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2007年11月11日 (日)

「しゃべれども しゃべれども」 伝えられないもどかしさ

自分の想いを、口にするのは難しい。
たとえ口から言葉が出たとしても、それが自分の想いを100%伝えられるものではない。
伝わらないのがもどかしい。
伝えられないのがもどかしい。

ひょんなことから落語教室を始めることとなった、二ツ目の落語家今昔亭三ツ葉。
そこに通うことになったのは、伝えられないもどかしさをなんとかしたいと思う三人。
想いを言葉にすることができない無口で無愛想な女性、十河美月。
関西弁で次から次へと言葉はでてくるけれども、減らず口の絶えない少年、林原優。
ぶっきらぼうで口を開くと憎まれ口しかでない野球解説者、湯河原太一。
三人とも、自分の気持ちを人に伝えることがうまくできない不器用な人たちです。

僕自身は人と話すことが苦手な方だと思ってます。
僕を知っている人が聞くと、「ええっ?そう見えない」というでしょう。
「いつも人とよく話しているのに」と。
でもそれは生きていて人とつき合うためのスキルとして身に付いたものなんですよね。
自分としては、身近な人、大切な人であればあるほど、想いをうまく話せないというもどかしさがあります。
家族からみるとけっこう無口だと思うんですよね。
でも想いは何か表現できないと、心の中にどんどんたまっていきます。
うまく表現できないモヤモヤみたいなものがたまっていくような。
それはとてももどかしく、苦しい。
劇中、十河がそば屋で一年前のことを思い出して、ぽろりと涙をこぼすシーンがありました。
このときの彼女の気持ち、よくわかります。
心のモヤモヤを誰かに伝えたい。
けれども自分はそれをうまく言葉にすることができない。
あふれる想いは、言葉としては心をでることができず、ぽろぽろと涙としてあふれていく。
心からこぼれる想いみたいなものが伝わってきて、とても共感ができました。

最後の発表会のその場で十河が演目を「まんじゅうこわい」から「火焔太鼓」に切り替えます。
「火焔太鼓」は三ツ葉が、一門会で演じた落語。
十河がいきなり「火焔太鼓」の出だしを口にしたとき、ほろりときました。
口べたな十河は、三ツ葉への想いを言葉ではうまく表現できない代わりに、彼が一生懸命演じた演目をやることで伝えたかったのでしょう。
好きな人が好きなことを自分もやってみたい。
そんな想いだったのでしょう。
三ツ葉にも、彼女が自分のことをしっかりと観ていてくれたということが伝わったに違いありません。

世慣れてスキルとしての話し方は身に付いていくかもしれない。
そうなっても、しゃべれども、しゃべれども、うまく伝えられないもどかしさというのはずっとあるのかもしれません。
けれども伝えようとしゃべろうと思う気持ちこそが大事なのかもしれません。

平谷秀幸監督作品「やじきた道中 てれすこ」の記事はこちら→

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コメント

miyukichiさん、こんばんは!

気持ちを言葉にするのって、簡単なようで難しいですよね。
口にしても自分の気持ちそのままじゃなくなってしまいますし。
だからこそ伝えようという気もちが大事なんでしょうね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年12月16日 (日) 19時02分

 こんばんは♪
 TBどうもありがとうございました。
 お返しが遅くなっちゃって、ゴメンナサイ!

 気持ちを伝えるのって、難しいですよね。
 本当に言いたいことこそ、なかなか言えなかったり。
 はらやんさんの記事を読んでいて、
 あらためて伝えようという気持ちの大切さを
 思い出せた気がします。

投稿: miyukichi | 2007年12月16日 (日) 18時08分

こたえさん、こんにちは。

そうそう、「火焔太鼓」は不器用ながら十河が想いを伝えようとするシーンなんですよね。
彼女は今まではうまく伝わらないとおもって何も言わないとなっていたと思うのですが、それを変えたい願って話し方教室に言ったのでしょう。
そこでほんとうに伝えたい想いというのができたから、あのようにがんばれたのでしょうね。
水上バスはこの時期寒くてつらいですが、春くらいに乗ると気持ちいいですよね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年12月 1日 (土) 06時58分

お久しぶりです。
はらやんさん深い見方ですね!!
十河の「火焔太鼓」は、まさしくラブシーンなんだそうです。監督がおっしゃっていました!
私はラスト、船の上のシーンを見て、ほんわかじんわり感動しました。
ああ、誰か一緒にあの船に乗ってほしい(笑)。

投稿: こたえ | 2007年11月27日 (火) 22時00分

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