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2007年5月19日 (土)

「かもめ食堂」 主義はあるけど、肩に力が入っていない生き方

フィンランドのかもめはまんまるなんですねえ。

サチエの生き方がいいですね。
マサコの台詞にありましたが、「ぼーっとしているのは難しい」。
とかく日本人は日頃「いそがしい、いそがしい」と言って生活していて、いざGWみたいに長期の休みになると暇を持て余したりしますよね(僕なんかもそうです)。
ココロに余裕のある生活に慣れていないということでしょうか。
最近は北欧のライフスタイルの人気が高まったり、スローライフという言葉も一般的になってきていますが、まだまだゆとりを楽しむ生活が染み付いていない。
サチエの生き方には焦りがない。
お客がすぐには来なくても、焦らない。
「人は変わっていくものだから」
でも、
「たぶんよく変わると思う」
サチエの生き方には、楽天的だけど成り行きまかせともちょっと違う、ある種の信念みたいなものはあるような気がします。
それがあるから焦りがないのかな。
とかく人は何をするにも理由をつけたくなるもの。
そうじゃないと動けない。
自分を納得させるために人は理由をつけたがる。
サチエは言います。
「どうしてものときはどうしても」
「やりたくないことはやらない」
主義はあるけど、肩に力は入っていない。
とても素直な生き方。
そんなふうに力まず生きるのが、一番難しいんですけれど、ね。
だから憧れてしまうのでしょう。

日本人はなんとなくイメージで北欧の人はとても質の高い生活を送っていると思っている。
でも「悲しい人は悲しいし、寂しい人は寂しい」。
人が生きるってことはどうしてもそういうことはつきまとう。
でもおいしいものを食べていると何か幸せな気分になれる。
「みんな何かを食べてないと生きていけない」
だから、
「地球最後の日にはおいしいものを食べて過ごしたい」。
おいしいものは人を幸せにするチカラがあるんですよね。
僕は食品メーカーに勤めているので、食のチカラというのを再認識もさせられました。

「やっぱり猫が好き」が好きだったので、小林聡美さんともたいまさこさんの組み合わせは嬉しかったですね。
お二人ともいい味出しています。
片桐はいりさんもお二人に上手にからんでいたと思います。
全体的になんか透明感のある映画でしたね。
映像の色合い、雰囲気もそうでしょうけれども、間の取り方などもその空気感にうまく影響を与えていたような気がします。

原作小説「かもめ食堂」の記事はこちら→

荻上直子監督「めがね」の記事はこちら→

荻上直子監督「恋は五・七・五!」の記事はこちら→

荻上直子監督「バーバー吉野」の記事はこちら→

こちらは焼肉プルコギ食堂「The 焼肉ムービー プルコギ」の記事はこちら→

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コメント

メビウスさん、こんばんは!

うん、おいしそうでしたよねー。
誰かが握ってくれたおにぎりっていうのは、また格別だったりします。
映画だからといって別に肩肘はらずに淡々と展開していく本作みたいな作品もいいですよね。
観ていてまったりできました。
そういえば「南極料理人」のおにぎりもおいしそうでした〜。

投稿: はらやん(管理人) | 2009年10月 3日 (土) 20時55分

はらやんさんこんにちは♪TB有難うございました♪

ちょっと地味な作品ですし内容もそれほど起伏に富んでいないものの、観ててどこか癒される感じがあった作品ではありますね。出てくる食事も一般の家庭とか作れそうなこれまた地味なメニューばかりでしたけど、普通のおにぎりなどが凄く美味しそうに見えたのは自分が観てた時空腹だったからという理由だけでしょうかね~?観終わった後コンビニのおにぎりが凄く食べたくなったのを思い出しちゃいましたw

投稿: メビウス | 2009年10月 2日 (金) 12時16分

奈緒子さん、こんばんは!

僕も「やっぱり猫が好き」をよく観ていました。
もたいさんって、こういうその人物の背景がわからない役、はまりますよね。
「猫」の時のお姉ちゃん役のときもそんな感じだったと思います。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年11月 7日 (水) 21時30分

映像も空気管もすごくよかったのですが、やっぱり…。
「猫が好き」ファンとしては、
室井滋の登場をどこかで期待してしまって(T_T)
小林聡美の主演はすごくよかったんだけど、
ミドリさんは違う方がやったほうがよかったかも。
あまりにもミドリと、もたいまさこがはまりすぎていたのも
ちょっと怖かったです(^_^;)

