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2007年12月 1日 (土)

「椿三十郎(2007)」オリジナル脚本の完成度を改めて実感

世界のクロサワの代表作「椿三十郎」の森田芳光監督によるリメイクです。
黒澤明監督の「椿三十郎」を観たのはかれこれ十五年くらい前、大学生の頃でしょうか。
映画好きは高校生の頃からですが、大学生になると映画の知識などもついてきて、やはり黒澤映画を観ないわけにはいかないだろうということで、「七人の侍」「椿三十郎」「用心棒」などをビデオで見たのが初めてでしょうか。
(そういえば「七人の侍」は銀座でリバイバルをやっていたのをわざわざ観に行ったなあ)。
やはり世界的に認められ、映画史にも残る監督だけあっておもしろく見終わって満足感がありましたね。
黒澤明監督は晩年の作品よりもこのあたりの作品が好きです。

さてそういうふうに思い入れもあったので、このリメイクには期待と不安がありました。
蓋を開けてみると・・・、結構楽しめました。
一見粗野に見えるけれども、世話見のいい男、椿三十郎。
やはりこのキャラクターが魅力的です。
この男、城代の奥方にむき身と例えられるほど、腕はたつし、頭も切れる。
いつでも自由できままに生きていて、余裕を感じる男。
若侍たちが次第に彼を頼りにしていくのもわかるほど、懐が深い男。
それでいて鞘から抜けた瞬間にギラリと光る刀のような、鋭さを持っている。
男ならばこうありたいと思う、憧れる男の像の一つかもしれません。
そして他にも三十郎に「こいつは俺だ」と言わせるように切れ者の室戸半兵衛。
頼りない若侍たち、おっとりしながらも人の本質を見ている奥方。
囚われて押し入れに入れられているのにちょいちょい顔をだしてくる敵方の侍。
この作品には魅力的なキャラクターたちがたくさんいます。
オリジナルは十数年前に観た作品でしたが、リメイクを観ても久しぶりに懐かしい人々に会ったような気がしました。
演じている役者は別ですけれども、キャラクターの本質はそのまま、かなりオリジナルに忠実なリメイクだったような気がします。
たぶん脚本はオリジナルのままですよね。
(「あぶない、あぶない」とか「四十郎になっちまう」なんて台詞もそのままで嬉しい)
オープニングの脚本には菊島隆三、小国秀雄、黒澤明の名がでていましたし。
多分これは正解だったと思います。
というより変えようがなかったのかもしれません。
それだけキャラクターたちが活き活きと描かれている脚本なのでしょう。

椿三十郎を演じた織田裕二さんも良かったのではないでしょうか。
オリジナルの三船敏郎さんのイメージがとても強い中、うまく演じていたと思います。
はじめキャスティングを聞いた時は、時代劇のイメージがなかったのでうまくはまるかなあと不安になったのですけれども。
三船さんの三十郎は豪放でワイルドなイメージがあります。
ギラギラしているイメージというのでしょうか。
織田裕二さんという俳優は、器用な演技派と呼べるタイプの役者さんではないと思います。
どちらかというとどの役を演じても「織田裕二」になってしまうというか。
どの役でも「踊る大捜査線」の青島刑事みたいなんですよね。
とても前向きでまっすぐな人というような(以前一度仕事でご本人とお会いしたことありますが、普段もほんとまっすぐな人という感じでした)。
これは悪いというわけではなく、「織田裕二」という役者のスタイルになっているということなのでしょう。
今回織田裕二さんは三船三十郎をかなり意識して演じていたと思います。
いつもよりも大きく口を開け粗野な口ぶりで話す感じなどは三船さんをイメージしているのでしょう。
けれども彼の場合は「織田裕二」という色がでてしまう俳優さんです。
うまくいえないですが、オリジナル三十郎を意識しつつも現代的の「織田裕二」がでてしまう塩梅がちょうどいいバランスで、現在公開するにあたりいい具合に現代的になっていながらオリジナルのキャラクターを崩さず観やすくなっていたような気がします。
室戸のキャラクターはオリジナルの仲代達矢さんのギラギラした感じが好きだったので、豊川悦司さんだとちょっともの足りない感じも。
でも織田裕二さんとのバランスをみるとこのくらいがいいのかもしれません。
奥方を演じた中村玉緒さん、木村役の佐々木蔵之介さんもよかったですね。
キャスティングはかなり良かったのではないでしょうか。
これも脚本でキャラクターが確立しているからできたことかもしれません。
あらためてオリジナル脚本の完成度の高さを実感させられました。

