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2007年11月25日 (日)

「アフロサムライ」ハイブリッド・アニメーション

映画の雑誌で、サミュエル・L・ジャクソンが絶賛しているのを読んだことがあり、さらに彼が声の出演もすることになったと聞き俄然興味がでてきて観に行ってきました。
最近注目株のGONZO製作のアニメーションです。
もともとはアメリカのテレビシリーズであったのを編集し直して、劇場版にしたようですね。

先日観た「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」は西部劇の設定を日本を舞台にして、そして全編英語というハイブリッドな作品。
「アフロサムライ」は時代劇を西部劇にもっていったというところでしょうか。
時代劇と西部劇、相性がいいんでしょうね。
刀と銃という違いはあるものの、男に力があればのし上がっていける弱肉強食の世界。
まさに下克上が行われていた日本の戦国時代、アメリカ西部開拓の無法時代はそんな時代であったので、共通点が多いのかもしれません。
最近は本作や「キル・ビル」のように今までの作品を上手にリミックスした感じの映画が多いですよ。
マネというのとも違うし、オマージュというのとも何か違う。
自分の好きなものを自分の中でぐちゃぐちゃに混ぜあわせて吐き出したという感じ。
まさにRE-MIXをしている作品というのでしょうか。
同じような作品を体験をしている人にとっては、まさに至福の映画。
そうでない人にとっては、ただのマニア映画というところでしょうか。

この作品、作画的にはスタイリッシュというところでしょうか。
パースの効いた極端な構図であったり、動きの激しいところなどはユニークではあります。
ただし既視感みたいなものもあって、ちょうど「マクロス」以降アニメーションで板野サーカスが流行っていた頃、「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」でも同じような作画を行っていたような記憶があります。
そういう意味ではそれほどの新しさはない。
どちらかというとそういうケレン味の多いカットが続くので観ていて少々疲れました。
そもそもがテレビシリーズの編集版だということなので、たぶん好評であった殺陣の部分のボリュームを多くしたということが原因だと思います。
はじめはすごいと思っていたアクションシーンもあれほど詰め込まれるとちょっと食傷気味にもなります。
もう少しドラマ部分を編集で入れ込んでもよかったのかもしれません。

「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」の記事はこちら→

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277「アフロサムライ」(日本・アメリカ)  〝一番〟のハチマキを持つものは神とされ、〝二番〟のハチマキを持つものは唯一〝一番〟と戦うことを許されていた。  幼い頃〝一番〟のハチマキを持っていた父親を惨殺されたアフロは、その相手ジャスティスに復讐を誓い、〝二番〟のハチマキを巻くアフロサムライとなっていた。軽口を叩く道連れの男ニンジャニンジャと小さな町に差し掛かり、仇敵は須弥山にいるという情報を得る。しかし、宗教集団〝無無坊主(ノンノンボウズ)〟の一味が彼を観察していた。  そんな中ボ...... [続きを読む]

受信: 2007年11月26日 (月) 00時58分

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