「僕は妹に恋をする」 たぶん若い子たちは共感できるんですよね・・・
昨日の映画「それでも僕はやってない」から「ボク」つながりでこの映画を観てきました。
新宿武蔵野館初回9:00からでしたが、けっこう人は入っていました。
ほとんど女性でしたが、松本潤さん目的でしょうか。
かくいう僕は榮倉奈々さん見たさでしたが(おいおい)。
原作の漫画は600万部を越えるヒット作とのこと。
頼と郁の双子の兄妹が魅かれ合い、悩み、傷ついていく、決して報われない恋を描いています。
大人気の少女漫画ということですが、双子の兄妹の恋の話に僕はちょっとというか、ほとんど感情移入できず、ついていけませんでした。
頼の親友であり、郁に恋をしている矢野くんが、頼に向かって「自分の気持ちに素直になれよ」と言ってましたが、それでいいのかと思ったりして。
郁の恋のライバルである友華の「兄妹なのに、やっぱ変だよ」という台詞の方がそうだよねと頷いたり。
女性だったらそのあたりはスッと入れるのでしょうか。
後の席の方で、ぐしゅぐしゅ泣いているような気配があったので、そう思ったりしました。
たぶん若い子たちは共感できるんですよね・・・。
やっぱり僕には無理でした。
切なさや葛藤を描こうとしているのか、台詞と台詞の間、芝居と芝居の間が開き過ぎている印象を受けました。
また長回しやカメラもフィックスな感じで淡々としていたと思います。
感情移入できていると気にならないのかもしれませんが、ちょっと退屈な感じでした。
主演の松本潤さんはきれいな顔立ちとは思いましたが、感情を抑えている役なので、演技がうまいという感じはうけませんでしたね。
榮倉奈々さんはかわいらしかったですが、どうしてもシリアスな役なので、明るい笑顔があまり見れなかったのが、残念なところでしょうか。
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コメント
BCさん、こんばんは!
確かに劇場で観たとき、恋に恋する年頃の女の子が多かったですねー。
そうか、榮倉さんって朝の連ドラ出演ですか、知らなかった。
そうなるとこれからブレイクするかもですね。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年8月25日 (土) 23時27分
はらやんさん、こんばんは☆
トラックバックありがとうございます。(*^-^*
こちらからも何度かトラックバック打ったのですが、届かなかったようです。m(_ _)m
恋に恋するタイプの女の子に受けるタイプの物語のように私は思いました。
(女の子って、こういう“禁断の愛”への憧れを心の片隅に秘めていたりするから・・・。)
榮倉奈々は健気で純粋な可愛らしさがあって、演技が自然な印象でした。(*^-^*
来年の朝ドラに主演するそうですね。
将来性のある女優さんですね♪
投稿: BC | 2007年8月25日 (土) 19時48分
kossyさん>
>なんだか若者たちの現実逃避傾向を表してたのでしょうか、こんな映画に共感してたら引きこもり傾向も続きそうな。
そうですねー。自分が好きだからいいというだけではすまないことも多いので、この自分の気持ちに素直がいいっていうところだけ共感されても、まずいですよね。
この映画、若い人はどう思うのかな。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年2月 3日 (土) 22時02分
俺もまったく共感できずに・・・
小松彩夏ちゃんだけに助けを求めてしまいそうに。
なんだか若者たちの現実逃避傾向を表してたのでしょうか、こんな映画に共感してたら引きこもり傾向も続きそうな。
投稿: kossy | 2007年2月 3日 (土) 19時22分
八ちゃんさん>
原作は少女コミックということで当然のことながら読んでいないのですが、けっこうテイストは違うようですね。
題材が題材なので、マジメにリアルにやると日活(古い!)みたくなっちゃうかもしれなかったので、さわやかにまとめたのはよかったかと。
矢野くんはあまりに非現実的できれいごとな台詞を発するので、僕もちょっとひきました。
「自分に素直になれよ」
それって矢野くん、君のことだよ。
投稿: はらやん(管理人) | 2007年1月30日 (火) 23時29分
こんにちは~TB飛ばさせていただきます~
>かくいう僕は榮倉奈々さん見たさでしたが…
もちろん、自分もそうでした(汗
若い人の間でも評価二分しているみたいですね
原作のイメージを大切にするか、映画という枠の中での表現を大切にするか…
どっちつかずだったような気がするのですが…
投稿: 八ちゃん | 2007年1月30日 (火) 06時36分