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2006年9月18日 (月)

本 「大山倍達、世界制覇の道」

大山倍達とは極真会館の設立者である。
なかなかピンとこない人は「空手バカ一代」のモデルになった人と言えばわかるだろうか。
かくいう僕も「空手バカ一代」も読んだことはないし、空手とは縁のない生活をおくっている。
ただかなりバイタリティ溢れる人だということはなんとなく知っていた。

この本は彼自身が書いた自叙伝だ。
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどで各地の格闘家との戦った日々を書き綴っている。
戦う相手はカポエラ、中国拳法などを使う格闘家たち。
まさに今流行の異種格闘技戦を戦後すぐに実践していたのだ。

この本では大山のバイタリティが随所に感じられる。
20代大山は山ごもり修行を敢行する。
山ごもり!
昭和の時代に山ごもりに真面目にとりくむ奴がいるのか。
孤独に負け、山を下りたくならないよう、眉毛を片方剃るというエピソードも出てくる。
本気かよ、と思うのであるが、本気なのである。
山を下りたら、牛と対決し、一撃で倒す。
マジかよ、と思うのであるが、マジなのである。
本気に空手にかけているのである。
その想いはひしひしと感じる。
まさに「空手バカ」。
ただ、自分の思うことにひたすらバカになれるのは、誰でもおいそれとできることではない。

極真空手は戦後、多いに発展し、世界にもひろがった。
当然、極真の強さというのもワールドワイドな拡大に寄与していると思うが、大山という創始者の人間的魅力に負うことも多いのだろうと思った。

「大山倍達、世界制覇への道」 大山倍達著 角川書店 文庫 ISBN4-04-362701-7

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