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2006年11月 3日 (金)

本 「日本の戦争力」

ちょうど1年くらい前に出版された本です。
テレビのニュース番組でよく見かける軍事アナリスト小川和久さんの著書です。

戦後の教育のたまものか、僕などはなんとなく軍隊は持つべきものではないと考えてたりします。
ただし、何か有事があった場合、日本はどうするのか。
有事がなくても平和を維持するためにどうしていかなければいいのか。
それにきちんと自分で答えられる気がしないのも事実です。

この本では平和というものを実現し、日本の国益を守るためになにをすべきかというのを理路整然と論じています。
これが非常にわかりやすい。
多くの日本人というのは戦争というものにアレルギーがあり、そもそも戦争に関する知識を得ること自体がやましいことな気がしているでしょう。
気持ち的には戦争反対と思いますが、何故と問われると説明できる人は少ないと思います。

自衛隊イラク派遣問題、北朝鮮問題、日米同盟問題・・・、ニュースなどではこのような問題はよく論じられていているように思えますが、考えてみるとなぜ問題なのか、本質的な課題はどこにあるのかという点については、自分でもよくわからないことが多いです。

この本では外交関係、軍隊の仕組み、平和を維持するためまたは戦争をするためのシステムなどがわかりやすく解説されています。
平和や戦争の仕組み、本質がわかるようになると、ややもすると感情論や主義論みたいなことで表面上の良い悪いしか語られない平和・軍事の課題についてどう考えるべきかわかるようになってくるような気がしました。
外交や軍事・平和についての考え方は極めてロジカルだという気がします。

政治家や官僚も平和や戦争問題について丁寧に説明することを避けているように思えます。
わざと表面上の説明しかしてないような気もします。
僕たちは丁寧な説明を求めなくてはいけないでしょうし、説明があったとしてもそれを理解できる知識も持たなくてはいけません。
平和や戦争のシステムやルールを皆が理解するようになれば、単純な感情論での表面的な議論ではなくなっていくのではと思いました。
そのためにあるレベルの平和や戦争の知識を持つことは、大切なのではないかと思います。
日本の周辺も騒がしくなってきている昨今、見て見ぬ振りを続けるのは難しくなってきているような気がします。

「日本の戦争力」 小川和久・坂本衛著 アスコム ソフトカバー ISBN4-7762-0212-3

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