「アーサーとミニモイの不思議な国」 ジム・ヘンソンへのオマージュか?
リュック・ベンソンの久しぶりの監督作。
10本撮ったら監督はやらないと言っているようですが、そうなるとこの作品がラストになります。
リュック・ベンソン作品は「グレート・ブルー」、「ニキータ」、「レオン」と好きなものが多いのですが、最近ではハリウッドチックな大作が多くなり、それと同時にらしさが失われてきたような気がしていました。
どちらかというと今はプロデューサー業の方が楽しいのでしょうか。
公開前から話題になっていたのは、実写パートと3DCGアニメパートがあること。
実写パートは現実の人間の世界を、3DCGアニメパートはミニモイたちの世界をと、描き分けて使われています。
なんで表現を使い分けようと監督は試みたのでしょうか。
3DCGパートは「ベクシル」のようにリアルさを追求するのでもなく、ピクサー作品のようなカートゥーンでもないテイスト。
こちらに登場する小人、ミニモイ族は「ダーククリスタル」のパペットみたいですね。
ご存知の方もいると思いますが、「ダーククリスタル」は82年のファンタジー映画で全編人形(アニマトロニクス)で作られています。
全編人形の操演で映画を撮るという試みにより、結構カルトなファンをもっている映画です。
今回の作品でリュック・ベンソン監督は、ジム・ヘンソン(「ダーククリスタル」の監督で人形師)のマペットの世界を再現したかったというのが、本音なのではないかと思いました。
「ダーククリスタル」はコアなファンをつかむことはできましたが、一般受けはしなかった。
たぶんその原因の一つは、人形であるがゆえの感情移入のしにくさではなかったのでしょうか。
「ダーククリスタル」には人間が一切登場しないのです(人間っぽいクリーチャーはでますが)。
ですので、ファンタジーワールドに慣れていない人にはなかなか感情移入しにくいかもしれません。
この作品では、人形のすばらしいデザイン、そして操演の見事さもあり、人形が生命が持っているように動きます。
あえてリアルな人間を出さなかったのは、人間がでるがゆえに対比によりイキイキとしている人形が、ほんとに人形でしか見えなくなってしまうということが起こるのを防ぐためではなかったのかと思います。
その後ジム・ヘンソンがジョージ・ルーカスの製作総指揮のもと作った「ラビリンス/魔王の迷宮」では、ファンタジー世界に紛れ込んだ少女としてジェニファー・コネリー、そして悪役でデビット・ボウイが出てマペットと共演(?)しています。
これは先にあげた感情移入のしにくさを解決しようとする試みであったようにも思えます。
この作品もあまりヒットしなかったと記憶していますが(ストーリーがあまりにありきたりのため)、カルト的な人気も得ることができなかったと思います。
これは「ダーククリスタル」的な思い切りがなく、中途半端に感情移入できる人間が演じるキャラクターをファンタジー世界に挿入したためだろうかと思います。
感情移入はしやすくなったかもしれないですが、ファンタジーとしての世界観が薄くなってしまうということにも繋がったかもしれないです
人間とパペットの共演という同じような試みで成功しているのは「スターウォーズ」かもしれません。
技術の進歩を受け、リュック・ベンソンは再びジム・ヘンソンの世界を現代のパペット、3DCGとして復活しようと試みようとしているように思えます。
感情移入のしやすさの解決については、前段の人間パートで演技力のあるフレディ・ハイモア少年を起用することにより観客の気持ちを自然につかみ、人間(実写)からミニモイ(3DCG)への変換装置(望遠鏡)を使って、少年に移入した感情を3DCGキャラクターの方にも移管しているのでしょう。
このあたりの仕掛けはとても巧妙であるように思いました。
3DCGで描かれるミニモイの世界は、人形操演にはない自由度があるため、のびのびとファンタジー世界が描かれていたと思います。
そういえば冒頭描かれる戦闘シーンは「スターウォーズ」を観ている気分がしました(モスキート部隊とかが飛んでいる音は「スターウォーズ」の戦闘機にとても似ていた)。
ストーリーとしては奇をてらったところもなく安心して観ることができます(リュック・ベンソンらしさはあまり感じませんが)。
そういえば「ラビリンス/魔王の迷宮」で悪役をやっていたデビッド・ボウイが本作でも敵の親玉でした。
このあたりからもリュック・ベンソンのジム・ヘンソンへのオマージュが感じられるかも。
続編「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」の記事はこちら→
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受信: 2007年10月 2日 (火) 01時11分
» 「アーサーとミニモイの不思議な国」★★★ [JoJo気分で映画三昧!+α]
'06年製作、監督・原作・脚本・製作 : リュック・ベッソン 出演 フレディ・ハイモア、ミア・ファロウ他 声の出演 デイビッド・ボウイ、マドンナ、ロバート・デ・ニーロ他。日本語吹き替え:神木隆之介さん、戸田恵梨香さん、 えなりかずきさん他によるCGアニメ・...... [続きを読む]
受信: 2007年10月 3日 (水) 00時14分
» 映画 「アーサーとミニモイの不思議な国」 [ようこそMr.G]
映画 「アーサーとミニモイの不思議な国」 を観ました。 [続きを読む]
受信: 2007年10月 3日 (水) 13時31分
» アーサーとミニモイの不思議な国(フランス) [映画でココロの筋トレ]
Amebaの独占試写会に参加してきましたー。
ご招待ありがとうございます!
