだ〜むさん、こんにちは!

そうですねー、Lというキャラクターの人気に頼り切った映画でしたね。
その割にLというキャラクターを活かしきれていない感じもあり残念な感じがしました。
L以外のキャラクターは、よくある典型的な性格でそのあたりも行く末が予想できて、「デスノート」という作品が持っていたどこへ話が帰着するかわからないというハラハラ感もなかったように思えました。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年2月23日 (土) 09時56分

はらやんさん、アツく語られてますねー。(気持ちはわかりますが)
>天才同士が相手の手を読もうとする頭脳戦
デスノはこれが面白かったですよね。
どっちの正義もどこか異常だったけれど、そんなことを忘れるくらいワクワクしましたし。
ライト以上の強者が登場するとは思わなかったけれど、それにしても酷かった・・・
残念なことです。折角「L」は素敵なのに。

投稿: たいむ | 2008年2月18日 (月) 17時16分

こんにちは!
こちらへもお邪魔させて頂きます。
Lのスピンオフ映画ができると発表があった時点で、予測はしていましたが、L人気だけを狙った作品は、Lのファンとしては残念でした。
大体子供に解ける問題を、なぜLは先に考えないのでしょうかね??

投稿: ノルウェーまだ~む | 2008年2月18日 (月) 15時07分

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受信: 2008年3月16日 (日) 14時38分

» L change the WorLd <ネタバレあり> [HAPPYMANIA]
L、最期の23日間。初めにちょいと デスノートのおさらいなんかがあって。Lは デスノートに自ら名前を書いた為に、23日後に死ぬねんけど今回は その23日間の間に起きた事件を解決していく話ですな。人間の手で作られた死神=ウイルス兵器  で 実験に使われた...... [続きを読む]

受信: 2008年4月 8日 (火) 05時55分

» L change the WorLd [Crescent Moon]
Lが走ります!そして、跳びます…!!Lの新たな一面が見られる事請け合いです^^彼のファンは必見ですね♪◆内容「デスノート」で夜神月=キラと緊迫の頭脳戦を繰り広げた“L”に焦点をあて、前2作では語られなかった彼の謎に迫るスピンオフ・ムービー。予測不可能な最大の....... [続きを読む]

受信: 2008年5月 2日 (金) 12時53分

» L change the WorLd みました♪ [Happy☆Lucky]
L change the WorLd みました♪ ネタばれ感想につき まだみていないかたは読まないでくださいね。 これからみにいかれる方は エンドロールがおわるまで席をたたれませんように。 L change the WorLd OFFICIAL MOVIE GUIDE (ジャンプコミックス) 大場つぐみ・小畑健 ジャンプ・コミック出版編集部 編 ... [続きを読む]

受信: 2008年6月 1日 (日) 21時53分

» 映画「L change the WorLd」 [<花>の本と映画の感想]
L change the WorLd 監督 中田秀夫 出演 松山ケンイチ, 工藤夕貴, 福田麻由子, 南原清隆, 福田響志 2008年 ¥2,480 Amazon.co.jp 「デスノート」DEATH NOTE デスノート the Last name のスピンオフ。Lは、デスノートでキラとの対決のため、自分の命... [続きを読む]

受信: 2008年10月29日 (水) 21時20分

» No.147 L change the worLd [気ままな映画生活]
「DEATH NOTE デスノート the Last name」で L(松山ケンイチ)が自分自身でノートに23日後に死ぬ・・・ と書きラストを迎えた。 空白の23日間を描くスピンオフ映画。 [続きを読む]

受信: 2008年11月 9日 (日) 16時34分

» 劇場鑑賞「LchangetheWorLd」 [日々“是”精進!]
「LchangetheWorLd」を鑑賞してきました前後編で興行収入80億円を記録した「DEATHNOTE」の探偵、Lを主人公にしたスピンオフ。「DEATHNOTEtheLastname」で、”2冊以上のデスノートに同じ名が書かれた場合、先に記されたものが優先される”というルールを利用し、夜神月...... [続きを読む]

受信: 2010年1月30日 (土) 13時28分

» L change the World [そーれりぽーと]
あまりに原作に近い“L”っぷりに、世間が映画の中身よりも松山ケンイチを評価した2006年の話題作『DEATH NOTE前編、後編』。 原作とは違う、衝撃的な後編のラストシーンから1年と3ヶ月経ち、あのラストシーンで描かれなかった“L”が死ぬまでの20日間に何が有ったのかを描く、スピンオフ作『L change the World』が公開されたので、早速観てきました。 ★★★★ 映画DEATH NOTE後編『DEATH NOTE the Last name』で、キラとLの頭脳戦に決着が付いたのは、Lが... [続きを読む]

受信: 2010年1月30日 (土) 19時29分

» 「L change the WorLd」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
今回も、何の脈絡もなく、「デスノート」のスピン・オフ企画ものをチョイスしちゃいました。 「デス〜」後に、松山ケンイチの魅力爆発・・・みたいな気もするので、 この作品もちょっと気になってはいたが、見逃してたのね。... [続きを読む]

受信: 2010年1月30日 (土) 23時24分

» L change the WorLd [mama]
2008年:日本 原作:大場つぐみ/小畑健 監督:中田秀夫 出演:松山ケンイチ、工藤夕貴、福田麻由子、南原清隆、福田響志、佐藤めぐみ、平泉成、鶴見辰吾、高嶋政伸、金井勇太、石橋蓮司、藤村俊二 キラとの壮絶な頭脳戦の末に倒れたLの「最期の23日間」。最も信頼す....... [続きを読む]

受信: 2010年1月31日 (日) 18時20分

» L change the WorLd [瑞原唯子のひとりごと]
テレビでやっていたので見てました。かなりまったりめでした。なかなか話が動かなくてもやもや…。ちょっと盛り上がりに欠けたかなぁ。意外な展開というのもなかったし。 でも教授の娘は良かった。表情とか演技とかさ。笑ったところもいいんだけど、覚悟を決めた表情とか...... [続きを読む]

受信: 2013年6月16日 (日) 14時48分

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