投稿: 奈緒子 | 2007年11月 5日 (月) 15時51分

なぎささん、こんばんは。

さちえさんの肩肘張っていない生き方がよかったですよね。
なかなかああいうふうには生きれないので、憧れみたいなものを持ってしまいます。
でもさちえさんは自分のやりたいことだけをやるわがままな人への思いやりもあって。
きぬさやの筋をとるってことも、おいしく食べてもらうための心配り。
そんなのが自然に感じるのがよかったなあと思います。
僕もこの映画で荻上監督が好きになり、他の作品も立て続けに観てしまいました。
他の作品もおもしろいですよ。
「めがね」も期待しちゃいますね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年7月26日 (木) 20時35分

はらやんさん こんにちは!
当方へTBくださって感謝です~♪
こちらからもとTB送信したのですが、未送信になってしまいました。
時間を置いてまたトライしてみます。

この映画は最近がんばってる邦画の中でも特に素晴らしかったです!!!
昨年は邦画No1を『フラガール』と決めましたが(勝手に)、これを観ていたら絶対こちらだったと思いましたねぇ。

>「ぼーっとしているのは難しい」。
ほんとにそうですよね。
はらやんさんのレビューにあったのと同じことを私も思ってます。

なんかこの映画に流れる空気感みたいなのが、とっても好きになりました♪

投稿: なぎさ | 2007年7月26日 (木) 08時59分

空さん、こんにちは!

そうか、サチエさんは宝くじ当てたんですねー。
この人は海外でお店開くお金はどこから?と思いました。
でも映画はそんなことなど関係なくいい雰囲気がでてましたね。
余裕をもって生きられるのはうらやましいですー。

僕も今週風邪引いてダウンしました。
熱、鼻、喉と風邪の症状オンパレードでつらかったですー

投稿: はらやん(管理人) | 2007年6月 2日 (土) 09時48分

やまさん、おはようございます。
あまり過度に飾らない北欧の家具のデザインと、サチエさんの生き方は似ている気がしますね。
しっかりと芯がはいっているけれど、世間に媚びない強さももっているような。
なかなかできそうでできないというところが、見た人に憧れを抱かせるのかもしれませんね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年6月 1日 (金) 07時01分

こんにちは!TBありがとうございました(^^)
心に余裕がある生き方をしてる人=お金がある人。
・・・なんて思ってしまいますが、原作では、サチエさんも宝くじが当たって、フィンランドに行ったんですよね。
映画ではそこらへんは描かれていませんでしたが・・・。厳格な父親のことも。
でも、サチエさんのような生き方(暮らし方)は、やっぱり憧れてしまいます★

私も「やっぱり猫が好き」は、大好きでした(今、日テレのヲタクドラマで、小林さんともたいさんがゲスト出演しているのも、いい感じデス!)♪

投稿: | 2007年5月31日 (木) 12時08分

こんにちわ、はらやんさん!

なんでも映画宣伝の人に聞くところ、
この「かもめ食堂」のヒットは、
最近の北欧家具ブーム、そして、少し
手を伸ばせば届きそうな、サチエたちの
生活が、女性のこころを捉えたところに
あると、おっしゃってました。

なるほどと思うも、サチエのあの凛とした
生き方は、男でも憧れますよね。

僕も料理関係で働いていたので、あの
食堂の描き方&カツを揚げる、切るシーン
など、色々と思い出しました。

また、宜しくお願いします。

投稿: やまさん | 2007年5月29日 (火) 03時40分

kimion20002000さん、こんにちは。

>干渉し過ぎず、遠慮し過ぎない距離
そうですね、ベタベタするのもイヤだけど、つながっていないのも何かさびしいという感覚がよく表現されていました。
ミドリさんがサチエさんに「私がいなくなったらさびしいですか?」と聞きますが、これは誰しも思っていることですよね。
そういうところにみなさんが共感したのでしょうね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年5月27日 (日) 16時59分

TBありがとう。
そうですね。冒頭のあのゆったりした湾の散歩しているシーンや丸々としたカモメや。あそこで、この映画のトーンが見事に出ていましたね。

投稿: kimion20002000 | 2007年5月27日 (日) 11時53分

サラさん、こんばんは!
TBありがとうございます。

僕の周囲で評判が良かったのですが、やっとDVDで見ました。
映画の空気感が良かったですよね。
サチエさんの生き方、潔くて憧れてしまいます。
ガッチャマンの歌は頭の中に染み付いていたので、片桐はいりさんが口ずさんでいるときいっしょに口ずさんでしまいました(笑)。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年5月22日 (火) 23時04分

こんばんは!
いつもTB頂くので、今日はワタシの方からTBさせていただきました。
光が溢れた映像が、好きでした。
あと、ガッチャマンの曲を覚えました(笑)