映画は「アーサーとミニモイの不思議な国」だよ。
( → 公式サイト
)
出演:神木隆之介、戸田恵梨香、えなりかずき、タカアンドトシ、Gackt
上映時間:104分
好奇心旺... [続きを読む]
受信: 2007年10月 3日 (水) 15時10分
» アーサーとミニモイの不思議な国(試写会) [カリスマ映画論]
【映画的カリスマ指数】★★★★☆ ミクロな世界のマクロな冒険!! [続きを読む]
受信: 2007年10月 3日 (水) 18時38分
» アーサーとミニモイの不思議な国・・・・・評価額1200円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
どこかで観たような世界観に、どこかで会ったようなキャラクター。
リュック・ベッソンが引退を宣言して挑んだ「アーサーとミニモイの不思議な国」は、彼としては初のCGアニメと実写の合成で描くファンタジーアドベンチャー。... [続きを読む]
受信: 2007年10月 3日 (水) 21時07分
» アーサーとミニモイの不思議な国 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
体長2ミリになった元気いっぱいのアーサーが、裏庭の地下に住むミニモイ族の仲間たちとともに大冒険を繰り広げるファンタジー大作『アーサーとミニモイの不思議な国』。
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受信: 2007年10月 4日 (木) 21時55分
» 『アーサーとミニモイの不思議な国』 試写会鑑賞 [映画な日々。読書な日々。]
クチコミネタ:Ameba 独占試写会 『アーサーとミニモイの不思議な国』 280組560名様ご招待!
アーサーは冒険を夢見る10歳の少年。4年前に失踪した冒険家のおじいさんが残してくれた数々の書物を読みふけっては、見果てぬ世界に思いを馳せる毎日。そんなある日... [続きを読む]
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【アーサーとミニモイの不思議な国(吹き替え版)】の試写会が地元ワーナーマイカルシネマ(車で約20分)でありました。6:30開場、7:00開映なので、あわてずに、仕事を終えてからいけました。★<簡単なストーリー>★∞☆∞★アーサーは10歳の誕生日をおばあ...... [続きを読む]
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予告編を見た時にあのキャラクターに感情移入できるかどうか心配だったアドベンチャー作品アーサーとミニモイの不思議な国を観てきました。 [続きを読む]
受信: 2007年10月 8日 (月) 19時03分
» 「アーサーとミニモイの不思議な国」 [ば○こう○ちの納得いかないコーナー]
実は他の作品を見るつもりで映画館に足を運んだものの、上映時間を完璧に間違えていてその日に観る事は叶わなかった。「折角来たのだから、他の作品を観よう。」と思い、上映されている作品の中から選んだのが「アーサーとミニモイの不思議な国」。この作品の知識は全く無く、唯単に「実写と3Dアニメーションの融合作品」というのが面白そうだったし、「アニメーションのキャラクターの愛らしさ」に惹かれたというのが選択の理由だった。
****************************
アーサー(フレディ・ハイモア君)は... [続きを読む]
受信: 2007年10月 9日 (火) 15時01分
» 『アーサーとミニモイの不思議な国』(2006) [【徒然なるままに・・・】]
体長わずか2ミリというミニモイ族が住む極小世界を舞台にしたファンタジー・アドベンチャーで、「10本撮ったら監督業から足を洗う」と宣言しているリュック・ベッソンが、自作の小説を実写と3DCGアニメーションを駆使して映画化した10本目の作品。
といってもパトリス・ガルシアとセリーヌ・ガルシア夫妻がTVシリーズ用に暖めていたものを、リュック・ベッソンが劇場用作品へと切り替えたということだから、小説の映画化という表現は正しくないのかも知れない。
