「燃えよドラゴン」 子供の頃観ていたら絶対マネする
何やら突然古い映画について書いておりますが・・・。
昨日「ペルセポリス」を観たのですが、主人公マルジが子供の頃、ブルース・リーに影響を受けていたのを見て(アチョーとかやってましたね)、そういえばブルース・リーの映画ってまともに観たことがないなあと思い、初めて観てみました。
子供の頃、アクション映画を観始めた時はジャッキー・チェンの時代。
ブルース・リーは既に故人でありました。
カンフーと言ったら僕にとってはジャッキーだったわけで、ブルース・リーは昔の人というイメージでした。
この映画が製作されたのは1973年、僕はまだ小学校あがる前だったわけです。
映画や漫画、アニメそしてゲームなど東西を問わず影響を受けた作品は数知れないわけで、それらの作品を通じてブルース・リーについての知識はありましたけれども、今回初体験。
ストーリーとしては香港の謎の男ハンが催す武術大会にリーが侵入し、その組織の持つ秘密を暴きだすというお話。
その後いくつも同じようなストーリーの映画が作られているので、おなじみの流れです。
映画を観ていて、なんといってもブルース・リーの形相のもの凄さ、放つオーラに圧倒されます。
ブルブルと打ち振るえ、筋肉に血管が浮き出すほどの力と気合いの入れ方。
そして繰り出される必殺の一撃。
目にも留まらぬスピードでヒュンヒュンとヌンチャクを振り回す姿、裏拳をかましてポーズを決める姿はやはりカッコいい。
敵役(最後に戦うボス、ハンなど)や周りの拳法家はそれほど上手に見えないので、余計にブルース・リーのオーラが目立ちます。
実際に截拳道の道場を開いていた武道家としての側面を持つブルース・リーですから、やはり並の人ではかないません。
リー以降ジャッキー等のトリッキーなアクション、そしてCGやワイヤーを使ったアクションを見慣れているため、この映画のアクションは今観ると全体的に地味には見えます。
それでもブルース・リーの全身から発せられるエネルギーみたいなものは感じますね。
ワイヤーアクションは誰でも華麗なアクションができるようにしましたが、やはりブルース・リーのアクションを観ると鍛え抜かれた人しか達せないところの迫力みたいなものは伝わってきます。
幾多の人に物まねをされていた、あの怪鳥声(アチョーね)とか、軽く踏むステップなどを観ると、おおっこれか!と変な感激をしてしまいました。
子供の頃に観ていたら、絶対マルジのようにマネをしていたことでしょう。
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