投稿: サラ | 2007年5月20日 (日) 23時48分

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» かもめ食堂 [Have a movie-break !]
数年前、語学も堪能で海外旅行好きな知人が、一番素敵だった国はフィンランドだと言っていたのを思い出しました。ムーミンの世界が好きだと。行ったことのない私は理由も尋ねないままに「へぇー…」と想像するばかりでしたが。冬はめっぽう寒そうな。白夜とかオーロラ...... [続きを読む]

受信: 2007年7月29日 (日) 00時54分

» かもめ食堂 [朝靄の中のにんじん畑で]
かもめ食堂価格:¥ 5,040(税込)発売日:2006-09-27 監督・脚本 [続きを読む]

受信: 2007年7月29日 (日) 01時14分

» かもめ食堂 [::: SCREEN :::]
(2005/荻上直子:監督・脚本/小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、ヤルッコ・ニエミ、タリア・マルクス、マルック・ペルトラ/102分) [続きを読む]

受信: 2007年7月29日 (日) 09時01分

» 映画『かもめ食堂』 [ルールーのお気に入り]
美味しい空気、爽やかなそよ風の中で、太陽に向かって目を瞑って瞼の裏をオレンジ色に染めながら、両手をいっぱいに広げて大きく深呼吸をして、思わず「嗚呼、気持ちい〜い」って声が出てしまうような…そんな映画です。(笑)... [続きを読む]

受信: 2007年7月31日 (火) 08時37分

» かもめ食堂 [とにかく、映画好きなもので。]
   それは、フィンランド、ヘルシンキの街中にある小さな食堂。  メインメニューはおにぎり。    サチエさん(小林聡美)は、お客さんが中々やってこない中で、一人のんびり店を構えていました。  ある日、初めてのお客さんトンミがやってくる。 ...... [続きを読む]

受信: 2007年8月30日 (木) 20時29分

» かもめ食堂 [まるっと映画話]
期待しちゃったからかな。 キャストが、かや乃姉ちゃんと、きみちゃんだったからかな。 だってアレを期待しちゃうよね(*_*) そもそも、私は、淡々とした邦画は大好きなはずなのに、 これは微妙にポイントが違ったみたい…。 微妙でもいいから、「笑い」が欲しかったんだよね..... [続きを読む]

受信: 2007年11月 5日 (月) 15時47分

» かもめ食堂 [欧風]
今月はまだ映画については書いてなかったですね~。まあ、青森に来ても映画が観られない訳ではなく、ちょっと遠いけどイオンのシネコンがあるし、片道2時間弱掛かったけど(^_^;)、[続きを読む]

受信: 2008年3月24日 (月) 18時53分

» かもめ食堂 [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
 『ハラゴシラエして歩くのだ。』  現在公開中のコチラの映画ですが、「寝ずの番」と一緒に大盛況みたいで、毎回満員御礼状態みたいですねぇ〜。どちらも立ち見まで出ているようで、先週も映画館には行ったのですが、全て満席だったので今週は早目に行って整理券番号”1...... [続きを読む]

受信: 2009年10月 2日 (金) 06時30分

» 『かもめ食堂』・・・が、近所にオープンしたら? [コナのシネマ・ホリデー]
フィンランド、ヘルシンキの街角にある小さな『かもめ食堂』。主人はサチエ。メインメニューはldquo;おにぎりrdquo;。でもお客さんがなかなかやって来ない。サチエは、ひとり食器を磨き続ける。そんなある日、ついに初めてのお客さんトンミがやって来たところから・・・。... [続きを読む]

受信: 2010年11月28日 (日) 00時53分

» かもめ食堂 [いやいやえん]
リアル友人がオススメしていたので見た。 フィンランドで食堂を営むサチエのもとガラガラの状態から徐々に満席になるまでを描いたストーリーですが、癒しをテーマにしてることはすぐわかります。料理を「人に作ってもらうから美味しい」という台詞も理解できます。だから握って作るおにぎりをメインにもってきているのかな、とも思います。おにぎりは日本のソウルフードです。確かに。 雰囲気がいい。ゆるいんだ、癒される。北欧の家具も素敵だ。 フィンランドってゆったりまったりそして優しい気がするのはなぜだろう。 不思... [続きを読む]

受信: 2012年7月 8日 (日) 19時33分

» かもめ食堂 [こんな映画見ました〜]
『かもめ食堂』---ROUKALA LOKKI---2005年(日本)監督: 荻上直子出演:小林聡美、片桐はいり 、もたいまさこ 、マルック・ペルトラデビュー作「バーバー吉野」が注目を集めた荻上直子監督の「恋は五・七・五!」に続く長編第3作目で全編フィンランドロケによ...... [続きを読む]

受信: 2013年11月11日 (月) 22時38分

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