「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」 ジャッキーの必死さが好き
こちらのブログで何度か書いていますが、中高生の頃ジャッキー・チェンが大好きで、この作品も劇場に観に行った記憶があります。
久しぶりにDVDで観賞しました。
シリーズ1作目「ポリス・ストーリー」はジャッキーの作品の中でも好きなものの一つです。
斜面に作られたスラムを車で激走するシーンや、ラストのデパートでのアクションシーンなどは、さすがジャッキー!という迫力でした。
シリーズ2作目である本作も見所はやはりジャッキーのアクションでしょう。
最近は落ち着いている役もやりますが、この頃のジャッキーが演じるのは、まっすぐでまず行動という熱血タイプのキャラクターが多い。
ジャッキーに限らず、最近の映画では熱血キャラは少ないので久しぶりに観るととても新鮮。
本作のチェン刑事もまさにジャッキーの典型的キャラクターですね。
この作品でも体当たりのジャッキー流アクションが見られます。
爆弾ベストを解体する場面は好きなシーンのひとつです。
ジャッキーって別段最近のいわゆるイケメンって感じはないのですが、汗をいっぱいにかきながら必死にやっているジャッキーの姿はやはりカッコよく思える。
ジャッキーは足も長くないし、それでもドタドタとがに股でしゃかりきに走る様が好きなんですよねー。
その必死さが。
最近のワイヤーを使ったアクションは余裕があって、華麗で美しいですけれど、非現実的でファンタジーな感じもします。
リアルではないので、当然なんですけど。
ジャッキー映画のアクションからは生身で自身が演じているからこそ余裕って感じは受けなくて、それこそ必死にやっているという感じが伝わってきて、観ていて力がはいります。
アクションシーンではやはりジャッキーらしく小道具を使ったユニークなアクションを堪能させてくれます。
ラストの飼料工場(?)での戦いは屋内を上下に行ったり来たりする立体的なアクションが観れます(斜面を転がってくる樽をよけるところはまるでドンキーコング)。
これらをすべて生身でやっているところがやはりジャッキーはスゴい。
コンピューターの上で作られたアクションとは一味違う迫力を味わうことができます。
たまにこういうスタントを生身で演じている昔のアクションを観るととても新鮮で、作られた映像とは異なる迫力、そして作っている人たちの心意気を感じますよね。
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