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コメント

Agehaさん、こんにちは!
今年もよろしくお願いします。

オリジナルに思い入れがある人が多い中、リメイクするのはたいへんですよね。
それでも上手にやったほうではないかなと思います。
Agehaさんが書かれているように、過去の作品を観るきっかけになりますよね。
他の方のブログをみると、この作品で初めて「椿三十郎」を観たという方多いですし。
多くの人が黒澤作品に触れるきっかけになりますよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2008年1月 5日 (土) 13時37分

あけましておめでとうございます。
つたないレビューしか書けませんが
今年もよろしくお願いいたします。

まったくのコピーなら意味がない、
でも違いすぎたらミスキャストやと
非難される。
・・・なぜにこんな無謀な挑戦を
したのかがまず一番の不思議でした。

黒沢映画のすごさを思い知らされる、
過去の作品にもすばらしいのがあると、
それが日の目をみるええきっかけには
なるんでしょう、
正直織田裕二や松山ケンイチが出てなければ
まず見ない作品だったので(コラコラ)
そういう意味では人を呼び込むことはできた。
・・・でもね・・・が残るのは
どうしてなんでしょうね。
素直に面白かったよ~と言えないなにかが
ひっかかってしまいました。

投稿: Ageha | 2008年1月 4日 (金) 18時26分

風情♪さん、こんにちは!

織田さんは三船三十郎に似せようとしたのかどうかわかりませんが、やはり織田裕二さんそのものだったので、こういうアプローチはありかなと思いました。
三船敏郎さんそっくりだったら、それこそ作る意味ないですからね。
僕はけっこう楽しめました。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年12月16日 (日) 14時42分

こんにちは♪

>織田裕二
 どの役でも「踊る大捜査線」の青島刑事みたい

角川春樹曰く「当る映画なら「踊る大捜査線」の
時代劇版を撮ればいい」と言った小耳に挟んだん
で当初は?だった織田裕二のキャスティングも
春ちゃんの言葉で今では納得してます。
織田裕二は決して悪くは無かったですがオリジナ
ルや三船に思い入れがある分、やっぱり比べちゃ
いますよね♪ (゚▽゚)v

投稿: 風情♪ | 2007年12月16日 (日) 00時45分

そのまんま作るんなら、なんで作るんだろう・・・?の疑問がどうしても残ります。
あたしも15年くらい前に、黒沢のリバイバル、続けて見た覚えがあります。
「七人の侍」は絶対に外せないし、スクリーンで見れる機会もそうないだろうと、無理して言った覚えがありますが、あの時の三船よりも、三十郎の三船の方が好きだったなあ、というより、「七人の侍」は、志村喬の映画でしたかねえ。
コピー見るより、オリジナルで堪能したいですわ。

投稿: sakurai | 2007年12月11日 (火) 23時18分

ノラネコさん、こんばんは!

僕もあまり期待しないで観に行っていたのですが、思いのほかおもしろくて。
やはり脚本がいいのでしょうね。
全体的にオリジナルに忠実だったような気がしますが、最後の決闘シーンは、森田監督の独自性を出していましたね。
ここは違いを出さないといけないと思ったのでしょうねー。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年12月 9日 (日) 00時35分

意地悪に観たんですけどね~、楽しめちゃいました。
オリジナルの偉大さを改めて感じましたね。
個人的にはクライマックスの決闘シーンで見せた、森田芳光の作家魂をもっと見せてもらいたかったですけど。

投稿: ノラネコ | 2007年12月 5日 (水) 02時22分

ミチさん、こんばんは!

