「サンシャイン 2057」 圧倒的な力を前に人は何を見るか
SF小説は好きなのでよく読みますが、その中でも好きなのはハードSFというジャンル。
Wikipediaによると、ハードSFというのは「科学性の極めて強い、換言すれば科学的知見および科学的論理をテーマの主眼に置いたSF作品を指す」とあります。
映画においてはSFというと、舞台が宇宙で、活劇があって、といった「スター・ウォーズ」の影響が強いスペース・オペラ(活劇)のイメージが強いですよね。
どちらかというと科学的裏付けなんてあまりないような冒険活劇ですね(これはこれで好きですが)。
そういう中では珍しく「サンシャイン 2057」はハードSF的なエッセンスが詰まった映画でした。
まずは宇宙船のデザインがまさにハードSFでした。
太陽に近づいていくため、花弁のような巨大なシールドを展開していく宇宙船。
巨大なシールドにより太陽の影響(電磁波等)を防いでいるのでしょう。
決して格好のいいデザインではない。
けれども理にかなっている。
スペース・オペラにでてくるようなただカッコいいだけのデザインでないところがSF好きには好感度大でした。
映像に関しても重厚で、最近のスピード感はあるけれども軽い感じのSF風映画とは一線を画します。
宇宙はあくまで静かで冷たい。
「2001年宇宙の旅」の宇宙空間のシーンに似たものを感じました。
劇中、宇宙服なしで宇宙船から宇宙船へ渡るシーンがあります。
宇宙というとでたらすぐ死んじゃうイメージがありますが、実はそうではないんです。
短い時間であるならば、可能なんですよね(当然息は続く間でないとダメですが)。
劇中であるように極低温の影響や、宇宙線の影響もあるので全く安全ではないのですが、可能は可能です。
前に読んだSF小説(何の作品か忘れましたが)、でやはりそのようなシーンがあったのを思い出しました。
さて映画の内容について。
近い未来、太陽は次第にその力を減じていきます。
そのため地球は冷え始め、人類は滅亡の危機を迎えます。
人類は起死回生の策として、太陽内部で核爆発を起こし、それをきっかけとして太陽を再活性化しようと計画します。
それで派遣されたのが、イカロス2号の乗組員たち。
けれどもミッション遂行の時期が近づくにつれ、乗組員は任務の重み、孤独に苛まれます。
選ばれたエリートといえど、いら立ち、逃避などが目立ち始め、次第にきしみを生じていきます。
そのあたりの逼迫感はよくでていたと思います。
自分の行動に人類の未来がかかっているという状態に極限まで追い込まれる。
そしてそういう状況にたたされた人間の前に、近づいていくため次第に大きくなっていく太陽が見える。
太陽は衰え始めたとはいえ、曝されれば人間は一瞬のうちに燃えてなくなる。
すべては灰になる、圧倒的な力を持っています。
太陽はそもそも地球に生命を芽生えさせ、育てた力。
太陽の活動がほんの少し変化しただけで人間は滅亡してしまう。
そんなパワーを目の前にした時、人間は何を思うのか。
そこに神を見るのか。
人間の無力さ、この世の無常さを感じるのか。
艦長のカネダが太陽に焼かれ死ぬとき、精神科医のサールは無線で「何が見えるのか」と問います。
カネダはそこに何を見たのでしょうか。
そしてサールも死ぬとき何を見たのでしょうか。
人間ははかない。
宇宙の大きさに比べると紙のように薄い隔壁をでただけで死んでしまう。
太陽のエネルギーの数パーセントをあびただけで死んでしまう。
なんともろいものなのか。
登場人物たちは死すとき何を思ったのか。
最もそのような無力さを感じていなかったのはキャパ、メイス、キャシーだったような気がします。
彼らが若かったということが大きいのかもしれません。
無力さを感じるにはまだ若かった。
自分の力を信じられるほど若かった。
年長の他のメンバーは太陽の圧倒的な力を前に、己の無力さを悟ってしまったのでしょう。
キャパたちは悟らなかった。
最後まであがいたという感じがしました。
後半でてくるホラー風味の登場人物はいかがなものかと思いました。
別にあんな外見にしなくてもいいのに。
あの姿によってそこらへんにあるスリラー映画のように見えてしまったのが惜しい。
全編ハードな設定で押すと一般客がついてこないのはわかりますが、このあたりは中途半端感がありました。
ダニー・ボイル監督「スラムドッグ$ミリオネア」の記事はこちら→

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満 足 度:★★★
(★×10=満点)
監 督:ダニー・ボイル
キャスト:キリアン・マーフィ
真田広之
ミシェル・ヨー
クリス・エヴァンス
ローズ・バーン
トロイ・ギャリティ 、他
■... [続きを読む]
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» サンシャイン 2057 [ぶっちゃけ…独り言?]
