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2007年3月10日 (土)

本 「ジャズの名盤入門」

映画についてはいろいろブログで書けるくらいには思い入れや知識もあるのですが、音楽はあまり詳しくはありません。
というよりあまり積極的に聞く感じではありませんでした。
けれども、昨年あたりからは「のだめ」の影響も合ったりしてクラッシックを聞くようになり、なかなか良いなあと思うようになりました。
やはり食わず嫌いはいけないと思い、今度はジャズでも聞いてみようかと思い立ちました。
でも、ジャズってとっつきにくい感じありませんか?
どこから聞いていったらいいのかよくわからないということで、入門本を購入してみました。

ですが、やはり読んでみただけじゃわからないですねえ(苦笑)。
こういうものは聞いてみないと。
いくつかiTunesで調べて聞いてみたりしたのですが、同じジャズというカテゴリーでも思いのほか違うものだと改めて思いました。
いくつか聞いてみると自分の好みなどもなんとなくわかってきました。
この本では定番のジャズアルバムを丁寧に解説しているので、調べるにしてもあたりをつけるには便利かもしれません。

本を読んで感心したのは、50枚ものアルバムを解説する著者のボキャブラリの豊富さ。
聞いてみなければわからない音楽を、言葉だけで一枚一枚のアルバムを解説するのはたいへんですよね。
ワインの味を言葉だけで表現するソムリエのようにさまざまな比喩を使って、それぞれのアルバムを表現しています。
僕もブログで映画のことを書いていて、時折自分のボキャブラリのなさにもどかしさを覚えるのですが、こういう本を参考にすればもっと上手に伝えられるのかもしれませんねえ。

「ジャズの名盤入門」 中山康樹著 講談社 新書 ISBN4-06-149808-8

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