「ミシェル・ヴァイヨン」 車好きにはたまらない
リュック・ベンソン製作のレース映画です。
リュック・ベンソンといえば、「TAXi」なども作っていますが、やっぱり車が好きなんでしょうか。
僕も自動車映画は好きなんですよね。
観ていてやっぱりアドレナリンがブンブンでてきて興奮する感じが好きで。
この映画は「ル・マン24時間耐久レース」が舞台になっています。
ご存知の方も多いかと思いますが、「ル・マン24時間耐久レース」は毎年6月に実施される、文字通り24時間を3人のドライバーで走り続けるという過酷なレースです。
ドライバーの技量・体力ももちろんですが、車自体の性能、なかでも耐久性が要求されるレースです。
自動車メーカーはこのレースで培った耐久性能などを一般自動車に応用するための研究の場と考えていたりもします(もちろんブランド力向上やイメージアップなどもあります)。
またレース会場となるル・マン市サルテ・サーキットはほとんどが一般道です。
なかでもユノディエールという直線部分は全長6キロにも及びます(あまりに危険なので、途中に減速しなくてはいけないシケインが設けられました)
以前はテレビ朝日でル・マンは放送していたのですが、最近はなかなか中継してくれないので残念です。
91年にマツダが優勝したときは感動したんですけれど。
あまり一般受けしないんでしょうねえ。
前段が長くなりましたが、映画について。
映像はなかなか迫力ありました。
コントラストの強い色合い、そして構図も凝っていたりしたので、全体的にスタイリッシュな映像です。
車載カメラを多用しているので、臨場感溢れ、まるで自分でル・マンを走っているような気分になります。
僕はPSの「グランツーリスモ」をやりこんだくちなんですが、まさに「グランツーリスモ」の映画版といった感じがしました。
(ゲームにもサルテ・サーキットが入っているんですよねー)
ストーリーについては荒さもありますが、映像を楽しめればこちらはまあいいかという感じもあります。
悪役がとてもはっきりしているので、あまり考えず楽しめるかなと思います。
きれいな人がでているなと思ったらダイアン・クルーガーでした。
女性レーサーの役でしたが、凛々しくてかっこよかったですね。
車が好きな人にはたまらない映画でしょう。
あんまり関心がない人にとっては、どうでもいい映画でしょうね(笑)。
こちらも自動車映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」の記事はこちら→
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