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受信: 2007年10月 2日 (火) 18時03分
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2007年。 FoxSearchlight. SUNSHINE.
ダニー・ボイル監督。
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受信: 2007年10月30日 (火) 07時22分
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受信: 2007年12月29日 (土) 09時17分
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2007年:アメリカ
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ、クリフ・カーティス、真田広之、ローズ・バーン、マーク・ストロング、クリス・エヴァンス、ミシェル・ヨー、トロイ・ギャリティ、ベネディクト・ウォン
50年後の未来、太陽の活動が終焉を迎えよう....... [続きを読む]
受信: 2008年1月16日 (水) 09時51分
» サンシャイン2057 [★★むらの映画鑑賞メモ★★]
作品情報
タイトル:サンシャイン2057
制作:2007年・アメリカ
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ、真田広之、ミシェル・ヨー、クリス・エヴァンス、ローズ・バーン、トロイ・ギャリティ、ベネディクト・ウォン、クリフ・カーティス
あらすじ: 50年後の近未来、太陽の消滅により地球も滅亡の危機にさらされていた。人類最後の望みを託されたのは、宇宙船イカロス2号に搭乗した船長(真田広之)や物理学者のキャパ(キリアン・マーフィ)ら男女8人のエリートたち。彼らは可能な限り太陽に接近し、太陽を再生さ... [続きを読む]
受信: 2010年8月13日 (金) 02時18分
» サンシャイン2057 [ともやの映画大好きっ!]
(原題:SUNSHINE)
【2007年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★★☆)
死滅が近づく太陽を再生するために、宇宙船に乗り込んだ8人の乗組員に降りかかる運命をスリリングに描いたSFヒューマンドラマ。
地球上の全ての生命の源である太陽の活動が終焉を迎えようとしていた。このままでは人類も死滅への一途を辿ってしまう。7年前に人類は、太陽を再生させるための核爆弾を積んだ宇宙船"イカロス1号"を打ち上げるが、イカロス1号は消息を絶ってしまう。そして16ケ月前に、各分野のエキスパートを乗せた、"イカロス... [続きを読む]
受信: 2010年8月14日 (土) 15時24分
» 「サンシャイン2057」 [ドゥル的映画鑑賞ダイアリー]
お勧め度:★★★☆☆
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
配給 : 20世紀フォックス映画
上映時間 : 108分
監督 : ダニー・ボイル
脚本 : アレックス・ガーランド
出演 : キリアン・マーフィ 、 真田広之 、 ミシェル・ヨー 、 クリス・エヴァンス 、 ローズ・バーン
あらすじ
2057年。太陽の消滅が目前に迫り、地球は滅亡の危機に瀕していた。最後の希望は宇宙船・イカロス2号に搭乗した8人のクルーたち。彼らは太陽に核兵器を打ち込むことでその再生を行うという、極限の任務... [続きを読む]
受信: 2010年8月23日 (月) 08時51分
» 【映画】サンシャイン2057 [★紅茶屋ロンド★]
<サンシャイン2057 を観ました>
原題:Sunshine
製作:2007年アメリカ
ランキング参加中
「28日後…」のダニー・ボイル監督のSFアドベンチャー。名前だけは知っていたけど、B級なのかなぁと思っていたら、全然違った!題名が…ちょっとありきたりすぎるよ。
なかなか良い作品だったので、題名で損してるかもな…。
近未来。太陽の寿命が近づいていた。太陽を失えば人類も滅亡してしまう。
再び太陽を蘇らせようと、8人の宇宙飛行士が選ばれ太陽に向かって旅立った…。果たして彼らは太陽を蘇らせ... [続きを読む]
受信: 2010年10月 1日 (金) 00時09分
» 映画『サンシャイン2057』(お薦め度★★★) [erabu]
監督、ダニー=ボイル。脚本、アレックス=ガーランド。2007年米。SFサスペンス [続きを読む]
受信: 2010年10月 3日 (日) 11時23分
» 「サンシャイン2057」(地上波) [映画鑑賞日記]
評価:★★★
ストーリー(Yahoo!映画より)
50年後の近未来、太陽の消滅により地球も滅亡の危機にさらされていた。人類最後の望みを託されたのは、
宇宙船イカロス2号に搭乗した船長(真田広之)や物理学者のキャパ(キリアン・マーフィ)ら男女8人の
エリートたち。彼ら...... [続きを読む]
受信: 2011年6月26日 (日) 17時16分
コメント
Aki.さん、こんばんは!
最後のやつは余計でしたよね.
あんなにホラーテイストにしなくても良かったのに。
それまでけっこう緊迫感あってドキドキできたんですけれどねー、惜しいです!
投稿: はらやん(管理人) | 2007年10月 5日 (金) 22時37分
こんばんは~♪TB有難う御座いました♪
こちらからのTBがどーしても反映されないのでコメントでお許し下さい(^^ゞ
この作品、途中までは結構面白かったんですけどね~!