オリジナルが好きなので、不安もありましたが、思いのほかおもしろかったです。
他の方のブログを見てみると、オリジナル未見の方はけっこう多いですよね。
そういう方の評価は総じて高そうな感じがしました。
この作品から黒澤映画に興味を持つ人がでてくるかもしれませんね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年12月 4日 (火) 22時53分

こんばんは♪
私もついオリジナルと比較しまいました。
どうしても役者さんのカラーが出てしまいますよね。
でも、織田君はすごく頑張っていたと思います。
これをきっかけに黒澤作品を見る人が増えたら嬉しいな~と思います。

投稿: ミチ | 2007年12月 2日 (日) 22時53分

たいむさん、こんばんは!

やはりオリジナルの出演者の方がギラギラ感ありましたよね。
でも織田裕二さんも思いのほか、三十郎にあっていたような気がしました。

ココログで取り上げていただいたので、確かに今日はアクセス数多いですね。
びっくりです。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年12月 2日 (日) 22時04分

こんにちは。
昔と今だと同じ年齢でも随分と違いますよね。
やはりギラギラ感は三船・仲代には及ばずといったところ。
それは豊かな時代に生まれた世代になったからかな?って思ったりもしますw

「旬の話題ブログ」掲載おめでとうございますw
私も以前お世話になりました。突然、妙にアクセスが増えるんでビックリしちゃいますよね(^^)

投稿: たいむ | 2007年12月 2日 (日) 19時50分

@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
本ページの記事を紹介させて頂きました。
紹介記事については、「旬の話題ブログ」バックナンバーで
半年間、ご覧いただけます。
「椿三十郎」のご紹介、ありがとうございます。
通勤途中の駅に宣伝看板があり、毎日目にしていて気になっていた作品でした。
記事を拝見していたら、見に行きたくなりました!
今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

        @nifty「旬の話題ブログ」スタッフ

投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007年12月 2日 (日) 10時36分

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受信: 2007年12月 9日 (日) 08時57分

» 『椿三十郎 (2007年)』 ('07初鑑賞140・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆☆☆- (5段階評価で 4) 12月1日(土・映画の日) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 13:25の回を鑑賞。 黒澤明監督の名作が、どんな感じでリメイクされているのか興味津々でありました(^-^)... [続きを読む]

受信: 2007年12月 9日 (日) 11時47分

» 「椿三十郎」 [★Shaberiba ★]
森田芳光監督の手により時代を超えて蘇った黒澤明監督の名作『椿三十郎!!』 [続きを読む]

受信: 2007年12月 9日 (日) 18時29分

» 【2007-173】椿三十郎 [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
人気ブログランキングの順位は? 藩の不正・汚職を正すため 立ち上がった九人の若い侍が、 ”茶室の三悪人”の罠に堕ちた・・・。 絶体絶命の危機を 一人の浪人が救った。 この男、 時代を超えて生きている。 ... [続きを読む]

受信: 2007年12月 9日 (日) 18時35分

» 椿三十郎☆独り言 [黒猫のうたた寝]
織田裕二の出演作品・・・合う、合わないがあるんだけどなぁ~~~~っと・・・猫はいつも微妙なものを感じるのになぜか観にいってしまうんです、、、『椿三十郎』観てきました。ううう、、、テンポが合わないの、、、体に(爆)面白くないわけじゃない・・・とは思うのです... [続きを読む]

