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2007年8月26日 (日)

本 「プラハを歩く」

僕はあまり外国旅行は好きではないんですよね。
便や宿をとるのが面倒で、言葉もできないですし、なんとなく躊躇してしまいます(出不精なんですね)。
けれども歴史や建築はとても好きなので、プラハのような古い街は一度観てみたいなと思ったりもします。
ああ、「どこでもドア」があればいいのに。

プラハはチェコの首都、ヴルタヴァ川沿いにあります。
この街の歴史は古く、それこそケルト人の時代までさかのぼれます。
プラハというのは戦後は共産主義だったせいもあり、それほど激しい都市開発をしていません。
また古いものを大事にするという国民性もあるのでしょうか、そのために、ロマネスクやゴシック、そしてアール・ヌーヴォー、キュビズム、そして現代建築など様々な建築様式の建物が街のそこここに残っているそうです。
本の帯にも書いてありましたが、まさに「建築博物館の街」。
著者は建築史家ということで、プラハの街の歴史を追いながら、そのようなさまざまな様式の建物を紹介してくれます。
それぞれの時代にはそれぞれの思想、そしてその時に使える技術などがあります。
それらが建物に表れているんですね。
そういうさまざまな様式が一つの街の中で観られるとは、なんて魅力的なんでしょう。
出不精を返上して、一度訪れてみようかな・・・。

「プラハを歩く」 田中充子著 岩波書店 新書 ISBN4-00-430757-0

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