が、やっぱり最後の奴で台無しになっちゃいましたね><
投稿: Aki. | 2007年10月 2日 (火) 18時10分
猫姫さん、こんにちは。
最近にはめずらしいハードタイプのSFでしたね。
僕もこういうの好きです。
一般受けはしないだろうなあ。
途中でホラー映画っぽくなったのは残念でした・・・。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年9月30日 (日) 07時20分
こんばんは!いつもありがとうございます!
「ハードSF的」なんですね。
最近あまり見ない、良い感じのSFでした。
でしたが、、、
モンスター、いらね、、、
投稿: 猫姫少佐現品限り | 2007年9月29日 (土) 22時43分
メビウスさん、こんばんは!
宇宙空間は酸素がない、極低温、あと気圧の問題もありますよね。
血液が沸騰してしまうと聞いたことがあります。
観ていて僕もサングラス欲しくなりました。
「バベル」のチカチカよりも厳しかったかも。
投稿: はらやん | 2007年5月16日 (水) 20時55分
はらやんさんこんばんわ♪TB有難うございました♪
宇宙と言ったら息が出来ないっていうもっともポピュラーなものを思い浮かべますが、極低温の世界でもあるって事を実は本作で初めて知っちゃったりするわけでありまして・・(^▽^;)(汗
漫画『魁!男塾!!』で江田島平八が宇宙空間をスーツも無しに泳ぐシーンがありましたけど、本作を観て『それ絶対無理やん』と今更ながら突っ込みたくなりましたw
投稿: メビウス | 2007年5月14日 (月) 02時26分
mezzotintさん、おはようございます。
クラッシックといえばクラッシックな感じあったかもしれないですね。
なんとなく「2001年宇宙の旅」や「エイリアン」などの作品が思い浮かびました。
圧倒的な太陽を目にした時の人間が自己をどうとらえるのかという哲学的なところが、僕は観ていて一番おもしろかったですねー。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年5月13日 (日) 05時13分
はらやんさんへ
こちらにもTB有難うございますm(__)m
一昔前のSF映画を思い出しました。
ちょっとクラシックぽいような・・・・。
ダニー・ボイル監督は、環境問題も
含めて製作したそうです。太陽が消滅
なんて、考えられないけど・・・。
でも近未来の地球にこんな異変が起こりうる
かもしれませんよね。
投稿: mezzotint | 2007年5月12日 (土) 23時24分
サラさん、こんばんは!
映像的にはSF好きの僕としては、結構満足しました。
後半人数が減っていくところは心理的な圧迫感ありましたね。
イカロス1号の船長さんは・・・。
僕も普通の面相でよかったと思います・・・。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年5月 7日 (月) 20時55分
TBありがとうございました。
ワタシは、よくわかんなったので、記事を読みながら「へ~そうなんだ~」状態でした。
「宇宙服なしで宇宙船から宇宙船へ渡る事が出来る」この言葉に、一番、耳がピク!(笑)
イカロス1号の艦長さんは、あんな形相ではなくて、普通の人間の面影を残してた方が、リアルでよかったと思います。
投稿: サラ | 2007年5月 6日 (日) 22時40分
由香さん、こんばんは!
ホラー風味、僕もちょっといただけない感じがしました(僕もホラー苦手なので全く見ないんですよ)。
あの登場人物出すにしても、あんな外見じゃなくてもいいのにと思いました。
それ以外のハードSF的な描き方や心理劇、哲学的なところは良かったんですけれど。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年5月 6日 (日) 18時57分
こんにちは!
TBありがとうございました。
この映画は、最初はいい雰囲気だったと思うのですが、やはり途中からホラーっぽい展開になってしまった事が残念でした。
ホラー映画が苦手な私は、泣きたくなる位怖かったし・・・
『もう一人の存在』の意味もよく分かりませんでしたし、話が中途半端になったように思えました。
投稿: 由香 | 2007年5月 6日 (日) 17時52分
rukkiaさん、こんにちは!
宇宙の情景の描き方は、最近には珍しくSFぽくいい味出してましたよね。
宇宙船のランデブーのところとか。
宇宙服は太陽が近いので宇宙線の影響が強いからあんな頑丈そうなのになっていたのかな。
僕もイカロス1号の艦長はちょっと・・・。
急激にホラーにしなくてもいいんじゃないかと。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年5月 4日 (金) 13時42分
はじめまして。こちらはミーハーな視点でみてたので、こちらのレビュー、大変参考になりました。
>無力さを感じるにはまだ若かった。
なるほど、そう考えられますね。
あの最後の人がとても謎だったのです。
年長者ほど、というのは納得です。 > でもあれはいまいち…
投稿: rukkia | 2007年5月 4日 (金) 08時35分