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2007年1月 8日 (月)

「王の男」 ひとりの人間として見てもらえない息苦しさ

タイトルにある「王」とは朝鮮王朝第10代国王燕山君(ヨンサングン)のこと。
朝鮮半島の歴史の中でも名だたる暴君であったと言われています。
けれどもこの作品の中ではヨンサングンは残酷な振る舞いはしますが、それだけの暴君としては描かれていません。

始め王は玉座に座り無表情で登場します。
その表情には宮廷で行われていることすべてに関して無関心であるようにも感じます。
それは宦官などの官僚、良王であった先代の威光、様々な宮廷の取り決めにより、王という立場である自分が縛られ何もできないことにあきらめてしまっているようにも見えます。
しかしチャンセンとコンギルと芸人一座の、王自身を風刺する劇を見ることにより、表情に笑いが戻ってきます。
それまでの無表情とは異なった、子供のような笑い。
王の周りに居る人々は、ヨンサングンをヨンサングン個人として見ているのではなく、国政を行うためのシステムの一部として見ています。
ですので、王がこうしたいと言ったことも官僚たちは無下に却下していきます。
彼らにとっては自分たちの行いを認めてくれるだけの王がいてくれればいいのです。
そういう中、芸人たちは自分を一人の人としてとらえ、嘲った。
人としてとらえてもらったことが王にとっては嬉しかったのかもしれません。

またコンギルはその美貌のためトラブルに巻き込まれることも多く、兄貴分であるチャンセンの庇護下にずっとありました。
コンギルはチャンセンを慕い、チャンセンもコンギルを大切に思っていたのでしょう。
しかしチャンセンの思いは自分自身を犠牲にする深いもので、それが時としてコンギルにとっては縛りのようにも感じるようなこともあります。
守ってもらえている安心感、信頼感をチャンセンに持ちつつも、束縛されている感じをぬぐい去れません。
チャンセンはもしかするとコンギルを自分だけで所有したいという思いだけだったのかもしれません。

そんなコンギルは王と出会ったとき、同じ束縛された人間の思いを感じたのかもしれません。
また王もコンギルといっしょにいる時だけ、自分自身を解放し、自分らしくいられるということがあり、彼を近くに置きたかったのでしょう。

重臣たちも、そしてチャンセンも二人が一人の人間として考え感じる存在であることを気付きません。
システムの一部、また愛の対象としてだけ、自分の都合によってでしか相手をとらえていません。
それが王とコンギルが感じている息苦しさだったのかもしれません。

結局周囲の人々はそんな二人の気持ちをわかることなく、最後に悲劇が起こります。
劇中では描かれていませんが、あのクーデターのあとヨンサングンは廃主されたということです。

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コメント

rainさん>

>妙にヨンサングンが一番感情移入しやすいキャラクターでした。
そうですね、僕もそう感じました。
rainさんの記事を読んで、あ、同じように感じた方がいるだなと嬉しくなりました。

また寄らせていただきます。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年1月30日 (火) 23時05分

TBありがとうございました。

暴君といわれたヨンサングンですが、本作では孤独で自分という人間を認めてもらうことの出来ない空しさや苦悩を抱えた一人の弱い人間に描かれていた事に惹かれました。

投稿: rain | 2007年1月30日 (火) 01時34分

Yu-さん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。

韓国の歴史は疎かったので、暴君ヨンサングンの存在も全く知りませんでした。
書いていらっしゃるように、ヨンサングンをただの暴君と描かなかったのが、韓国の人々には新鮮に写ってヒットしたのかもしれませんね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年1月24日 (水) 21時31分

TBありがとうございました。
ブログを読ませていただきながら、映画のシーンを思い起こし二度三度と楽しませていただいています。

投稿: Yu- | 2007年1月22日 (月) 20時25分

hyoutan2005さん>

「マリー・アントワネット」を昨日観に行き、「大奥」「王の男」と今月は宮廷コスプレもの続きです(笑)。
韓国の歴史はあまり詳しくなかったのですが、十分楽しめました。(チャングムは観てなかったのです)
ヨンサングンは暴君として有名だったのですね。
イ・ジュンギさんを見ていて、僕も松田龍平さんを思い浮かべました。
まさに傾国の美女という感じでしたねー。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年1月21日 (日) 16時53分

はらやんさん、こんにちは。
今日は無事にTBできました。(笑
チャングムの誓い完全版が始まったので、この映画との関連を楽しんでいるところです。

ところで、私のブログの名称を少しだけ変えました。大した違いはありませんが。(笑
http://blog.goo.ne.jp/hyoutan2005/e/332887382d31acf0a15b91f89381e61d
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: hyoutan2005 | 2007年1月21日 (日) 15時28分

へーゼル☆ナッツさん>

>チャンセンは、「自分は他の男と違う」って思いながらも
>コンギルをやっぱり独占したかったんでしょう。
僕もそう思います。
コンギルを守ることがチャンセンのアイデンティティだったのかもしれません。
そういう意味ではチャンセンがコンギルに依存したのでしょうね。
あ、これは「鉄コン筋クリート」のクロとシロの関係にも似てますね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年1月20日 (土) 08時34分

きららさん>

僕はチャングムを観てなかったので、韓国宮廷ドラマは初めて観ました。
内容はイメージしていたものと違っていたのですが、楽しめました。
僕は王の描かれ方が興味深く観てました。
冷酷な面と、子供のような面が同居している王に、祭り上げられている孤独感のようなものを感じました。
韓国の映画もいろいろタイプがあっておもしろいですね。

投稿: はらやん(管理人) | 2007年1月20日 (土) 06時54分

はらやんさん、こんにちは(^^)
TBありがとうございました☆
私も「コンギルは王と出会ったとき、同じ束縛された人間の思いを感じたのかもしれません」
これに同感です。自分と似たようなところを見たのでしょうね。
それにチャンセンは、「自分は他の男と違う」って思いながらも
コンギルをやっぱり独占したかったんでしょう。
暴君というには、映画にはあまりその表現はなかったですね。
TBもらいます♪

投稿: へーゼル☆ナッツ | 2007年1月19日 (金) 11時16分

TBありがとうございました!
こちらからうまく貼れないみたいなのでコメントで失礼しますね。

この作品、もともと期待していたのですが、
かなり見ごたえあって、すっごい集中してみちゃいました。
先日「チャングムの誓い」再放送で、ヨンサングンもちゃんと確認できました☆

またよろしくお願いします♪

投稿: きらら | 2007年1月18日 (木) 21時20分

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