受信: 2007年12月 9日 (日) 23時47分

» 椿三十郎 / 映画 [あかねのたわごと☆本日記]
めちゃくちゃ久しぶりに映画を観て参りました『椿三十郎』ですSTORY: 深夜の社殿の中で、井坂伊織ら9人の侍が上役の汚職を暴き出そうと密談していた。すると、意気が上がる若侍たちの前に社殿の奥から1人の浪人が現れた。粗末な身なりに口も悪く、腹が減っていると見える。しかし、話を聞くうちに、井坂は浪人に類のない頭の切れを感じ、仲間に加わって欲しいと頼む。反対する侍もいたが、井坂は三十郎と名乗るその素浪人にえもいわれぬ魅力を感じていた…… と、いうわけで〜1ヶ月以上ぶりに映画を観てきました『椿三十郎』で... [続きを読む]

受信: 2007年12月10日 (月) 18時50分

» 『椿"織田"三十郎』 [One&Only〜STAYGREEN〜]
遡る事、1週間前(^_^;)公開2日目に森田芳光・織田裕二版『椿三十郎』観てきました。さて、リメイクっていうのは、どうしても比較されるのが、運命ですが同一脚本にて撮影したとなるとなおのことさら。黒澤明・三船敏郎版『椿三十郎』は数日前に観てたので(前の日記で書...... [続きを読む]

受信: 2007年12月10日 (月) 19時52分

» あぶない「椿三十郎」 [再出発日記]
「あぶない、あぶない」監督:森田芳光脚本:菊島隆三、小国秀雄、黒澤明出演:織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、鈴木杏、村川絵梨、佐々木蔵之介、風間杜夫、西岡徳馬、小林稔侍、中村玉緒、藤田まこと案外楽しめた、脚本がよいし役者も好演している、と言う巷の声を聞...... [続きを読む]

受信: 2007年12月11日 (火) 00時13分

» 椿三十郎 [Yuhiの読書日記+α]
黒澤明監督・三船敏郎主演の作品「椿三十郎」を森田芳光監督、織田裕二主演でリメイクしたもの。1962年の黒澤・三船版「椿三十郎」は、とても評判のいい作品と聞いていましたが、実は私は見たことがありません。 元々とても評価の高い作品をわざわざリメイクするというのは、監督や俳優さん達にとっては、結構勇気のいることではないかと思います。 オリジナルを見ていない私でも、ちょっとムボウなんじゃないかと正直思っていたくらいなのですから、そちらを見て高い評価をしていた人からすると、どう思うんだろう???とちょっと気に... [続きを読む]

受信: 2007年12月11日 (火) 00時15分

» 椿 三十郎 [迷宮映画館]
評価すべきところ・・このポスター見た中学生たちに「これ見たい」といわせたところ。 [続きを読む]

受信: 2007年12月11日 (火) 23時14分

» 椿三十郎 【監督:森田芳光】 [自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ]
オリジナルの脚本そのままです。あ、でも「お前メクラか!?」は「どこに目えつけてんだ!?」に変えさせていただきました。 [続きを読む]

受信: 2007年12月11日 (火) 23時54分

» 椿三十郎 [ケントのたそがれ劇場]
★★★  決して出来が悪いわけではない。織田裕二を初めとする全キャストも、かなり熱演していたと思う。        だがこの映画ではダメなのである。なぜいまさらこの作品のリメイクをする必要があったのか。キムタク主演の『武士の一分』に触発され、どうしても時代... [続きを読む]

受信: 2007年12月12日 (水) 13時58分

» 「椿三十郎」脚本がいいのはあたり前だの・・・ [ももたろうサブライ]
監督 森田芳光 オリジナルの「椿三十郎」と「用心棒」を観たのは20数年前のこと。もちろん初公開から20年ほど経っていたのだけど、まったく古さを感じさせないどころか、三船敏郎演ずる三十郎は時代劇っぽくなく、とても現代的でかっこ良かった。たぶん今観ても同じ...... [続きを読む]

受信: 2007年12月12日 (水) 19時45分

» 日本人好みの典型的なヒーロー。『椿三十郎』 [水曜日のシネマ日記]
黒澤明監督の「椿三十郎」オリジナル脚本をそのままにリメイクした作品です。 [続きを読む]