お話そのものは他愛のないもので、これが無名の作家の手に... [続きを読む]
受信: 2007年10月14日 (日) 22時42分
» ★「アーサーとミニモイの不思議な国」 [ひらりん的映画ブログ]
今週の平日休みは、「チネチッタ川崎」で2本。
その1本目は、久々にリュック・ベッソンが監督をしたという本作。
実写と3Dアニメで作ったという本作は、何度か予告編を観てたので、ちょっと期待あり。
冒険ファンタジーは、ひらりん結構好きだからね。
... [続きを読む]
受信: 2007年10月15日 (月) 03時35分
» アーサーとミニモイの不思議な国 [ルナのシネマ缶]
リュック・ベッソンが引退を
かけて作った作品らしいですが、
フランスで思った以上に
ヒットしたらしいので、
早くも続編が作られるとか?・・・・
前回の「アンジェラ」もいまひとつ
でしたが、今回もなんとなく
いまひとつ!っといった感じでしょうか!
客の入りもいまひとつでした。
ファンタジーは、大好きなのでそれなりに楽しめたのですが、
どうしてもツメの甘さが気になってしまいました。
たとえば、ミニモイの世界には36時間しかいれないはずなのに、
人間の世界では、3日くらい経過し... [続きを読む]
受信: 2007年10月17日 (水) 00時40分
» アーサーとミニモイの不思議な国★字幕版&吹替え版 [銅版画制作の日々]
「ア〜サ〜〜」と呼ぶおばあちゃん
10月2日に字幕版、8日に吹替え版で鑑賞。場所はどちらも、MOVX京都。吹替え版は支援の仕事での鑑賞でした。二度も鑑賞できてラッキー
主演は「プロヴァンスのおくりもの」、「チャーリーとチョコレート工場」などで活躍のフレディ・ハイモア君です。何ともう15歳日本で言えば中学3年生くらいなのか?結構若くみえますね。
監督はリュック・ベッソン、実写と3Dアニメーションの合体という作品ということで、ちょっと気になっていました。何でも企画... [続きを読む]
受信: 2007年10月24日 (水) 16時09分
» アーサーとミニモイの不思議な国 [愛猫レオンとシネマな毎日]
字幕で見たかったのに、どこもやってない。
夜でさえも吹替だけ・・・
マドンナやディヴィット・ボウイやロバート・デ・ニーロの豪華版だったのに・・・
あ~~~ガッカリ!でした。
ちなみに、日本の吹替は、主人公アーサーは神木君、セレニア王女はデスノートの戸田...... [続きを読む]
受信: 2007年10月28日 (日) 23時19分
» アーサーとミニモイの不思議な国<吹き替え版> [りらの感想日記♪]
【アーサーとミニモイの不思議な国】<吹き替え版> ★★★ 2007/08/27 試写会(20)ストーリー フランスの美しい田舎町での、ある穏 [続きを読む]
受信: 2007年12月 3日 (月) 19時54分
» アーサーとミニモイの不思議な国 [ひめの映画おぼえがき]
アーサーとミニモイの不思議な国 DTSスペシャル・エディション
監督:リュック・ベッソン
出演:フレディ・ハイモア、ミア・ファロー、ペニー... [続きを読む]
受信: 2008年12月 3日 (水) 23時50分
» アーサーとミニモイの不思議な国 [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
『実写と3-Dアニメが融合した超ミラクルな ファンタジー・アドベンチャー!』
コチラの「アーサーとミニモイの不思議な国」は、実写と3-Dアニメを融合させたファンタジー・アドベンチャーです。監督は、このテの作品がちょっと意外なリュック・ベッソン監督なのですが....... [続きを読む]
受信: 2010年8月28日 (土) 09時29分
» アーサーとミニモイの不思議な国 [うふふ・映画三昧。]
おばぁちゃん(ミア・ファロー)と暮らす10歳の少年アーサー(フレディ・ハイモア)は、失踪した冒険家のおじぃちゃんによく似て、好奇心旺盛な冒険大好き少年。
ある日、家にやってきたのは電気を止めに来た電気屋さんや、取立て屋さん。
お金を払わないと、家を追い出されちゃうのだ!
