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2007年3月18日 (日)

本 「図書館危機」

有川浩さんの「図書館戦争」シリーズの第三弾です。
次の巻で完結なんですね。
前巻ではどちらかというと主人公よりもまわりのキャラクターのお話に寄っていましたが、今回は主人公郁に中心がもどります。
あこがれの王子様の正体がわかり、恋を自覚した郁はどうなるのか・・・。
ジュブナイルっぽい甘酸っぱさはこのシリーズの継続トーンですね。
有川さんはご自分であとがきで、ベタ甘とこの作品と評していますが、僕もこういうのは好きです。
中高校生の頃読んだジュブナイルものみたいで。
なにかコバルト文庫の新井素子さんの作品のような気もします。
ぶっきらぼうな憧れの人に頭をくしゃくしゃされる絵というのは、「星へ行く船」の多一郎とあゆみの感じに似ているような気がします。
なんかちょっと甘酸っぱくて、こそばゆくなる感じいいです。
あまりこういう小説ないので、たまにはこういうのも気軽に読めてハッピーになれるのでいいですね。

図書館戦争シリーズ「図書館内乱」の記事はこちら→ 図書館戦争シリーズ「図書館革命」の記事はこちら→ 図書館戦争シリーズ「別冊 図書館戦争Ⅰ」の記事はこちら→ 図書館戦争シリーズ「別冊 図書館戦争Ⅱ」の記事はこちら→ アニメ版「図書館戦争」の記事はこちら→

「図書館危機」 有川浩著 メディアワークス ハードカバー ISBN4-8402-3774-1

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» 「図書館危機」有川浩 [日々のつぶやき]
図書館シリーズ第三弾! いや~すごく面白くなってきましたよ~すっかりハマッております。 王子様の正体を知ってしまった郁、堂上の様子を伺いつつ冷静に振舞おうとする郁ですが・・ 今回好きだったのは昇進試験。 手塚の弱みも知り、郁の特技も披露でき、微... [続きを読む]

受信: 2008年10月27日 (月) 14時57分

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受信: 2011年5月 2日 (月) 22時22分

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