受信: 2007年12月13日 (木) 23時01分

» 椿三十郎 [映画を観たよ]
オリジナルは未見です。 [続きを読む]

受信: 2007年12月15日 (土) 21時26分

» 椿三十郎 [江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽]
 日本  時代劇&アクション&サスペンス  監督:森田芳光  出演:織田裕二      豊川悦司      松山ケンイチ      佐々木蔵之介 【物語】 とある社殿の中で密議をこらす9人の若侍。彼らは、上役である次席家老・ 黒藤と国許用人・竹林の汚職を....... [続きを読む]

受信: 2007年12月16日 (日) 00時20分

» 椿三十郎 <ネタバレあり> [HAPPYMANIA]
 とっても普通でした(笑) ま、織田裕二ファンの方は必見ですな彼がとってもカッコいいので ワタクシがファンなら2回は観に行くなたまたま偶然に出会ってしまった浪人と9人の若侍。若侍達にとってはラッキーな出会いやったやろーし、(出会ってなかったら 全員斬ら...... [続きを読む]

受信: 2007年12月18日 (火) 04時17分

» 椿三十郎 [そーれりぽーと]
黒澤明監督の『椿三十郎』を、森田芳光監督が織田裕二主演でリメイク。 織田裕二主演の映画と言えば、『踊る…』以外に面白かった覚えが無いんだけど、どういう意図でややこしい俳優を使ったのか気になりまくり。 黒澤明の映画をちゃんと観た覚えが無い俺は、自称映画好き失格でしょうか。 リメイク元の知識なんてさっぱり無いまま森田芳光版『椿三十郎』を観てきました。 ★★★★ なんと、全く期待していなかったせいか意外に楽しんで観てしまった。 大根役者(小林稔侍とか…)数名も交え、全員がその役のポジションにスッポリと... [続きを読む]

受信: 2007年12月23日 (日) 20時39分

» 84『椿三十郎』を鑑賞しました。 [はっしぃの映画三昧!]
#63704;映画を鑑賞しました。#63893; 84『椿三十郎』 評価:★★★★☆ 久しぶりに面白い映画を観た。 黒澤脚本のままで森田芳光監督の作品です。 原作は山本周五郎の小説『日日平安』ですね。 時代劇なんだけど現代劇にも通じる内容だといわ..... [続きを読む]

受信: 2007年12月27日 (木) 17時50分

» 椿三十郎 2007年 [パフィンの生態]
森田芳光監督 2007年。黒澤明監督、三船敏郎主演の名作を 織田裕二主演でリメイク。コメディ仕立ての軽い時代劇☆☆☆ 原作を見ていないので比較することもなく楽しめた。 「織田裕二=熱い男」というイメージを良い意味で壊す映画。 口は悪いが頭の回転が早く剣の腕前が確かな浪人が若い侍たちを ひっぱっていく様子がコミカルに描かれている。 脚本はオリジナルと大体同じだそうで、森田監督はオリジナルの ユーモアを前面に打ち出しコメディ仕立ての時代劇に演出したのでは ないかしら?(オリジナルもユーモアたっぷりの... [続きを読む]

受信: 2007年12月27日 (木) 22時15分

» 椿三十郎 [to Heart]
黒澤映画不朽の名作を、オリジナルの脚本をそのままに森田芳光監督でリメイクした痛快時代劇。 監督 森田芳光 原作 山本周五郎 脚本 菊島隆三 、小国英雄 、黒澤明 音楽 大島ミチル 出演 織田裕二/豊川悦司/松山ケンイチ/鈴木杏/佐々木蔵之介/風間杜夫/西岡徳馬 /小林稔侍/中村玉緒 {/book_mov/}とある社殿の中で井坂伊織(松山ケンイチ)をはじめ、9人の若侍たちが上役である次席家老黒藤(小林稔侍)らの汚職について密談していると、椿三十郎(織田裕二)という浪人が現れる。密談を盗み聞... [続きを読む]