アーサーは、その昔、失踪したおじぃちゃんが庭のどこかに隠したという「お宝」を探して、大事な家族とお家を守るために「ミニモイ」の国へ出かけるのだ。
そこから先はCGアニメの世界。
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受信: 2010年10月 2日 (土) 14時40分
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受信: 2010年11月15日 (月) 14時17分
コメント
エクスカリバーさん、こんばんは!
「ダーク・クリスタル」の続編作られているんですねー。
パペットなのかな?
エクスカリバーさんがおっしゃるように、この作品みたいなCGなのかもしれませんね。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年10月21日 (日) 18時52分
ジム・ヘンソンへのオマージュというのは思いつきませんでしたが、なるほど頷ける話です。
そういえば現在準備中だという『ダーク・クリスタル』の続編、こんな感じで表現されるのかも知れませんね。
投稿: エクスカリバー | 2007年10月21日 (日) 18時10分
美齢さん、こんばんは。
TB、コメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
投稿: はらやん(管理人) | 2007年10月14日 (日) 18時58分
いとっちさん、こんにちは。
この映画は吹き替えが多いですよね。
僕は数少ない英語版を観に行きました。
やはりそっちの方が感じでそうですから。
実写と3Dアニメが一つの映画の中で共存できるかちょっと不安でしたが、上手にやっていたように思えます。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年10月14日 (日) 10時54分
TBありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきました。
☆*。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・
これからもよろしくお願いします。
投稿: 美齢(めいりん) | 2007年10月 8日 (月) 06時29分
TBありがとうございます。
上手くお返しできる時とまったくダメな時とあって...
残念な事にこちらにはお返しできないようです。
吹替えでしか上映していなくて…ちょっと残念。
人間界からミニモイの世界への繋がり(望遠鏡)が
上手くできていてワタシも自然に小さくなれましたよ。
それと、
なかなかTBをお返しできない部門に勝手にリンクさせていただきました。
...良いでしょうか?
投稿: いとっち | 2007年10月 6日 (土) 18時26分
ノラネコさん、こんにちは。
リュック・ベンソンらしさというのが昔の作品はあったように思えますが、この作品はどうもまとまってしまった感じはありますよね。
自分が好きだった作品みたいのを自分でもやってみたかったということなのかもしれませんが、らしさがちょっと薄れてしまったのかもしれません。
投稿: はらやん | 2007年10月 6日 (土) 15時15分
確かにこれはヘンソンに影響されまくった作品でしょうね。
ただ、キャラクターへの感情移入の工夫を別とすれば、過去の作品から一歩も抜け出していない、どころか物語に関しては退化してるんじゃないかと思えてしまいました。
何と言うか、過去の作品のテイストをまとめて、今の技術で一本仕上げましたという感じです。
オリジナルへのリスペクトがあれば、もうちょっと丁寧に作ると思うんですよ。
投稿: ノラネコ | 2007年10月 3日 (水) 21時09分
たいむさん、こんにちは。
今回は吹き替え版の公開が多いですよね。
僕は字幕版を観てきたので、そのあたりは良かったのかな。
リュック・ベンソンが新しいことを試みようと意志は感じました。
お話はまあ普通でしたね。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年9月29日 (土) 08時04分
こんにちは。
戦闘シーンはスピード感もあり、なかなか良かったし、人形たちの動きも良いのですけど、やはり内容があれではノリきれません。
吹替えもマイナスに作用してしまい、どうにも好きなれない作品になってしまいました。
続編があるとかないとか。10作・・は同なんでしょう?
投稿: たいむ | 2007年9月28日 (金) 17時36分