「魁!!クロマティ高校 THE MOVIE」 ボケキャラ全員集合!
昨日の「デスノート」に引き続き、漫画原作映画ということで(?)本日は「魁!!クロマティ高校」を観賞です。
最近、映画や小説を評価するときに「キャラ立ち」がいいなんてことを言いますが、この映画、「キャラ立ちまくり」です(もちろんいい意味で!)。
というよりストーリーはほとんど皆無、キャラクターのアクの強さで押し切ってます(当然いい意味で!!)。
ほとんど全員がボケキャラで、誰もつっこまない。
ボケキャラたちが勝手をやっていくので、当然、話はどんどんズレていくわけです。
そのズレていく流れに、身をまかせてしまうともうたまりません。
何も考えずに「もう私をこのままどこかへ連れて行って」という感じで、ある意味、カイカン。
それではクロ高をどこかへ連れて行ってしまう、ボケキャラたちのご紹介デス。
まずは一応主人公らしい神山くん役の須賀貴匡さん。
「仮面ライダー龍騎」で主役をやっていた二枚目さんですが、端正な顔なのにひたすらボケまくり。
いいことをしていると思っている勘違いクンで、どんどん話をかき回していってしまいます。
一見普通の人っぽいので、濃いキャラの連発にひいてしまいそうな初めての方でも「クロマティ高校」ワールドに入りやすい入り口となってます。
僕は原作読んでいないのですが、映画オリジナルのキャラクターということで、この設定が効いているなと思いました。
あとお気に入りはフレディ役の渡辺裕之さん。
わざわざカラーコンタクトまで入れるほどで、フレディな感じでてます(ほとんどセリフないのに)。
存在自体がおかしい。
あとはマスク・ド・竹野内の板尾創路さんも良い味でした。
この作品ではキャラクターのモノローグが多いのですが、これがやたらおもしろい。
ナンセンスな笑いに拍車をかけてる感じがします。
山口雄大監督の作品はこれが初めてだったのですが、セリフや動作に微妙な間があるんですね。
その間がなんとなくナンセンスに気づく合図というか、きっかけだったりして、僕は笑いのツボにはまりやすかったです。
後半はあのゴリとラーも出演。
高山善廣さん演じる竹野内豊をボスと呼んで連れて行ってしまいますが、これは似ているからでしょうか?
それだったら途中に出てきた松崎しげるさんの方が、ゴリに似ていたような・・・。
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