受信: 2007年12月28日 (金) 00時37分

» 助け人走る [CINECHANの映画感想]
313「椿三十郎」(日本)  ある夜、とある社殿で井坂伊織ら9人の若侍が上役の汚職を暴きだそうと密議を行っていた。彼らが言うには汚職の張本人は次席家老黒藤と国許用人竹林。粛清の意見書を伊織の叔父である城代家老睦田に提出するが、受け取ってもらえず、大目付の菊井は快諾したと言う。  そこへ伊織らの前に姿を現したのがよれよれの紋付袴の浪人。彼は伊織たちの話に胡散臭さを感じ、菊井が黒幕だと話す。それを聞いた9人は驚くが、すでに社殿は菊井の手の者によって囲まれていた。浪人は9人を隠し、一人社殿の...... [続きを読む]

受信: 2007年12月30日 (日) 16時55分

» 椿三十郎 [お萌えば遠くに来たもんだ!]
観てきました。 <池袋シネマサンシャイン> 監督:森田芳光 原作:山本周五郎 『日日平安』(ハルキ文庫刊) 脚本:菊島隆三 小国英雄 黒澤明 古い社の中、自藩の不正を正そうと集まった9人の若侍。城代家老の睦田に相談を持ちかけるも軽くあしらわれてしまった彼らは、大目付の菊井を頼ることに。そこへ、社の奥から一人の浪人が現れ・・・。 オリジナル未見です。 何と言ってもキャスティングが気に入りました。 トヨエツ、織田裕二はモチロンのこと、若侍達の初々しさや、マツケン、佐々木蔵之介のコミカルなア... [続きを読む]

受信: 2007年12月30日 (日) 22時28分

» 椿三十郎 07216 [猫姫じゃ]
椿三十郎 2007年   森田芳光 監督  角川春樹 制作総指揮  大島ミチル 音楽  菊島隆三、小国英雄、黒澤明 脚本  山本周五郎 原作(日日平安 Peaceful Days)織田裕二 豊川悦司 松山ケンイチ 林剛史 一太郎 中村玉緒 藤田まこと 小林....... [続きを読む]

受信: 2007年12月31日 (月) 23時40分

» 椿 三十郎 [いろいろと]
1962年黒澤明監督の傑作時代劇のリメイク版 12月1日より公開中  出演 織田 [続きを読む]

受信: 2008年1月 2日 (水) 22時19分

» 椿三十郎 [ネタバレ映画館]
城代家老睦田(藤田まこと)の夫人は白木万里がいいと思う・・・ [続きを読む]

受信: 2008年1月 3日 (木) 19時04分

» やっぱりちょっと貫禄不足?~「椿三十郎」~ [ペパーミントの魔術師]
角川映画いうたら、コレの前にも 「蒼き狼~地果て海尽きるまで~」をブログで取り上げて そのときも、反町さんがんばってるんやけど このキャスティングは荷が重すぎたんちゃうかって 書いたんですが。 う~ん、織田裕二が”五十郎”くらいになったら また違うのかもしれんけ..... [続きを読む]

受信: 2008年1月 4日 (金) 18時29分

» 椿三十郎 [いとし・こいし]
12月1日 @TOHOシネマズ西新井 松ケン大好きの中一の娘と初日鑑賞。初日で映画の日なのにあまり人は入っておらず子供料金で入場してると思われるのはウチの娘のみ。かと云って年配層も少なめなのでどのくらいの年齢のターゲットにしてるのかな?と見回してま... [続きを読む]

受信: 2008年12月 2日 (火) 23時46分

» 椿三十郎 [ぶるこのひとこと映画感想記]
黒澤監督版は未見なのですが、多分、脚本や音楽等はほぼ同じなのだろうな、と推察され [続きを読む]

受信: 2014年10月20日 (月) 02時07分

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